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フルオロウラシル注1000mg「トーワ」基本情報

後発品(加算対象)

一般名:フルオロウラシル注射液

製薬会社:東和薬品

薬価・規格: 725円(1,000mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)詳しく見る

  • DNAの構成成分に類似した化学構造をもち、細胞増殖に必要なDNA合成を阻害して抗腫瘍効果をあらわす薬
代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)の代表的な商品名
  • 5-FU
  • ティーエスワン
  • ゼローダ
  • キロサイド
  • ジェムザール

効能・効果詳しく見る

  • 胃癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 肝癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 結腸癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 結腸癌
  • 子宮体癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 食道癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 膵癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 直腸癌
  • 直腸癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 乳癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 肺癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 卵巣癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 子宮頚癌の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 頭頚部癌
  • 頭頚部腫瘍の自覚的並びに他覚的症状の緩解
  • 治癒切除不能な膵癌

注意すべき副作用詳しく見る

しびれ下痢壊死腹痛呼吸困難意識障害紅斑肝障害過敏症

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.単独で使用する場合:1).フルオロウラシルとして、1日5〜15mg/kgを最初の5日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する
  • 以後5〜7.5mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する
  • 2).フルオロウラシルとして、1日5〜15mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する
  • 3).フルオロウラシルとして、1日5mg/kgを10〜20日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する
  • 4).フルオロウラシルとして、1日10〜20mg/kgを週1回静脈内に注射又は点滴静注する
    • また、必要に応じて動脈内に1日5mg/kgを適宜注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用する場合:フルオロウラシルとして、1日5〜10mg/kgを他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用し、単独で使用する場合の方法に準じ、又は間欠的に週1〜2回用いる
  • 3.頭頚部癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合:他の抗悪性腫瘍剤との併用療法において、フルオロウラシルとして1日1000mg/屐並良縮明僉砲泙任髻4〜5日間連日で持続点滴する
  • 投与を繰り返す場合には少なくとも3週間以上の間隔をあけて投与する
  • 本剤単独投与の場合には併用投与時に準じる
    • なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する
  • 4.結腸・直腸癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:1).レボホリナートとして1回100mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する
  • レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/屐並良縮明僉砲鮴徒内注射、更にフルオロウラシルとして600mg/屐並良縮明僉砲22時間かけて持続静注する
  • これを2日間連続して行い、2週間ごとに繰り返す
  • 2).レボホリナートとして1回250mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する
  • レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして2600mg/屐並良縮明僉砲24時間持続静注する
  • 1週間ごとに6回繰り返した後、2週間休薬する
  • これを1クールとする
  • 3).レボホリナートとして1回200mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する
  • レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/屐並良縮明僉砲鮴徒内注射、更にフルオロウラシルとして2400〜3000mg/屐並良縮明僉砲46時間持続静注する
  • これを2週間ごとに繰り返す
    • なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する
  • 5.治癒切除不能な膵癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:レボホリナートとして1回200mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する
  • レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/屐並良縮明僉砲鮴徒内注射、更にフルオロウラシルとして2400mg/屐並良縮明僉砲46時間持続静注する
  • これを2週間ごとに繰り返す
    • なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な過敏症
    • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中
    • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後7日以内

副作用

主な副作用

しびれ下痢壊死腹痛

重大な副作用

意識障害過敏症肝障害紅斑呼吸困難四肢末端のしびれ感出血激しい下痢発疹発熱貧血

上記以外の副作用

悪心アナフィラキシー運動失調黄疸嘔吐肝機能検査値異常肝機能障害肝硬変肝実質障害間質性肺炎眼振肝不全顔面麻痺記憶力低下嗅覚障害嗅覚脱失急性腎不全急性膵炎胸痛胸内苦悶クレアチニンクリアランス低下クレアチニン値上昇痙攣劇症肝炎下血血圧低下血小板減少血清アミラーゼ上昇血栓結膜炎眩暈言語障害倦怠感見当識障害高アンモニア血症口角炎口渇光線過敏症好中球減少紅潮口内炎呼吸器症状骨髄機能抑制舌のもつれ自発性低下壊死性腸炎重篤な肝障害重篤な腎障害虚血性腸炎手足症候群消化管潰瘍出血性腸炎消化器潰瘍食欲不振ショック心筋梗塞神経障害心室性頻拍心電図異常錐体外路症状頭痛精神神経症状咳嗽舌炎譫妄耐糖能異常脱水症状脱毛胆嚢炎蛋白尿知覚異常知覚過敏低カルシウム血症糖尿動脈壁変性尿失禁激しい腹痛ネフローゼ症候群白質脳症白血球減少発赤汎血球減少皮膚色素沈着皮膚そう痒感皮膚粘膜眼症候群ビリルビン上昇胆管壊死腹部膨満感不整脈便秘安静狭心症歩行時のふらつき麻痺末梢神経障害味覚異常胸やけ溶血性貧血流涙皮膚糜爛胆道障害皮膚浮腫重篤な腸炎手掌紅斑疼痛性発赤腫脹足蹠紅斑重症口内炎皮膚水疱消化器出血爪異常中毒性表皮壊死融解症うっ血性心不全

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 重篤な過敏症
    • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中
    • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後7日以内
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 感染症
    • 骨髄機能抑制
    • 消化管潰瘍
    • 消化管出血
    • 心疾患
    • 腎障害
    • 水痘
  • 注意
    • 感染症
    • 下痢
    • DPD欠損
    • ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ欠損

患者の属性に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 幼児・乳児
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 生殖可能な年齢(11歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
シスプラチン 重篤な腎障害
メトトレキサート製剤 重篤な腎障害
腎障害の知られている抗悪性腫瘍剤 重篤な腎障害
ワルファリンカリウム 作用を増強
フェニトイン 構音障害・運動失調・意識障害等のフェニトイン中毒
トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤 重篤な骨髄抑制
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤 早期に重篤な血液障害や下痢・口内炎等の消化管障害
抗悪性腫瘍剤 骨髄機能抑制・消化管障害等の副作用が増強
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤 重篤な血液障害

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.次記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解:胃癌、肝癌、結腸癌・直腸癌、乳癌、膵癌、子宮頚癌、子宮体癌、卵巣癌。
    但し、次記の疾患については、他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用することが必要である[食道癌、肺癌、頭頚部腫瘍の自覚的並びに他覚的症状の緩解]。
    2.次の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:頭頚部癌。
    3.レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:結腸癌・直腸癌、治癒切除不能な膵癌。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    治癒切除不能な膵癌に対して、レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法を実施する場合、次の点に注意する。
    1.治癒切除不能な膵癌に対して、レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法を実施する場合、患者の病期、全身状態、UGT1A1(イリノテカン塩酸塩水和物の活性代謝物(SN−38)の主な代謝酵素の一分子種である)遺伝子多型等について、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行う。
    2.治癒切除不能な膵癌に対して、レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法を実施する場合、本剤の術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立していない。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.単独で使用する場合:
    1).フルオロウラシルとして、1日5〜15mg/kgを最初の5日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。以後5〜7.5mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。
    2).フルオロウラシルとして、1日5〜15mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。
    3).フルオロウラシルとして、1日5mg/kgを10〜20日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。
    4).フルオロウラシルとして、1日10〜20mg/kgを週1回静脈内に注射又は点滴静注する。
    また、必要に応じて動脈内に1日5mg/kgを適宜注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    2.他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用する場合:フルオロウラシルとして、1日5〜10mg/kgを他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用し、単独で使用する場合の方法に準じ、又は間欠的に週1〜2回用いる。
    3.頭頚部癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合:他の抗悪性腫瘍剤との併用療法において、フルオロウラシルとして1日1000mg/屐並良縮明僉砲泙任髻4〜5日間連日で持続点滴する。投与を繰り返す場合には少なくとも3週間以上の間隔をあけて投与する。本剤単独投与の場合には併用投与時に準じる。なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。
    4.結腸・直腸癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:
    1).レボホリナートとして1回100mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/屐並良縮明僉砲鮴徒内注射、更にフルオロウラシルとして600mg/屐並良縮明僉砲22時間かけて持続静注する。これを2日間連続して行い、2週間ごとに繰り返す。
    2).レボホリナートとして1回250mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして2600mg/屐並良縮明僉砲24時間持続静注する。1週間ごとに6回繰り返した後、2週間休薬する。これを1クールとする。
    3).レボホリナートとして1回200mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/屐並良縮明僉砲鮴徒内注射、更にフルオロウラシルとして2400〜3000mg/屐並良縮明僉砲46時間持続静注する。これを2週間ごとに繰り返す。
    なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。
    5.治癒切除不能な膵癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法:レボホリナートとして1回200mg/屐並良縮明僉砲2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/屐並良縮明僉砲鮴徒内注射、更にフルオロウラシルとして2400mg/屐並良縮明僉砲46時間持続静注する。これを2週間ごとに繰り返す。なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.頭頚部癌に対して、本剤を含むがん化学療法と放射線照射を併用する場合(特に同時併用する場合)に、重篤な副作用や放射線合併症が発現する可能性があるため、本剤の適切な減量を検討する。
    2.オキサリプラチン、イリノテカン塩酸塩水和物、レボホリナートとの併用療法(FOLFIRINOX法)を行う場合には、次の投与可能条件、減量基準及び減量時の投与量を参考にする。
    1).FOLFIRINOX法を行う場合の2クール目以降の投与可能条件(投与予定日に確認し、当該条件を満たす状態へ回復するまで投与を延期するとともに、「減量基準」及び「減量時の投与量」を参考に、投与再開時に減量する):好中球数1500/mm3以上、血小板数75000/mm3以上。
    2).FOLFIRINOX法を行う場合の減量基準:前回の投与後にいずれかの程度に該当する副作用が発現した場合は、該当する毎に、次の減量方法に従って、投与レベルを1レベル減量する(「減量時の投与量」を参考にする)、また、いずれかの程度に該当する好中球減少又は血小板減少が発現した場合は、以降の本剤急速静脈内投与を中止する。
    (1).好中球減少:
    次のいずれかの条件を満たす場合:
     FOLFIRINOX法を行う場合で2クール目以降の好中球数の投与可能条件を満たさず投与を延期した場合:イリノテカン塩酸塩水和物を優先的に減量する(但し、イリノテカン塩酸塩水和物の投与レベルがオキサリプラチンより低い場合は、イリノテカン塩酸塩水和物と同じレベルになるまでオキサリプラチンを減量する)。
    ◆FOLFIRINOX法を行う場合で好中球減少<500/mm3未満が7日以上持続>が発現した場合:イリノテカン塩酸塩水和物を優先的に減量する(但し、イリノテカン塩酸塩水和物の投与レベルがオキサリプラチンより低い場合は、イリノテカン塩酸塩水和物と同じレベルになるまでオキサリプラチンを減量する)。
    .FOLFIRINOX法を行う場合で感染症又は下痢を併発し、かつ好中球減少<1000/mm3未満>が発現した場合:イリノテカン塩酸塩水和物を優先的に減量する(但し、イリノテカン塩酸塩水和物の投与レベルがオキサリプラチンより低い場合は、イリノテカン塩酸塩水和物と同じレベルになるまでオキサリプラチンを減量する)。
    ぁFOLFIRINOX法を行う場合で発熱性好中球減少症が発現した場合:イリノテカン塩酸塩水和物を優先的に減量する(但し、イリノテカン塩酸塩水和物の投与レベルがオキサリプラチンより低い場合は、イリノテカン塩酸塩水和物と同じレベルになるまでオキサリプラチンを減量する)。
    (2).下痢:
     FOLFIRINOX法を行う場合で発熱<38℃以上>を伴う下痢が発現した場合:イリノテカン塩酸塩水和物を優先的に減量する(但し、イリノテカン塩酸塩水和物の投与レベルがオキサリプラチンより低い場合は、イリノテカン塩酸塩水和物と同じレベルになるまでオキサリプラチンを減量する)。
    ◆FOLFIRINOX法を行う場合で下痢<グレード3以上>が発現した場合:本剤持続静注を減量する。
    (3).血小板減少:
    次のいずれかの条件を満たす場合:
     FOLFIRINOX法を行う場合で2クール目以降の血小板数の投与可能条件を満たさず投与を延期した場合:オキサリプラチンを優先的に減量する(但し、オキサリプラチンの投与レベルがイリノテカン塩酸塩水和物より低い場合は、オキサリプラチンと同じレベルになるまでイリノテカン塩酸塩水和物を減量する)。
    ◆FOLFIRINOX法を行う場合で血小板減少<50000/mm3未満>が発現した場合:オキサリプラチンを優先的に減量する(但し、オキサリプラチンの投与レベルがイリノテカン塩酸塩水和物より低い場合は、オキサリプラチンと同じレベルになるまでイリノテカン塩酸塩水和物を減量する)。
    (4).総ビリルビン上昇:
     FOLFIRINOX法を行う場合で総ビリルビン上昇<2.0mg/dL超3.0mg/dL以下>が発現した場合:イリノテカン塩酸塩水和物を120mg/屬妨採未垢襦
    ◆FOLFIRINOX法を行う場合で総ビリルビン上昇<3.0mg/dL超>が発現した場合:イリノテカン塩酸塩水和物を90mg/屬妨採未垢襦
    (5).FOLFIRINOX法を行う場合で粘膜炎<グレード3以上>が発現した場合:本剤持続静注を減量する。
    (6).FOLFIRINOX法を行う場合で手足症候群<グレード3以上>が発現した場合:本剤持続静注を減量する。
    FOLFIRINOX法を行う場合の減量基準において、複数の副作用が発現した場合は、薬剤毎に減量が最大となる基準を適用する。
    グレード:CTCAE version 4.0。
    3).FOLFIRINOX法を行う場合の減量時の投与量(オキサリプラチン85mg/屐▲ぅ螢離謄ン塩酸塩水和物180mg/屐∨楮淹続静注2400mg/屬播衢燭魍始した場合):
    投与レベル−1:オキサリプラチン65mg/屐▲ぅ螢離謄ン塩酸塩水和物150mg/屐∨楮淹続静注1800mg/屐
    投与レベル−2:オキサリプラチン50mg/屐▲ぅ螢離謄ン塩酸塩水和物120mg/屐∨楮淹続静注1200mg/屐
    投与レベル−3:オキサリプラチン中止、イリノテカン塩酸塩水和物中止、本剤持続静注中止。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).激しい下痢が現れ、脱水症状まで至ることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、補液等の適切な処置を行う。
    2).出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎等の重篤な腸炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、激しい腹痛・激しい下痢等の症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).汎血球減少、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少等の骨髄機能抑制が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
    4).ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、発疹、呼吸困難、血圧低下等の症状が現れた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).白質脳症(初期症状:歩行時のふらつき、四肢末端のしびれ感、舌のもつれ等)、また、錐体外路症状、言語障害、運動失調、眼振、意識障害、痙攣、顔面麻痺、見当識障害、四肢末端のしびれ感、譫妄、記憶力低下、自発性低下、尿失禁等の精神神経症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
    6).うっ血性心不全、心筋梗塞、安静狭心症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
    7).急性腎不全等の重篤な腎障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(なお、腎障害の知られている抗悪性腫瘍剤(シスプラチン、メトトレキサート等)との併用時には特に注意する)。
    8).間質性肺炎が現れることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状が現れた場合には投与を中止し、胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    9).AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れ、肝不全まで至ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).消化管潰瘍、重症口内炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    11).急性膵炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、血清アミラーゼ上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    12).意識障害を伴う高アンモニア血症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    13).肝動脈内投与において、肝障害・胆道障害(胆嚢炎、胆管壊死、肝実質障害等)が現れることがあるので、造影等により薬剤の分布領域をよく確認する(なお、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う)。
    14).手足症候群(手掌紅斑・足蹠紅斑、疼痛性発赤腫脹、知覚過敏等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。
    15).嗅覚障害(長期投与症例に多い)が現れ、嗅覚脱失まで至ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    16).類薬(テガフール製剤)で劇症肝炎等の重篤な肝障害、肝硬変、心室性頻拍、ネフローゼ症候群、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、溶血性貧血が現れることが報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次記のような副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う。
    1).消化器:(頻度不明)食欲不振、下痢、悪心・嘔吐、味覚異常、口渇、腹部膨満感、腹痛、下血、便秘、口角炎、舌炎、胸やけ[消化器潰瘍又は消化器出血が疑われる場合には投与を中止する]。
    2).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、ビリルビン上昇等の肝機能検査値異常。
    3).腎臓:(頻度不明)蛋白尿、BUN上昇、クレアチニン値上昇、クレアチニンクリアランス低下。
    4).精神神経系:(頻度不明)倦怠感、眩暈、末梢神経障害(しびれ、知覚異常等)。
    5).皮膚:(頻度不明)皮膚色素沈着、脱毛、皮膚浮腫、皮膚糜爛、皮膚水疱、皮膚そう痒感、紅潮、爪異常、光線過敏症[動脈内投与により、注入側の皮膚にこれらの症状が強く現れることがある]。
    6).過敏症:(頻度不明)発疹[投与を中止する]。
    7).循環器:(頻度不明)心電図異常(ST上昇、T逆転、不整脈等)、胸痛、胸内苦悶。
    8).眼:(頻度不明)流涙、結膜炎。
    9).動脈内投与時:(頻度不明)カテーテル先端付近の動脈壁変性、血栓形成[投与を中止する]。
    10).その他:(頻度不明)発熱、頭痛、糖尿、低カルシウム血症、耐糖能異常。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施する。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
    2.メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法、レボホリナート・フルオロウラシル療法:メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法、レボホリナート・フルオロウラシル療法は本剤の細胞毒性を増強する療法であり、これらの療法に関連したと考えられる死亡例が認められている。これらの療法は高度の危険性を伴うので、投与中及び投与後の一定期間は患者を医師の監督下に置く。なお、本療法の開始にあたっては、各薬剤の添付文書を熟読のこと。
    3.頭頚部癌に対して、本剤を含むがん化学療法と放射線照射を併用する場合に重篤な副作用や放射線合併症が発現する可能性があるため、放射線照射とがん化学療法の併用治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施する。
    4.テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤との併用により、重篤な血液障害等の副作用が発現する恐れがあるので、併用を行わない。
    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者。
    2.テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中の患者及びテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後7日以内の患者。
    (慎重投与)
    1.骨髄機能抑制のある患者[骨髄機能をより強く抑制する恐れがある]。
    2.肝障害又は腎障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
    3.感染症を合併している患者[骨髄機能抑制により感染症が悪化する恐れがある]。
    4.心疾患又はその既往歴のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
    5.消化管潰瘍又は消化管出血のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
    6.水痘患者[致命的全身障害が現れる恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.骨髄機能抑制、激しい下痢等の重篤な副作用が起こることがあるので、定期的(特に投与初期は頻回)に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う(特に、本剤の効果を増強する薬剤を併用した療法(メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法、レボホリナート・フルオロウラシル療法等)を実施する場合には、致命的な経過をたどることがあるので各薬剤の添付文書を熟読する)。
    2.重篤な腸炎等により脱水症状が現れた場合には、補液等の適切な処置を行う。
    3.感染症の発現又は感染症悪化・出血傾向の発現又は出血傾向悪化に十分注意する。
    4.頭頚部癌に対して、本剤を含むがん化学療法と放射線照射を併用する場合(特に同時併用する場合)に、重篤な副作用や放射線合併症が発現する可能性があり、放射線照射野内の皮膚炎・放射線照射野内の皮膚線維化・放射線照射野内の口内炎、経口摂取量低下、血液毒性、唾液減少等が、放射線照射単独の場合と比較して高度となることが知られているので、血液毒性出現時の感染対策、長期の栄養管理、疼痛コントロール、放射線照射時の粘膜浮腫により気道狭窄が増悪した場合の管理等について十分な注意、対応を行う。
    5.テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後、本剤の投与を行う場合は、少なくとも7日以上の間隔をあける。
    6.小児に投与する場合には、副作用の発現に特に注意し、慎重に投与する。
    7.小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮する。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤<ティーエスワン>[早期に重篤な血液障害や下痢・口内炎等の消化管障害等が発現する恐れがあるので、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中及び投与中止後少なくとも7日以内は本剤を投与しない(ギメラシルがフルオロウラシルの異化代謝を阻害し、血中フルオロウラシル濃度が著しく上昇する)]。
    2.併用注意:
    1).フェニトイン[構音障害・運動失調・意識障害等のフェニトイン中毒が現れることがある(機序は不明であるが、フェニトインの血中濃度を上昇させる)]。
    2).ワルファリンカリウム[ワルファリンカリウムの作用を増強させることがあるので、凝固能の変動に注意する(機序は不明である)]。
    3).トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤[重篤な骨髄抑制等の副作用が発現する恐れがある(本剤との併用により、トリフルリジンのDNA取り込みが増加する可能性があり、チピラシル塩酸塩がチミジンホスホリラーゼを阻害することにより、本剤の代謝に影響を及ぼす可能性がある)]。
    4).他の抗悪性腫瘍剤、放射線照射[骨髄機能抑制・消化管障害等の副作用が増強することがある(副作用が相互に増強される)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では生理機能が低下していることが多く、特に骨髄機能抑制、消化器障害(激しい下痢、口内炎等)、皮膚障害、精神神経系副作用が現れやすいので、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい[動物実験(ラット、マウス)で多指症、口蓋裂等の催奇形作用が報告されている]。
    2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
    (適用上の注意)
    投与時:
    1.静脈内投与により、血管痛、静脈炎を起こす恐れがあるので注射部位、注射方法等に十分注意し、注射速度をできるだけ遅くする。
    2.静脈内投与に際し薬液が血管外に漏れると、注射部位に硬結・壊死を起こすことがあるので、薬液が血管外に漏れないように投与する。
    3.動脈内投与により、動脈支配領域に皮膚疼痛、発赤、紅斑、皮膚水疱、皮膚糜爛、皮膚潰瘍等の皮膚障害が現れ、皮膚壊死・筋壊死にまで至ることがあり、また、同領域にしびれ、麻痺等の神経障害が現れることがあるので、これらの症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4.肝動脈内投与において、標的とする部位以外の動脈への流入により胃潰瘍・十二指腸潰瘍、出血、穿孔等を起こすことがあるので、造影等によりカテーテルの先端位置、薬剤の分布領域をよく確認し、カテーテルの逸脱・移動、注入速度等に随時注意する(なお、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う)。
    (その他の注意)
    1.フルオロウラシル系薬剤と他の抗悪性腫瘍剤を併用した患者に、急性白血病(前白血病相を伴う場合もある)、骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告がある。
    2.フルオロウラシルの異化代謝酵素であるジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ欠損(DPD欠損)等の患者がごくまれに存在し、このような患者にフルオロウラシル系薬剤を投与した場合、投与初期に重篤な副作用(口内炎、下痢、血液障害、神経障害等)が発現するとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(8℃、2年)及び加速試験(23℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、規定条件の市場流通下において2年間安定であることが確認された。
    (保管上の注意)
    2〜8℃。

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