2002.06.20

GSKが国内初の長時間作動型β2刺激薬を発売

 グラクソ・スミスクライン(GSK)は6月17日、気管支拡張効果が長時間持続するβ2刺激薬、キシナホ酸サルメテロール(商品名:セレベント)を発売した。今年4月11日付けで厚生労働省の承認を受けたもの(関連トピックス参照)。

 発売する製剤は、「セレベント 25 ロタディスク」と「セレベント 50 ロタディスク」の2種類。剤型はドライバウダー吸入型で、成人は1回50μg、小児(5歳以上)は25μg(50μgまで増量可能)を1日2回、朝と就寝前に吸入投与する。薬価は25μg製剤が1ブリスターで51.30円、50μg製剤が同69.90円。

 キシナホ酸サルメテロールは、1回の吸入で12時間以上の間、気管支拡張効果が持続する。従来の短時間作動型β2刺激薬のような即効性はないので、喘息治療においては長期管理薬(コントローラー)として用い、短時間作動型のβ2刺激薬を発作時の治療薬(リリーバー)、炎症治療用として吸入ステロイド薬を併用する。

 適応症は小児と成人の気管支喘息および慢性閉塞性肺疾患(COPD)。適応疾患としてCOPDとの疾患概念が記載されるのは国内では初めて。COPDは全世界で死因の第5位(2000年推計、WHO)を占める。国内での患者数は受診ベースで約22万人とされている。

 この件に関するグラクソ・スミスクラインのプレス・リリースは、こちらまで。(中沢真也、介護情報センター)

■ 関連トピックス ■
◆ 2002.4.17 国内初の長時間作動型吸入β刺激薬が承認、効能にCOPDも

■ 参考トピックス ■
◆ 2002.6.12 米NAEPPの喘息ガイドラインが改訂、「第一選択」治療を明記

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 2018年度ダブル改定で「看取り」の解釈が拡大 記者の眼 FBシェア数:192
  2. 「2025年」大予測! 医療改革は成功?失敗? 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:2
  3. 神になりたかった男 徳田虎雄 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:224
  4. 民間の医療保険? そんなの入る必要ありません Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:18
  5. 「20年目に給与1500万円」が目安? Cadetto Special●医者の値段 2017 FBシェア数:1
  6. 主訴<腰痛>での救急搬送で見逃せない疾患は? 患者到着前から始まるエマージェンシー臨床推論 FBシェア数:16
  7. 他界した弟に導かれて医師の道へ 人物ルポ■奄美群島の産婦人科医療に挑む小田切幸平氏 FBシェア数:113
  8. 外傷性気胸に胸腔ドレナージは要らない? Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:80
  9. 胸部や腹部のCT検査が腎切除術を増やす JAMA Intern Med誌から FBシェア数:72
  10. レビー小体型認知症の診断、改訂ポイントは? プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:59
医師と医学研究者におすすめの英文校正