2003.04.22

【SARS速報】 WHOへの報告患者数は累計で3861人、うち死者は217人に

 世界保健機関(WHO)が4月21日発表した患者報告数によると、2002年11月1日からの累積患者数(可能性例)は3861人となった。そのうち死亡者数は217人で、香港が94人、中国本土が86人と突出している。

 前回の発表では累積患者数が3547人、死亡者数が182人だった。この間の新規報告数は495人だったが、米国からの報告が「可能性例」に絞られ181人の減となったため、トータルでは3861人となっている。

 新規報告例で目立つのは中国で、前回の報告(19日)から一挙に447人増となった。これまでの中国からの報告に、北京市内の解放軍病院の症例が含まれていないなど、不備があったためで、中国の国務院が異例の記者会見を開き釈明する事態となっている(関連トピックス参照)。

 一方、香港の新規患者数は20日と21日の二日間で44人だった。16日に36人、17日に29人、18日に30人、19日に31人と30人前後で推移していたが、ここにきて1日当たり約20人のレベルに落ちてきたことになる。ただし、死亡者数は二日間で13人増え94人に達した。依然として予断を許さない状況にある。

 なお、日本では4月21日17時現在、確定例は出ていない。(三和護)

■ 関連トピックス ■
◆ 2003.4.21 SARS速報】
北京で患者数が大幅上方修正、既公表数の10倍近くに

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