基本情報

薬効分類

ペニシリン系抗菌薬詳しく見る

  • 細菌の細胞壁合成を阻害し細菌に殺菌的に抗菌作用をあらわす薬
ペニシリン系抗菌薬の代表的な商品名
  • サワシリン パセトシン
  • ビクシリンS
  • オーグメンチン
  • クラバモックス

効能・効果詳しく見る

  • 腎盂腎炎
  • 肺炎
  • 敗血症
  • 肺膿瘍
  • 膀胱炎
  • 慢性呼吸器病変の二次感染

注意すべき副作用詳しく見る

下痢食欲不振口内炎悪心貧血

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.筋注の場合:合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1日量1.5〜3.0g(力価)を3〜4回に分け筋肉内注射する
  • 小児には合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1日量50〜100mg(力価)/kgを3〜4回に分け筋肉内注射する
  • 2.点滴静注の場合:用時溶解し、合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1回量1.0〜2.0g(力価)を250mL〜500mLの輸液中に溶解して、1日2回1〜2時間かけて点滴静注する
    • なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • ショック
    • 伝染性単核症
    • 過敏症

副作用

主な副作用

下痢食欲不振

重大な副作用

悪心口内炎貧血

上記以外の副作用

黄疸悪寒過敏症顆粒球減少カンジダ症偽膜性大腸炎急性腎不全菌交代症痙攣血小板減少血便眩暈好酸球増多口内異常感重篤な腎障害重篤な大腸炎出血傾向ショック神経炎神経症状蕁麻疹頭痛舌炎全身倦怠感喘鳴中毒性表皮壊死症低プロトロンビン血症発疹発熱皮膚粘膜眼症候群頻回の下痢不快感腹痛便意耳鳴無顆粒球症溶血性貧血

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • ショック
    • 伝染性単核症
  • 原則禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 過敏症
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度腎障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
  • 注意
    • 高度腎障害
  • 投与に際する指示
    • 高度腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
経口避妊薬 当該薬剤の効果が減弱
アロプリノール 発疹の発現が増加

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    敗血症、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.筋注の場合:合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1日量1.5〜3.0g(力価)を3〜4回に分け筋肉内注射する。小児には合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1日量50〜100mg(力価)/kgを3〜4回に分け筋肉内注射する。
    2.点滴静注の場合:用時溶解し、合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1回量1.0〜2.0g(力価)を250mL〜500mLの輸液中に溶解して、1日2回1〜2時間かけて点滴静注する。
    なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
    2.高度腎障害のある患者には、投与間隔をあけて使用する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    全国の医療機関より寄せられた主に点滴静注による症例報告8,994例中、副作用発現症例は147例1.63%で延件数は169件であった。その種類は、皮膚障害79例0.88%、中枢末梢神経障害2例0.02%、消化管障害19例0.21%、肝障害26例0.29%、血液障害4例0.04%、一般的全身障害7例0.08%、適用部位障害31例0.34%等であった(承認時と1978年10月〜1981年10月までの集計)。
    1.重大な副作用
    1).ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).無顆粒球症、溶血性貧血(0.1%未満)が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(5%以上又は頻度不明)発熱、発疹、蕁麻疹等[異常が認められた場合又は症状が現れた場合には、投与を中止する]。
    2).血液:(0.1%未満)好酸球増多、顆粒球減少、血小板減少、貧血[異常が認められた場合又は症状が現れた場合には、投与を中止する]。
    3).肝臓:(0.1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、黄疸[症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    4).消化器:(0.1〜5%未満)下痢、悪心、食欲不振等[アンピシリンによる副作用]。
    5).中枢神経:(5%以上又は頻度不明)痙攣等の神経症状(腎不全の患者に大量投与時)[アンピシリンによる副作用]。
    6).菌交代症:(0.1%未満)口内炎、カンジダ症[アンピシリンによる副作用]。
    7).ビタミン欠乏症:(0.1%未満)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)[アンピシリンによる副作用]。
    8).その他:(0.1%未満)悪寒、全身倦怠感、頭痛等。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。
    2.伝染性単核症のある患者(アンピシリン)[発疹の発現頻度を高めることがある]。
    (原則禁忌)
    本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
    3.高度腎障害のある患者[血中濃度が持続する]。
    4.高齢者。
    5.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者(アンピシリン)[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
    (重要な基本的注意)
    本剤によるショック、アナフィラキシー様症状の発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。
    1.事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
    2.投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。
    3.投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。
    (相互作用)
    併用注意:経口避妊薬[経口避妊薬の効果が減弱する恐れがある(腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者には、次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    1.高齢者では生理機能が低下していることが多く副作用が発現しやすい。
    2.高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[アンピシリンの大量(3000mg/kg/day)投与でラットに催奇形性が報告されている]。
    2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[母乳中へ移行することが報告されている]。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    本剤の投与により、クリニテスト、ベネディクト試薬、あるいはフェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意する。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:筋肉内注射及び点滴静注にのみ使用する。
    2.投与時:静脈内注射により血管痛を起こすことがあるので、これを予防するために注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射の速度はできるだけ遅くする。
    3.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に注意する。
    1).経口投与が困難な場合や緊急の場合、また、経口投与で効果が不十分と考えられる場合にのみ使用する。なお、経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には、速やかに経口投与に切り替える。
    2).筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
    3).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
    4).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
    5).筋肉内注射時、注射部位に疼痛、硬結をみることがある。
    (その他の注意)
    アンピシリンとアロプリノールとの併用により、発疹の発現が増加するとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    用時溶解後速やかに使用する。

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