日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

パンスポリン静注用0.25g基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:セフォチアム塩酸塩静注用

製薬会社:武田テバ薬品

薬価・規格: 355円(250mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

セフェム系抗菌薬詳しく見る

  • 細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬
セフェム系抗菌薬の代表的な商品名
  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト

効能・効果詳しく見る

  • 外傷の二次感染
  • 化膿性髄膜炎
  • 関節炎
  • 急性気管支炎
  • 子宮内感染
  • 骨髄炎
  • 子宮付属器炎
  • 子宮旁結合織炎
  • 手術創の二次感染
  • 腎盂腎炎
  • 胆管炎
  • 胆嚢炎
  • 中耳炎
  • 熱傷の二次感染
  • 膿胸
  • 肺炎
  • 敗血症
  • 肺膿瘍
  • バルトリン腺炎
  • 副鼻腔炎
  • 腹膜炎
  • 扁桃炎
  • 扁桃周囲膿瘍
  • 扁桃周囲炎
  • 膀胱炎
  • 慢性膿皮症
  • 深在性皮膚感染症
  • 慢性呼吸器病変の二次感染
  • 前立腺炎<急性症>
  • 前立腺炎<慢性症>

注意すべき副作用詳しく見る

下痢好酸球増多発熱蕁麻疹貧血悪心眩暈血小板減少過敏症顆粒球減少

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • セフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する
    • なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる
  • 静脈内注射に際しては、日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる
    • また、本剤の1回用量0.25〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤等の補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる
    • なお、小児の場合は前記投与量を考慮し、補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる
  • <注射液の調製法と調製時の注意>1.バイアル品は緩衝剤として無水炭酸ナトリウムを含有し、溶解時に炭酸ガスを発生するため減圧バイアルにしてある
  • 溶解にあたっては約3mLの溶解液をバイアル内に注入して溶解する
    • なお、静脈内注射に際しては10mLに希釈して投与する
  • 点滴静脈内注射を行う場合、注射用水を用いると溶液が等張とならないため用いない
  • 溶解にあたっては、溶解方法説明書きをよく読む
  • 2.本剤の注射液調製時にショックを伴う接触蕁麻疹が現れることがあるので調製時に手の腫脹・そう痒・発赤、全身の発疹・そう痒、腹痛、悪心、嘔吐等の症状が現れた場合には以後本剤との接触を避ける

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • ショック
    • 過敏症

副作用

主な副作用

下痢好酸球増多発熱蕁麻疹貧血

重大な副作用

悪心過敏症顆粒球減少血小板減少眩暈好酸球増多口内炎紅斑呼吸困難食欲不振そう痒発疹発熱腹痛

上記以外の副作用

Al−P上昇GOT上昇GPT上昇アナフィラキシー黄疸嘔吐肝炎肝機能障害カンジダ症間質性肺炎関節痛偽膜性大腸炎急性腎不全菌交代症痙攣血管浮腫血便倦怠感口内異常感しびれ感重篤な腎障害重篤な大腸炎出血傾向ショック神経炎頭痛咳嗽舌炎全身蕁麻疹喘鳴中枢神経症状中毒性表皮壊死症低プロトロンビン血症ALT上昇AST上昇発汗汎血球減少皮膚粘膜眼症候群頻回の下痢不快感便意耳鳴無顆粒球症全身潮紅溶血性貧血リンパ腺腫脹

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • ショック
  • 原則禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 過敏症
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度腎障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
  • 投与に際する指示
    • 高度腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
利尿剤 他のセフェム系抗生物質で併用による腎障害増強作用
フロセミド 他のセフェム系抗生物質で併用による腎障害増強作用

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.敗血症。
    2.深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染。
    3.骨髄炎、関節炎。
    4.扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染。
    5.膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>)。
    6.腹膜炎。
    7.胆嚢炎、胆管炎。
    8.バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎。
    9.化膿性髄膜炎。
    10.中耳炎、副鼻腔炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    セフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる。
    静脈内注射に際しては、日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる。また、本剤の1回用量0.25〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤等の補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。なお、小児の場合は前記投与量を考慮し、補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
    <注射液の調製法と調製時の注意>
    1.バイアル品は緩衝剤として無水炭酸ナトリウムを含有し、溶解時に炭酸ガスを発生するため減圧バイアルにしてある。溶解にあたっては約3mLの溶解液をバイアル内に注入して溶解する。なお、静脈内注射に際しては10mLに希釈して投与する。点滴静脈内注射を行う場合、注射用水を用いると溶液が等張とならないため用いない。溶解にあたっては、溶解方法説明書きをよく読む。
    2.本剤の注射液調製時にショックを伴う接触蕁麻疹が現れることがあるので調製時に手の腫脹・そう痒・発赤、全身の発疹・そう痒、腹痛、悪心、嘔吐等の症状が現れた場合には以後本剤との接触を避ける。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.高度腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与する。
    2.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの調査では、2,132例(静注、点滴静注、筋注を含む)中123例(5.8%)に、製造販売後の使用成績調査(再審査終了時点)では32,284例(静注、点滴静注、筋注を含む)中1,369例(4.2%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。次の副作用は前記の調査あるいは自発報告等で認められたものである。
    1.重大な副作用
    1).ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身潮紅・全身蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).汎血球減少(0.1%未満)、無顆粒球症(0.1%未満)、顆粒球減少(0.1〜5%未満)、溶血性貧血(0.1%未満)、血小板減少(0.1〜5%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。
    5).発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群(0.1%未満)等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    6).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).痙攣(頻度不明)等の中枢神経症状が現れることがある(特に、腎不全患者に現れやすい)。
    8).著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱、(0.1%未満)リンパ腺腫脹、関節痛[このような場合には投与を中止し適切な処置を行う]。
    2).血液:(0.1〜5%未満)貧血、好酸球増多。
    3).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、(0.1%未満)LDH上昇、γ−GTP上昇。
    4).消化器:(0.1〜5%未満)悪心、下痢、(0.1%未満)嘔吐、食欲不振、腹痛。
    5).菌交代症:(0.1%未満)口内炎、カンジダ症。
    6).ビタミン欠乏症:(0.1%未満)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
    7).その他:(0.1%未満)眩暈、頭痛、倦怠感、しびれ感。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分によるショックの既往歴のある患者。
    (原則禁忌)
    本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
    3.高度腎障害のある患者[高い血中濃度が持続することがある]。
    4.高齢者。
    5.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
    (重要な基本的注意)
    本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。
    1.事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
    2.投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。
    3.投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。
    (相互作用)
    併用注意:利尿剤(フロセミド等)[他のセフェム系抗生物質で併用による腎障害増強作用が報告されているので、併用する場合には腎機能に注意する(機序は不明であるが、利尿時の脱水による血中濃度の上昇等が考えられている)]。
    (高齢者への投与)
    次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    1.高齢者では生理機能が低下していることが多く副作用が発現しやすい。
    2.高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    1.テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬、クリニテストによる尿糖検査では、偽陽性を呈することがあるので注意する。
    2.直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意する。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:本剤は静脈内注射にのみ使用する。
    2.投与方法:静脈内大量投与により、まれに血管痛、血栓性静脈炎を起こすことがあるので、これを予防するために注射液の調製、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射速度はできるだけ遅くする。
    3.溶解後:溶解後は速やかに使用する(なお、やむを得ず保存を必要とする場合でも8時間以内に使用する(この場合、微黄色の溶液の色調が時間の経過とともに濃くなることがある))。
    4.小児に点滴静脈内注射を行う際には、十分な血中濃度を得るために、30分〜1時間で投与を行う。
    (その他の注意)
    本剤の投与に際しては、定期的に肝機能、腎機能、血液等の検査を行うことが望ましい。
    (取扱い上の注意)
    使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。

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