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パミドロン酸二Na点滴静注用30mg「サワイ」基本情報

後発品(加算対象)

一般名:パミドロン酸二ナトリウム水和物注射用

製薬会社:沢井製薬

薬価・規格: 8986円(30mg1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

ビスホスホネート製剤(悪性腫瘍関連)詳しく見る

  • 骨吸収(骨を壊す過程)を抑える作用などにより、悪性腫瘍(がん)による高カルシウム血症、がんの骨転移による疼痛(骨転移痛)や骨折などの骨病変を改善する作用をあらわす薬
ビスホスホネート製剤(悪性腫瘍関連)の代表的な商品名
  • ゾメタ

効能・効果詳しく見る

  • 悪性腫瘍による高カルシウム血症
  • 乳癌の溶骨性骨転移
  • 骨形成不全症

注意すべき副作用詳しく見る

低カルシウム血症呼吸困難浮腫発熱間質性肺炎アナフィラキシー急性腎不全間質性腎炎顎骨骨髄炎

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.悪性腫瘍による高カルシウム血症:パミドロン酸二ナトリウム(無水物)として30〜45mgを4時間以上かけて、単回点滴静脈内投与する
    • なお、再投与が必要な場合には、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週間の投与間隔を置く
  • 2.乳癌の溶骨性骨転移:パミドロン酸二ナトリウム(無水物)として90mgを4時間以上かけて、4週間間隔で点滴静脈内投与する
  • 3.骨形成不全症:パミドロン酸二ナトリウム(無水物)として次記の用量を1日1回4時間以上かけて3日間連続点滴静脈内投与し、次記の投与間隔にて投与を繰り返す
    • 但し、1日の用量は60mgを超えない
  • 1).2歳未満:1回投与量0.5mg/kg、投与間隔2カ月
  • 2).2歳以上3歳未満:1回投与量0.75mg/kg、投与間隔3カ月
  • 3).3歳以上:1回投与量1.0mg/kg、投与間隔4カ月
  • <点滴液の調製法>1.悪性腫瘍による高カルシウム血症及び乳癌の溶骨性骨転移の場合:1バイアルに日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」5mLを加えて溶解後、総量として500mL以上の日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」に希釈する
  • 2.骨形成不全症の場合:1バイアルに日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」5mLを加えて溶解後、0.1mg/mL以下の濃度となるよう日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」に希釈する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

低カルシウム血症呼吸困難浮腫発熱間質性肺炎

重大な副作用

アナフィラキシー顎骨骨髄炎間質性腎炎急性腎不全強膜炎静脈炎ショックネフローゼ症候群顎骨壊死巣状分節性糸球体硬化症急性期反応外耳道骨壊死

上記以外の副作用

胃炎電解質代謝異常嘔気黄視症嘔吐悪寒過敏症関節痛気管支痙攣筋痛筋痙直クレアチニン上昇痙攣発作激越血圧上昇血圧低下血管神経性浮腫血小板減少血栓性静脈炎血糖上昇血尿結膜炎下痢眩暈幻覚倦怠高カリウム血症硬結虹彩炎虹彩毛様体炎高ナトリウム血症錯乱左室不全結膜下出血全身痛風邪様症状歯周炎嗜眠腫脹消化不良上強膜炎食欲不振頭痛咳嗽喘鳴そう痒感蛋白尿低カリウム血症低マグネシウム血症低リン血症テタニー手指のしびれ疼痛捻髪音肺水腫白血球減少発疹発赤歯肉炎ビリルビン上昇貧血疲労腹痛不整脈不眠便秘ほてりリンパ球減少局所反応帯状疱疹再発単純疱疹再発肺音異常ぶどう膜炎顔面のしびれ歯周病眼窩浮腫眼窩蜂巣炎眼窩炎症大腿骨転子下非定型骨折近位大腿骨骨幹部非定型骨折骨痛<一過性>うっ血性心不全

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 全身状態が極めて不良
    • 重篤な腎障害
    • 心疾患
    • 心疾患のある高齢者
  • 注意
    • 悪性腫瘍
    • 血小板減少
    • 白血球減少
    • 抜歯
    • 貧血
    • 副甲状腺機能亢進症
    • 放射線療法
    • 局所感染
    • 悪性腫瘍以外の原因による高カルシウム血症
    • 化学療法
    • コルチコステロイド治療
    • 口腔の不衛生
    • 歯科処置
    • 耳感染
    • 甲状腺手術を受けた
    • 顎骨に対する侵襲的歯科処置
    • 投与前に腎機能障害のある乳癌の溶骨性骨転移
    • 腎機能が正常な乳癌の溶骨性骨転移
    • 呼吸機能が低下している骨形成不全症
    • 骨形成不全症で未治癒の骨折
    • 血管新生阻害薬治療
    • 耳外傷
  • 投与に際する指示
    • 呼吸機能が低下している骨形成不全症
    • 骨形成不全症で未治癒の骨折

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊娠する可能性(11歳〜)
  • 慎重投与
    • 高齢者の乳癌の溶骨性骨転移(65歳〜)
    • 高齢者(65歳〜)
    • 心疾患のある高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 2歳未満の骨形成不全症(0歳〜1歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
化学療法 顎骨壊死
血管新生阻害薬治療 顎骨壊死
副腎皮質ホルモン剤 顎骨壊死
カルシトニン製剤 血清カルシウムが急速に低下
カルシトニン製剤 血清カルシウムが急速に低下
シナカルセト 血清カルシウムが低下

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.悪性腫瘍による高カルシウム血症。
    2.乳癌の溶骨性骨転移(化学療法、内分泌療法、あるいは放射線療法と併用する)。
    3.骨形成不全症。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    骨形成不全症に対しては、診療ガイドライン等の最新の情報を参考に本剤の投与が適切と判断される患者に投与する。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.悪性腫瘍による高カルシウム血症:パミドロン酸二ナトリウム(無水物)として30〜45mgを4時間以上かけて、単回点滴静脈内投与する。なお、再投与が必要な場合には、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週間の投与間隔を置く。
    2.乳癌の溶骨性骨転移:パミドロン酸二ナトリウム(無水物)として90mgを4時間以上かけて、4週間間隔で点滴静脈内投与する。
    3.骨形成不全症:パミドロン酸二ナトリウム(無水物)として次記の用量を1日1回4時間以上かけて3日間連続点滴静脈内投与し、次記の投与間隔にて投与を繰り返す。但し、1日の用量は60mgを超えない。
    1).2歳未満:1回投与量0.5mg/kg、投与間隔2カ月。
    2).2歳以上3歳未満:1回投与量0.75mg/kg、投与間隔3カ月。
    3).3歳以上:1回投与量1.0mg/kg、投与間隔4カ月。
    <点滴液の調製法>
    1.悪性腫瘍による高カルシウム血症及び乳癌の溶骨性骨転移の場合:1バイアルに日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」5mLを加えて溶解後、総量として500mL以上の日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」に希釈する。
    2.骨形成不全症の場合:1バイアルに日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」5mLを加えて溶解後、0.1mg/mL以下の濃度となるよう日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液(5%)」に希釈する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.乳癌の溶骨性骨転移:本剤の用量は90mgを超えない[腎機能が悪化する恐れがある]。
    2.骨形成不全症:呼吸機能が低下している骨形成不全症患者や2歳未満の骨形成不全症患者等では初回投与時は半量とすることを考慮し、投与後は呼吸状態等を注意深く観察する[投与後の急性期反応により呼吸状態が悪化する恐れがある]。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー(気管支痙攣、呼吸困難、喘鳴等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).急性腎不全、ネフローゼ症候群(巣状分節性糸球体硬化症等による)、間質性腎炎:急性腎不全、ネフローゼ症候群(巣状分節性糸球体硬化症等による)、間質性腎炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    3).臨床症状を伴う低カルシウム血症:テタニー、手指のしびれ等を伴う低カルシウム血症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    4).間質性肺炎:間質性肺炎が現れることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT、速やかに血清マーカー等の検査を実施し、間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    5).顎骨壊死・顎骨骨髄炎:顎骨壊死・顎骨骨髄炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    6).外耳道骨壊死:外耳道骨壊死が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    7).大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折:大腿骨転子下非定型骨折及び近位大腿骨骨幹部非定型骨折を生じることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).循環器:血圧上昇、不整脈、血圧低下、輸液過量負荷によるうっ血性心不全(浮腫)・左室不全(呼吸困難、肺水腫)。
    2).腎臓:血尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿。
    3).血液:貧血、血小板減少、白血球減少、リンパ球減少。
    4).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、LDH上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇。
    5).電解質代謝異常:低マグネシウム血症、低リン血症、低カリウム血症、高カリウム血症、低カルシウム血症、高ナトリウム血症。
    6).消化器:嘔吐、腹痛、便秘、下痢、消化不良、胃炎、食欲不振、嘔気、歯周病(歯肉炎、歯周炎等)。
    7).精神神経系:頭痛、眩暈、激越、幻覚、錯乱、不眠、嗜眠、痙攣発作、顔面のしびれ。
    8).過敏症:発疹、そう痒感、血管神経性浮腫。
    9).眼:ぶどう膜炎(虹彩炎・虹彩毛様体炎)、強膜炎、上強膜炎、黄視症、結膜炎、眼窩炎症(眼窩浮腫、眼窩蜂巣炎等)、結膜下出血。
    10).筋・骨格系:*全身痛、筋痙直、*骨痛<一過性>、*関節痛、*筋痛[*:急性期反応(通常は本剤投与後3日以内に発現し、数日以内に回復する)に該当する副作用を含む]。
    11).局所反応:適用部位の疼痛、発赤、腫脹、硬結、静脈炎、血栓性静脈炎。
    12).その他:*風邪様症状(*発熱、*倦怠、*疲労、*悪寒、*ほてりを伴う)、単純疱疹再発・帯状疱疹再発、*発熱[*:急性期反応(通常は本剤投与後3日以内に発現し、数日以内に回復する)に該当する副作用を含む]、血糖上昇。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分又は他のビスホスホン酸塩に対し、過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.重篤な腎障害のある患者[腎機能が悪化する恐れがある]。
    2.全身状態が極めて不良である患者[急激な血圧低下を来した症例が報告されている]。
    3.心疾患のある患者(特に心疾患のある高齢者)[生理食塩液の過量負荷により左室不全・うっ血性心不全を起こす恐れがあり、また、本剤投与後通常1〜2日にみられる発熱も心疾患の悪化に関与する恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤投与後は定期的に腎機能検査(血清クレアチニン、BUN等)を行う。
    2.本剤投与後は、血清カルシウム、リン、マグネシウム、カリウム等の電解質の変動に注意する。本剤投与により低カルシウム血症が投与後4〜10日目頃に低用量においても出現することがあるので、血清カルシウムの変動については特に注意する。
    3.臨床症状(テタニー、手指のしびれ等)を伴う低カルシウム血症が現れた場合にはカルシウム剤の点滴投与が有効である。
    4.本剤投与後は、血小板減少等の末梢血球数の変動に注意する。なお、貧血、白血球減少、血小板減少のある患者に本剤を投与する場合、投与開始後2週間は末梢血球数の変動に特に注意する。
    5.ビスホスホネート系薬剤による治療を受けている患者において、顎骨壊死・顎骨骨髄炎が現れることがあり、報告された症例の多くが抜歯等の顎骨に対する侵襲的歯科処置や局所感染に関連して発現しており、リスク因子としては、悪性腫瘍、化学療法、血管新生阻害薬治療、コルチコステロイド治療、放射線療法、口腔の不衛生、歯科処置の既往等が知られている。本剤の投与開始前は口腔内の管理状態を確認し、必要に応じて、患者に対し適切な歯科検査を受け、侵襲的な歯科処置をできる限り済ませておくよう指導する。本剤投与中に歯科処置が必要になった場合には、できる限り非侵襲的な歯科処置を受けるよう指導する。また、口腔内を清潔に保つこと、定期的な歯科検査を受けること、歯科受診時に本剤の使用を歯科医師に告知して侵襲的な歯科処置はできる限り避けることなどを患者に十分説明し、異常が認められた場合には、直ちに歯科・口腔外科を受診するように指導する。
    6.ビスホスホネート系薬剤を使用している患者において、外耳道骨壊死が発現したとの報告があり、これらの報告では、耳感染や耳外傷に関連して発現した症例も認められることから、外耳炎、耳漏、耳痛等の症状が続く場合には、耳鼻咽喉科を受診するよう指導する。
    7.ビスホスホネート系薬剤を長期使用している患者において、非外傷性大腿骨転子下非定型骨折及び非外傷性近位大腿骨骨幹部非定型骨折が発現したとの報告がある。これらの報告では、完全骨折が起こる数週間から数カ月前に大腿部痛や鼠径部痛等の前駆痛が認められている報告もあることから、このような症状が認められた場合には、X線検査等を行い、適切な処置を行う。また、両側性の骨折が生じる可能性があることから、片側非定型骨折が起きた場合には、反対側の大腿骨の症状等を確認し、X線検査を行うなど、慎重に観察する(X線検査時には骨皮質の肥厚等、特徴的な画像所見がみられており、そのような場合には適切な処置を行う)。
    8.甲状腺手術を受けた患者では、副甲状腺機能低下症による低カルシウム血症が現れる場合があるので、血清カルシウムについては特に注意する。
    9.眠気、眩暈、注意力の低下等が現れることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する。
    10.悪性腫瘍による高カルシウム血症、乳癌の溶骨性骨転移の場合、緊急時に適正な対応が可能な医療施設において、癌治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例についてのみ使用する。
    11.悪性腫瘍による高カルシウム血症の患者に投与する場合は、高カルシウム血症の再発に応じて再投与できるが、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週間の投与間隔を置く。
    12.悪性腫瘍以外の原因による高カルシウム血症(副甲状腺機能亢進症等)治療における本剤の有用性は確立していない。
    13.腎機能が悪化することがあるので、本剤投与前に腎機能障害のある乳癌の溶骨性骨転移患者では血清クレアチニン値が投与前値から1.0mg/dL以上上昇した場合には、本剤の投与を中止、腎機能が悪化することがあるので、腎機能が正常な乳癌の溶骨性骨転移患者では血清クレアチニン値が投与前値から0.5mg/dL以上上昇した場合には、本剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。
    14.乳癌の溶骨性骨転移、骨形成不全症の場合、必要に応じてカルシウム及びビタミンDの補給を検討する。
    15.投与にあたっては、骨折の治癒が遷延する恐れがあるため、骨形成不全症の場合、臨床症状及びX線検査等で未治癒の骨折がないことを確認し、骨形成不全症で未治癒の骨折が認められた場合には、投与中止を考慮する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.カルシトニン製剤(カルシトニン等)[血清カルシウムが急速に低下する恐れがある(相互に作用を増強する)]。
    2.シナカルセト[血清カルシウムが低下する恐れがある(相互に作用を増強する)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、低用量を用いるなど慎重に投与する[高齢者の乳癌の溶骨性骨転移に対して減量して使用した場合の有効性は確立されていない]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、なお、動物実験(ラット)で本剤を器官形成期又は器官形成期以降の母体に静脈内投与した場合、妊娠末期に血中カルシウム低下に起因すると考えられる母体死亡が報告されている]。
    2.ビスホスホネート系薬剤は骨基質に取り込まれた後に全身循環へ徐々に放出されるので、妊娠する可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与する[全身循環への放出量はビスホスホネート系薬剤の投与量・期間に相関する。ビスホスホネート系薬剤の中止から妊娠までの期間と危険性との関連は明らかではない]。
    3.本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    骨形成不全症以外の場合:低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[骨成長に影響を与える可能性がある]。
    (過量投与)
    本剤の過量投与により著明な低カルシウム血症を起こす可能性があるので、このような症状が現れた場合には、カルシウム剤を投与するなど、適切な処置を行う。
    (適用上の注意)
    1.投与方法:本剤は点滴静注にのみ使用し、4時間以上かけてゆっくり投与する。
    2.調製方法:
    1).悪性腫瘍による高カルシウム血症、乳癌の溶骨性骨転移:1バイアルに日局注射用水、日局生食液又は日局ブドウ糖注射液5%5mLを加え溶解後総量として500mL以上の日局生食液又は日局ブドウ糖注射液5%に希釈する。
    2).骨形成不全症:1バイアルに日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)5mLを加えて溶解後、0.1mg/mL以下の濃度となるよう日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)に希釈する。
    3).カルシウムを含有する点滴用液及びマグネシウムを含有する点滴用液と混合しない。
    4).溶解後は24時間以内に使用する。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:バイアルに充填したものを用いた加速試験(40℃75%RH、6カ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

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