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アラセナ−A点滴静注用300mg基本情報

一般名:ビダラビン注射用

製薬会社:持田製薬

薬価・規格: 5887円(300mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 単純ヘルペス脳炎
  • 免疫抑制患者の帯状疱疹

注意すべき副作用詳しく見る

嘔吐悪心発熱発疹食欲不振下痢幻覚振戦疼痛精神神経障害過敏症錯乱骨髄機能抑制アナフィラキシー様症状クレアチニン上昇意識障害痙攣筋肉痛

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 本剤は、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液を用いて用時溶解し、輸液500mLあたり2〜4時間かけて点滴静注する
  • 1.単純ヘルペス脳炎の場合:ビダラビンとして、1日10〜15mg/kg、10日間点滴静注する
    • なお、症状・腎障害の程度により適宜増減する
  • 2.免疫抑制患者における帯状疱疹の場合:ビダラビンとして、1日5〜10mg/kg、5日間点滴静注する
    • なお、症状・腎障害の程度により適宜増減する
  • <薬液の調製法>輸液(5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液)500mLあたり本品1バイアルを溶かして用いる
    • なお、薬液の調製は次の操作で行う
  • 1.輸液用容器より輸液約10mLを取り、本品1バイアルに注入し、約15秒間よく振り混ぜ、本品の懸濁液を調製する
  • 2.本品の懸濁液を輸液用容器に戻し、よく振り混ぜ本品の溶解液を調製する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • ペントスタチン投与中

副作用

主な副作用

嘔吐悪心発熱発疹食欲不振下痢幻覚振戦疼痛精神神経障害過敏症錯乱骨髄機能抑制

重大な副作用

アナフィラキシー様症状意識障害筋肉痛クレアチニン上昇痙攣眩暈幻覚骨髄機能抑制錯乱四肢のしびれショック振戦頭重感頭痛精神神経障害性欲減退赤血球数減少全身倦怠感そう痒感体重減少注射部位疼痛白血球数減少不眠ヘモグロビン低下便秘ヘマトクリット値低下血小板数減少一過性精神障害

上記以外の副作用

Al−P上昇BUN上昇GOT上昇GPT上昇胸内苦悶血圧低下呼吸困難しびれALT上昇AST上昇脈拍異常

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • ペントスタチン投与中
  • 慎重投与
    • 膠原病
    • 骨髄機能抑制
    • 腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 乳児
    • 幼児・乳児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 乳・幼・小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
    • 乳児(0日〜364日)
    • 幼児(0歳〜6歳)
    • 小児(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ペントスタチン 腎不全・肝不全・神経毒性等の重篤な副作用
キサンチンオキシダーゼ阻害作用を有する薬剤 精神神経障害・骨髄機能抑制等のビダラビンの副作用を増強
アロプリノール 精神神経障害・骨髄機能抑制等のビダラビンの副作用を増強
フェブキソスタット 精神神経障害・骨髄機能抑制等のビダラビンの副作用を増強
ペントスタチン 腎不全・肝不全・神経毒性等の重篤な副作用

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    単純ヘルペス脳炎、免疫抑制患者における帯状疱疹。

    用法・用量(添付文書全文)

    本剤は、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液を用いて用時溶解し、輸液500mLあたり2〜4時間かけて点滴静注する。
    1.単純ヘルペス脳炎の場合:ビダラビンとして、1日10〜15mg/kg、10日間点滴静注する。なお、症状・腎障害の程度により適宜増減する。
    2.免疫抑制患者における帯状疱疹の場合:ビダラビンとして、1日5〜10mg/kg、5日間点滴静注する。なお、症状・腎障害の程度により適宜増減する。
    <薬液の調製法>
    輸液(5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液)500mLあたり本品1バイアルを溶かして用いる。なお、薬液の調製は次の操作で行う。
    1.輸液用容器より輸液約10mLを取り、本品1バイアルに注入し、約15秒間よく振り混ぜ、本品の懸濁液を調製する。
    2.本品の懸濁液を輸液用容器に戻し、よく振り混ぜ本品の溶解液を調製する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.帯状疱疹患者に投与する場合には、可能な限り早期(発症から5日以内)に投与を開始することが望ましい。
    2.薬液の調製に際しては、「適用上の注意」の項2.に記載されている点に留意する。
    なお、本剤の溶解法については、「溶解法」を参照する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    単純ヘルペス脳炎:総症例468例中、63例(13.5%)に副作用が認められている。その主なものは悪心・嘔気、嘔吐、食欲不振、下痢等の消化器症状(6.0%)、振戦、錯乱、幻覚等の精神神経系症状(4.5%)、発疹等の過敏症状(3.0%)及び発熱(2.4%)等であった(再審査終了時)。
    帯状疱疹:総症例6,898例中、391例(5.7%)に副作用が認められている。その主なものは悪心・嘔気、嘔吐、食欲不振等の消化器症状(3.0%)、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等の肝機能異常(1.1%)及び発熱(0.8%)等であった(再審査終了時)。
    1.重大な副作用
    1).精神神経障害(0.1〜5%未満):精神神経障害(振戦、四肢のしびれ、痙攣、意識障害、幻覚、錯乱、一過性精神障害等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).骨髄機能抑制(0.1〜5%未満):骨髄機能抑制(赤血球数減少、白血球数減少、血小板数減少及びヘモグロビン低下、ヘマトクリット値低下)が現れることがあるので、頻回に臨床検査を行うなど、患者の状態を十分に観察する。
    3).ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状が現れることがあるので観察を十分に行い、血圧低下、胸内苦悶、脈拍異常、呼吸困難、悪心・嘔吐、発疹等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇等。
    2).腎臓:(0.1〜5%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇等。
    3).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛・頭重感、不眠、眩暈等。
    4).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、そう痒感等[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
    5).消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、便秘等。
    6).全身症状:(0.1〜5%未満)発熱、全身倦怠感、疼痛、筋肉痛、体重減少。
    7).その他:(0.1〜5%未満)注射部位疼痛、性欲減退。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    ペントスタチンとの併用により、腎不全・肝不全・神経毒性等の重篤な副作用が発現したとの報告があるので、併用しない。
    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.ペントスタチン投与中の患者。
    (慎重投与)
    1.腎障害のある患者[排泄能の低下により、本剤の作用が増強することがある]。
    2.骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能抑制を助長する恐れがある]。
    3.膠原病の患者[副作用が現れやすいとの報告がある]。
    4.高齢者。
    5.乳児・幼児・小児。
    (重要な基本的注意)
    1.重篤な精神神経系副作用(振戦、しびれ、幻覚、錯乱等)が現れることがあるので観察を十分に行い、このような場合には直ちに投与を中止する。
    2.骨髄機能抑制等の副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察する。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:ペントスタチン<コホリン>[腎不全・肝不全・神経毒性等の重篤な副作用が発現することがある(ペントスタチンが、ビダラビンの代謝に関与するADA(アデノシンデアミナーゼ)酵素の阻害作用を有するため、ビダラビンの血中濃度が高まることによると考えられる)]。
    2.併用注意:キサンチンオキシダーゼ阻害作用を有する薬剤(アロプリノール、フェブキソスタット)[精神神経障害・骨髄機能抑制等のビダラビンの副作用を増強する恐れがある(これらの薬剤が、ビダラビンの主代謝物であるAra−Hxの代謝に関与するキサンチンオキシダーゼの阻害作用を有するため、Ara−Hxの血中濃度が高まることによると考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続する恐れがあるので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ラット、ウサギ)で催奇形作用が報告されている]。
    2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    乳・幼・小児に対しては必要最小限の使用にとどめるなど、慎重に投与する。特に、新生児、低出生体重児に対する安全性は確立していないので、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
    (過量投与)
    本剤の長期投与、大量投与により、精神神経障害(振戦、しびれ、錯乱等)が発現しやすくなることが示唆されている。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:本剤は低溶解性で吸収が不良なため、筋肉内及び皮下への投与は行わない。
    2.調製時:本剤は通常、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液に溶解して用いることが望ましいが、次記の点に留意する。
    1).患者の状態により5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液以外の輸液を用いる場合には、結晶の析出に十分注意する。
    2).輸液500mLあたり本剤2バイアルを溶解する場合には、結晶の析出に十分注意する。
    3).調製した輸液と他剤<5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液以外>との混注は本剤が析出する恐れがあるので、可能な限り避ける。
    4).結晶析出の有無を確認できない脂質等を含む輸液は用いない。
    5).本剤は用時調製する(調製後、長時間放置すると結晶が析出することがあるので、溶解後は速やかに使用する)。
    3.投与時:本剤を点滴静注する際は大量の輸液を用いることから、脳圧亢進等の危険な状態を招く恐れもあるので、患者の状態を十分に観察しながら投与することが望ましい。
    (アラセナ−A点滴静注用300mgの溶解法)
    1.輸液用容器(500mL、5%ブドウ糖注射液又は生理食塩液)から注射筒で輸液を約10mL抜き取り、アラセナ−A点滴静注用300mgのバイアルに注入する。
    2.注入後、バイアルを約15秒間よく振り混ぜ、白色の懸濁液を調製する。
    3.バイアルから懸濁液を注射筒で抜き取る。
    4.注射筒の懸濁液をもとの輸液に戻す。
    5.よく振り混ぜ、完全に溶解させる(冬場など輸液の温度が低い場合には溶けにくいので、輸液の温度をあらかじめ20℃以上の室温に戻してから使用する)。
    6.透視して、不溶物のないことを確認する。特に、輸液500mLにアラセナ−A点滴静注用300mgを2バイアル溶解させる場合は結晶の析出に十分注意する。

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