日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

クエン酸ガリウム−Ga67注射液基本情報

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 悪性腫瘍の診断
  • 関節炎の炎症性病変の診断
  • 腹部膿瘍の炎症性病変の診断
  • 結核の炎症性病変の診断
  • 骨髄炎の炎症性病変の診断
  • サルコイドーシスの炎症性病変の診断
  • 塵肺の炎症性病変の診断
  • 胆嚢炎の炎症性病変の診断
  • 肺炎の炎症性病変の診断
  • 肺線維症の炎症性病変の診断
  • 炎症性疾患の炎症性病変の診断
  • び漫性汎細気管支炎の炎症性病変の診断

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.腫瘍シンチグラフィ:本品を、体重1kgあたり1.11〜1.48MBq静注し、24〜72時間後に被検部をシンチレーションカメラ又はシンチレーションスキャナで撮像又は走査することによりシンチグラムをとる
    • なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する
  • 2.炎症シンチグラフィ:本品を、体重1kgあたり1.11〜1.85MBq静注し、48〜72時間後に被検部をシンチレーションカメラ又はシンチレーションスキャナで撮像又は走査することによりシンチグラムをとる
  • 必要に応じて投与後6時間像をとることもできる
    • なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する
  • <シリンジ入り製品使用方法>1.シールを取り、鉛容器の蓋をはずす
  • 2.シリンジが鉛容器に入ったままの状態でプランジャーロッドをねじ込む(添付文書の図1)
  • 3.プランジャーロッドを持って鉛容器から取り出す(添付文書の図2)
  • 4.シリンジの先端のゴムキャップをはずし、両頭針の短い方を取りつける
  • このとき長針側先端のカット面が投与時に上を向くように取りつける(添付文書の図3)
  • 5.患者に投与する(添付文書の図4)
  • [注意事項]1.両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにする
  • 2.シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があり、注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残るが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与する
  • [廃棄の方法]注射針にカバーをつけた後、針をはずす
  • 次にプランジャーロッドを取りつけた時と逆の方向に回し、取りはずす
  • フランジキャップを回して取りはずし、シールドからシリンジを抜取り廃棄する

禁忌・原則禁忌

  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦

副作用

副作用

悪心嘔吐過敏症顔面潮紅気分不良血圧低下眩暈湿疹徐脈蕁麻疹様紅斑舌痛全身倦怠そう痒感発疹発赤発熱冷汗腹部膨満感口内疼痛全身紅斑上腕部痛

注意事項

患者の属性に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
メシル酸デフェロキサミン シンチグラムが得られない

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.悪性腫瘍の診断。
    2.次記炎症性疾患における炎症性病変の診断:腹部膿瘍、肺炎、塵肺、サルコイドーシス、結核、骨髄炎、び漫性汎細気管支炎、肺線維症、胆嚢炎、関節炎など。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.腫瘍シンチグラフィ:本品を、体重1kgあたり1.11〜1.48MBq静注し、24〜72時間後に被検部をシンチレーションカメラ又はシンチレーションスキャナで撮像又は走査することによりシンチグラムをとる。なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する。
    2.炎症シンチグラフィ:本品を、体重1kgあたり1.11〜1.85MBq静注し、48〜72時間後に被検部をシンチレーションカメラ又はシンチレーションスキャナで撮像又は走査することによりシンチグラムをとる。必要に応じて投与後6時間像をとることもできる。なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する。
    <シリンジ入り製品使用方法>
    1.シールを取り、鉛容器の蓋をはずす。
    2.シリンジが鉛容器に入ったままの状態でプランジャーロッドをねじ込む(添付文書の図1)。
    3.プランジャーロッドを持って鉛容器から取り出す(添付文書の図2)。
    4.シリンジの先端のゴムキャップをはずし、両頭針の短い方を取りつける。このとき長針側先端のカット面が投与時に上を向くように取りつける(添付文書の図3)。
    5.患者に投与する(添付文書の図4)。
    [注意事項]
    1.両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにする。
    2.シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があり、注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残るが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与する。
    [廃棄の方法]
    注射針にカバーをつけた後、針をはずす。次にプランジャーロッドを取りつけた時と逆の方向に回し、取りはずす。フランジキャップを回して取りはずし、シールドからシリンジを抜取り廃棄する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認前の臨床試験では、総症例326例中、副作用は認められなかった。承認後の調査では、3,167症例中、副作用は認められなかった(再審査対象外品目)。
    次の副作用は、自発的に報告されたものである。
    その他の副作用(頻度不明)
    1.過敏症:蕁麻疹様紅斑、そう痒感、発疹、発赤、全身紅斑、湿疹。
    2.循環器:徐脈、血圧低下。
    3.消化器:腹部膨満感、悪心、嘔吐、口内疼痛、舌痛。
    4.その他:発熱、全身倦怠、冷汗、上腕部痛、眩暈、気分不良、顔面潮紅。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (重要な基本的注意)
    診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめる。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には、原則として投与しないことが望ましいが、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与する。また、クエン酸ガリウム(67Ga)は授乳している乳房に集積するため、授乳する場合は投与後2〜3週間程度の期間をとった方が望ましい。
    (小児等への投与)
    1.小児等に対する安全性は確立していない(現在までのところ、十分な臨床試験成績が得られていない)。
    2.低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している)]。
    (適用上の注意)
    1.投与前:メシル酸デフェロキサミン投与中に本剤を投与する場合、メシル酸デフェロキサミンの投与はあらかじめ中止しておく(本剤とメシル酸デフェロキサミンがキレートを形成し、急速に尿中に排泄されるため、シンチグラムが得られない場合がある)。
    2.撮像前及び撮像時:67Gaは腸管内へ排泄されるため腹部の病巣への集積と鑑別が困難となる場合があるため、腹部診断には前処置として撮像前に十分な浣腸を施行する(また、浣腸禁忌の場合には経日的に撮像し、集積の移動の有無から診断する)。
    (その他の注意)
    1.炎症性病変の診断に際しては、炎症巣の局在部位・活動性等、他の検査では十分な情報が得られない場合に施行する。
    2.(社)日本アイソトープ協会医学・薬学部会放射性医薬品安全性専門委員会の「放射性医薬品副作用事例調査報告」において、まれに血管迷走神経反応(動悸、熱感など)、発熱、アレルギー反応(発赤、発疹など)、その他(舌しびれなど)が現れることがあると報告されている。
    (保管上の注意)
    放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存。

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