日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

カルベニン点滴用0.25g基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:パニペネム・ベタミプロン注射用

製薬会社:第一三共

薬価・規格: 982円(250mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

カルバペネム系抗菌薬詳しく見る

  • 細菌の細胞壁合成を阻害し殺菌的に抗菌作用をあらわす薬
カルバペネム系抗菌薬の代表的な商品名
  • オラペネム
  • メロペン
  • フィニバックス

効能・効果詳しく見る

  • 咽頭炎
  • 外傷の二次感染
  • 顎炎
  • 顎骨周辺の蜂巣炎
  • 化膿性髄膜炎
  • 化膿性唾液腺炎
  • 関節炎
  • 感染性心内膜炎
  • 肝膿瘍
  • 急性気管支炎
  • 眼内炎
  • 喉頭炎
  • 肛門周囲膿瘍
  • 子宮内感染
  • 骨髄炎
  • 子宮付属器炎
  • 子宮旁結合織炎
  • 手術創の二次感染
  • 腎盂腎炎
  • 全眼球炎
  • 胆管炎
  • 胆嚢炎
  • 中耳炎
  • 熱傷の二次感染
  • 膿胸
  • 肺炎
  • 敗血症
  • 肺膿瘍
  • バルトリン腺炎
  • 副睾丸炎
  • 副鼻腔炎
  • 腹膜炎
  • 扁桃炎
  • 扁桃周囲炎
  • 扁桃周囲膿瘍
  • 膀胱炎
  • リンパ管炎
  • リンパ節炎
  • 眼窩感染
  • 精巣上体炎
  • 腹腔内膿瘍
  • 深在性皮膚感染症
  • 慢性呼吸器病変の二次感染
  • 前立腺炎<急性症>
  • 前立腺炎<慢性症>

注意すべき副作用詳しく見る

好酸球増多貧血下痢発熱アナフィラキシー嘔気意識障害黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • パニペネムとして1日1g(力価)を2回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症又は難治性感染症には、1日2g(力価)まで増量し2回に分割し投与することができる
    • 但し、1回1g(力価)投与する場合は60分以上かけて投与する
  • 小児には、パニペネムとして1日30〜60mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症又は難治性感染症には、1日100mg(力価)/kgまで増量し3〜4回に分割して投与できる
    • 但し、投与量の上限は1日2g(力価)までとする
  • <注射液の調製法>カルベニン点滴用0.25g及び0.5gを100mL以上の生理食塩液、5%ブドウ糖注射液等に溶解する(但し、注射用水は溶液が等張とならないので使用しない)

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • ショック
    • バルプロ酸ナトリウム投与中
    • 過敏症

副作用

主な副作用

好酸球増多貧血下痢発熱

重大な副作用

アナフィラキシー意識障害嘔気黄疸過敏症肝機能障害間質性肺炎偽膜性大腸炎急性腎不全痙攣血小板増多血小板減少血清クレアチニン上昇血栓性静脈炎口内炎食欲不振ショック白血球減少発疹発熱汎血球減少症皮膚粘膜眼症候群無顆粒球症溶血性貧血中毒性表皮壊死融解症

上記以外の副作用

Al−P上昇BUN上昇GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇LAP上昇LDH上昇嘔吐顆粒球減少カンジダ症菌交代症クレアチニンクリアランス低下劇症肝炎血便眩暈好塩基球増多口内異常感呼吸困難重篤な肝障害重篤な腎障害重篤な大腸炎出血傾向神経炎蕁麻疹頭痛咳嗽舌炎喘鳴そう痒中枢神経障害中枢神経症状低プロトロンビン血症ALT上昇AST上昇尿ウロビリノーゲン上昇発汗頻回の下痢不快感腹痛浮腫便意耳鳴

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • ショック
    • バルプロ酸ナトリウム投与中
  • 原則禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 過敏症
    • 肝障害
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度腎障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
  • 注意
    • 腎障害
    • 中枢神経障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
バルプロ酸 血中濃度が低下してんかんの発作が再発

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    敗血症、感染性心内膜炎、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍、骨髄炎、関節炎、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>)、精巣上体炎(副睾丸炎)、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、眼窩感染、眼内炎(全眼球炎を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、顎骨周辺の蜂巣炎、顎炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    パニペネムとして1日1g(力価)を2回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症又は難治性感染症には、1日2g(力価)まで増量し2回に分割し投与することができる。但し、1回1g(力価)投与する場合は60分以上かけて投与する。
    小児には、パニペネムとして1日30〜60mg(力価)/kgを3回に分割し、30分以上かけて点滴静注する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、重症又は難治性感染症には、1日100mg(力価)/kgまで増量し3〜4回に分割して投与できる。但し、投与量の上限は1日2g(力価)までとする。
    <注射液の調製法>
    カルベニン点滴用0.25g及び0.5gを100mL以上の生理食塩液、5%ブドウ糖注射液等に溶解する(但し、注射用水は溶液が等張とならないので使用しない)。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤の使用にあたっては、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる[耐性菌の発現等を防ぐため]。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    (本項には頻度が算出できない副作用報告を含む)。
    総症例20,258例中副作用(臨床検査値異常を含む)が報告されたのは2,119例(10.46%)で、その主なものはALT(GPT)上昇(3.24%)、AST(GOT)上昇(2.97%)、好酸球増多(1.13%)、Al−P上昇(0.98%)、γ−GTP上昇(0.86%)、LDH上昇(0.82%)等であった[再審査終了時]。
    1.重大な副作用
    1).ショック(0.01%未満)、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシー(不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等)を起こすことがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).中毒性表皮壊死融解症(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(頻度不明):中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).急性腎不全(0.1%未満):急性腎不全等の重篤な腎障害が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).痙攣(0.1%未満)、意識障害(0.01%未満):痙攣、意識障害等の中枢神経症状が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う(特に腎障害や中枢神経障害のある患者に起こりやすいので、投与する場合には注意する)。
    5).偽膜性大腸炎(0.1%未満):偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(初期症状:腹痛、頻回の下痢)が現れることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).肝障害(0.1%未満):劇症肝炎等の重篤な肝障害、黄疸が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    7).無顆粒球症(0.01%未満)、汎血球減少症(0.01%未満)、溶血性貧血(0.01%未満):無顆粒球症、汎血球減少症、溶血性貧血が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    8).間質性肺炎(0.01%未満)、PIE症候群(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には直ちに投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    2.重大な副作用(類薬)
    血栓性静脈炎:他のカルバペネム系抗生物質において、血栓性静脈炎が現れることがある。
    3.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、発熱、(0.1%未満)そう痒、蕁麻疹[症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
    2).血液:(0.1〜5%未満)貧血、好酸球増多、白血球減少、血小板増多、血小板減少、(0.1%未満)好塩基球増多、顆粒球減少[観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
    3).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、Al−P上昇、LDH上昇、LAP上昇、肝機能障害、(0.1%未満)尿ウロビリノーゲン上昇、黄疸[観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
    4).腎臓:(0.1〜5%未満)BUN上昇、血清クレアチニン上昇、(0.1%未満)クレアチニンクリアランス低下。
    5).消化器:(0.1〜5%未満)下痢、嘔気、(0.1%未満)嘔吐、食欲不振。
    6).菌交代症:(0.1%未満)口内炎、カンジダ症。
    7).ビタミン欠乏症:(頻度不明)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
    8).その他:(0.1%未満)浮腫、頭痛[症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。
    2.バルプロ酸ナトリウム投与中の患者。
    (原則禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.カルバペネム系、ペニシリン系又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
    3.高度腎障害のある患者[痙攣、意識障害等の中枢神経障害が起こりやすい]。
    4.肝障害のある患者[肝障害が悪化する恐れがある]。
    5.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
    6.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。
    1.事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
    2.投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。
    3.投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。
    (相互作用)
    併用禁忌:バルプロ酸ナトリウム<デパケン、バレリン、ハイセレニン等>[バルプロ酸の血中濃度が低下してんかんの発作が再発することがある(肝臓において、本剤がバルプロ酸のグルクロン酸抱合代謝を亢進すると考えられている)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者とそれ以外の成人では副作用に差がみられなかったが、高齢者には次の点に注意して投与する。
    1.本剤は腎排泄型薬剤であるので、高齢者では血中濃度が高く推移する傾向にある。
    2.類薬で、高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れるとの報告がある。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    1.テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意する。
    2.直接クームス試験陽性を呈することがある。
    3.ウロビリノーゲンの測定では、本剤が採尿後時間の経過とともに茶色に着色し、測定に影響を及ぼす可能性があるので採尿後3時間以内に測定する。
    (適用上の注意)
    調製後:溶解後は速やかに使用する。本剤溶解時、溶液は無色から微黄色澄明を呈するが、色の濃淡は本剤の効力には影響しない(なお、やむを得ず保存を必要とする場合でも室温保存で6時間以内に使用する)。
    (その他の注意)
    1.本剤投与患者において、パニペネムが分解され、尿が茶色を呈することがある。
    2.本剤の配合剤であるパニペネムで、モルモット皮下投与のみにPCA反応と全身アナフィラキシー反応に陽性例が認められた。

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