日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

イヌリード注基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:イヌリン注射液

製薬会社:富士薬品

薬価・規格: 8.32E+3円(4g40mL1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 腎機能検査

注意すべき副作用詳しく見る

アナフィラキシーショック好中球増加肝機能検査値異常

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 本剤イヌリンとして4gを加熱溶解し、日局生理食塩液360mLに希釈する
  • 初回量として、150mLを1時間に300mLの速度で30分間、次いで維持量として150mLを1時間に100mLの速度で90分間点滴静注する
  • <注射液の調製方法>本剤は水に溶けにくく沈殿しているので、次の調製方法を必ず守る
  • 1.沸騰水浴を使用する場合:1).バイアルを振り混ぜてから溶解ラックに入れ、あらかじめ沸騰させた水浴中で約20分間加熱し、その間、数回沸騰水浴から溶解ラックごと取り出し、よく振り混ぜる(加熱中は、沸騰水がなくならないように注意する)
  • 2).沸騰水浴からバイアルを溶解ラックごと取り出し、完全に溶解していることを確認する(完全に溶解していない場合は、バイアルを溶解ラックに入れた状態で更に約10分間加熱し、約10分後に取り出して完全に溶解していない場合は使用しない)
  • 3).溶解したバイアルを室温付近まで放冷する
  • 生理食塩液で希釈する前に無色から微黄色の澄明な状態であることを確かめる(本剤は長時間の加熱により黄色に着色することがあるので、黄色に着色した場合は使用しない)
  • 4).本剤40mL(全量)を日局生理食塩液360mLに注入し、振り混ぜる
  • 2.ドライバスを使用する場合:1).バイアルを振り混ぜてから、あらかじめ約100℃に加熱したドライバスに入れ、約20分間加熱する
  • この間、数回ドライバスから取り出し、バイアルをよく振り混ぜ、完全に溶解させる(バイアルを取り出し振り混ぜる際には、厚手の手袋等を用いてバイアルのキャップ部を持って行う)
  • 2).バイアルをドライバスから取り出し、完全に溶解していることを確認する(完全に溶解していない場合は、バイアルをドライバスに入れ更に約10分間加熱し、約10分後に取り出して完全に溶解していない場合は使用しない)
  • 3).溶解したバイアルを室温付近まで放冷する
  • 生理食塩液で希釈する前に無色から微黄色の澄明な状態であることを確かめる(本剤は長時間の加熱により黄色に着色することがあるので、黄色に着色した場合は使用しない)
  • 4).本剤40mL(全量)を日局生理食塩液360mLに注入し、振り混ぜる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 乏尿
    • 無尿

副作用

重大な副作用

アナフィラキシー肝機能検査値異常好中球増加ショック水様便頭痛頭部不快感白血球減少皮疹リンパ球減少アミラーゼ増加

上記以外の副作用

血圧低下呼吸困難GOT増加ALT増加AST増加GPT増加Al−P増加

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 乏尿
    • 無尿
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 循環器系機能障害
    • 心臓機能障害
    • 腎不全
    • 腎透析

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
抗酸化作用を有する薬剤 酵素法による測定では本検査の測定値に影響
ビタミンE 酵素法による測定では本検査の測定値に影響
プロブコール 酵素法による測定では本検査の測定値に影響

飲食物との相互作用

  • ビタミンEを含むもの<油、マーガリン、マヨネーズ、アーモンド、緑茶 など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    糸球体濾過量の測定による腎機能検査。

    用法・用量(添付文書全文)

    本剤イヌリンとして4gを加熱溶解し、日局生理食塩液360mLに希釈する。初回量として、150mLを1時間に300mLの速度で30分間、次いで維持量として150mLを1時間に100mLの速度で90分間点滴静注する。
    <注射液の調製方法>
    本剤は水に溶けにくく沈殿しているので、次の調製方法を必ず守る。
    1.沸騰水浴を使用する場合:
    1).バイアルを振り混ぜてから溶解ラックに入れ、あらかじめ沸騰させた水浴中で約20分間加熱し、その間、数回沸騰水浴から溶解ラックごと取り出し、よく振り混ぜる(加熱中は、沸騰水がなくならないように注意する)。
    2).沸騰水浴からバイアルを溶解ラックごと取り出し、完全に溶解していることを確認する(完全に溶解していない場合は、バイアルを溶解ラックに入れた状態で更に約10分間加熱し、約10分後に取り出して完全に溶解していない場合は使用しない)。
    3).溶解したバイアルを室温付近まで放冷する。生理食塩液で希釈する前に無色から微黄色の澄明な状態であることを確かめる(本剤は長時間の加熱により黄色に着色することがあるので、黄色に着色した場合は使用しない)。
    4).本剤40mL(全量)を日局生理食塩液360mLに注入し、振り混ぜる。
    2.ドライバスを使用する場合:
    1).バイアルを振り混ぜてから、あらかじめ約100℃に加熱したドライバスに入れ、約20分間加熱する。この間、数回ドライバスから取り出し、バイアルをよく振り混ぜ、完全に溶解させる(バイアルを取り出し振り混ぜる際には、厚手の手袋等を用いてバイアルのキャップ部を持って行う)。
    2).バイアルをドライバスから取り出し、完全に溶解していることを確認する(完全に溶解していない場合は、バイアルをドライバスに入れ更に約10分間加熱し、約10分後に取り出して完全に溶解していない場合は使用しない)。
    3).溶解したバイアルを室温付近まで放冷する。生理食塩液で希釈する前に無色から微黄色の澄明な状態であることを確かめる(本剤は長時間の加熱により黄色に着色することがあるので、黄色に着色した場合は使用しない)。
    4).本剤40mL(全量)を日局生理食塩液360mLに注入し、振り混ぜる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの臨床試験における評価対象例125例中9例(7.2%)14件に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた[承認時]。市販後の使用成績調査における評価対象例1,207例中14例(1.15%)19件に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた[再審査終了時]。
    1.重大な副作用
    アナフィラキシー(0.1%未満)、ショック(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、必要に応じ適切な処置を行う。
    1).精神神経系:(2%未満)頭痛、頭部不快感。
    2).消化器:(2%未満)水様便。
    3).皮膚:(2%未満)皮疹。
    4).血液:(2%未満)白血球減少、好中球増加、リンパ球減少。
    5).肝臓:(2%未満)肝機能検査値異常(AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加)、Al−P増加等)。
    6).その他:(2%未満)アミラーゼ増加。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
    2.無尿や乏尿のある患者[水分の過剰投与に陥りやすく、症状を悪化させる恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[水負荷を行い循環血液量が増すことから、心臓に負荷をかけ、症状を悪化させることがある]。
    2.腎不全あるいは腎透析を受けている患者[水分、生理食塩液投与により、症状を悪化させることがある]。
    3.高齢者。
    4.アレルギー素因のある患者。
    (重要な基本的注意)
    1.水負荷と生理食塩液を投与し患者に負荷をかける検査であることから、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
    2.開始時より患者の状態を観察し、浮腫等の症状の悪化又は呼吸困難等が認められた場合には、直ちに検査を中止し、適切な処置を行う。
    3.類薬において急速静脈内投与を行うとショック、アナフィラキシーが現れたとの報告があるので、投与量に適した流速を維持して投与する。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与する[ヒトにおいて胎盤通過性があり、胎児に移行することが報告されている]。
    2.授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
    (適用上の注意)
    1.投与方法:本剤は静脈内投与のみに使用する。
    2.調製時:
    1).100℃まで加熱するので、室温まで放冷し開封する。
    2).加熱前及び加熱後の液が澄明でないもの、あるいは黄色に着色したものは使用しない。
    3).本剤は用時調製し、速やかに使用する。
    3.投与時:
    1).不溶物の認められるもの又は混濁しているものは使用しない。
    2).本剤はイヌリンが析出する可能性があるので、本剤投与時には0.22ミクロン以下のメンブランフィルターを用いた輸液セットを通して使用する。
    3).本剤は投与方法に応じて点滴速度を調節する必要があるので、輸液ポンプ等を使用する。
    4.投与後:使用後の残液は使用しない。
    (診断上の注意)
    1.次記の条件を満たさない場合、測定値に誤差を生じることがある。
    1).検査中は尿量1mL/min以上を保たせる(測定値に誤差を生じることがある)。
    2).検査中、排尿時以外は安静臥床を保たせる(測定値に誤差を生じることがある)。
    2.次記の薬剤との併用により、測定値に誤差を生じることがある:抗酸化作用を有する薬剤(ビタミンE、プロブコール等)[酵素法による測定では本検査の測定値に影響を及ぼすことがある]。
    (測定法)
    1.前処理:
    1).検査当日は、検査結果に影響を与えないために、絶食する[蛋白質食の摂取により、イヌリンクリアランスが上昇する可能性がある]。
    2).患者の身長・体重を測定し、体表面積を求める。
    2.水負荷:
    1).投与開始約30分前に水500mLを飲ませる。
    2).投与中も尿量相当分(約60mL)の水を採尿ごとに飲ませる。
    3.採血・採尿:
    1).投与開始直前に採血・採尿し、ブランク測定用とする。
    2).投与開始30分後に完全に排尿させ、排尿完了時刻を0分とする[正確な糸球体濾過量の測定結果を得るためには、膀胱を空にする必要がある]。
    3).排尿完了の約15分後から30分間隔で3回、点滴の他側静脈より5mLずつ採血し、採血後、遠心分離し血清2mLを得る。
    4).排尿完了から30分間隔で90分まで3回採尿し、それぞれの採尿時間とその尿量を正確に測定する。
    4.定量:尿及び血清中のイヌリンの濃度を定量する。
    5.計算:定量した尿中イヌリン濃度(mg/dL)、血清中イヌリン濃度(mg/dL)及び1分間尿量(mL/min)から次の計算式を用いてイヌリンクリアランスを算出し、3回の平均値をとる。
    イヌリンクリアランス:Cx=(Ux×Vx÷Px)×(1.73÷A)。
    Cx:イヌリンクリアランス(mL/min/1.73屐法
    Ux:尿中イヌリン濃度(mg/dL)。
    Px:血清中イヌリン濃度(mg/dL)。
    Vx:単位時間あたりの尿量(mL/min)。
    A:身長・体重から求めた体表面積(屐法

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