2002.06.21

GSK、抗うつ薬「パキシル」のコ・プロモーション契約を吉富薬品と締結

 グラクソ・スミスクライン(GSK)は6月20日、同社が販売している選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の塩酸パロキセチン(商品名:パキシル)について、吉富薬品と共同販売促進活動(コ・プロモーション)を行うことで合意したと発表した。吉富薬品は三菱ウェルファーマの子会社で、精神科領域に特化した医薬品販売促進活動を行っている。

 この提携により、7月から塩酸パロキセチンに関する医療機関への情報提供活動は両社が共同で実施する。流通・販売業務は今後もGSKが単独で行う。

 SSRIは、わが国で1999年から販売が始まった新しいタイプの抗うつ薬。わが国では現在、塩酸パロキセチンのほかマレイン酸フルボキサミン(商品名:デプロメール、ルボックス)が販売されている。類似した薬理作用を持つセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)の塩酸ミルナシプラン(商品名:トレドミン)も含め、うつ病治療を大きく変える薬剤としての期待が高い。

 適応症は薬剤により異なり、SNRIの塩酸ミルナシプランはうつ病・うつ状態のみ。SSRIの2薬は、うつ病・うつ状態に加え、塩酸パロキセチンは不安障害の一つであるパニック障害、マレイン酸フルボキサミンは強迫性障害(強迫神経症)にも適応がある。

 この件に関するGSKのプレス・リリースは、こちらまで。

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