2002.11.23

頭痛のホームページに8カ月で6万超のアクセス 

 頭痛患者は、どこの病院のどの診療科にいっていいのかわからない――。こんな頭痛診療に関する情報不足を補おうとする試みが報告された。脳神経外科・診療内科北見クリニックの北見公一氏が22日、「『頭痛外来』の実現へ向けて」と題して発表した。

 北見氏は、今年の3月1日に「脳外科医と考える頭痛AtoZ」と題するホームページを開設した。医療広告規制のため「頭痛外来」が標榜できないこともあり、頭痛患者へ診療施設などの情報を提供する手段が限られていた。この情報不足を解消する目的でホームページを開設した。

 URLはhttp://www.lilac.co.jp/zutsu/。ホームページでは、「頭痛の原因や種類・治療法などを、皆さんと一緒に考えていき、最新の頭痛情報・治療法などを提供して行きたいと思っています」と呼びかけ、「Quick診断 あなたの頭痛は?」「こんな症状があったら要注意!」などのメニューを提供している。また、「Lesson1頭痛について」「Lesson2頭痛を治す」「Lesson3もっと知る」などを用意、頭痛の全容の解説を試みている。

 3月開設以来のアクセス数は、7月に3万件を超え、11月19日までに6万5529と順調に伸びている(23日7時現在で6万6281)。
 
 また、電子メールによってこのホームページに対する感想や意見も求めているが、これまでに276通届いているという。そのうち、頭痛に関するメールは過半数近くの123通に上る。

 内容は、「自分(あるいは家族や知人)の頭痛は放っておいていいのか」「何科にかかればいいのか」「医師が治療をしてくれない」「病院を紹介して欲しい」「頭痛を治すにはどうしたらいいのか」など、頭痛診療の具体的な情報を求めるものが多かったという。

 北見氏はこれらの結果をもとに、情報不足を解消するためには「頭痛外来の標榜が必要」と医療広告規制の緩和を求めた。その上で、今年4月の規制緩和で認められることになった専門医の標榜制度を取り上げ、「日本頭痛学会が頭痛専門医の認定制度を確立する道がある」と締め括った。

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