2003.01.24

【高血圧治療に関する調査】(その4) 降圧薬選択と情報源、循環器内科医では「インターネット」も59.5%と高率

 MedWaveが昨年実施した「高血圧治療に関する調査」では、降圧薬選択と情報源の役割についても尋ねた。それによると、降圧薬に関する情報の入手経路として、多く挙げられたのは、医学雑誌やMRなどだった。循環器内科医については、学会・論文も6割に達し、インターネットも59.5%と高率だった(図1)。
    
■図1 


 ただし、降圧薬選択時にどの情報を重視するかということになると若干様相が異なった。

 図2は、医師が降圧薬を選択するとき、情報源別にどの程度、気にかけているかを表したもの(降圧薬選択時にどの程度気にかけるかを4段階(「非常に気にかける」「やや気にかける」「あまり気にかけない」「全く気にかけない」)で質問し、各回答に点数をつけ、その加重平均値の結果を表した。プラスが大きいほど「気にかける」度合いが高く、マイナスが大きいほどその度合いが低くなる。点数の範囲は100点〜-100点)。

 いずれのグループも、降圧薬選択時に「学会発表や論文」、「医学雑誌に取り上げられている」を気にかける度合いが高くなっており、採用する降圧薬を選択するときには、これらの情報に重きが置かれているといえよう。

 なお、専門医(循環器内科医)以外では、「医師仲間のアドバイス」が「MRから提供される情報」より高くなった。専門医の影響力の強さをうかがわせている。

■図2 


●調査概要

◆調査方法 調査票の発送、回収のすべてをインターネットで実施。弊社医療総合サイトMedWaveのメーリングリストに登録している医師にアンケートサイトを告知し、webサイトを通じて回答を回収。

 データの精度に関しては、1999年と2000年に実施した「高血圧治療に関する調査」(日経メディカル読者を対象にした質問紙郵送法によるサンプリング調査)の結果と比較して、それほど大きな差異は見られなかった。ネットを利用することによる偏りはほとんどないと考えられる。

◆調査回答数 344名(循環器内科医:74名  その他の内科医:167名  その他の医師:103名)

◆調査日程  2002年10月〜11月


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お知らせ】 第2回降圧薬の処方状況に関する調査 結果報告書のご案内

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