2003.07.08

ノバルティス、抗真菌薬「ラミシール」のスプレー剤を発売

 ノバルティス ファーマは7月7日、アリルアミン系抗真菌薬の塩酸テルビナフィン(商品名:ラミシール)の外用新剤型として、スプレー製剤「ラミシール スプレー」を発売した。水虫治療などに使われる外用の抗真菌薬は、市販薬ではスプレー製剤が多数発売されているが、医療用では初めて。

 「ラミシール」には内服の錠剤、外用のクリーム剤と液剤があり、今回発売されたスプレー剤は液剤と同一組成。適応症もクリーム剤・液剤と同じ(白癬、皮膚カンジダ症、癜風)で、1日1回使用する点も同じだが、スプレー剤には患部に直接触れずに薬液を広範囲に付けられる利点がある。

 薬価は1%1gが87.80円で、クリーム剤・液剤(1%1g58.80円)の約1.5倍。利便性と価格との兼ね合いが医師や患者にどう評価されるかが注目される。なお、塩酸テルビナフィンは昨年、一般用医薬品への転用(スイッチOTC)が承認されているが、一般用医薬品としての開発は未定だという。この件に関するノバルティス ファーマのニュース・リリースは、こちら(PDF形式)まで。(内山郁子)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. JCHO東京高輪病院で感染症内科医7人一斉退職 2017年4月から、ほぼ全科で土曜休診に FBシェア数:651
  2. アルツハイマー治療薬開発が進まない理由 理化学研究所神経蛋白制御研究チームシニア・チームリーダーの西道隆臣氏に聞く FBシェア数:191
  3. 70歳代男性。便潜血反応陽性 日経メディクイズ●内視鏡 FBシェア数:1
  4. 「救急医にはアイデンティティーがない」の呪い 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:175
  5. 75歳女性。構音障害、左共同偏視 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
  6. 57歳男性。両下腿から足背の浮腫と紫斑 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  7. 高齢糖尿病のコントロール指標はHbA1cだけでは… 学会トピック〇第59回日本老年医学会/第30回日本老年学会 FBシェア数:289
  8. 広がる中学生のピロリ検診・除菌 ニュース追跡◎エビデンス乏しく副作用の懸念も FBシェア数:549
  9. なんでこんな検査を定期健診に入れている? 記者の眼 FBシェア数:227
  10. 酸素療法で飛んで行ったメガネ 倉原優の「こちら呼吸器病棟」 FBシェア数:103