日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

フルマリンキット静注用1g基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:フロモキセフナトリウムキット

製薬会社:塩野義製薬

薬価・規格: 1587円(1g1キット(生理食塩液100mL付)) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

セフェム系抗菌薬詳しく見る

  • 細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬
セフェム系抗菌薬の代表的な商品名
  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト

効能・効果詳しく見る

  • 咽頭炎
  • 外傷の二次感染
  • 感染性心内膜炎
  • 急性気管支炎
  • 喉頭炎
  • 子宮内感染
  • 子宮付属器炎
  • 子宮旁結合織炎
  • 手術創の二次感染
  • 腎盂腎炎
  • 胆管炎
  • 胆嚢炎
  • 中耳炎
  • 尿道炎
  • 熱傷の二次感染
  • 敗血症
  • バルトリン腺炎
  • 副鼻腔炎
  • 腹膜炎
  • 扁桃炎
  • 膀胱炎
  • 腹腔内膿瘍
  • 慢性呼吸器病変の二次感染
  • 前立腺炎<急性症>
  • 前立腺炎<慢性症>

注意すべき副作用詳しく見る

貧血下痢好酸球増多血小板減少黄疸アナフィラキシー偽膜性大腸炎過敏症間質性肺炎顆粒球減少

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • フロモキセフナトリウムとして1日1〜2g(力価)を2回に分割して点滴静注する
  • 小児には1日60〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分割して点滴静注する
  • 未熟児、新生児には1回20mg(力価)/kgを生後3日までは1日2〜3回、4日以降は、1日3〜4回点滴静注する
    • なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には1日4g(力価)まで増量し、2〜4回に分割投与する
  • また未熟児、新生児、小児では1日150mg(力価)/kgまで増量し、3〜4回に分割投与する
  • 参考:注射液の調製法溶解液(日局生理食塩液)部分を手で押して隔壁を開通させ、更に溶解液部分を繰り返し押して薬剤を完全に溶解する(詳しい溶解方法については、キット製品の外袋及びカバーシートに記載の「溶解操作方法」を参照のこと)

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • ショック
    • 過敏症

副作用

主な副作用

貧血下痢好酸球増多血小板減少黄疸

重大な副作用

アナフィラキシー過敏症顆粒球減少間質性肺炎偽膜性大腸炎急性腎不全好酸球増多口内炎呼吸困難ショック赤血球減少発疹発熱汎血球減少皮膚粘膜眼症候群ヘマトクリット減少ヘモグロビン減少無顆粒球症溶血性貧血中毒性表皮壊死融解症

上記以外の副作用

Al−P上昇GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇悪心嘔吐肝機能障害カンジダ症顔面潮紅菌交代症クレアチニン上昇血小板増多血清アミラーゼ上昇血便重篤な腎障害重篤な大腸炎出血傾向食欲不振神経炎蕁麻疹頭重感咳嗽舌炎全身倦怠感喘鳴そう痒蛋白尿低プロトロンビン血症ALT上昇AST上昇軟便尿アミラーゼ上昇尿道違和感発赤皮膚感覚異常感頻回の下痢腹痛腹部膨満感浮腫乏尿全身潮紅

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • ショック
  • 原則禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 過敏症
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度腎障害
    • 循環器系機能障害
    • 腎障害
    • 心臓機能障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
  • 投与に際する指示
    • 高度腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 未熟児(0日〜27日)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 未熟児(0日〜27日)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
利尿剤 腎障害が発現・悪化
フロセミド 腎障害が発現・悪化

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.敗血症、感染性心内膜炎。
    2.外傷・熱傷及び手術創等の二次感染。
    3.咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、慢性呼吸器病変の二次感染。
    4.膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>)。
    5.尿道炎。
    6.腹膜炎、腹腔内膿瘍。
    7.胆嚢炎、胆管炎。
    8.バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎。
    9.中耳炎、副鼻腔炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    フロモキセフナトリウムとして1日1〜2g(力価)を2回に分割して点滴静注する。
    小児には1日60〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分割して点滴静注する。
    未熟児、新生児には1回20mg(力価)/kgを生後3日までは1日2〜3回、4日以降は、1日3〜4回点滴静注する。
    なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には1日4g(力価)まで増量し、2〜4回に分割投与する。また未熟児、新生児、小児では1日150mg(力価)/kgまで増量し、3〜4回に分割投与する。
    参考:注射液の調製法
    溶解液(日局生理食塩液)部分を手で押して隔壁を開通させ、更に溶解液部分を繰り返し押して薬剤を完全に溶解する(詳しい溶解方法については、キット製品の外袋及びカバーシートに記載の「溶解操作方法」を参照のこと)。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
    2.低出生体重児(未熟児)・新生児では在胎週数、投与時の体重を考慮する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時及び効能・効果の追加承認時における安全性評価対象例3,314例中、副作用は78例(2.35%)に、また臨床検査値の異常変動は、検査を実施した安全性評価対象例3,054例中、334例(10.94%)に認められた。
    再審査終了時における安全性評価対象例27,651例中、臨床検査値の異常変動を含む副作用は810例(2.93%)に認められた(副作用の発現頻度は、承認時、再審査終了時の成績及び自発報告等に基づく)。
    1.重大な副作用
    1).ショック、アナフィラキシー(0.1%未満):ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、喘鳴、全身潮紅、浮腫等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).急性腎不全(0.1%未満):急性腎不全等の重篤な腎障害が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).汎血球減少、無顆粒球症(0.1%未満)、血小板減少、溶血性貧血(頻度不明):汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).偽膜性大腸炎(0.1%未満):偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。
    5).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(0.1%未満):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).間質性肺炎、PIE症候群(0.1%未満):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    7).肝機能障害、黄疸(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LAP上昇等、黄疸が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(0.1%未満)蕁麻疹、そう痒、発赤、発熱、顔面潮紅、皮膚感覚異常感[症状(異常)が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
    2).血液:(0.1〜5%未満)貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少)、好酸球増多、顆粒球減少、(0.1%未満)血小板減少又は血小板増多[症状(異常)が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
    3).腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、(頻度不明)乏尿[症状(異常)が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
    4).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、(0.1%未満)黄疸、LAP上昇[異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    5).消化器:(0.1〜5%未満)下痢、(0.1%未満)軟便、悪心、嘔吐、腹部膨満感。
    6).菌交代症:(0.1%未満)口内炎、カンジダ症。
    7).ビタミン欠乏症:(頻度不明)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
    8).その他:(0.1%未満)頭重感、全身倦怠感、尿道違和感、血清アミラーゼ上昇、尿アミラーゼ上昇。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。
    (原則禁忌)
    本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
    3.高度腎障害のある患者[血中濃度が持続するので、投与量を減らすか、投与間隔をあけて使用する]。
    4.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
    5.高齢者。
    6.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[ナトリウムの負荷及び循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。
    7.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。
    1).事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
    2).投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。
    3).投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。
    (相互作用)
    併用注意:利尿剤(フロセミド等)[腎障害が発現・悪化する恐れがあるので、併用する場合には腎機能に注意する(機序は明確ではないが、利尿剤による細胞内への水分再吸収低下のため、尿細管細胞中の抗菌薬濃度が上昇するとの説がある)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者には、次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    1.高齢者では生理機能が低下していることが多く副作用が発現しやすい。
    2.高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児(未熟児)では、腎が発達段階にあるため血中濃度の半減期が延長し、高い血中濃度が長時間持続する恐れがあるので、慎重に投与する。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    1.テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意する。
    2.直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意する。
    (適用上の注意)
    1.調製時:調製後は速やかに使用する(なお、やむを得ず保存を必要とする場合でも、室温保存では6時間以内に、冷蔵庫保存では24時間以内に使用する)。但し、残液は決して使用しない。
    2.静脈内注射時:静脈内大量投与により血管痛、静脈炎、灼熱感を起こすことがあるので、これを予防するために注射液の調製、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射の速度はできるだけ遅くする。
    (その他の注意)
    本剤の投与に際しては、定期的に肝機能、腎機能、血液等の検査を行うことが望ましい。
    (取扱い上の注意)
    次記の点に注意する。
    1.製品の品質を保持するため、本品を包んでいる外袋は使用時まで開封しない。
    2.次の場合には使用しない:
    1).外袋が破損しているときや溶解液が漏出しているときには使用しない。
    2).隔壁の開通前に薬剤が溶解しているときには使用しない。
    3).薬剤が変色しているときや、薬剤溶解前に溶解液が着色しているときには使用しない。
    3.容器の液目盛りはおよその目安として使用する。

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