2002.12.18

A2受容体拮抗薬の採用が拡大−−高血圧治療に関する調査

 MedWaveが10月から11月にかけて実施した「高血圧治療に関する調査」によると、A2受容体拮抗薬(ARB)を選択する医師が内科医を中心に大幅に増えていることが明らかになった。

 調査では、主要な降圧薬46銘柄を対象に、採用状況をはじめ、採用理由や合併症別の第1選択薬、銘柄自体やマーケティング活動の評価などについて明らかにした。主に第1選択薬として処方している降圧薬の系統を調べたところ、専門医(循環器内科医)では、ACE阻害薬を挙げた医師は31.1%、Ca拮抗薬は33.8%、ARBは32.4%で、この3系統がほぼ拮抗していた(回答数74)。これを前回調査(2001年)と比較すると、Ca拮抗薬は20ポイント近く減少し、その分ARBが伸びるという結果だった(前回の回答数92)。

 また、その他の内科医では、Ca拮抗薬が54.5%、ARBが29.3%、ACE阻害薬15.0%だった(回答数167)。前回との比較では、Ca拮抗薬は60.6%から54.5%に減少したものの依然として半数以上の医師が支持していた。その一方で、ARBが13.3%から29.3%に伸び、逆にACE阻害薬は23.5%から15.0%へ減少していた(前回の回答数226)。なお、その他医師(回答数103)では、ほぼ前回同様の結果だった。

 調査方法は、調査票の発送、回収のすべてをインターネットで実施。MedWaveのメーリングリストに登録している医師にアンケートサイトを告知し、webサイトを通じて回答を回収した。調査回答数は344人(循環器内科医74人、その他の内科医167人、その他の医師103人)。

==== お知らせ ============================

「医薬品マーケティング調査◇降圧薬の採用・評価の実態」を提供

 高血圧治療の実態調査の結果ですが、銘柄別の分析結果とリポート(CD-ROM付き)につきましては、マーケティングデータとして製薬企業を対象に販売致します。詳細については以下へお問い合わせください。
■〒102-8622 東京都千代田区平河町2-7-6  
日経BP社 医療局広告(担当:柴谷、電話:03-5210-8036、FAX:03-5210-8321、 E-mail nm-ad@nikkeibp.co.jp )
======================================

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. インフルエンザ脳症を疑う3つのポイント インフルエンザ診療Next:トピックス FBシェア数:147
  2. レセプト査定される糖尿病処方、教えます 岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」 FBシェア数:199
  3. 結核病棟からの脱走劇 倉原優の「こちら呼吸器病棟」 FBシェア数:42
  4. 二次予防ならSGLT2阻害薬が第二選択薬に 特集◎生活習慣病 7つの新常識《7》 FBシェア数:79
  5. 記録が伸びないアスリートに多い内科的疾患 記者の眼 FBシェア数:55
  6. 杏林大病院、診療体制維持での働き方改革に挑戦 シリーズ◎医師の「働き方改革」 FBシェア数:29
  7. 今から区分マンション投資?それは自殺行為です Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:63
  8. あれ・それがどれ?で論文が台無しです! 英文校正者が教える医学論文執筆の極意 FBシェア数:16
  9. アレルギー性鼻炎に世界初の経皮吸収型製剤 最新DIピックアップ FBシェア数:132
  10. 日本一高いアイスクリームに医療費高騰の片鱗を見る Inside Outside FBシェア数:45
医師と医学研究者におすすめの英文校正