2003.02.17

FDAが心筋梗塞のスクリーニングに新たな血液検査承認、従来より精度が2割向上

 米国食品医薬品局(FDA)は2月14日、激しい胸痛を訴える患者に対して、心筋梗塞ではないことを見極めるのに役立つ新たな血液検査、「Albumin Cobalt Binding」(ACB)を承認した。血中の異常アルブミンについて調べるもので、心筋梗塞のスクリーニングに用いる血液検査としては、1994年に承認されたトロポニン試験以来、初めて。

 これまで、心電図とトロポニン試験のみでは、心筋梗塞ではないことを約50%の精度でしか予測できなかったが、これに加えてACB試験を行うことで、その特異性が約70%に上がるという。

 FDAによると、米国では毎年、約300万〜500万人が心筋梗塞の疑われる症状で病院の救急室を訪れるという。だが、そのうち実際に心筋梗塞と診断されるのは約22%に過ぎないとしている。

 ACB試験の製造元は、Ischemia Technologies社(Colorado州Arvada)。詳しくは、FDAによる、ニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 25歳女性。外陰部の結節 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  2. 52歳男性。右顔面痛 日経メディクイズ●救急 FBシェア数:0
  3. 知ってた? 一円玉はX線画像に写らない! 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:149
  4. 内視鏡検査をAIで支援、悪性度も瞬時に判定 リポート◎AIが変える大腸内視鏡検査 FBシェア数:216
  5. 「患者への説明」に時間を充てすぎてはいけない 尾藤誠司の「ヒポクラテスによろしく」 FBシェア数:628
  6. 10歳男児。咽頭違和感、全身掻痒感、呼吸困難 日経メディクイズ●小児 FBシェア数:0
  7. 抗菌薬の適正使用が最も進んでいる診療科は? 医師1000人に聞きました FBシェア数:47
  8. シンギュラリティ後を見越し、子どもをどう育てる?… 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:4
  9. 医師の理想的なキャリアプランとは 学会トピック◎日本病院総合診療医学会学術総会 FBシェア数:143
  10. 今さら聞けない低血糖患者への対処法 岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」 FBシェア数:102