日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ハイカムチン注射用1.1mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ノギテカン塩酸塩注射用

製薬会社:日本化薬

薬価・規格: 8.61E+3円(1.1mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

トポイソメラーゼ阻害薬詳しく見る

  • DNA複製に必要な酵素を阻害しがん細胞の細胞死を招くことで抗腫瘍効果をあらわす薬
トポイソメラーゼ阻害薬の代表的な商品名
  • カンプト トポテシン
  • ハイカムチン
  • ベプシド ラステット

効能・効果詳しく見る

  • 小細胞肺癌
  • 小児悪性固形腫瘍
  • 再発子宮頚癌
  • 進行子宮頚癌
  • がん化学療法後に増悪した卵巣癌

注意すべき副作用詳しく見る

血小板数減少ヘモグロビン減少好中球数減少悪心白血球数減少発熱赤血球数減少下痢口内炎嘔吐脱毛消化管出血アルブミン減少体重減少便秘倦怠感易疲労感状態悪化発熱性好中球減少症総蛋白減少血液毒性所見間質性肺炎頭痛食欲不振カリウム増加カリウム減少カルシウム減少クレアチニン上昇クロル減少ナトリウム減少味覚異常咽頭炎尿沈渣尿糖尿蛋白疼痛眩暈重度血液毒性所見静脈炎頻脈骨髄抑制BUN上昇GOT上昇GPT上昇LDH上昇胃炎

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.小細胞肺癌については、ノギテカンとして、1日1回、1.0mg/屐並良縮明僉砲5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する
  • これを1コースとして、投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜増減する
  • 2.がん化学療法後に増悪した卵巣癌については、ノギテカンとして、1日1回、1.5mg/屐並良縮明僉砲5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する
  • これを1コースとして、投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • 3.小児悪性固形腫瘍については、他の抗悪性腫瘍剤との併用でノギテカンとして、1日1回、0.75mg/屐並良縮明僉砲5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する
  • これを1コースとして、投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • 4.進行又は再発の子宮頚癌については、シスプラチンとの併用で、ノギテカンとして、1日1回、0.75mg/屐並良縮明僉砲3日間連日点滴静注し、少なくとも18日間休薬する
  • これを1コースとして、投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • 5.本剤投与時、100mLの生理食塩液に混和し、30分かけて点滴静注する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重篤な骨髄抑制
    • 重篤な感染症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

血小板数減少ヘモグロビン減少好中球数減少悪心白血球数減少発熱赤血球数減少下痢口内炎嘔吐脱毛消化管出血アルブミン減少体重減少便秘倦怠感易疲労感状態悪化発熱性好中球減少症総蛋白減少血液毒性所見間質性肺炎頭痛食欲不振カリウム増加カリウム減少カルシウム減少クレアチニン上昇クロル減少ナトリウム減少味覚異常咽頭炎尿沈渣尿糖尿蛋白疼痛眩暈重度血液毒性所見静脈炎頻脈骨髄抑制

重大な副作用

BUN上昇GOT上昇GPT上昇LDH上昇胃炎イレウス悪寒過敏症肝機能障害関節痛感染症胸痛筋肉痛傾眠下血血尿呼吸困難四肢痛食欲不振腎機能障害蕁麻疹咳嗽総ビリルビン上昇そう痒症脱水低血圧ALT上昇AST上昇肺塞栓症背部痛排尿異常発疹汎血球減少症鼻出血不安腹痛浮腫不整脈耳鳴腰痛感覚鈍麻注射部位反応爪障害深部静脈血栓症ナトリウム増加クロル増加尿ウロビリノーゲン口腔咽頭痛末梢性ニューロパチー

上記以外の副作用

Al−P上昇アシドーシス腸管穿孔感染症膿尿痙攣結膜炎口渇口内乾燥鼓腸骨髄抑制骨痛失神循環虚脱出血性膀胱炎視力障害神経過敏心不全心電図異常心房細動舌変色喘息多汗症チアノーゼ腸閉塞歯肉出血不全麻痺無力症錯感覚筋痙縮高度な下痢回転性眩暈LDH下降重度血液毒性所見アルブミン尿尿検査異常異常な夢血中リン減少インフルエンザ様疾患血中マグネシウム減少舌障害性器分泌物直腸しぶり外陰部障害グロブリン増加呼気臭アルブミン・グロブリン比異常表在性静脈炎うつ病

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 重篤な骨髄抑制
    • 重篤な感染症
  • 慎重投与
    • 間質性肺炎
    • 骨髄抑制
    • 腎障害
    • 肺線維症
    • 放射線肺炎
  • 注意
    • 腎障害
    • クレアチニンクリアランス20〜39mL/分
  • 投与に際する指示
    • 腎障害
    • クレアチニンクリアランス20〜39mL/分

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 幼児・乳児
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 警告
    • 小児悪性固形腫瘍(0歳〜14歳)
  • 慎重投与
    • 小児悪性固形腫瘍の幼児(0歳〜6歳)
    • 小児悪性固形腫瘍の小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児悪性固形腫瘍(0歳〜14歳)
    • 生殖可能な年齢(11歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
シスプラチン 骨髄抑制等の副作用が増強
抗悪性腫瘍剤 骨髄抑制等の副作用が増強
シスプラチン 5日目に併用した場合より骨髄抑制等の副作用が増強

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    小細胞肺癌、がん化学療法後に増悪した卵巣癌、小児悪性固形腫瘍、進行子宮頚癌又は再発子宮頚癌。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.がん化学療法後に増悪した卵巣癌において、本剤を投与する場合には、白金製剤を含む化学療法施行後の症例を対象とし、白金製剤に対する感受性を考慮して本剤以外の治療法を慎重に検討した上で、本剤の投与を開始する。
    2.進行又は再発子宮頚癌において、本剤を投与する場合には、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行う。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.小細胞肺癌については、ノギテカンとして、1日1回、1.0mg/屐並良縮明僉砲5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜増減する。
    2.がん化学療法後に増悪した卵巣癌については、ノギテカンとして、1日1回、1.5mg/屐並良縮明僉砲5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    3.小児悪性固形腫瘍については、他の抗悪性腫瘍剤との併用でノギテカンとして、1日1回、0.75mg/屐並良縮明僉砲5日間連日点滴静注し、少なくとも16日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    4.進行又は再発の子宮頚癌については、シスプラチンとの併用で、ノギテカンとして、1日1回、0.75mg/屐並良縮明僉砲3日間連日点滴静注し、少なくとも18日間休薬する。これを1コースとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    5.本剤投与時、100mLの生理食塩液に混和し、30分かけて点滴静注する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.小細胞肺癌:本剤投与により重度血液毒性所見が現れることがあるので、投与後、血液学的検査値の変動に十分留意し、次コースの投与量は患者の状態により適宜増減する。
    <増減量の目安>1段階増量:1.2mg//日、初回投与量:1.0mg//日、1段階減量:0.8mg//日(なお、1.2mg//日を超える用量で検討された本邦での小細胞肺癌の成績はない)。
    2.がん化学療法後に増悪した卵巣癌:本剤投与により重度血液毒性所見が現れることがあるので、投与後、血液学的検査値の変動に十分留意し、次コースの投与量は患者の状態により適宜減量する。
    <減量の目安>初回投与量:1.5mg//日、1段階減量:1.25mg//日、2段階減量:1.0mg//日。
    3.進行又は再発子宮頚癌:本剤と併用するシスプラチンの投与に際しては、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、投与する(また、本剤投与により重度血液毒性所見が現れることがあるので、投与後、血液学的検査値の変動に十分留意し、次コースの投与量は患者の状態により適宜減量する)。
    <減量の目安>初回投与量:0.75mg//日、1段階減量:0.60mg//日、2段階減量:0.45mg//日。
    4.腎障害(クレアチニンクリアランス20〜39mL/分)のある患者では、ノギテカンの血漿クリアランスの低下及び血中半減期の延長が起こる恐れがあるので、初回投与量は通常用量の半量とする(なお、クレアチニンクリアランスが20mL/分未満の腎障害患者では十分な成績は得られていない)。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    <概要>
    1.小細胞肺癌承認時
    本邦の臨床試験において、本剤との因果関係が否定できない死亡例が、6例(悪液質及び敗血症、肺炎及び癌進行、消化管出血に伴う全身状態悪化、急性腎不全、間質性肺炎の悪化による気胸、肺炎の悪化及び気道閉塞)に認められた。各種固形癌に対する前期第2相試験(019試験)及び小細胞肺癌に対する後期第2相試験(020試験、021試験)において投与された全207症例中に認められた主な副作用は悪心・嘔吐(57.5%)、食欲不振(57.0%)、脱毛(28.5%)、発熱(24.2%)、易疲労感(21.7%)等であった。臨床検査値異常としては、白血球数減少(99.0%)、好中球数減少(97.9%)、赤血球数減少(91.3%)、ヘモグロビン減少(90.8%)、血小板数減少(84.5%)等の血液毒性所見が主に認められ、白血球数2000/mm3未満、好中球数1000/mm3未満、ヘモグロビン値8.0g/dL未満、血小板数5万/mm3未満の発現率はそれぞれ67.6%、84.5%、51.2%、42.5%であった。
    2.小細胞肺癌再審査終了時
    使用成績調査の159例中に認められた主な副作用及び臨床検査値異常は血小板数減少(48.4%)、白血球数減少(47.2%)、貧血(33.3%)、好中球数減少(27.0%)、ヘモグロビン減少(15.7%)、白血球減少症(14.5%)、血小板減少症(13.2%)、赤血球数減少(12.0%)であった。
    3.がん化学療法後に増悪した卵巣癌の効能追加時
    卵巣癌を対象として、初回投与量1.5mg/屬播衢燭気譴紳1相試験(101試験)6例及び第2相試験(231試験)18例、計24例中に認められた主な副作用は悪心(70.8%)、食欲減退(66.7%)、疲労(62.5%)、脱毛症(54.2%)、口内炎(29.2%)、下痢(26.1%)であった。臨床検査値異常としては、白血球数減少(100%)、好中球数減少(95.8%)、ヘモグロビン減少(100%)、血小板数減少(95.8%)、赤血球数減少(100%)等の血液毒性所見が主に認められ、白血球数2000/mm3未満、好中球数1000/mm3未満、ヘモグロビン値8.0g/dL未満、血小板数5万/mm3未満の発現率はそれぞれ75.0%、91.7%、25.0%、33.3%であった。
    4.進行又は再発の子宮頚癌の効能追加時
    1).進行又は再発の子宮頚癌患者を対象としたシスプラチンとの併用投与による国内第1相試験(202試験)15例における主な副作用は、悪心(86.7%)、倦怠感(86.7%)、食欲減退(80.0%)、脱毛症(60.0%)、嘔吐(53.3%)、疲労(53.3%)、発熱(53.3%)、便秘(46.7%)、頻脈(40.0%)、下痢(40.0%)、口内炎(40.0%)、体重減少(40.0%)、味覚異常(40.0%)、発熱性好中球減少症(26.7%)及び上腹部痛(20.0%)であった。臨床検査値異常としては、白血球数減少(100%)、好中球数減少(100%)、ヘモグロビン減少(100%)、赤血球数減少(93.3%)、リンパ球数減少(86.7%)、血小板数減少(80.0%)等の血液毒性所見の他、総蛋白減少(73.3%)、アルブミン減少(66.7%)及びBUN増加(53.3%)等の所見が主に認められ、白血球数2000/mm3未満、好中球数1000/mm3未満、ヘモグロビン値8.0g/dL未満、血小板数5万/mm3未満の発現率はそれぞれ66.7%、100%、40.0%、26.7%であった。
    2).進行又は再発の子宮頚癌を対象としたシスプラチンとの併用投与による海外第3相臨床試験(GOG−179試験)140例における主な有害事象(海外第3相臨床試験(GOG−179試験)では、因果関係の情報が収集されていない)は、ヘモグロビン減少(93.6%)、白血球数減少(91.4%)、好中球数減少(89.3%)、血小板数減少(74.3%)、全身症状(68.6%)、消化管系障害(悪心、嘔吐、口内炎/咽頭炎を除く)(62.9%)、疼痛(58.6%)及び悪心(55.0%)であった。
    1.重大な副作用
    1).骨髄抑制:白血球数減少(99.2%)、好中球数減少(97.8%)、赤血球数減少(92.2%)、ヘモグロビン減少(92.3%)、血小板数減少(85.4%)、発熱性好中球減少症(12.8%)、汎血球減少症(1.3%*)等の重度血液毒性所見が現れることがあるので、末梢血液の観察を十分に行い、異常が認められた場合には、抗菌剤・G−CSF製剤・血液製剤投与等適切な処置を行う。
    2).消化管出血:消化管出血(下血も含む:1.2%)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。なお、血小板数減少を伴った消化管出血による死亡例が報告されている。
    3).間質性肺炎:間質性肺炎(2.5%*)が現れることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).肺塞栓症、深部静脈血栓症:※肺塞栓症、※深部静脈血栓症が現れることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.重大な副作用(類薬)
    類薬(イリノテカン塩酸塩)において、高度な下痢、腸管穿孔、腸閉塞が現れることが報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3.その他の副作用
    1).消化器:(20%以上)悪心・嘔吐、食欲不振、(5〜20%未満)口内炎、下痢、便秘、(5%未満)腹痛、胃炎、イレウス、(頻度不明※)呼気臭、口内乾燥、鼓腸、歯肉出血、舌変色、舌障害、直腸しぶり。
    2).肝臓:(5〜20%未満)ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)、(5%未満)総ビリルビン上昇、Al−P上昇、肝機能障害。
    3).腎臓:(5〜20%未満)BUN上昇、尿糖、尿蛋白、尿沈渣、(5%未満)尿ウロビリノーゲン、血尿、排尿異常、*腎機能障害、(頻度不明※)アルブミン尿、出血性膀胱炎、膿尿。
    4).皮膚:(20%以上)脱毛、(5%未満)爪障害、(頻度不明※)多汗症。
    5).過敏症:(5%未満)発疹、そう痒症、蕁麻疹。
    6).全身症状:(20%以上)発熱、易疲労感、(5〜20%未満)体重減少、状態悪化、頭痛、倦怠感、(5%未満)疼痛(筋肉痛、関節痛、背部痛、腰痛、四肢痛等)、注射部位反応、浮腫、悪寒、(頻度不明※)無力症、インフルエンザ様疾患、口渇。
    7).精神神経系:(5%未満)味覚異常、眩暈、末梢性ニューロパチー、耳鳴、感覚鈍麻、不安、傾眠、(頻度不明※)回転性眩暈、痙攣、錯感覚、不全麻痺、失神、異常な夢、うつ病、神経過敏。
    8).循環器:(5%未満)頻脈、*不整脈、*低血圧、(頻度不明※)心房細動、心不全、チアノーゼ、循環虚脱、表在性静脈炎、心電図異常。
    9).その他:(20%以上)ナトリウム減少、総蛋白減少、アルブミン減少、(5〜20%未満)LDH上昇、カリウム増加、クロル減少、カルシウム減少、カリウム減少、クレアチニン上昇、(5%未満)LDH下降、ナトリウム増加、クロル増加、静脈炎、感染症、胸痛、口腔咽頭痛、咳嗽、呼吸困難、脱水、*鼻出血、*咽頭炎、(頻度不明※)喘息、結膜炎、視力障害、アルブミン・グロブリン比異常、尿検査異常、アシドーシス、骨痛、筋痙縮、外陰部障害、性器分泌物、グロブリン増加、血中マグネシウム減少、血中リン減少。
    重大な副作用及びその他の副作用の頻度は、各種固形癌に対する前期第2相試験(019試験)、小細胞肺癌に対する後期第2相試験(020試験、021試験)、卵巣癌に対する第1相試験(101試験)及び第2相試験(231試験)、及び進行又は再発の子宮頚癌に対する国内第1相試験(202試験)に基づき算出した。
    ※:前記試験以外で認められた情報による副作用。
    *:使用成績調査における頻度。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤は骨髄抑制性が強いため、投与に際しては緊急時に十分な措置のできる設備の整った医療施設及びがん化学療法に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与し、次記の患者には投与しないなど適応患者の選択を慎重に行う。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
    1).重篤な骨髄抑制のある患者。
    2).重篤な感染症を合併している患者。
    3).妊婦又は妊娠している可能性のある患者。
    4).授乳中の患者。
    5).本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    なお、本剤使用にあたっては、添付文書を熟読する。
    2.本剤を含む小児悪性固形腫瘍に対するがん化学療法は、小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施する。
    (禁忌)
    1.重篤な骨髄抑制のある患者[重度の血液毒性所見が発現し、重症感染症を併発する恐れがある]。
    2.重篤な感染症を合併している患者[感染症が増悪することがある]。
    3.妊婦又は妊娠している可能性のある患者。
    4.授乳中の患者。
    5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.骨髄抑制のある患者[重度の血液毒性所見が発現し、感染症等を併発する恐れがある]。
    2.腎障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
    3.間質性肺炎、放射線肺炎、肺線維症の既往歴又は合併症のある患者[間質性肺炎等が増悪することがある]。
    4.全身衰弱が著しい患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
    5.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.骨髄抑制による重篤な副作用(感染症、出血傾向)が起こる恐れがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、抗菌剤・G−CSF製剤・血液製剤投与等の適切な処置を行う。なお、各コースの投与開始にあたっては、骨髄機能が保持又は回復したことを確認のうえ投与する。また、骨髄抑制が強く現れ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行う。
    2.悪心・嘔吐、食欲不振等の消化器症状が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、適切な処置を行う。
    3.小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には性腺に対する影響を考慮する。
    4.易疲労感が発現した場合には、自動車の運転又は機械の操作に注意させる。
    5.卵巣癌に本剤を使用する際には、関連文献(「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:ノギテカン塩酸塩(卵巣癌)」等)を熟読する。
    6.小児悪性固形腫瘍に本剤を使用する際には、関連文献(「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:ノギテカン塩酸塩(小児悪性固形腫瘍)」等)を熟読する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.他の抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)、放射線照射[併用により骨髄抑制等の副作用が増強する恐れがあるので、併用療法を行う場合には患者の状態を観察しながら減量するなど適切な措置を行う(併用により殺細胞作用が増強され、シスプラチンを前投与することにより本剤の腎クリアランスが低下する可能性がある)]。
    2.腎陰イオン輸送系阻害剤(プロベネシド等)[臨床での検討成績はなく、排泄への影響の程度については不明である(動物実験(マウス)において、本剤の腎排泄に陰イオン輸送系による尿細管分泌機構の関与が示唆されたので、併用により本剤の腎クリアランスが低下する可能性がある)]。
    (高齢者への投与)
    本剤は主として腎臓から排泄されるが、一般的に高齢者では腎機能が低下していることが多く、排泄が遅れることにより血液毒性が増強する等の恐れがあるので、異常が認められた場合には、回復を十分に確認してから投与を行うなど、投与間隔及び用量に留意し、頻回に臨床検査(血液検査、腎機能検査等)を行うなどして慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット)で催奇形性作用が報告されている]。
    2.授乳中の婦人には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    1.小児悪性固形腫瘍:小児悪性固形腫瘍の幼児又は小児悪性固形腫瘍の小児に投与する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与する。小児悪性固形腫瘍の低出生体重児、小児悪性固形腫瘍の新生児又は小児悪性固形腫瘍の乳児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    2.小児悪性固形腫瘍以外:小児悪性固形腫瘍以外の小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (過量投与)
    本剤過量投与に対する解毒薬はない。過量投与後の主な症状は血液毒性所見及び口内炎が予想される。
    (適用上の注意)
    1.調製時:本剤は細胞毒性を有するため、調製時には防護具(眼鏡、手袋、マスク等)を着用する。薬液が皮膚に付着した場合には、直ちに石鹸及び多量の流水で洗い流す。また、粘膜に付着した場合には多量の流水で洗い流す。
    2.投与経路:必ず点滴静脈内投与とし、皮下、筋肉内には投与しない。
    3.投与時:
    1).静脈内投与に際し、薬液が血管外に漏れると、注射部位に炎症反応をおこすことがあるので、薬液が血管外に漏れないように投与する。
    2).本剤は輸液に混和後、できるだけ速やかに投与する。
    4.保存時:本剤は光に不安定なので遮光保存する。
    (その他の注意)
    1.がん原性試験は実施していないが、染色体異常試験陽性、遺伝子突然変異試験陽性及び小核試験陽性の遺伝毒性試験陽性の結果が報告されており、がん原性を有する可能性がある。
    2.シスプラチンを本剤の投与1日目に併用した場合、5日目に併用した場合より骨髄抑制等の副作用が増強するとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    本剤が皮膚に付着した場合には、直ちに石鹸及び多量の流水で洗い流す。また、粘膜に付着した場合には、直ちに多量の流水で洗い流す。
    (保管上の注意)
    遮光。

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