2003.06.18

【SARS速報】 外来診療受け入れ医療機関は全国527病院、日本医師会が調査結果を発表

 日本医師会は6月17日、重症急性呼吸器症候群(SARS)の初期外来診療について、都道府県別の対応状況を公表した。都道府県医師会に対するアンケートに基づく6月3日時点の調査結果で回答率は100%だという。

 一般市民からの電話による初期対応では、福井県を除く46都道府県が保健所で対応している。ほかに、SARS専門の行政窓口で対応しているのが、東京都、神奈川県などの14件、感染症指定医療機関など特定の医療機関で対応しているのが17件、一般医療機関で対応しているのが31件となっている。なお、福井県では、県健康福祉センターで集中対応する体制をとっている。

 外来診療を受け入れる医療機関は全国で527施設。最も多いのが市町村立病院で131カ所、ついで日赤、済生会、厚生連、労災病院などの106カ所、県立病院66カ所、国立病院48カ所などとなっている。これらの受け入れ医療機関を市民に公表しているのは30件で、医療機関または医師会だけに通知しているのが13件、非公表が2件などとなっている。

 一方、一般医療機関の感染予防体制の整備に対して、都道府県が補助金を出しているのは、島根県のみ。都道府県医師会が何らかの対応をしているのが9件で、37件では医療機関の独自対応のみとなっている。

 日本医師会が発表した本件のプレスリリースはこちらまで(PDF形式)。(中沢真也)

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