2003.08.01

【後発品に関する意識調査】その3 「後発品(商品名)の処方せんを受け付けたことがある」は95.5%

 日経ドラッグインフォメーションとMedWaveが5月に実施した「後発品に関する意識調査」の結果を報告する。保険薬局の開設者または保険薬局への勤務薬剤師を対象に実施したもので、厚生労働省が後発品の使用促進策を打ち出して以来、後発品の使用に対して、現場の薬剤師がどのように受け止め、実際にどのように対応しているのかを尋ねた。調査期間は5月9日から22日。調査協力者は242人だった。

 調査では、実際に後発品(商品名)の処方せんを受け付けたことがあるかどうか尋ねた。その結果、「ある」と答えた人が231人(95.5%)で圧倒的に多く、「ない」は10人(4.1%)に過ぎなかった(図1)。

 次に、受け付けたことがあると回答した231人に、「受け付けた処方せんに書かれた後発品の備蓄がなかった場合の基本的な対応」を尋ねた。

 「卸や近隣薬局、備蓄センターから取り寄せる」が73.6%で最も多く、処方に忠実であろうとする基本姿勢が強くうかがえた。これは、「処方医に照会し、先発品に処方変更してもらう」が12.1%、「処方医に照会し、備蓄のある別の後発品に処方変更してもらう」が4.8%だった点からも指摘できる。一方で、「当該後発品の備蓄がある薬局を紹介する」は1.7%と少なかった(図2)。



 調査では、最近導入された「一般名の処方せん」の普及の度合いをみるため、一般名の処方せんを受け付けたことがあるかどうかも尋ねた。

 その結果、「ある」が43.0%、「ない」が56.2%で、普及率は50%に迫る勢いにあった(図3)。(三和護)



■ 関連トピックス ■
◆ 2003.7.31 後発品に関する意識調査】その2
使用量の多い薬剤の後発品、「処方元の医師・医療機関が採用すれば備蓄する」と回答した人が73.6%

◆ 2003.7.30 後発品に関する意識調査】その1
後発品の使用を「積極的に推進すべき」と回答した薬剤師は27.3%

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 医師・医学生の不祥事報道を目にする度に… 東謙二の「“虎”の病院経営日記」 FBシェア数:29
  2. 「102歳Asystole」に思うこと 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:222
  3. 医師免許を失う以外はたいしたリスクじゃない 鈴木裕介の「キャリア迷子」に捧げる処方箋 FBシェア数:0
  4. 麻疹集団感染、医療機関の受診者からも陽性者 パンデミックに挑む:トピックス FBシェア数:237
  5. 子どもにとってトイレやうんちは諸刃の剣 田中由佳里の「ハラワタの診かた」 FBシェア数:56
  6. 若年者のピロリ菌スクリーニング検査は簡便な尿中抗… 学会トピック◎第13回日本消化管学会総会学術集会 FBシェア数:2
  7. インフルエンザ脳症が58例に、6人死亡 インフルエンザ診療Next:トピックス FBシェア数:385
  8. 初訪問で患者が激怒!そのワケは? 新井翔の「I love 在宅」 FBシェア数:79
  9. 「怒鳴る」「注意できない」管理者の結末 太田加世の「看護マネジメント力を磨こう」 FBシェア数:6
  10. 2016年の梅毒患者は4500人超、最多の東京都… 前年比で大幅増加 FBシェア数:239