2003.05.23

【SARS速報】 国立感染研が疑い例や可能性例、およびその接触者の管理例を改訂、5版に

 国立感染症研究所感染症情報センターは5月22日、重症急性呼吸器疾患(SARS)の疑い例や可能性例、およびその接触者の管理例で改訂版(5版)を掲載した。このガイドラインは、「疑い例」の外来での管理、「可能性例」の管理、「疑い例」や「可能性例」との接触者の管理と、それぞれの項目ごとに詳細に解説したもの。今改訂では、「『疑い例』、『可能性例』との接触者の管理と追跡調査」の中に、新たに「医療従事者の管理」が加わった。「適切な個人防御を取らずに接触した職員は、接触後10日間自宅隔離」と明記。適切な個人防御を取って接触した職員は、「通常通り業務に就いて差し支えない」とし、「患者と接触後10日間は十分健康に注意し、もしこの間に異常があれば適切な対応をとる」よう求めている。

 追加になったのは次の部分。

 SARSの「疑い例」あるいは「可能性例」の患者に適切な個人防御を取らずに接触した職員は、接触後10日間自宅隔離する。有効な個人防御用具(SARSの院内感染対策参照)を用いて対策を取った上で診療を行った職員は、通常通り業務に就いて差し支えないが、患者と接触後10日間は十分健康に注意し、もしこの間に異常があれば適切な対応をとる。

 詳しくは、感染情報センターのこちらまで。(三和護)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. これだけは知っておきたい「改正道路交通法」 プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:40
  2. 「ネットは仕事に悪影響」と電カル未導入の病院 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:62
  3. 往診に行ったら仏壇をチェック!? Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」 FBシェア数:151
  4. 1日で299人、悪夢のような銃創ラッシュ 国境なき医師団が見た世界の医療現場 FBシェア数:70
  5. 意外と知らない看取りの手順 平方眞の「看取りの技術」 FBシェア数:66
  6. 安易な食物除去はNG、湿疹の管理も忘れずに インタビュー◎「食物アレルギー診療ガイドライン」改訂のポイント FBシェア数:537
  7. 超高層老人ホーム、救命はどうなる? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:275
  8. 「気流制限がない」気腫肺、見過ごされている潜在的… Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:3
  9. 「25分」のカンファレンス準備時間が「0分」に リポート◎京大病院が進めるICT業務効率化(2) FBシェア数:268
  10. ミトコンドリア移植で遺伝病を予防できるか? NEJM誌から FBシェア数:44