2003.06.11

Professional Mail Special from MedWave No.9/2003/5/15

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______ Professional Mail Special from MedWave No.9/2003/5/15

◆医療専門総合情報サイト MedWaveが発信するメールです。
◆テーマサイト「医療経営・行政」関連のトピックスを集約しました。

http://medical.nikkeibp.co.jp/

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 「Professional Mail Special from MedWave」第9号をお届けします。

 特に診療所の開業をご検討の方、あるいはすでに開業された方を念頭に、「医療経
営・行政」関連のトピックスを集約しました。また、前回から「開業基礎講座」を開
講しています。ご参考になれば幸いです。月刊(毎月10日前後の配信)で、購読は無
料です。

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 目次 】
・開業基礎講座(ヘルスケアマーケティング研究所 鈴木喜六氏)
・「医療経営・行政」関連のトピックス from MedWave
・バックナンバー

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開業基礎講座】 (その4) 
医療方針と経営体制の検討
                     ヘルスケアマーケティング研究所
                           鈴木喜六氏
                      http://www4.ocn.ne.jp/~hema/

今回は次の項目について解説します。

1】医療の内容をどのように検討するか
2】「医療だけ」から「予防・介護への拡大」にどう対応するか
3】医療体制をどのように検討するか
4】不動産の形態をどうするか
5】医療法人化をどうするか


1】 医療の内容をどのように検討するか

A.対象とする病気を、診療科目だけではなく、もっと具体的に何にするかを検討しま
す。例えば「内科一般」なのか「糖尿病外来」とするかなどです。言い換えると「他
の内科診療所と比べてどこが違うのか」を明確にすることです。

B. このためには、診療所開業の理由や医師としての信念、あるいは地域の状況などを
合わせて考える必要があります。開業にあたって、最もエネルギーを費やして検討す
べき課題です。

C.  医療の内容と関連して、医療の質の向上も重要です。この点では次の事柄から、
自分にあった方法を工夫していきましょう。

・院長自身が病院での診察を担当しつつ最新の医療を研修する。医学雑誌やインター
ネットなどを活用することにより、診療所内に医療の質向上についての意欲的な雰囲
気を作り出す。

・看護師などを外部研修に派遣する。限られた職員配置の中では容易なことではない
が、社会全体の情報化・知識化への積極的な対応を進める。

・「中途半端な活用」でもよいから、病院向けの医療機能評価やISO(国際品質機構)
などの方法の一部を自分たちにも導入することにより、医療やサービスの標準化、マ
ニュアル化などで、実質的な効果を目指す。

D.  患者への説明に工夫を凝らします。診療所は病院の小規模版ではありません。患
者の身近にある信頼できる診療所の条件はいくつもありますが、患者への説明は最も
基本的な条件の一つです。謙虚にセミナーやVTRなどで、全員で勉強しておきましょ
う。


2】 「医療だけ」から「予防・介護への拡大」にどう対応するか

 ほとんどの診療所では、「予防・介護への拡大」の流れに積極的な対応が必要です
が、具体的な進め方は次のようになります。

A. 介護施設との連携を、次のように進めます。

 第1には、介護利用者情報の伝達方法を工夫することです。医療の場合には看護記
録のノウハウが長い歴史を経て確立されていますが、介護の場合にはそのようなノウ
ハウは未確立なので、市販の介護記録ノートなどを活用し、バイタルチェックなどに
とどまらない情報を検討して活用することが現実的です。

 第2には、医療職と介護職が、相互の業務を尊敬して意見や情報を交換することで
す。医療職が介護職を「知識がない」と見下ろしたり、介護職が医療職を「現実を知
らない」と思っている状態を脱することが必要です。そのためには、ケースカンファ
レンスのような形で意見交換をすれば、お互いに相手の優れた点を理解できるように
なります。

B. 予防充実の方向性を、自院の医療の内容と関係させて確認します。

 社会の基本的な考えは、「健康日本21」に象徴されるように、「病気を治す」から
「病気の予防・健康維持・生活維持」へと大きく変化しています。その流れが、自院
の診療科目や立地条件にどのような影響を与えるかを検討し、患者への説明対応を中
心として具体的な体制を考えましょう。

3】  医療体制をどのように検討するか

 具体的には次の点(表)について検討していきますが、そのポイントは「自分が目
指す診療所はどのようなものか」に立ち返って考えることです。言い換えれば、「自
分が目指す診療所」を明確にしておくことが前提となります。

表は以下にあります。
/all/hotnews/archives/images/246748_image_01.jpg]


4】 不動産の形態をどうするか
 不動産を、賃借りか所有か、自宅兼用か分離か、などを検討します(詳細は8月号
で掲載予定です)。

5】 医療法人化をどうするか

 医療法人も診療所の経営者となることができます。医療法人の設立には都道府県知
事の承認が必要ですが、従来は都道府県の側でも数年の経営実績を必要としていまし
た。最近は経営計画が確実であれば、診療所の開設と同時に医療法人の設立を承認す
るという方針の都道府県が出始めています。

 通常は、個人で開業後数年を経過した後の状況により、税金面を中心として自分に
メリットがあるかどうかを検討することとなりますが、例外的に「診療所の開設当初
から医療法人で運営したい」場合にも可能性が出てきたわけです。医療法人の設立の
手続き・長所短所などは、11月号でお知らせします。

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・「医療経営・行政」関連のトピックス from MedWave
詳しくはそれぞれのURLへ
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◆5.12 SARS速報】
中堅企業版のSARS対応マニュアルを公開


◆5.9 再掲】かかりつけ医通信】 第53号
「SARS(重症急性呼吸器症候群)について」特集、「日本の病院経営の実態」も


◆5.6 東京都、都医師会などと医療廃棄物処理のモデル事業開始


◆5.1 日本小児科学会速報】
国立成育医療センター総長の松尾宣武氏が小児医療施設の絞り込みを提唱


◆4.30 東京都が睡眠時無呼吸症候群の専門外来を開設


◆4.24 SARS速報】
国立感染研、家庭でできるSARSウイルスの消毒指針を公表


◆4.24 SARS速報】
国立感染研、疑い例や可能性例、およびその接触者の管理例を改訂


◆4.22 厚労省、医師国家試験の改善策を公表


◆4.17 プライマリ・ケアで診るうつ◇頭痛やだるさの陰に3割の患者、軽症うつ病
発見は内科の役割


◆4.16 厚労省、入浴施設におけるレジオネラ菌対策状況をホームページで公開


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・バックナンバー

http://medical.nikkeibp.co.jp/regist/medi_auth.jsp?id=1/a001/246772

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