2002.07.03

ゼリア新薬と山之内製薬、消化管運動賦活薬「Z-338」の開発・販売で提携

 ゼリア新薬と山之内製薬は7月1日、ゼリア新薬が開発した消化管運動賦活薬「Z-338」(開発コード)の開発・販売権に関する基本契約を締結したと発表した。山之内製薬に対し、1.米国・カナダでの独占的な開発・販売権、2.欧州・日本での実施権に関する第一選択権−−を許諾するもの。ゼリア新薬は米国・カナダを除く全世界での開発・販売権は保持した。

 公表されているZ-338の作用機序は、現在市販されている主な消化管運動賦活薬と同じく、アセチルコリンの遊離促進によって消化管運動を亢進するというもの。潰瘍などの病変がないのに、心窩部の痛みや不快感、早期満腹感、膨満感などの上腹部愁訴が続く、いわゆる機能性胃腸症(functional dyspepsiaまたはnon-ulcer dyspepsia;NUD)の治療薬として開発を進める。

 Z-338は既に、ゼリア新薬が欧州と日本で第1相試験を完了、欧州での前期第2相試験(NUD患者を対象)も終了している。今後、山之内製薬と共同で、北米での後期第2相試験を進める予定だ。この件に関する両社のニュース・リリースは、こちらまで。

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