日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ベストコール静注用1g基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:セフメノキシム塩酸塩静注用

製薬会社:武田テバ薬品

薬価・規格: 1176円(1g1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

セフェム系抗菌薬詳しく見る

  • 細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬
セフェム系抗菌薬の代表的な商品名
  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト

効能・効果詳しく見る

  • 外傷の二次感染
  • 化膿性髄膜炎
  • 肝膿瘍
  • 急性気管支炎
  • 子宮内感染
  • 子宮付属器炎
  • 子宮旁結合織炎
  • 手術創の二次感染
  • 腎盂腎炎
  • 胆管炎
  • 胆嚢炎
  • 熱傷の二次感染
  • 膿胸
  • 肺炎
  • 敗血症
  • 肺膿瘍
  • バルトリン腺炎
  • 腹膜炎
  • 膀胱炎
  • 慢性呼吸器病変の二次感染

注意すべき副作用詳しく見る

蕁麻疹顆粒球減少貧血下痢発熱好酸球増多AST上昇ALT上昇過敏症発疹

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.成人:セフメノキシム塩酸塩として1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内に注射する
    • なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日4g(力価)まで増量し、2〜4回に分割投与する
  • 2.小児:セフメノキシム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する
    • なお、年齢、症状に応じ、適宜増減するが、難治性又は重症感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量し、3〜4回に分割投与するが、化膿性髄膜炎には1日200mg(力価)/kgまで増量できる
  • 静脈内注射に際しては、日本薬局方「注射用水」、日本薬局方「生理食塩液」又は日本薬局方「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる
    • また、本剤の1回用量0.5〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる
  • 小児では前記投与量を考慮した1回用量を補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる
  • <注射液の調製法>本剤は溶解補助剤として無水炭酸ナトリウムを含有し、溶解時に炭酸ガスを発生するため減圧バイアルにしてある
  • 溶解にあたっては約5mLの溶解液をバイアル内に注入して溶解する
    • なお、静脈内注射に際しては20mLに希釈して投与する
  • 点滴静脈内注射を行う場合、注射用水を用いると溶液が等張とならないため用いない
  • 溶解にあたっては、溶解方法説明書きをよく読む

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • ショック
    • 過敏症

副作用

主な副作用

蕁麻疹貧血下痢発熱好酸球増多AST上昇ALT上昇過敏症発疹紅斑そう痒

重大な副作用

顆粒球減少溶血性貧血痙攣中枢神経症状ショックアナフィラキシー不快感口内異常感眩暈便意耳鳴発汗喘鳴呼吸困難血管浮腫全身潮紅全身蕁麻疹急性腎不全重篤な腎障害無顆粒球症偽膜性大腸炎血便重篤な大腸炎腹痛頻回の下痢咳嗽胸部X線異常間質性肺炎PIE症候群肝機能障害黄疸

上記以外の副作用

Al−P上昇LDH上昇リンパ腺腫脹関節痛血小板減少γ−GTP上昇悪心嘔吐食欲不振菌交代症口内炎カンジダ症ビタミンK欠乏症状低プロトロンビン血症出血傾向ビタミンB群欠乏症状舌炎神経炎倦怠感ふらつき頭痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • ショック
  • 原則禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 過敏症
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度腎障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
  • 投与に際する指示
    • 高度腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・小児
  • 投与に際する指示
    • 幼児・小児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 投与に際する指示
    • 小児(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
利尿剤 他のセフェム系抗生物質で併用による腎障害増強作用
フロセミド 他のセフェム系抗生物質で併用による腎障害増強作用
エタノール摂取 紅潮
エタノール摂取 悪心
エタノール摂取 頻脈
エタノール摂取 多汗
エタノール摂取 頭痛

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.敗血症。
    2.外傷・熱傷及び手術創等の二次感染。
    3.急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染。
    4.膀胱炎、腎盂腎炎。
    5.腹膜炎。
    6.胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍。
    7.バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎。
    8.化膿性髄膜炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.成人:セフメノキシム塩酸塩として1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内に注射する。なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて1日4g(力価)まで増量し、2〜4回に分割投与する。
    2.小児:セフメノキシム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。なお、年齢、症状に応じ、適宜増減するが、難治性又は重症感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量し、3〜4回に分割投与するが、化膿性髄膜炎には1日200mg(力価)/kgまで増量できる。
    静脈内注射に際しては、日本薬局方「注射用水」、日本薬局方「生理食塩液」又は日本薬局方「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる。
    また、本剤の1回用量0.5〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
    小児では前記投与量を考慮した1回用量を補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
    <注射液の調製法>
    本剤は溶解補助剤として無水炭酸ナトリウムを含有し、溶解時に炭酸ガスを発生するため減圧バイアルにしてある。溶解にあたっては約5mLの溶解液をバイアル内に注入して溶解する。なお、静脈内注射に際しては20mLに希釈して投与する。点滴静脈内注射を行う場合、注射用水を用いると溶液が等張とならないため用いない。溶解にあたっては、溶解方法説明書きをよく読む。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.高度腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与する。
    2.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの調査では、3,162例(静注、点滴静注、筋注を含む)中249例(7.9%)に、製造販売後の使用成績調査(再審査終了時点)では24,604例(静注、点滴静注、筋注を含む)中1,202例(4.9%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。次の副作用は前記の調査あるいは自発報告等で認められたものである。
    1.重大な副作用
    1).ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身潮紅・全身蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).顆粒球減少(0.1〜5%未満)、また、無顆粒球症(0.1%未満)が現れることがあり、また、他のセフェム系抗生物質で溶血性貧血が現れることが報告されているので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。
    5).発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群(0.1%未満)等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    6).痙攣(頻度不明)等の中枢神経症状が現れることがある(特に、腎不全患者に現れやすい)。
    7).AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱、(0.1%未満)リンパ腺腫脹、関節痛[このような場合には投与を中止し適切な処置を行う]。
    2).血液:(0.1〜5%未満)貧血、好酸球増多、(0.1%未満)血小板減少。
    3).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、(0.1%未満)γ−GTP上昇。
    4).消化器:(0.1〜5%未満)下痢、(0.1%未満)悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛。
    5).菌交代症:(0.1%未満)口内炎、カンジダ症。
    6).ビタミン欠乏症:(0.1%未満)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
    7).その他:(0.1%未満)倦怠感、ふらつき、頭痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。
    (原則禁忌)
    本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
    3.高度腎障害のある患者[高い血中濃度が持続することがある]。
    4.高齢者。
    5.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
    (重要な基本的注意)
    本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。
    1.事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
    2.投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。
    3.投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.利尿剤(フロセミド等)[他のセフェム系抗生物質で併用による腎障害増強作用が報告されているので、併用する場合には腎機能に注意する(機序は不明であるが、利尿時の脱水による血中濃度の上昇等が考えられている)]。
    2.エタノール(飲酒)[飲酒等のエタノール摂取により、紅潮、悪心、頻脈、多汗、頭痛等が現れることがあるので、投与期間中及び投与後少なくとも1週間は飲酒等のエタノール摂取を避ける(エタノール摂取24時間前に本剤を投与した試験(健康成人)で血中アセトアルデヒドの蓄積とジスルフィラム様作用が認められている)]。
    (高齢者への投与)
    次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    1.高齢者では生理機能が低下していることが多く副作用が発現しやすい。
    2.高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    1.テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬、クリニテストによる尿糖検査では、偽陽性を呈することがあるので注意する。
    2.直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意する。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:本剤は静脈内注射にのみ使用する。
    2.投与方法:静脈内大量投与により、まれに血管痛、血栓性静脈炎を起こすことがあるので、これを予防するために注射液の調製、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射速度はできるだけ遅くする。
    3.溶解後:溶解後は速やかに使用する(なお、やむを得ず保存を必要とする場合でも12時間以内に使用する)。
    (その他の注意)
    1.幼若ラットに皮下投与した動物試験において、精巣萎縮、精子形成抑制作用が発現したとの報告がある。
    2.本剤の投与に際しては、定期的に肝機能、腎機能、血液等の検査を行うことが望ましい。
    (取扱い上の注意)
    使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。

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