日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

シプロフロキサシン錠100mg「トーワ」基本情報

後発品(加算対象)

一般名:塩酸シプロフロキサシン錠

製薬会社:東和薬品

薬価・規格: 31.6円(100mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

ニューキノロン系抗菌薬詳しく見る

  • 細菌の増殖に必要な酵素を阻害して殺菌的に抗菌作用をあらわす薬
ニューキノロン系抗菌薬の代表的な商品名
  • ジェニナック
  • アベロックス
  • オゼックス
  • シプロキサン
  • クラビット

効能・効果詳しく見る

  • 咽頭炎
  • 外傷の二次感染
  • 急性気管支炎
  • 喉頭炎
  • 肛門周囲膿瘍
  • 子宮内感染
  • 子宮付属器炎
  • 手術創の二次感染
  • 腎盂腎炎
  • 胆管炎
  • 炭疽
  • 胆嚢炎
  • 中耳炎
  • 乳腺炎
  • 尿道炎
  • 熱傷の二次感染
  • 肺炎
  • 麦粒腫
  • バルトリン腺炎
  • 副睾丸炎
  • 副鼻腔炎
  • 扁桃炎
  • 膀胱炎
  • 瞼板腺炎
  • 慢性膿皮症
  • リンパ管炎
  • 涙嚢炎
  • リンパ節炎
  • 感染性腸炎
  • 精巣上体炎
  • 深在性皮膚感染症
  • 表在性皮膚感染症
  • 慢性呼吸器病変の二次感染
  • 前立腺炎<急性症>
  • 前立腺炎<慢性症>

注意すべき副作用詳しく見る

浮腫無力症呼吸困難発疹筋無力症アナフィラキシー肝機能障害過敏症間質性肺炎黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • シプロフロキサシンとして、1回100〜200mgを1日2〜3回経口投与する
    • なお、感染症の種類及び症状に応じ適宜増減する
  • 炭疽に対しては、シプロフロキサシンとして、1回400mgを1日2回経口投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • チザニジン塩酸塩投与中
    • ケトプロフェン<皮膚外用剤を除く>投与中
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・乳児
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳児(0日〜364日)
    • 幼児(0歳〜6歳)

副作用

主な副作用

浮腫無力症呼吸困難発疹筋無力症

重大な副作用

アナフィラキシー黄疸過敏症肝機能障害間質性肺炎間質性腎炎急性腎不全筋肉痛痙攣劇症肝炎血管炎血小板減少下痢好酸球増多骨髄抑制錯乱アキレス腱炎ショック腱障害腱断裂心室頻拍蕁麻疹頭痛精神症状多形紅斑発熱汎血球減少横紋筋融解症皮膚粘膜眼症候群貧血腹痛無顆粒球症中毒性表皮壊死融解症急性汎発性発疹性膿疱症抑うつ

上記以外の副作用

悪夢意識障害胃不快感嘔気嘔吐関節痛顔面浮腫偽膜性大腸炎胸痛筋緊張亢進クレアチニン上昇激越結晶尿血管浮腫血小板増加結節性紅斑血尿血便眩暈幻覚倦怠感高血糖光線過敏症口内炎視覚異常失神失調しびれ感重篤な大腸炎消化不良食欲不振振戦膵炎精神病咳嗽赤血球減少そう痒脱力感低血圧点状出血眠気無嗅覚背部痛発汗白血球減少白血球増加発赤頻回の下痢頻脈不安血中ミオグロビン上昇腹部膨満感不眠症ヘマトクリット減少片頭痛ヘモグロビン減少ほてり末梢浮腫味覚異常耳鳴溶血性貧血尿中ミオグロビン上昇咽頭浮腫頭蓋内圧亢進重篤な低血糖急激な腎機能悪化重症筋無力症悪化固定薬疹嗅覚錯誤モニリア症眼内異物感末梢性ニューロパシー血清病様反応プロトロンビン量増加関節障害一過性難聴腱炎症腱疼痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • チザニジン塩酸塩投与中
    • ケトプロフェン<皮膚外用剤を除く>投与中
  • 相対禁止
    • 小児の炭疽
    • 妊婦又は妊娠している可能性のある炭疽
  • 慎重投与
    • QT延長
    • アレルギー
    • 気管支喘息
    • 痙攣性疾患
    • 高度腎障害
    • 重症筋無力症
    • 蕁麻疹
    • てんかん
    • 発疹
  • 投与に際する指示
    • 肝障害
    • 高度腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・乳児
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 幼児・乳児
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 禁止
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳児(0日〜364日)
    • 幼児(0歳〜6歳)
  • 相対禁止
    • 小児の炭疽(0歳〜14歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児の炭疽(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
チザニジン塩酸塩 Cmaxが7倍・AUCが10倍それぞれ上昇し血圧低下・傾眠・眩暈
テオフィリン 作用を増強
アミノフィリン製剤 作用を増強
デュロキセチン塩酸塩 血中濃度が上昇
カフェイン 血中濃度が上昇
ロピニロール塩酸塩 Cmaxが60%・AUCが84%それぞれ上昇
クロザピン クロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
オランザピン クロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
シルデナフィル Cmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇
ケトプロフェン<皮膚外用剤を除く> 痙攣
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇し作用が増強
キニジン QT延長
ソタロール QT延長
アミオダロン QT延長
プロカインアミド QT延長
1a群不整脈用剤 QT延長
3群不整脈用剤 QT延長
炭酸ランタン水和物<服用> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
セベラマー塩酸塩<服用> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
プロベネシド 塩酸シプロフロキサシン製剤のT1/2の延長とAUCの増加
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣
ロキソプロフェン 痙攣
プロピオン酸系NSAIDs<皮膚外用剤以外のケトプロフェンとは併用禁忌> 痙攣
ジクロフェナク 痙攣
ザルトプロフェン 痙攣
プラノプロフェン 痙攣
アンフェナク 痙攣
シクロスポリン 相互に副作用<腎障害等>が増強
ワルファリン 作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長
グリベンクラミド 作用を増強し低血糖
スルホニルウレア系薬剤 作用を増強し低血糖
グリメピリド 作用を増強し低血糖
マグネシウム含有制酸剤<経口> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
マグネシウム製剤経口剤 本剤の吸収が低下し効果が減弱
水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム<経口> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
ジダノシン錠 本剤の吸収が低下し効果が減弱
ケイ酸アルミニウム<経口> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
スクラルファート<経口> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
アルミニウムを含有する制酸剤<経口> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
多価陽イオン含有製剤<服用> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
鉄剤<服用> 本剤の吸収が低下し効果が減弱
カルシウム経口剤 本剤の吸収が低下し効果が減弱
フェニトイン 血中濃度が低下
CYP1A2の基質となる薬剤 代謝を阻害し血中濃度を上昇

飲食物との相互作用

  • マグネシウムを含むもの<海苔、わかめ、バジル、昆布、ひじき など>
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>
  • カルシウム・マグネシウム・鉄などを含むもの<牛乳、乳製品、バジル、海苔、ひじき など>
  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、炭疽。

    用法・用量(添付文書全文)

    シプロフロキサシンとして、1回100〜200mgを1日2〜3回経口投与する。
    なお、感染症の種類及び症状に応じ適宜増減する。
    炭疽に対しては、シプロフロキサシンとして、1回400mgを1日2回経口投与する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
    2.小児の炭疽に対しては、米国疾病管理センター(CDC)が、シプロフロキサシンとして、1回15mg/kg体重(但し、成人用量を超えない)を1日2回経口投与することを推奨している。
    3.炭疽の発症及び進展抑制には、米国疾病管理センター(CDC)が、60日間の投与を推奨している。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、浮腫、蕁麻疹等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).大腸炎:偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3).横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れることがあるので注意する。
    4).間質性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    5).低血糖:重篤な低血糖が現れることがある(高齢者、特にスルホニル尿素系血糖降下剤併用高齢者患者で現れやすい)ので、観察を十分に行い、異常が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少:骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少等が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).劇症肝炎、肝機能障害、黄疸:劇症肝炎、著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    8).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症:中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    9).急性腎不全、間質性腎炎:急性腎不全、間質性腎炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).痙攣:痙攣が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    11).アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害:アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害が現れることがあるので、腱疼痛や腱炎症がみられた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(なお、外国において、投与終了数カ月後にこれらの症状を発現した症例も報告されている)。
    12).錯乱、抑うつ等の精神症状:錯乱、抑うつ等の精神症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    13).重症筋無力症悪化:重症筋無力症の患者で症状の悪化が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    14).血管炎:血管炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    15).QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む):QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).過敏症:(頻度不明)発疹、光線過敏症、蕁麻疹、そう痒、発熱、発赤(結節性紅斑)、浮腫(末梢浮腫、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫)、固定薬疹、血清病様反応[このような場合には投与を中止する]。
    2).腎臓:(頻度不明)BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、結晶尿。
    3).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇[このような場合には投与を中止する]。
    4).循環器:(頻度不明)頻脈、失神、ほてり、低血圧、片頭痛。
    5).血液:(頻度不明)好酸球増多、白血球減少、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、貧血、血小板増加、白血球増加、点状出血、プロトロンビン量増加、溶血性貧血[このような場合には投与を中止する]。
    6).消化器:(頻度不明)食欲不振、下痢、胃不快感、嘔気、口内炎、嘔吐、腹痛、腹部膨満感、消化不良、膵炎。
    7).感覚器:(頻度不明)眼内異物感、味覚異常、無嗅覚、嗅覚錯誤、一過性難聴、耳鳴、視覚異常。
    8).精神神経系:(頻度不明)振戦、頭痛、眩暈、眠気、無力症、不眠症、不安、発汗、悪夢、幻覚、精神病、失調、末梢性ニューロパシー(しびれ感等)、筋緊張亢進、頭蓋内圧亢進、激越、意識障害。
    9).その他:(頻度不明)関節痛、倦怠感、筋肉痛、モニリア症、呼吸困難、胸痛、背部痛、関節障害、高血糖、筋無力症、CK上昇(CPK上昇)。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.ケトプロフェン<皮膚外用剤を除く>投与中の患者。
    3.チザニジン塩酸塩投与中の患者。
    4.妊婦又は妊娠している可能性のある女性。但し、妊婦又は妊娠している可能性のある炭疽の女性に限り、治療上の有益性を考慮して投与する。
    5.小児等。但し、小児の炭疽に限り、治療上の有益性を考慮して投与する。
    (慎重投与)
    1.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
    2.高度腎障害のある患者[高い血中濃度が持続するので、投与量を減量するか、あるいは投与間隔をあけて使用する]。
    3.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こすことがある]。
    4.重症筋無力症患者[症状を悪化させることがある]。
    5.高齢者。
    6.QT延長を起こす恐れのある患者[QT延長を起こすことがある]。
    (相互作用)
    本剤はチトクロームP450・1A2(CYP1A2)を阻害するので、チトクロームP450・1A2<CYP1A2>酵素で代謝される薬剤の代謝を阻害し血中濃度を上昇させる恐れがある。
    1.併用禁忌:
    1).ケトプロフェン<皮膚外用剤を除く><カピステン等>[痙攣を起こすことがあるので、併用しない(併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA−A受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている;てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意する)]。
    2).チザニジン塩酸塩<テルネリン等>[チザニジンのCmaxが7倍・AUCが10倍それぞれ上昇し血圧低下・傾眠・眩暈等が現れたとの報告があり、チザニジンの作用を増強させる恐れがあるので、併用しない(チザニジンの肝での代謝を阻害し、チザニジンの血中濃度を上昇させると考えられている)]。
    2.併用注意:
    1).テオフィリン、アミノフィリン水和物[テオフィリンのCmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇したとの報告があり、テオフィリンの作用を増強させる可能性があるので、併用する場合にはテオフィリンを減量するなど適切な処置を行う(テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている;肝障害のある患者、高齢者では特に注意する)]。
    2).カフェイン、デュロキセチン塩酸塩[これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある(これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている)]。
    3).フェニル酢酸系NSAIDs(ジクロフェナク、アンフェナク等)、プロピオン酸系NSAIDs<皮膚外用剤以外のケトプロフェンとは併用禁忌>(ロキソプロフェン、プラノプロフェン、ザルトプロフェン等)[痙攣を起こす恐れがあるので、症状が認められた場合、両剤の投与を中止するなど適切な処置を行う(併用により、ニューキノロン系抗菌剤のGABA−A受容体への阻害作用が増強され、痙攣が誘発されると考えられている;てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者では特に注意する)](NSAIDs:非ステロイド性消炎鎮痛剤)。
    4).シクロスポリン[相互に副作用<腎障害等>が増強される恐れがあるので、頻回に腎機能検査(クレアチニン、BUN等)を行うなど患者の状態を十分に観察する(発現機序の詳細は不明であるが、相互に肝での代謝を抑制し、一方又は両方の血中濃度が上昇するためと考えられている;肝障害のある患者、高齢者では特に注意する)]。
    5).ワルファリン[ワルファリンの作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長等が現れることがあるので、本剤を併用する場合は、プロトロンビン時間国際標準比(INR)値等を測定するなど、観察を十分に行う(発現機序の詳細は不明であるが、ワルファリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少させるためと考えられている)]。
    6).スルホニル尿素系血糖降下剤(グリメピリド、グリベンクラミド等)[スルホニル尿素系血糖降下剤の作用を増強し低血糖が現れることがある(発現機序の詳細は不明であるが、グリベンクラミドの肝での代謝を阻害するとの報告があり、また、膵臓のβ細胞を用いたin vitro試験において、本剤がインスリン分泌作用を促進するとの報告がある)]。
    7).ロピニロール塩酸塩[ロピニロールのCmaxが60%・AUCが84%それぞれ上昇したとの報告があるので、ロピニロールの投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じてロピニロールの用量を調節する(併用により、ロピニロールの肝での代謝が阻害されるためと考えられている)]。
    8).メトトレキサート[メトトレキサートの血中濃度が上昇し作用が増強される恐れがあるので、併用する場合には患者の状態を十分に観察する(発現機序の詳細は不明であるが、メトトレキサートの腎尿細管からの排泄が阻害されるためと考えられている)]。
    9).アルミニウム含有の制酸剤<服用>又はマグネシウム含有の制酸剤<服用>等(ケイ酸アルミニウム<服用>、水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム<服用>、スクラルファート水和物<服用>等)、鉄剤<服用>、カルシウム含有製剤<服用>、マグネシウム含有製剤<服用>(ジダノシン錠)[本剤の吸収が低下し効果が減弱される恐れがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意する(多価金属イオン含有製剤<服用>を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている)]。
    10).カルシウムを多量に含有する飲料(牛乳等)[本剤を空腹時にカルシウムを多量に含有する飲料と同時に服用すると、本剤の吸収が低下し効果が減弱される恐れがある(多価金属イオンと難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている)]。
    11).クラス1A抗不整脈薬(キニジン、プロカインアミド等)、クラス3抗不整脈薬(アミオダロン、ソタロール等)[本剤を併用した場合、QT延長がみられる恐れがある(併用により、QT延長作用が相加的に増加する恐れがある)]。
    12).セベラマー塩酸塩<服用>、炭酸ランタン水和物<服用>[本剤の吸収が低下し効果が減弱される恐れがあるので、本剤服用後2時間以上あけるなど注意する(これらの薬剤を併用した場合、難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下させるためと考えられている)]。
    13).クロザピン、オランザピン[クロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇したとの報告があるので、併用薬剤の投与中に本剤を投与開始又は投与中止する場合には、必要に応じて併用薬剤の用量調節をする(併用により、併用薬剤の肝での代謝が阻害されるためと考えられている)]。
    14).シルデナフィルクエン酸塩[シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇したとの報告がある(CYP3A4阻害によりクリアランスが減少するとの報告もあるが、発現機序の詳細は不明である)]。
    15).フェニトイン[フェニトインの血中濃度が低下したとの報告があるので、本剤を併用する場合は、フェニトインの血中濃度を測定するなど、観察を十分に行う(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続する恐れがあるので、用量ならびに投与間隔に留意し、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳中の女性への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[母乳中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していないので、小児等には投与しない。
    (過量投与)
    1.過量投与時の徴候と症状:腎毒性が現れたとの報告がある。
    2.過量投与時の処置:腎機能をモニターするとともに、本剤の吸収を減少させるためにマグネシウム、カルシウム等を含む制酸剤を投与し、水分及び電解質の補充を行う(シプロフロキサシンは腹膜透析、血液透析では少量(10%程度)しか除去されない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.動物実験(幼若イヌ、幼若ラット)で関節異常が認められている。
    2.大量投与(750mg/回以上(経口剤))により結晶尿が認められたとの報告がある。
    3.遺伝毒性については、in vitro試験の一部成績において、陽性(マウスリンパ腫細胞を用いた遺伝子突然変異試験陽性、ラット肝初代培養細胞を用いた不定期DNA合成試験陽性、チャイニーズハムスターCHL細胞を用いた染色体異常試験陽性)を示したとする報告がある。
    4.光遺伝毒性については、ネズミチフス菌TA104を用いた復帰突然変異試験陽性、チャイニーズハムスターV79細胞を用いた染色体異常試験陽性、マウスリンパ腫細胞を用いたコメットアッセイにおいて陽性を示す所見が認められている。
    5.プロベネシドによる影響:プロベネシドとの併用により、塩酸シプロフロキサシン製剤の最高血中濃度は大きく変化しなかったが、塩酸シプロフロキサシン製剤のT1/2の延長とAUCの増加が認められたとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、シプロフロキサシン錠100mg「トーワ」及びシプロフロキサシン錠200mg「トーワ」は通常の市場流通下においてそれぞれ3年間安定であることが推測された。
    (保管上の注意)
    遮光。

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