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ネクサバール錠200mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ソラフェニブトシル酸塩錠

製薬会社:バイエル薬品

薬価・規格: 4677.1円(200mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

分子標的薬(キナーゼ阻害薬)詳しく見る

  • がん細胞が増殖する際のシグナル伝達に必要なキナーゼ(酵素)を阻害し抗腫瘍作用をあらわす薬
分子標的薬(キナーゼ阻害薬)の代表的な商品名
  • ネクサバール
  • スーテント
  • インライタ
  • ヴォトリエント
  • スチバーガ

効能・効果詳しく見る

  • 根治切除不能腎細胞癌
  • 転移性腎細胞癌
  • 切除不能な肝細胞癌
  • 根治切除不能な甲状腺癌

注意すべき副作用詳しく見る

出血疼痛高血圧腹痛下痢手足症候群消化管穿孔発疹紅斑うっ血性心不全がん疼痛アミラーゼ上昇ケラトアカントーマリパーゼ上昇低カルシウム血症体重減少剥脱性皮膚炎口内乾燥口内炎口内疼痛可逆性後白質脳症症候群嘔吐多形紅斑心筋梗塞心筋虚血悪心気道出血浮腫消化管出血疲労発熱皮膚有棘細胞癌皮膚落屑肝機能障害脱毛脳出血腫瘍出血膵炎舌痛重篤な出血頭痛食欲不振骨痛高血圧クリーゼ黄疸うつざ瘡インフルエンザ様症状ビリルビン上昇低カリウム血症低リン酸血症便秘勃起不全口腔内出血味覚異常嗄声嚥下障害急性肺障害感染末梢感覚神経障害横紋筋融解症毛包炎浮動性眩暈消化不良消化管潰瘍潮紅無力症爪床出血甲状腺機能低下皮膚そう痒皮膚乾燥皮膚反応皮膚過角化筋痙縮筋痛粘膜炎症耳鳴肝性脳症胃食道逆流性疾患腎不全蕁麻疹血腫過敏性反応間質性肺炎関節痛鼻出血鼻漏Al−P上昇GOT上昇GPT上昇

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • ソラフェニブとして1回400mgを1日2回経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜減量する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

出血疼痛高血圧腹痛下痢手足症候群消化管穿孔発疹紅斑うっ血性心不全がん疼痛アミラーゼ上昇ケラトアカントーマリパーゼ上昇低カルシウム血症体重減少剥脱性皮膚炎口内乾燥口内炎口内疼痛可逆性後白質脳症症候群嘔吐多形紅斑心筋梗塞心筋虚血悪心気道出血浮腫消化管出血疲労発熱皮膚有棘細胞癌皮膚落屑肝機能障害脱毛脳出血腫瘍出血膵炎舌痛重篤な出血頭痛食欲不振骨痛高血圧クリーゼ黄疸うつざ瘡インフルエンザ様症状ビリルビン上昇低カリウム血症低リン酸血症便秘勃起不全口腔内出血味覚異常嗄声嚥下障害急性肺障害感染末梢感覚神経障害横紋筋融解症毛包炎浮動性眩暈消化不良消化管潰瘍潮紅無力症爪床出血甲状腺機能低下皮膚そう痒皮膚乾燥皮膚反応皮膚過角化筋痙縮筋痛粘膜炎症耳鳴肝性脳症胃食道逆流性疾患腎不全蕁麻疹血腫過敏性反応間質性肺炎関節痛鼻出血鼻漏

重大な副作用

Al−P上昇GOT上昇GPT上昇アナフィラキシー胃炎意識障害黄疸嘔吐肝機能障害肝不全劇症肝炎血小板減少高カリウム血症甲状腺機能亢進好中球減少心筋虚血呼吸困難湿疹虚血性腸炎出血性腸炎女性化乳房ショック心筋梗塞脱水胆管炎胆嚢炎蛋白尿低ナトリウム血症ALT上昇AST上昇ネフローゼ症候群脳出血白血球減少発熱皮膚粘膜眼症候群貧血プロトロンビン時間延長リンパ球減少中毒性表皮壊死融解症膵酵素上昇が持続

上記以外の副作用

急性腎不全筋肉痛血圧低下血管浮腫咳嗽全身倦怠感脱力感激しい腹痛激しい下痢皮膚症状血中ミオグロビン上昇尿中ミオグロビン上昇重篤な腸炎白血球破砕性血管炎INR上昇放射線照射リコール反応膵酵素上昇が持続激しい血便

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 重篤な過敏症
  • 慎重投与
    • 血栓塞栓症
    • 高血圧症
    • 脳転移
    • 重度肝機能障害<Child−Pugh分類C>
  • 注意
    • 肝硬変
    • 手術時
    • サイトカイン製剤による治療歴のない転移性腎細胞癌
    • サイトカイン製剤による治療歴のない根治切除不能腎細胞癌
    • 肝動脈化学塞栓療法の適応となる肝細胞癌
    • マイクロ波凝固療法の適応となる肝細胞癌
    • 肝動脈塞栓療法の適応となる肝細胞癌
    • 局所療法の適応となる肝細胞癌
    • 経皮的エタノール注入療法の適応となる肝細胞癌
    • 放射線療法の適応となる肝細胞癌
    • ラジオ波焼灼療法の適応となる肝細胞癌
    • 放射性ヨウ素による治療歴のない分化型甲状腺癌
    • 甲状腺未分化癌
  • 投与に際する指示
    • 手術時

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
イリノテカン AUCが26〜42%増加
リファンピシン類 本剤のAUCが37%減少
デキサメタゾン 本剤の血漿中濃度が低下
フェニトイン 本剤の血漿中濃度が低下
カルバマゼピン 本剤の血漿中濃度が低下
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の血漿中濃度が低下
フェノバルビタール 本剤の血漿中濃度が低下
ドキソルビシン AUCが21%増加
ワルファリン 出血
フラジオマイシン 本剤のAUCが54%低下
カルボプラチン パクリタキセルのAUCが29%増加
パクリタキセル パクリタキセルのAUCが29%増加
ドセタキセル水和物 AUCが36〜80%増加
カペシタビン 活性代謝物であるフルオロウラシルのAUCが52%増加

飲食物との相互作用

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • 脂肪が多い食事

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    根治切除不能腎細胞癌又は転移性腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌、根治切除不能な甲状腺癌。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に対して:
    1).サイトカイン製剤による治療歴のない根治切除不能腎細胞癌又はサイトカイン製剤による治療歴のない転移性腎細胞癌患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
    2).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に対して、本剤の術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立していない。
    2.切除不能な肝細胞癌に対して:
    1).局所療法の適応となる肝細胞癌患者(経皮的エタノール注入療法の適応となる肝細胞癌患者、ラジオ波焼灼療法の適応となる肝細胞癌患者、マイクロ波凝固療法の適応となる肝細胞癌患者、肝動脈塞栓療法の適応となる肝細胞癌患者/肝動脈化学塞栓療法の適応となる肝細胞癌患者、放射線療法の適応となる肝細胞癌患者等)に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
    2).肝細胞癌に対する切除及び局所療法後の補助化学療法における本剤の有効性及び安全性は確立していない。
    3).肝細胞癌患者に本剤を使用する場合には、肝機能障害の程度、局所療法の適応の有無、全身化学療法歴等について、添付文書の「臨床成績」の項の内容に準じて、適応患者の選択を行う。
    3.根治切除不能な甲状腺癌に対して:
    1).根治切除不能な甲状腺癌に対して、臨床試験に組み入れられた患者の病理組織型等について、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行う。
    2).甲状腺未分化癌患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
    3).放射性ヨウ素による治療歴のない分化型甲状腺癌患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。

    用法・用量(添付文書全文)

    ソラフェニブとして1回400mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.サイトカイン製剤を含む他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
    2.肝細胞癌に対する局所療法との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
    3.高脂肪食の食後に本剤を投与した場合、血漿中濃度が低下するとの報告がある。高脂肪食摂取時には食事の1時間前から食後2時間までの間を避けて服用する。
    4.副作用により本剤を減量、休薬又は中止する場合には、副作用の症状、重症度等に応じて次の基準を考慮する。
    1).根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して:
    (1).減量基準:
     ツ名鐡衢仁漫1回400mgを1日2回経口投与。
    ◆1段階減量:1回400mgを1日1回経口投与。
    .2段階減量:1回400mgを隔日経口投与。
    (2).皮膚毒性:
     ズ治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、皮膚の副作用のグレード1:手足の皮膚の感覚障害、刺痛、痛みを伴わない皮膚腫脹や痛みを伴わない紅斑、日常生活に支障を来さない程度の不快な皮膚症状;発現回数問わず本剤の投与を継続し、症状緩和のための局所療法を考慮する。
    ◆ズ治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、皮膚の副作用のグレード2:手足の皮膚の痛みを伴う紅斑や手足の皮膚の痛みを伴う皮膚腫脹、日常生活に支障を来す不快な皮膚症状;発現回数1回目は本剤の投与を継続し、症状緩和のための局所療法を考慮する、発現回数1回目で7日以内に改善が見られない場合あるいは発現回数2回目又は3回目はグレード0〜1に軽快するまで休薬し、本剤の投与を再開する場合は投与量を1段階下げる(400mg1日1回又は400mg隔日1回)、発現回数4回目は本剤の投与を中止する。
    .根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、皮膚の副作用のグレード3:手足の皮膚の湿性落屑、皮膚潰瘍形成、皮膚水疱形成、皮膚の激しい痛み、仕事や日常生活が不可能になる重度の不快な皮膚症状;発現回数1回目又は2回目はグレード0〜1に軽快するまで休薬し、本剤の投与を再開する場合は投与量を1段階下げる(400mg1日1回又は400mg隔日1回)、発現回数3回目は本剤の投与を中止する。
    (3).血液学的毒性:
     ズ治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、血液学的毒性のグレード0〜2:投与継続し、用量の変更なし。
    ◆ズ治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、血液学的毒性のグレード3:投与継続し、用量を1段階下げる(2段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)。
    .根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、血液学的毒性のグレード4:グレード0〜2に軽快するまで休薬し、用量を1段階下げる(2段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)[グレード0〜2に軽快するまで30日を超える休薬が必要となり、投与の継続について臨床的に意義がないと判断された場合、投与中止とする]。
    (4).非血液学的毒性(薬物治療を行っていない嘔気/嘔吐又は下痢は除く):
     ズ治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、非血液学的毒性のグレード0〜2<薬物治療してない嘔気/嘔吐・下痢は除く>:投与継続し、用量の変更なし。
    ◆ズ治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、非血液学的毒性のグレード3<薬物治療してない嘔気/嘔吐・下痢は除く>:グレード0〜2に軽快するまで休薬し、用量を1段階下げる(2段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)[グレード0〜2に軽快するまで30日を超える休薬が必要となり、投与の継続について臨床的に意義がないと判断された場合、投与中止とする]。
    .根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、切除不能な肝細胞癌に対して、非血液学的毒性のグレード4<薬物治療してない嘔気/嘔吐・下痢は除く>:投与中止。
    2).根治切除不能な甲状腺癌に対して:
    (1).減量基準:
     ツ名鐡衢仁漫1回400mgを1日2回経口投与。
    ◆1段階減量:1回400mgと1回200mgとを交互に12時間間隔で経口投与。
    .2段階減量:1回200mgを1日2回経口投与。
    ぁ3段階減量:1回200mgを1日1回経口投与。
    (2).皮膚毒性:
     ズ治切除不能な甲状腺癌に対して、皮膚の副作用のグレード1:手足の皮膚の感覚障害、刺痛、痛みを伴わない皮膚腫脹や痛みを伴わない紅斑、日常生活に支障を来さない程度の不快な皮膚症状;発現回数問わず本剤の投与を継続し、症状緩和のための局所療法を考慮する。
    ◆ズ治切除不能な甲状腺癌に対して、皮膚の副作用のグレード2:手足の皮膚の痛みを伴う紅斑や手足の皮膚の痛みを伴う皮膚腫脹、日常生活に支障を来す不快な皮膚症状;発現回数1回目は本剤の投与を継続し、症状緩和のための局所療法及び1段階減量を考慮する、発現回数1回目で7日以内に改善が見られない場合又は発現回数2回目はグレード0〜1に軽快するまで休薬し、本剤の投与を再開する場合は投与量を1段階下げる、発現回数3回目はグレード0〜1に軽快するまで休薬し、本剤の投与を再開する場合は投与量を2段階下げる(3段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)、発現回数4回目は本剤の投与を中止する[グレード2の副作用により減量し、減量後の用量でグレード2以上の副作用が少なくとも28日間認められない場合は、開始時の用量に増量することができる]。
    .根治切除不能な甲状腺癌に対して、皮膚の副作用のグレード3:手足の皮膚の湿性落屑、皮膚潰瘍形成、皮膚水疱形成、皮膚の激しい痛み、仕事や日常生活が不可能になる重度の不快な皮膚症状;発現回数1回目はグレード0〜1に軽快するまで休薬し、本剤の投与を再開する場合は投与量を1段階下げる、発現回数2回目はグレード0〜1に軽快するまで休薬し、本剤の投与を再開する場合は投与量を2段階下げる、発現回数3回目は本剤の投与を中止する[グレード3の副作用により減量し、減量後の用量でグレード2以上の副作用が少なくとも28日間認められない場合は、開始時の用量に増量することができる]。
    (3).血液学的毒性:
     ズ治切除不能な甲状腺癌に対して、血液学的毒性のグレード0〜2:投与継続し、用量の変更なし。
    ◆ズ治切除不能な甲状腺癌に対して、血液学的毒性のグレード3:投与継続し、用量を1段階下げる(3段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)。
    .根治切除不能な甲状腺癌に対して、血液学的毒性のグレード4:グレード0〜2に軽快するまで休薬し、用量を2段階下げる(3段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)[グレード0〜2に軽快するまで30日を超える休薬が必要となり、投与の継続について臨床的に意義がないと判断された場合、投与中止とする]。
    (4).非血液学的毒性(薬物治療を行っていない嘔気/嘔吐又は下痢は除く):
     ズ治切除不能な甲状腺癌に対して、非血液学的毒性のグレード0〜1<薬物治療してない嘔気/嘔吐・下痢は除く>:発現回数問わず投与継続し、用量の変更なし。
    ◆ズ治切除不能な甲状腺癌に対して、非血液学的毒性のグレード2<薬物治療してない嘔気/嘔吐・下痢は除く>:発現回数問わず投与継続し、用量を1段階下げる(3段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)[グレード2の副作用により減量し、減量後の用量でグレード2以上の副作用が少なくとも28日間認められない場合は、開始時の用量に増量又は1段階増量することができる]。
    .根治切除不能な甲状腺癌に対して、非血液学的毒性のグレード3<薬物治療してない嘔気/嘔吐・下痢は除く>:発現回数1回目はグレード0〜2に軽快するまで休薬し、用量を1段階下げる(3段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)、発現回数1回目で7日以内に改善が見られない場合あるいは発現回数2回目又は3回目はグレード0〜2に軽快するまで休薬し、用量を2段階下げる(3段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)、発現回数4回目はグレード0〜2に軽快するまで休薬し、用量を3段階下げる(3段階を超える減量が必要な場合、投与中止とする)[グレード0〜2に軽快するまで30日を超える休薬が必要となり、投与の継続について臨床的に意義がないと判断された場合、投与中止とする、グレード3の副作用により減量し、減量後の用量でグレード2以上の副作用が少なくとも28日間認められない場合は、開始時の用量に増量又は1段階増量することができる]。
    ぁズ治切除不能な甲状腺癌に対して、非血液学的毒性のグレード4<薬物治療してない嘔気/嘔吐・下痢は除く>:発現回数問わず投与中止。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    腎細胞癌患者を対象とした国内第2相臨床試験、肝細胞癌患者を対象とした国内第1相臨床試験、分化型甲状腺癌患者を対象とした国際共同第3相臨床試験並びに甲状腺未分化癌及び甲状腺髄様癌患者を対象とした国内第2相臨床試験において、370例(日本人175例を含む)中359例(97.0%)に副作用が認められた。主な副作用の発現例数(発現率)は、手足症候群250例(67.6%)、脱毛202例(54.6%)、下痢190例(51.4%)、発疹・皮膚落屑166例(44.9%)、疼痛(口内疼痛、腹痛、骨痛、頭痛及びがん疼痛を含む)126例(34.1%)、高血圧126例(34.1%)、疲労116例(31.4%)、体重減少95例(25.7%)、リパーゼ上昇87例(23.5%)、口内炎(口内乾燥及び舌痛を含む)85例(23.0%)、食欲不振83例(22.4%)、アミラーゼ上昇65例(17.6%)、そう痒63例(17.0%)、悪心46例(12.4%)、ALT(GPT)上昇39例(10.5%)等であった(甲状腺癌効能追加承認時)。
    1.重大な副作用
    1).手足症候群(10%以上)、剥脱性皮膚炎(1〜10%未満):手足症候群、剥脱性皮膚炎が現れることがあるので、皮膚症状が現れた場合には対症療法、減量、休薬又は投与の中止を考慮する。
    2).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明)、多形紅斑(1〜10%未満):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).ケラトアカントーマ、皮膚有棘細胞癌(1〜10%未満):ケラトアカントーマ、皮膚有棘細胞癌が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).出血(消化管出血、気道出血、脳出血、口腔内出血、鼻出血、爪床出血、血腫、腫瘍出血)(10%以上):消化管出血、気道出血、脳出血、腫瘍出血等の重篤な出血が現れることがあり、死亡に至る例が報告されているので、本剤投与中は観察を十分に行い、重篤な出血が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).劇症肝炎(頻度不明)、肝機能障害・黄疸(1〜10%未満)、肝不全(頻度不明)、肝性脳症(頻度不明):劇症肝炎、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)を伴う肝機能障害、黄疸、肝不全、肝性脳症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤を減量、休薬又は投与中止し、適切な処置を行う。なお、肝性脳症は主に肝細胞癌又は肝硬変のある患者において報告されているので、これらの患者に投与する際は、意識障害等の臨床症状を十分に観察する。
    6).急性肺障害、間質性肺炎(頻度不明):急性肺障害、間質性肺炎が現れることがあるので、呼吸困難、発熱、咳嗽等の臨床症状を十分に観察し、異常が認められた場合には速やかに胸部X線検査等を実施し、急性肺障害、間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    7).高血圧クリーゼ(0.1〜1%未満):高血圧クリーゼが現れることがあるので、血圧の推移等に十分注意しながら投与し、高血圧クリーゼが現れた場合は、投与を中止し、適切な処置を行う。
    8).可逆性後白質脳症症候群(0.1〜1%未満):可逆性後白質脳症症候群が現れることがあるので、観察を十分に行い、可逆性後白質脳症症候群が疑われた場合は、本剤の投与を中止し、血圧のコントロール、抗痙攣薬の投与等の適切な処置を行う。
    9).心筋虚血・心筋梗塞(1〜10%未満):心筋虚血・心筋梗塞が現れることがあり、死亡に至る例が報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).うっ血性心不全(1〜10%未満):うっ血性心不全が現れることがあり、死亡に至る例が報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    11).消化管穿孔(0.1〜1%未満)、消化管潰瘍(頻度不明):消化管穿孔、消化管潰瘍が現れることがあり、消化管穿孔により死亡に至る例が報告されているので、消化管穿孔、消化管潰瘍が疑われた場合には、本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    12).出血性腸炎、虚血性腸炎(頻度不明):出血性腸炎、虚血性腸炎等の重篤な腸炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、激しい腹痛・激しい下痢・激しい血便等の症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    13).白血球減少、好中球減少、リンパ球減少、血小板減少、貧血(頻度不明):白血球減少、好中球減少、リンパ球減少、血小板減少、貧血が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤を減量、休薬又は投与中止し、適切な処置を行う。
    14).膵炎(0.1〜1%未満):膵炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、腹痛等の膵炎を示唆する症状が認められた場合や膵酵素上昇が持続する場合には、本剤を休薬又は投与中止し、適切な処置を行う。
    15).腎不全(頻度不明):腎不全が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    16).ネフローゼ症候群、蛋白尿(頻度不明):ネフローゼ症候群、蛋白尿が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    17).低ナトリウム血症(頻度不明):意識障害、全身倦怠感、嘔吐等を伴う低ナトリウム血症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    18).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管浮腫、発疹、血圧低下等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
    19).横紋筋融解症(頻度不明):横紋筋融解症が現れることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意する。
    20).低カルシウム血症(1〜10%未満):低カルシウム血症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、血清カルシウム濃度を確認し、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与等の適切な処置を行い、また必要に応じて、減量、休薬又は投与中止を考慮する。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、休薬又は投与中止等の適切な処置を行う。
    1).過敏症:(1〜10%未満)過敏性反応(皮膚反応及び蕁麻疹を含む)。
    2).血液:(0.1〜1%未満)プロトロンビン時間延長、INR上昇。
    3).皮膚:(10%以上)脱毛、発疹・皮膚落屑、皮膚そう痒、皮膚乾燥、紅斑、(1〜10%未満)潮紅、ざ瘡、皮膚過角化、(0.1〜1%未満)湿疹、(頻度不明)白血球破砕性血管炎。
    4).精神神経系:(1〜10%未満)末梢感覚神経障害、浮動性眩暈、うつ、耳鳴。
    5).筋・骨格系:(10%以上)関節痛、(1〜10%未満)筋痛、筋痙縮。
    6).呼吸器:(1〜10%未満)嗄声、鼻漏。
    7).循環器:(10%以上)高血圧、(頻度不明)QT延長。
    8).消化器:(10%以上)下痢、リパーゼ上昇、口内炎(口内乾燥及び舌痛を含む)、食欲不振、アミラーゼ上昇、悪心、便秘、嘔吐、(1〜10%未満)消化不良、嚥下障害、胃食道逆流性疾患、(0.1〜1%未満)胃炎。
    9).肝臓:(10%以上)ALT上昇(GPT上昇)、(1〜10%未満)AST上昇(GOT上昇)、Al−P上昇、ビリルビン上昇、(0.1〜1%未満)胆嚢炎、胆管炎、(頻度不明)LDH上昇。
    10).その他:(10%以上)疼痛(口内疼痛、腹痛、骨痛、頭痛及びがん疼痛を含む)、疲労、体重減少、感染、発熱、低リン酸血症、(1〜10%未満)浮腫、味覚異常、粘膜炎症、低カリウム血症、インフルエンザ様症状、無力症、甲状腺機能低下、勃起不全、毛包炎、(0.1〜1%未満)脱水、甲状腺機能亢進、高カリウム血症、女性化乳房、(頻度不明)放射線照射リコール反応。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。
    2.妊婦又は妊娠している可能性のある女性。
    (慎重投与)
    1.重度肝機能障害<Child−Pugh分類C>のある患者[使用経験がない]。
    2.高血圧症の患者[高血圧が悪化する恐れがある]。
    3.血栓塞栓症の既往のある患者[心筋虚血、心筋梗塞などが現れる恐れがある]。
    4.脳転移のある患者[脳出血が現れる恐れがある]。
    5.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.手足症候群、剥脱性皮膚炎、中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑、ケラトアカントーマ、皮膚有棘細胞癌が現れる事があるので必要に応じ皮膚科受診するよう、患者に指導する[TEN:Toxic Epidermal Necrolysis]。
    2.AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)を伴う肝機能障害、黄疸、肝不全が現れることがあるので、本剤投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察する。なお、主に肝細胞癌又は肝硬変のある患者において肝性脳症が報告されているので、これらの患者に投与する際は、血中アンモニア値等の検査を行うとともに、意識障害等の臨床症状を十分に観察する。
    3.急性肺障害、間質性肺炎が現れることがあるので、本剤の投与にあたっては、呼吸困難、発熱、咳嗽等の臨床症状を十分に観察し、異常が認められた場合には、速やかに胸部X線検査等を実施し、急性肺障害、間質性肺炎が疑われる場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。また、呼吸困難、発熱、咳嗽等の症状が現れた場合には速やかに連絡するよう患者に説明する。
    4.血圧上昇が認められることがあるので、本剤投与中は定期的に血圧測定を行うことが望ましい(高血圧が現れた場合には、降圧剤の投与など適切な処置を行い、重症、持続性あるいは通常の降圧治療でコントロールできない高血圧が現れた場合には、投与の中止を考慮する)。
    5.白血球減少、好中球減少、リンパ球減少、血小板減少、貧血が現れることがあるので、定期的に白血球分画を含む血液学的検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、感染症、出血傾向等の発現に留意する。
    6.血清アミラーゼ上昇や血清リパーゼ上昇が現れることがあるので、本剤投与中は定期的に膵酵素を含む血液検査を行い、腹痛等の膵炎を示唆する症状が認められた場合や膵酵素上昇が持続する場合には画像診断等を行う。
    7.創傷治癒を遅らせる可能性があるので、手術時は投与を中断することが望ましく、手術後の投与再開は患者の状態に応じて判断する。
    8.甲状腺癌患者に投与する際は、定期的に血清カルシウム濃度を測定する。
    9.甲状腺癌患者に投与する際は、定期的に甲状腺刺激ホルモン濃度を測定する。
    (相互作用)
    In vitro試験において、本剤は薬物代謝酵素チトクロームP450・3A4(CYP3A4)による酸化的代謝とグルクロン酸転移酵素(UGT1A9)によるグルクロン酸抱合により代謝されることが示されているので、CYP3A4の活性に影響を及ぼす薬剤やUGT1A9の活性に影響を及ぼす薬剤と併用する場合には、注意して投与する。
    また、in vitro試験で、本剤のUGT1A1、UGT1A9、CYP2B6、CYP2C9及びCYP2C8に対する阻害活性が示されており、これらの酵素により代謝される他の薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。
    併用注意:
    1.イリノテカン[イリノテカンのAUCが26〜42%増加及びその活性代謝物であるSN−38のAUCが67〜120%増加するとの報告がある(本剤はUGT1A1によるグルクロン酸抱合を阻害することにより、SN−38の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある)]。
    2.ドキソルビシン[ドキソルビシンのAUCが21%増加したとの報告がある(機序不明)]。
    3.CYP3A4誘導薬及びセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品:
    1).CYP3A4誘導薬(リファンピシン)[リファンピシンとの併用により本剤のAUCが37%減少したとの報告があり、CYP3A4誘導薬等の併用により本剤の血漿中濃度が低下する可能性がある(In vitro試験において、本剤はCYP3A4によって代謝されることが示唆されている)]。
    2).CYP3A4誘導薬(フェノバルビタール、フェニトイン、カルバマゼピン、デキサメタゾン等)及びセイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品[CYP3A4誘導薬等の併用により本剤の血漿中濃度が低下する可能性がある(In vitro試験において、本剤はCYP3A4によって代謝されることが示唆されている)]。
    4.ワルファリン[ワルファリンを併用した症例において、出血又はプロトロンビン時間の延長<INR値の上昇>の報告があるので、本剤とワルファリンを併用する場合には、定期的にプロトロンビン時間又はINRのモニタリングを行う(機序不明)]。
    5.ドセタキセル[ドセタキセルのAUCが36〜80%増加したとの報告がある(機序不明)]。
    6.パクリタキセル/カルボプラチン[パクリタキセル及びカルボプラチンとの併用により本剤のAUCが47%増加し、パクリタキセルのAUCが29%増加及びパクリタキセルの活性代謝物の6−OHパクリタキセルのAUCが50%増加したとの報告がある(機序不明)]。
    7.カペシタビン[カペシタビンのAUCが50%増加及びその活性代謝物であるフルオロウラシルのAUCが52%増加したとの報告がある(機序不明)]。
    8.フラジオマイシン(経口剤:国内未発売)[フラジオマイシンとの併用により本剤のAUCが54%低下したとの報告があり、抗生物質との併用により本剤の血漿中濃度が低下する可能性がある(フラジオマイシンの腸内細菌叢への影響により、本剤の腸肝循環が抑制される)]。
    (高齢者への投与)
    本剤の臨床試験成績から、高齢者に対する用量調節の必要性を示唆する所見はみられていない。しかし、一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない(また妊娠可能な女性に対しては、投与中及び投与中止後少なくとも2週間は有効な避妊を行うよう指導する)[動物実験(ラット、ウサギ)でヒトの臨床用量を下回る用量で胚毒性・胎仔毒性及び催奇形作用が報告されている]。
    2.授乳中の女性への投与は避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット、経口)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[小児等に対する使用経験がない、動物実験で成長段階の若齢イヌに骨への影響及び歯への影響が報告されている]。
    (過量投与)
    国外臨床試験において投与された最高用量は、800mg1日2回であり、この際に観察された副作用は主として下痢と皮膚障害であった。過量投与が疑われた場合には、投与を中止し、症状に応じ適切な処置を行う。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    反復投与毒性試験の病理組織学的検査で、ラット及びイヌにおいて精細管変性及び精巣上体精子減少等、ラットにおいて黄体の中心壊死、卵胞成熟抑制等が認められており、生殖機能障害及び受胎能障害を及ぼす可能性が示唆されている。
    (取扱い上の注意)
    吸湿により製剤の溶出性が低下することがあるので、アルミ袋の開封後は湿気を避けて保存する。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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