2002.02.07

ACC、「Late Breaking Clinical Trials」セッションへの採択演題を発表

 米国心臓学会(ACC)は2月6日、3月17〜20日に開催する第51回学術集会で演題を採択した主要な臨床試験を発表した。同学会で毎年開催されるセッション、「Late Breaking Clinical Trials」は、最新の循環器臨床試験結果が報告される場として世界中の注目を集めている。今年は、併催されるインターベンション関連のシンポジウム「ACCIS '02」での発表も含め、総計21演題が採択となった。

 初日の17日には、ACCIS '02の「Late Breaking Clinical Trials in Interventional Cardiology」として、免疫抑制薬のタクロリムス(わが国での商品名:プログラフ、プロトピック)を放出する薬剤塗布ステント(関連トピックス参照)の安全性・実用可能性(フィージビリティー)試験の結果や、アデノシンの心筋保護作用を調べた「AMISTAD」試験の結果などが報告される。

 18〜20日は、ACC '02の「Late Breaking Clinical Trials」として、連日午前中にセッションを開催。心房細動の二つの治療戦略(洞調律化と心拍数の適正化)に着目した試験や、虚血性心疾患の原因の一つとされるChlamydia pneumoniaeの除菌効果、心移植の拒絶早期検出法、急性心筋梗塞に対する血栓溶解療法と緊急冠動脈形成術との比較試験結果などが発表される。

 医薬品別にみると、抗菌薬のアジスロマイシン(わが国での商品名:ジスロマック)、血栓溶解薬のインテグリリン、血栓形成予防薬のエノキサパリン、B型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)、脂質低下薬のフルバスタチン(同:ローコール)、アンジオテンシン2(A2)受容体拮抗薬のロサルタン(同:ニューロタン)、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬のエナラプリル(同:レニベースなど)、アルドステロン受容体拮抗薬のエプレレノンなどを用いた臨床試験が採択されている。

 この件に関するACCのニュース・リリースは、こちらまで。

■ 関連トピックス ■
◆ 2001.12.20 藤沢薬品とJomed社、免疫抑制薬を徐放するナノテク・ステントの開発で合意

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