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エンブレル皮下注用10mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:エタネルセプト(遺伝子組換え)注射用

製薬会社:ファイザー

薬価・規格: 6472円(10mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

TNFα阻害薬詳しく見る

  • 炎症を引き起こす主要な体内物質TNFαの作用を抑え関節のリウマチの症状を改善し、骨などの損傷を防ぐ他、場合よってはベーチェット病やクローン病などの自己免疫疾患に使われる薬
TNFα阻害薬の代表的な商品名
  • レミケード
  • エンブレル
  • ヒュミラ
  • シンポニー
  • シムジア

効能・効果詳しく見る

  • 関節リウマチ
  • 多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎

注意すべき副作用詳しく見る

注射部位反応感染症咽頭炎紅斑肺炎疼痛頭痛発疹結核皮膚炎そう痒上気道感染気管支炎湿疹発熱血管炎貧血インフルエンザ乾癬出血咳嗽帯状疱疹浮腫胃腸炎間質性肺炎鼻炎そう痒感ニューモシスティス肺炎ヘモグロビン減少下痢便秘副鼻腔炎嘔吐急性腎不全悪心挫傷歯周炎浮動性眩暈白血球増加結膜炎肝機能障害脱毛腫脹腹痛膀胱炎蕁麻疹重篤なアレルギー反応麦粒腫アナフィラキシーアレルギー反応咽喉頭疼痛胃部不快感背部疼痛

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.関節リウマチ:本剤を日本薬局方注射用水1mLで溶解し、エタネルセプト(遺伝子組換え)として10〜25mgを1日1回、週に2回、又は25〜50mgを1日1回、週に1回、皮下注射する
  • 2.多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎:本剤を日本薬局方注射用水1mLで溶解し、小児にはエタネルセプト(遺伝子組換え)として0.2〜0.4mg/kgを1日1回、週に2回、皮下注射する(小児の1回投与量は成人の標準用量(1回25mg)を上限とする)

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 活動性結核
    • 過敏症
    • 多発性硬化症
    • 敗血症
    • 重篤な感染症
    • 脱髄疾患
    • 敗血症のリスクを有する
    • うっ血性心不全
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

注射部位反応感染症咽頭炎紅斑肺炎疼痛頭痛発疹結核皮膚炎そう痒上気道感染気管支炎湿疹発熱血管炎貧血インフルエンザ乾癬出血咳嗽帯状疱疹浮腫胃腸炎間質性肺炎鼻炎そう痒感ニューモシスティス肺炎ヘモグロビン減少下痢便秘副鼻腔炎嘔吐急性腎不全悪心挫傷歯周炎浮動性眩暈白血球増加結膜炎肝機能障害脱毛腫脹腹痛膀胱炎蕁麻疹重篤なアレルギー反応麦粒腫

重大な副作用

背部疼痛アナフィラキシーアレルギー反応胃部不快感咽喉頭疼痛腰疼痛化膿性関節炎関節痛感冒気管支痙攣胸痛局所性浮腫う歯痙攣血圧上昇血管浮腫血小板減少血尿倦怠感高血圧好中球減少口内炎呼吸器症状呼吸困難再生不良性貧血しびれ感重篤な血液障害消化性潰瘍食欲不振腎盂腎炎真菌感染症心不全ループス様症候群多形紅斑中耳炎潮紅爪囲炎鉄欠乏性貧血動悸軟便ネフローゼ症候群膿痂疹膿瘍敗血症蜂巣炎白血球減少歯肉炎汎血球減少皮疹皮膚そう痒症皮膚粘膜眼症候群鼻漏疲労不眠扁桃炎尿沈渣四肢疼痛出血斑尿路感染皮膚白癬日和見感染症感覚減退脱髄疾患中毒性表皮壊死融解症血球貪食症候群重篤なアレルギー致命的転帰臀部疼痛

上記以外の副作用

Al−P上昇GOT上昇GPT上昇LDH上昇総蛋白減少咽頭不快感外耳炎喀痰角膜潰瘍肩こり化膿性汗腺炎眼精疲労眼痛期外収縮気管支拡張症気分不良胸水強膜炎胸部不快感ギラン・バレー症候群筋痛筋肉痛クレアチニン上昇月経不順血小板増加アルブミン減少血痰血沈亢進結膜充血口角炎口渇好酸球増加口唇炎光線過敏症好中球増加嗄声残尿感サルコイドーシス耳下腺腫脹視神経炎歯髄炎手根管症候群白内障真菌感染症腎結石膵炎赤血球減少舌苔喘息創傷感染体重減少乾癬様皮疹脱水脱力感多発性硬化症四肢異常感覚蛋白尿ALT上昇凍瘡AST上昇難聴乳腺炎尿糖眠気膿疱性乾癬敗血症歯痛歯肉腫脹皮膚乾燥鼻閉ピリピリ感頻尿頻脈不安腹部膨満ヘマトクリット減少味覚異常眼のちらつきリンパ節結核胸部X線異常リンパ球増加錯感覚白血球分画異常嗅覚異常コレステロール上昇白血球破砕性血管炎乾癬悪化眼乾燥ヘノッホ・シェーンライン紫斑病ぶどう膜炎爪異常気管狭窄網状赤血球増加四肢不快感眼異常感胸膜結核日和見感染症肺外結核口腔感染横断性脊髄炎自己抗体陽性BUN増加関節脱臼歯知覚過敏滑膜炎気管支肺異形成症皮膚胼胝爪感染色素性母斑脊椎症総蛋白増加注射部位出血靭帯障害抗好中球細胞質抗体陽性血管炎赤血球形態異常化膿性リンパ節炎肺嚢胞

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 活動性結核
    • 過敏症
    • 多発性硬化症
    • 敗血症
    • 重篤な感染症
    • 脱髄疾患
    • 敗血症のリスクを有する
    • うっ血性心不全
  • 相対禁止
    • 脱髄疾患
  • 慎重投与
    • 間質性肺炎
    • 感染症
    • 結核
    • 再生不良性貧血
    • 易感染性
    • 汎血球減少
    • 胸部レントゲン上結核治癒所見
    • 脱髄疾患
    • 重篤な血液疾患
  • 注意
    • B型肝炎
    • 間質性肺炎
    • 結核
    • 手術前後
    • 敗血症性ショック
    • 脱髄疾患
    • 肺外結核
    • 慢性炎症性疾患
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 全身型若年性特発性関節炎
    • 胸部画像検査で陳旧性結核
    • 結核患者との濃厚接触歴
    • 結核既感染
    • 免疫抑制作用を持つ薬剤を併用投与したB型肝炎ウイルスキャリア
    • HBs抗原陰性かつHBs抗体陽性
    • HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性
    • 免疫抑制作用を持つ薬剤を併用投与したB型肝炎既往感染
    • うっ血性心不全
  • 投与に際する指示
    • 結核
    • 肺外結核
    • 胸部画像検査で陳旧性結核
    • 結核患者との濃厚接触歴
    • 結核既感染

患者の属性に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 幼児・乳児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
    • 出生児
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 若年成人

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
免疫抑制作用を有する薬剤 B型肝炎ウイルス再活性化
免疫抑制作用を有する薬剤 B型肝炎ウイルス再活性化
生ワクチン 感染
アバタセプト<遺伝子組換え> 重篤な感染症
サラゾスルファピリジン 平均白血球数が統計学的に有意に減少

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    既存治療で効果不十分な次記疾患:関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.関節リウマチ:
    1).関節リウマチ:過去の治療において、非ステロイド性抗炎症剤及び他の抗リウマチ薬等による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与する。
    2).関節リウマチ:本剤とアバタセプト<遺伝子組換え>の併用は行わない。
    2.多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎:メトトレキサートの少量パルス療法を中核とする併用療法を行っても効果不十分あるいは治療不応の場合、本剤適応の可否を判断する。全身型若年性特発性関節炎については、全身症状に対する有効性及び安全性は確立していないため、全身症状が安定し、多関節炎が主症状である場合のみに本剤を投与する。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.関節リウマチ:本剤を日本薬局方注射用水1mLで溶解し、エタネルセプト(遺伝子組換え)として10〜25mgを1日1回、週に2回、又は25〜50mgを1日1回、週に1回、皮下注射する。
    2.多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎:本剤を日本薬局方注射用水1mLで溶解し、小児にはエタネルセプト(遺伝子組換え)として0.2〜0.4mg/kgを1日1回、週に2回、皮下注射する(小児の1回投与量は成人の標準用量(1回25mg)を上限とする)。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行う。本剤による治療開始後、医師により適用が妥当と判断された患者については、自己投与も可能である。
    2.注射部位反応(紅斑、発赤、疼痛、腫脹、そう痒等)が報告されているので、投与毎に注射部位を変える。
    3.本剤を週に2回投与する場合は、投与間隔を3〜4日間隔とする。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    1.関節リウマチ
    <国内臨床試験成績>
    本剤の10mg及び25mg、週2回投与ならびに本剤の25mg及び50mg週1回投与を検討した国内の臨床試験において、安全性評価対象660例中448例(67.9%)に副作用が認められ、その主なものは、感染症(鼻咽頭炎、上気道感染、咽頭炎、膀胱炎、気管支炎、帯状疱疹、肺炎、口腔ヘルペス、歯周炎等)282例(42.7%)、注射部位反応(注射部位の紅斑、そう痒感、腫脹等)156例(23.6%)、発疹(湿疹、皮膚炎、紅斑等)106例(16.1%)、そう痒症26例(3.9%)、頭痛25例(3.8%)、浮動性眩暈21例(3.2%)、下痢21例(3.2%)等であった。また臨床検査値異常変動は、ALT(GPT)上昇34例(5.2%)、AST(GOT)上昇25例(3.8%)等であった(週2回投与 2008年5月集計時、一変承認時)。
    <国内使用成績調査結果(全例調査)>
    市販後の一定期間に投与症例の全例を登録して実施した調査において、安全性評価対象13,894例中3,714例(26.7%)に副作用が認められ、その主なものは、感染症(鼻咽頭炎、気管支炎、肺炎、帯状疱疹等)1,207例(8.7%)、注射部位反応609例(4.4%)、発疹(紅斑、湿疹、皮膚炎等)557例(4.0%)、鼻咽頭炎242例(1.7%)、肝機能異常228例(1.6%)、発熱222例(1.6%)等であった(2008年4月集計時)。
    <海外臨床試験成績>
    本剤の10mg及び25mg、週2回投与を検討した海外(米国)の第3相二重盲検比較試験において、安全性評価対象154例中、感染症88例(57.1%)、注射部位反応71例(46.1%)、その他118例(76.6%)の有害事象(本剤との因果関係の有無にかかわらず発現した事象)が認められた。感染症を除く有害事象のうち、本剤との因果関係が否定できないものは、注射部位反応70例(45.5%)、頭痛8例(5.2%)、発疹5例(3.2%)、咳嗽増加、鼻炎、そう痒症、脱毛症各4例(2.6%)等であった(承認時)。
    本剤の25mg週2回投与及び50mg週1回投与を検討した海外(米国及びカナダ)の第3相二重盲検比較試験において、安全性評価対象367例中166例(45.2%)に副作用が認められ、その主なものは、注射部位反応67例(18.3%)、頭痛21例(5.7%)、悪心20例(5.4%)、発疹17例(4.6%)等であった(承認時)。
    2.若年性特発性関節炎
    <国内臨床試験成績>
    国内の若年性特発性関節炎に対する臨床試験において、安全性評価対象35例中35例(100%)に副作用が認められ、その主なものは、感染症(鼻咽頭炎、胃腸炎、インフルエンザ、上気道感染、咽頭炎、気管支炎、麦粒腫、膿痂疹等)34例(97.1%)、注射部位反応(注射部位出血を含む)27例(77.1%)、発疹(湿疹、紅斑、皮膚炎等)18例(51.4%)、頭痛17例(48.6%)、便秘13例(37.1%)、腹痛12例(34.3%)等であった。また、臨床検査値異常変動は、白血球増加8例(22.9%)、ヘモグロビン減少6例(17.1%)等であった(2010年4月集計時)。
    <海外臨床試験成績>
    海外(米国)の若年性特発性関節炎に対する臨床試験において、安全性評価対象69例中60例(87.0%)に副作用が認められ、その主なものは、感染症(上気道感染、咽頭炎、胃腸炎、耳炎、インフルエンザ症候群、皮膚感染、副鼻腔炎、感染性結膜炎等)47例(68.1%)、注射部位反応26例(37.7%)、頭痛11例(15.9%)、鼻炎9例(13.0%)、嘔吐6例(8.7%)等であった(承認時)。
    1.重大な副作用
    1).敗血症(0.2%)、肺炎(ニューモシスティス肺炎を含む)(1.5%)、真菌感染症(0.2%)等の日和見感染症(2.6%):このような症状が現れることがあるので患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、投与中止等の適切な処置を行う。なお、感染症により死亡に至った症例が報告されている。
    2).結核(0.1%未満):本剤投与による結核の発症は、投与初期から現れる可能性があるため、結核の既感染者には、本剤投与後、問診及び胸部レントゲン検査等を定期的(投与開始後2カ月間は可能な限り1カ月に1回、以降は適宜必要に応じて)に行うことにより、結核症状の発現に十分に注意し、また、肺外結核(胸膜結核、リンパ節結核等)も報告されていることから、その可能性も十分考慮した観察を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).重篤なアレルギー反応(0.5%):血管浮腫、アナフィラキシー、気管支痙攣及び蕁麻疹等の重篤なアレルギー反応が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような反応が認められた場合には速やかに投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).重篤な血液障害(0.9%):再生不良性貧血及び汎血球減少(致命的転帰に至った例を含む)、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、血球貪食症候群が現れることがあるので、患者に対し、本剤投与中に血液障害や感染症を疑う症状(発熱の持続、咽頭痛、挫傷、蒼白等)が現れた場合には、速やかに主治医に相談するよう指導する(このような患者には、速やかに血液検査等を実施し、血液障害が認められた場合には、投与を中止する)。
    5).脱髄疾患(頻度不明):脱髄疾患(多発性硬化症、視神経炎、横断性脊髄炎、ギラン・バレー症候群等)が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止する等の適切な処置を行う。
    6).間質性肺炎(0.7%):間質性肺炎が現れることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状に十分に注意し、異常が認められた場合には、速やかに胸部レントゲン検査、速やかに胸部CT検査及び速やかに血液ガス検査等を実施し、本剤の投与を中止するとともにニューモシスティス肺炎との鑑別診断(β−Dグルカンの測定等)を考慮に入れ適切な処置を行う。なお、間質性肺炎の既往歴のある患者には、定期的に問診を行うなど、注意する。
    7).抗dsDNA抗体陽性化を伴うループス様症候群(0.1%未満):抗dsDNA抗体が陽性化し、関節痛、筋肉痛、皮疹等の症状が現れることがあるので、このような場合には、投与を中止する。
    8).肝機能障害(3.1%):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    9).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(0.1%未満)、多形紅斑(0.1%未満):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).抗好中球細胞質抗体(ANCA)陽性血管炎(頻度不明):抗好中球細胞質抗体陽性血管炎(ANCA陽性血管炎)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    11).急性腎不全(0.1%)、ネフローゼ症候群(0.1%未満):急性腎不全、ネフローゼ症候群が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    12).心不全(0.1%未満):心不全が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する等の適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).呼吸器:(1%以上)感冒、上気道感染、気管支炎、(0.1〜1%未満)咳嗽、咽頭炎、鼻炎、副鼻腔炎、鼻漏、扁桃炎、(0.1%未満)喘息、喀痰、嗄声、鼻閉、血痰、気管狭窄、気管支拡張症、気管支肺異形成症、肺嚢胞、胸水。
    2).皮膚:(1%以上)発疹(湿疹、皮膚炎、紅斑等)、皮膚そう痒症、(0.1〜1%未満)蕁麻疹、皮膚白癬、脱毛、爪囲炎、(0.1%未満)膿痂疹、皮膚乾燥、爪感染、膿疱性乾癬、爪異常、皮膚胼胝、光線過敏症、乾癬(乾癬悪化を含む)、凍瘡、化膿性汗腺炎、色素性母斑、(頻度不明)乾癬様皮疹。
    3).消化器:(0.1〜1%未満)胃腸炎、下痢・軟便、口内炎、腹痛、咽喉頭疼痛、悪心、嘔吐、便秘、歯周炎、食欲不振、歯肉炎、う歯、胃部不快感、消化性潰瘍、(0.1%未満)咽頭不快感、口唇炎(口角炎等)、腹部膨満、歯痛、歯髄炎、口腔感染、歯知覚過敏、歯肉腫脹、舌苔、膵炎。
    4).投与部位:(1%以上)注射部位反応(紅斑、出血斑、そう痒感、皮膚炎、疼痛、挫傷等)[注射部位反応は、投与開始から1カ月の間に高頻度で発現し、その後減少している(注射部位反応は、以前に注射した部位にも現れる可能性がある)]。
    5).泌尿器:(0.1〜1%未満)尿路感染(膀胱炎等)、腎盂腎炎、BUN増加、尿沈渣、血尿、(0.1%未満)蛋白尿、クレアチニン上昇、頻尿、尿糖、残尿感、腎結石。
    6).精神神経系:(0.1〜1%未満)頭痛、浮動性眩暈、感覚減退(しびれ感等)、不眠、(0.1%未満)錯感覚(ピリピリ感等)、眠気、味覚異常、手根管症候群、不安、嗅覚異常、四肢異常感覚。
    7).肝臓:(0.1〜1%未満)ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇。
    8).循環器:(0.1〜1%未満)高血圧、血圧上昇、動悸、潮紅、(0.1%未満)期外収縮、頻脈、血管炎(白血球破砕性血管炎、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病等)。
    9).血液:(0.1〜1%未満)白血球増加、貧血(鉄欠乏性貧血を含む)、ヘモグロビン減少、(0.1%未満)好酸球増加、ヘマトクリット減少、赤血球減少、血小板増加、リンパ球増加、血沈亢進、好中球増加、赤血球形態異常、白血球分画異常、網状赤血球増加。
    10).眼:(0.1〜1%未満)結膜炎、麦粒腫、(0.1%未満)ぶどう膜炎、白内障、結膜充血、角膜潰瘍、眼精疲労、眼のちらつき、眼乾燥、眼痛、強膜炎、眼異常感。
    11).筋・骨格系:(0.1〜1%未満)化膿性関節炎、疼痛(四肢疼痛、腰疼痛、背部疼痛、臀部疼痛等)、(0.1%未満)関節痛、筋痛、ループス様症候群、滑膜炎、肩こり、靭帯障害、関節脱臼、脊椎症。
    12).抵抗機構:(0.1〜1%未満)帯状疱疹、蜂巣炎、インフルエンザ、膿瘍、(0.1%未満)創傷感染、化膿性リンパ節炎、サルコイドーシス。
    13).生殖器:(0.1%未満)月経不順、乳腺炎。
    14).その他:(1%以上)発熱、(0.1〜1%未満)倦怠感、浮腫(局所性浮腫を含む)、出血、胸痛、中耳炎、胸部X線異常、(0.1%未満)コレステロール上昇、胸部不快感、疲労、脱力感、アルブミン減少、口渇、自己抗体陽性、難聴、気分不良、CRP増加、体重減少、痙攣、外耳炎、四肢不快感、総蛋白増加、脱水、耳下腺腫脹、総蛋白減少。
    頻度は国内の臨床試験(関節リウマチ及び若年性特発性関節炎)及び国内使用成績調査結果(全例調査、関節リウマチ)の集計結果による。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤投与により、結核、敗血症を含む重篤な感染症及び脱髄疾患悪化等が報告されており、本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現も報告されている。本剤が疾病を完治させる薬剤でないことも含め、重篤な感染症及び脱髄疾患悪化等が報告されており、本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現も報告されていることを患者に十分説明し、患者が理解したことを確認した上で、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。また、本剤の投与において、重篤な副作用により、致命的な経過をたどることがあるので、緊急時の対応が十分可能な医療施設及び医師が使用し、本剤投与後に副作用が発現した場合には、主治医に連絡するよう患者に注意を与える。
    2.感染症
    1).重篤な感染症:敗血症、真菌感染症を含む日和見感染症等の致死的感染症が報告されているため、十分な観察を行うなど感染症の発症に注意する。
    2).結核:播種性結核(粟粒結核)及び肺外結核(胸膜結核、リンパ節結核等)を含む結核が発症し、死亡例も報告されている。結核の既感染者では症状の顕在化及び悪化の恐れがあるため、本剤投与に先立って結核に関する十分な問診及び胸部レントゲン検査に加え、インターフェロン−γ遊離試験又はツベルクリン反応検査を行い、適宜胸部CT検査等を行うことにより、結核感染の有無を確認する。また、結核の既感染者には、抗結核薬の投与をした上で、本剤を投与する。ツベルクリン反応等の検査が陰性の患者において、投与後活動性結核が認められた例も報告されている。
    3.脱髄疾患の臨床症状・画像診断上の悪化が、本剤を含むTNF抑制作用を有する薬剤でみられたとの報告があるので、脱髄疾患(多発性硬化症等)及びその既往歴のある患者には投与しないこととし、脱髄疾患を疑う患者や家族歴を有する患者に投与する場合には、適宜画像診断等の検査を実施するなど、十分な観察を行う。
    4.本剤の治療を行う前に、非ステロイド性抗炎症剤及び他の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案する。
    5.
    1).関節リウマチ:本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験を持つ医師が使用する。
    2).多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎:本剤についての十分な知識と若年性特発性関節炎治療の経験を持つ医師が使用する。
    (禁忌)
    1.敗血症の患者又は敗血症のリスクを有する患者[敗血症患者を対象とした臨床試験において、本剤投与群では用量の増加に伴い死亡率が上昇した]。
    2.重篤な感染症の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    3.活動性結核の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    4.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    5.脱髄疾患(多発性硬化症等)及びその既往歴のある患者[症状の再燃及び悪化の恐れがある]。
    6.うっ血性心不全の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.感染症の患者又は感染症が疑われる患者[本剤は免疫反応を減弱する作用を有し、正常な免疫応答に影響を与える可能性があるので、適切な処置と十分な観察が必要である]。
    2.結核の既感染者(特に結核の既往歴のある患者及び胸部レントゲン上結核治癒所見のある患者)[結核を活動化させる恐れがあるので、胸部レントゲン検査等を定期的に行うなど、結核症状の発現に十分注意する]。
    3.易感染性の状態にある患者[感染症を誘発する恐れがある]。
    4.脱髄疾患が疑われる徴候を有する患者及び家族歴のある患者[脱髄疾患発現の恐れがあるため、適宜画像診断等の検査を実施し、十分注意する]。
    5.重篤な血液疾患(汎血球減少、再生不良性貧血等)の患者又はその既往を有する患者[症状が悪化する恐れがある]。
    6.高齢者。
    7.間質性肺炎の既往歴のある患者[間質性肺炎が増悪又は再発することがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は、細胞性免疫反応を調整するTNFの生理活性を抑制するので、感染症に対する宿主側防御に影響を及ぼすことがあるため、本剤投与に際しては、十分な観察を行い感染症の発現や感染症増悪に注意し、他の生物製剤との切替えの際も注意する。また、患者に対し、発熱、倦怠感等が現れた場合には、速やかに主治医に相談するよう指導する。
    2.本剤投与に先立って結核に関する十分な問診及び胸部レントゲン検査に加え、インターフェロン−γ遊離試験又はツベルクリン反応検査を行い、適宜胸部CT検査等を行うことにより、結核感染の有無を確認する。結核の既往歴を有する場合及び結核感染が疑われる場合には、結核の診療経験がある医師に相談する。次のいずれかの患者には、原則として本剤の開始前に適切な抗結核薬を投与する[1)胸部画像検査で陳旧性結核に合致するか推定される陰影を有する患者、2)結核の治療歴(肺外結核を含む)を有する患者、3)インターフェロン−γ遊離試験やツベルクリン反応検査等の検査により、結核既感染が強く疑われる患者、4)結核患者との濃厚接触歴を有する患者]。また、本剤投与中も、胸部レントゲン検査等の適切な検査を定期的に行うなど結核の発現には十分に注意し、患者に対し、結核を疑う症状が発現した場合(持続する咳、発熱等)には速やかに主治医に連絡するよう説明する。なお、結核の活動性が確認された場合は本剤を投与しない。
    3.本剤を含む抗TNF製剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者又はB型肝炎既往感染者(HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性又はHBs抗原陰性かつHBs抗体陽性)において、B型肝炎ウイルス再活性化が報告されており、本剤投与に先立って、B型肝炎ウイルス感染の有無を確認し、B型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者に本剤を投与する場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意する(なお、これらの報告の多くは、他の免疫抑制作用を持つ薬剤を併用投与したB型肝炎ウイルスキャリアの患者又は免疫抑制作用を持つ薬剤を併用投与したB型肝炎既往感染者に起きている)。
    4.本剤投与中は、生ワクチン接種により感染する恐れがあるので、生ワクチン接種は行わない。小児患者には、本剤投与前に、必要なワクチンを接種しておくことが望ましい。
    5.本剤を含む抗TNF療法において、新たな自己抗体発現が報告されている。
    6.本剤を含む抗TNF療法において、中枢神経系脱髄疾患(多発性硬化症、視神経炎、横断性脊髄炎等)の発現や中枢神経系脱髄疾患悪化(多発性硬化症悪化、視神経炎悪化、横断性脊髄炎悪化等)及び末梢神経系脱髄疾患(ギラン・バレー症候群等)の発現や末梢神経系脱髄疾患悪化(ギラン・バレー症候群悪化等)が報告されているため、脱髄疾患及びその既往歴のある患者へは本剤を投与しない。脱髄疾患が疑われる患者については、神経学的評価や画像診断等の検査を行い、慎重に危険性と有益性を評価した上で本剤適用の妥当性を検討し、投与後は十分に観察を行う。
    7.本剤に関連したアレルギー反応が報告されているので、重篤なアレルギー又はアナフィラキシー反応が発現した場合は、速やかに投与を中止し適切な処置を行う。また、重篤な症状以外でも、本剤投与時には、注射部位に紅斑、発赤、疼痛、腫脹、そう痒等の注射部位反応あるいは注射部位出血等が多数認められているので、本剤を慎重に投与するとともに、発現に注意し、必要に応じて適切な処置を行う。
    8.臨床試験及びその後5年間の長期試験で、悪性リンパ腫等の悪性腫瘍の発現が報告されている。一般に、慢性炎症性疾患のある患者に免疫抑制剤を長期間投与した場合、感染症や悪性リンパ腫の発現の危険性が高まることが報告されている。また、本剤を含む抗TNF製剤を使用した小児や若年成人においても、悪性リンパ腫等の悪性腫瘍が報告されている。本剤に起因するか明らかでないが、悪性腫瘍等の発現には注意する。
    9.本剤投与後にループス様症候群が発現し、更に抗dsDNA抗体陽性となった場合は、投与を中止する(本剤投与により抗dsDNA抗体の陽性化及びループス様症候群を疑わせる症状が発現することがある)。
    10.
    1).自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施したのち、本剤投与による危険性と対処法について患者が理解し、患者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施する。また、自己投与適用後、感染症等本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させ、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行う。
    2).使用済みの注射針あるいは注射器を再使用しないように患者に注意を促し、安全な廃棄方法について指導を徹底する。全ての器具の安全な廃棄方法に関する指導を行うと同時に、使用済みの針及び注射器を廃棄する容器を提供する。
    11.本剤投与により乾癬が発現又は乾癬悪化することが報告されているので、重症な場合には本剤投与の中止を考慮する。
    12.本剤とアバタセプト<遺伝子組換え>の併用は行わない(海外で実施したプラセボを対照とした臨床試験において、本剤を含む抗TNF製剤とアバタセプト(遺伝子組換え)の併用療法を受けた患者では併用による効果の増強は示されておらず、感染症及び重篤な感染症の発現率が本剤を含む抗TNF製剤のみによる治療を受けた患者での発現率と比べて高かった)。また、本剤と他の生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避ける。
    (相互作用)
    併用注意:サラゾスルファピリジン[サラゾスルファピリジン投与中の患者に本剤を追加投与したところ、各々の単独投与群と比較して、平均白血球数が統計学的に有意に減少したとの報告がある(機序は不明である)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能(免疫機能等)が低下しているので、感染症等の副作用の発現に留意し、十分な観察を行う。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.妊娠中に本剤を投与した患者からの出生児においては、感染症発現のリスクが否定できないため、生ワクチン接種時などには感染に注意する[本剤は胎盤通過性があり、出生児の血清から本剤が検出されたとの報告がある]。
    3.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させる[ヒト母乳中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    4歳未満の幼児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (過量投与)
    ヒトにおける本剤の最大忍容量は確立されていない。内毒素血症試験において、健康被験者に60mg/屬泙任鮹渦鸚徒内投与したところ、用量制限的な毒性はみられなかった。関節リウマチ患者における最高投与量は、初回投与量32mg/屬寮徒内投与[その後は皮下投与16mg/屐福25mg)を1週間に2回投与]であった。本剤の解毒薬は知られていない。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:皮下にのみ投与する。
    2.調製時:
    1).日局注射用水1mLをゆっくりとバイアル内に注入し、内容物を泡立て過ぎないように注意し、ゆるやかに渦をまくように回しながら溶解する(激しく振盪しない)。本剤は完全に溶解するまで、数分から10分程度の時間を要する。
    2).溶解後は速やかに使用する(なお、溶解後やむをえず保存する場合は、2〜8℃で保存し、6時間以内に使用し、保存した注射液は、投与約15〜30分前に室温に戻しておく)。
    3.投与時:
    1).注射部位を大腿部、腹部、上腕部等に求め、順序良く移動し、短期間に同一部位への反復注射は行わない(新注射部位は、前回の注射部位から少なくとも3cm離す)。
    2).皮膚が敏感なところ、挫傷のあるところ、発赤又は硬結しているところへの注射は避ける。
    (その他の注意)
    1.本剤の臨床試験は、国内では52週間(長期試験の投与期間3週〜112週の中央値)まで、海外では5年間までの期間で実施されており、これらの期間を超えた本剤の長期投与時の安全性は確立していない。
    2.比較臨床試験において、抗核抗体陽性化(ANA陽性化)(≧1:40)、抗dsDNA抗体陽性化及び抗カルジオリピン抗体陽性化が認められた本剤投与患者の割合は、プラセボ群と比較して増加した。また、リウマトイド因子陽性の関節リウマチ患者を含めて、臨床症状発現及び生検により、亜急性皮膚ループス又は円板状ループスにみられる発疹及びループス様症候群を伴う新たな自己抗体発現した患者が報告されている。
    3.海外において、本剤投与中の乾癬性関節炎患者では、肺炎球菌多糖体ワクチンに対して有効なB細胞免疫応答を得ることができたとの報告がある。しかし本剤を投与していない患者と比較すると、全体的にみて抗体価がやや低く、抗体価が2倍に達した患者は少なかった。この臨床的意義は不明である。
    4.本剤をマウス、ラット等のげっ歯類に投与すると、中和抗体陽性化と薬理学的活性の消失が認められ、十分な曝露量が得られない。このため、がん原性試験は実施されていない。
    5.本邦において、本剤と他の抗リウマチ薬との併用について、有効性及び安全性は確立されていない。
    6.海外で敗血症性ショックの患者141例を対象に、プラセボ又は本剤0.15、0.45、1.5mg/kgを単回静脈内投与するプラセボ対照無作為二重盲検試験が実施され、それによると、本剤の投与では疾患の進行を妨げることができず、本剤投与群で用量の増加に伴い死亡率上昇がみられた。主要評価項目である28日間死亡率は、プラセボ群で30%(10/33例)、本剤0.15mg/kg群で30%(9/30例)、0.45mg/kg群で48%(14/29例)、1.5mg/kg群で53%(26/49例)であった。
    7.海外でうっ血性心不全患者(NYHA心機能分類2〜4)を対象とした2つのプラセボ対照無作為二重盲検試験が実施されたが、いずれも有効性が認められないことから早期に中止された(追跡期間中の中央値はそれぞれ、12.7カ月、5.7カ月であった)。
    最初の試験では、本剤25mg週2回群(308例)及び本剤25mg週3回群(308例)のいずれも、プラセボ群(309例)と比較して心不全の悪化及び死亡率が高い傾向にあった。投与後24週の心不全の悪化は、本剤25mg週2回群が89例(29%)、25mg週3回群が83例(27%)、プラセボ群が62例(20%)であった。また最終死亡例数は、本剤25mg週2回群が55例(18%)、25mg週3回群61例(20%)、プラセボ群が44例(14%)であった。2番目の試験では、1,123例が本剤25mg週1回群、本剤25mg週2回群、又はプラセボ投与群のいずれかに割り付けられたが、心不全の悪化及び死亡において、本剤投与群とプラセボ群の間で差はみられなかった。なお、うっ血性心不全患者では、他の抗TNF療法においては、心不全症状悪化及び死亡が、プラセボ群よりも高率に認められたとの報告がある。
    8.手術前後の本剤の投与について、安全性は確立されていない。
    (取扱い上の注意)
    表示の使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用する。
    (保管上の注意)
    凍結を避け、2〜8℃で保存。

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