日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

レグパラ錠75mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:シナカルセト塩酸塩錠

製薬会社:協和発酵キリン

薬価・規格: 1011.7円(75mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症
  • 術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症の高カルシウム血症
  • 副甲状腺摘出術不能原発性副甲状腺機能亢進症の高カルシウム血症
  • 副甲状腺癌の高カルシウム血症

注意すべき副作用詳しく見る

嘔吐悪心低カルシウム血症痙攣しびれ不整脈気分不良筋痙攣胃不快感腹部膨満血圧低下血清カルシウム減少食欲不振一過性意識消失体重減少突然死錯感覚QT延長胃潰瘍胃炎胃腸炎胃腸障害

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症:開始用量としては、1日1回シナカルセトとして25mgを経口投与する
  • 以後は、患者の副甲状腺ホルモン(PTH)及び血清カルシウム濃度の十分な観察のもと、1日1回25〜75mgの間で適宜用量を調整し、経口投与する
    • 但し、PTHの改善が認められない場合には、1回100mgを上限として経口投与する
  • 増量を行う場合は増量幅を25mgとし、3週間以上の間隔をあけて行う
  • 2.次記疾患における高カルシウム血症(副甲状腺癌、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症):開始用量としては、シナカルセトとして1回25mgを1日2回経口投与する
  • 以後は、患者の血清カルシウム濃度の十分な観察のもと、1回25〜75mgの間で適宜用量を調整し、1日2回経口投与する
  • 増量を行う場合は1回の増量幅を25mgとし、2週間以上の間隔をあけて行う
    • なお、血清カルシウム濃度の改善が認められない場合は、1回75mgを1日3回又は4回まで経口投与できる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

嘔吐悪心低カルシウム血症痙攣しびれ不整脈気分不良筋痙攣胃不快感腹部膨満血圧低下血清カルシウム減少食欲不振一過性意識消失体重減少突然死錯感覚

重大な副作用

QT延長胃潰瘍胃炎胃腸炎胃腸障害関節痛気分不良逆流性食道炎胸痛胸部不快感筋痛筋痙攣血圧上昇血圧低下血小板減少血糖上昇下痢眩暈倦怠感口渇高脂血症甲状腺腫心筋虚血口内炎こわばり痔核四肢痛しびれ消化管潰瘍消化管出血上室性期外収縮消化不良上腹部痛心窩部不快感心筋梗塞心室性期外収縮心房細動頭痛意識レベル低下総コレステロール上昇十二指腸炎脱毛脱水脱力動悸発疹発熱皮下出血皮膚そう痒貧血頻脈腹痛腹部不快感浮腫不整脈不眠症便潜血便秘味覚異常勃起不全眼乾燥結膜出血シャント閉塞裂孔ヘルニア

上記以外の副作用

Al−P上昇CPK上昇GOT上昇GPT上昇LDH上昇肝機能異常ALT上昇AST上昇ビリルビン上昇CK上昇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 痙攣発作
    • 消化管潰瘍
    • 消化管出血
    • 低カルシウム血症

患者の属性に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 65歳以上(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
酢酸フレカイニド 血中濃度が上昇
ハロペリドール 血中濃度が上昇
三環系抗うつ剤 血中濃度が上昇
イミプラミン塩酸塩 血中濃度が上昇
硫酸ビンブラスチン 血中濃度が上昇
ブチロフェノン系製剤 血中濃度が上昇
アミトリプチリン塩酸塩 血中濃度が上昇
肝薬物代謝酵素CYP2D6で代謝される薬剤 血中濃度が上昇
コルチゾン 血清カルシウム濃度が低下
パミドロン酸二ナトリウム 血清カルシウム濃度が低下
ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤 血清カルシウム濃度が低下
カルシトニン製剤 血清カルシウム濃度が低下
副腎皮質ホルモン剤 血清カルシウム濃度が低下
アレンドロン酸ナトリウム水和物 血清カルシウム濃度が低下
プレドニゾロン 血清カルシウム濃度が低下
インカドロン酸二ナトリウム水和物 血清カルシウム濃度が低下
デキサメタゾン 血清カルシウム濃度が低下
マクロライド系抗生物質 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
アゾール系抗真菌剤 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
アミオダロン塩酸塩 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ジギトキシン 本剤の血中濃度に影響
ジアゼパム 本剤の血中濃度に影響
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 AUCが約11倍増加
ケトコナゾール 本剤のAUCが約2倍増加

飲食物との相互作用

  • グレープフルーツジュース

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症。
    2.次記疾患における高カルシウム血症:副甲状腺癌、副甲状腺摘出術不能原発性副甲状腺機能亢進症又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症:開始用量としては、1日1回シナカルセトとして25mgを経口投与する。以後は、患者の副甲状腺ホルモン(PTH)及び血清カルシウム濃度の十分な観察のもと、1日1回25〜75mgの間で適宜用量を調整し、経口投与する。但し、PTHの改善が認められない場合には、1回100mgを上限として経口投与する。増量を行う場合は増量幅を25mgとし、3週間以上の間隔をあけて行う。
    2.次記疾患における高カルシウム血症(副甲状腺癌、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症):開始用量としては、シナカルセトとして1回25mgを1日2回経口投与する。以後は、患者の血清カルシウム濃度の十分な観察のもと、1回25〜75mgの間で適宜用量を調整し、1日2回経口投与する。増量を行う場合は1回の増量幅を25mgとし、2週間以上の間隔をあけて行う。なお、血清カルシウム濃度の改善が認められない場合は、1回75mgを1日3回又は4回まで経口投与できる。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症:
    1).維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の場合、本剤は血中カルシウムの低下作用を有するので、血清カルシウム濃度が低値でないこと(目安として9.0mg/dL以上)を確認して投与を開始する。
    2).維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の場合、本剤の開始時及び用量調整時は週1回血清カルシウム濃度を測定し、維持期には2週に1回以上測定する。血清カルシウム濃度が8.4mg/dL以下に低下した場合は、次のように対応する。血清カルシウム濃度のコントロールが困難やPTHのコントロールが困難な場合には減量幅を12.5mgとすることを考慮する。
    (1).維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症:血清カルシウム濃度8.4mg/dL以下の場合[<処置>原則として本剤の増量は行わない(必要に応じて本剤の減量を行う)、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与を考慮する;<検査>血清カルシウム濃度を週1回以上測定する(心電図検査を実施することが望ましい);<増量・再開>増量する場合には、8.4mg/dL以上に回復したことを確認後、増量する]。
    (2).維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症:血清カルシウム濃度7.5mg/dL以下の場合[<処置>直ちに休薬し、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与を考慮する;<検査>血清カルシウム濃度を週1回以上測定する(心電図検査を実施することが望ましい);<増量・再開>再開する場合には、8.4mg/dL以上に回復したことを確認後、休薬前の用量か、それ以下の用量から再開する]。
    維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の場合、血清カルシウム濃度の検査は、本剤の薬効及び安全性を適正に判断するために、服薬前に実施することが望ましい。また、低アルブミン血症(血清アルブミン濃度が4.0g/dL未満)の場合には、補正値*を指標に用いることが望ましい。
    3).維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の場合、PTHが管理目標値に維持されるように、定期的にPTHを測定し、PTHの測定は本剤の開始時及び用量調整時(目安として投与開始から3カ月程度)は月2回とし、PTHがほぼ安定したことを確認した後は月1回とすることが望ましい。なお、維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症の場合、PTHの測定は本剤の薬効及び安全性を適正に判断するために服薬前に実施することが望ましい。
    2.副甲状腺癌における高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症の場合、本剤の開始時及び用量調整時は週1回を目安に血清カルシウム濃度を測定し、維持期には定期的に測定することが望ましい。
    副甲状腺癌における高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症の場合、血清カルシウム濃度8.4mg/dL以下に低下した場合は、必要に応じて減量又は休薬し、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与を考慮する。但し、副甲状腺癌における高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症の場合、血清カルシウム濃度7.5mg/dL以下に低下した場合は、直ちに休薬する。また、低アルブミン血症(血清アルブミン濃度が4.0g/dL未満)の場合には、補正値*を指標に用いることが望ましい。血清カルシウム濃度やPTHのコントロールが困難な場合には減量幅を12.5mgとすることを考慮する。
    *補正カルシウム濃度算出方法:補正カルシウム濃度(mg/dL)=血清カルシウム濃度(mg/dL)−血清アルブミン濃度(g/dL)+4.0。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    1.維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症:国内臨床試験において、安全性評価対象573例中、副作用(臨床検査値異常を含む)は393例(68.6%)に認められた。そのうち主な副作用は、悪心・嘔吐124例(21.6%)、胃不快感107例(18.7%)、食欲不振56例(9.8%)、腹部膨満34例(5.9%)等の消化器症状、低カルシウム血症・血清カルシウム減少84例(14.7%)、QT延長33例(5.8%)であった[承認時]。
    2.副甲状腺癌における高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症:国内臨床試験において、安全性評価対象7例中、副作用(臨床検査値異常を含む)は7例(100%)に認められた。そのうち主な副作用は、悪心・嘔吐4例(57.1%)、胃食道逆流性疾患2例(28.6%)であった。海外臨床試験において、安全性評価対象46例中、副作用(臨床検査値異常を含む)は39例(84.8%)に認められた。そのうち主な副作用は、悪心・嘔吐29例(63.0%)、錯感覚7例(15.2%)、体重減少4例(8.7%)、食欲減退4例(8.7%)であった[承認時]。
    1.重大な副作用
    1).低カルシウム血症・血清カルシウム減少(13.7%):低カルシウム血症に基づくと考えられる症状(QT延長、しびれ、筋痙攣、気分不良、不整脈、血圧低下及び痙攣等)が現れることがあるので、<用法・用量に関連する使用上の注意>の項を参照の上、血清カルシウム濃度を定期的に測定し、異常が認められた場合には、血清カルシウム濃度を確認し、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与を考慮する(また、必要に応じて本剤を減量又は中止する)。
    2).QT延長(5.3%):QT延長が起こることがあるので、異常が認められた場合は、血清カルシウム濃度を確認し、カルシウム剤やビタミンD製剤の投与を考慮し、また、必要に応じて本剤の減量又は投与を中止する。
    3).消化管出血、消化管潰瘍(頻度不明):消化管出血、消化管潰瘍が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).意識レベルの低下(0.2%)、一過性意識消失(0.2%):意識レベル低下、一過性意識消失等が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    5).突然死(0.3%):本剤投与例に原因不明の突然死が報告されている。
    2.その他の副作用:次のような症状が現れた場合には、減量・休薬等の適切な処置を行う。
    1).消化器:(5%以上)悪心・嘔吐(25.1%)、胃不快感(17.1%)、食欲不振、腹部膨満、(1〜5%未満)上腹部痛、下痢、便秘、胃炎・十二指腸炎、消化不良、腹部不快感、胃腸障害、逆流性食道炎、腹痛、(1%未満)胃潰瘍、口内炎、心窩部不快感、便潜血、胃腸炎、痔核、裂孔ヘルニア。
    2).循環器:(1〜5%未満)血圧上昇、不整脈、(1%未満)血圧低下、心筋梗塞、心室性期外収縮、心房細動、動悸、心筋虚血、上室性期外収縮、頻脈。
    3).精神・神経:(1〜5%未満)頭痛、しびれ、眩暈、錯感覚、不眠症。
    4).筋骨格:(1〜5%未満)筋痙攣、四肢痛、関節痛、(1%未満)筋痛、こわばり。
    5).代謝:(1%未満)CK上昇(CPK上昇)、LDH上昇、血糖上昇、脱水、高脂血症、総コレステロール上昇。
    6).感覚器:(1〜5%未満)味覚異常。
    7).肝臓:(1〜5%未満)Al−P上昇、(1%未満又は頻度不明)肝機能異常[AST上昇(GOT上昇)・ALT上昇(GPT上昇)、ビリルビン上昇、γ−GTP上昇]。
    8).眼:(1%未満)結膜出血、眼乾燥。
    9).皮膚:(1〜5%未満)皮膚そう痒、(1%未満)発疹、脱毛、皮下出血。
    10).内分泌:(1%未満)甲状腺腫。
    11).血液:(1〜5%未満)貧血、(1%未満)血小板減少。
    12).その他:(1〜5%未満)倦怠感、浮腫、(1%未満)気分不良、脱力、胸部不快感、口渇、体重減少、シャント閉塞、胸痛、発熱、勃起不全。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.低カルシウム血症の患者[低カルシウム血症を悪化させる恐れがある]。
    2.痙攣発作のある患者又はその既往歴のある患者[海外臨床試験において、痙攣発作の既往歴を有する患者等で、痙攣発作が発現したとの報告がある]。
    3.肝機能障害のある患者[本剤は肝臓で代謝されるので、曝露量が増加する]。
    4.消化管出血や消化管潰瘍又はその既往歴のある患者[症状を悪化又は再発させる恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤投与中は定期的に血清カルシウム濃度を測定し、低カルシウム血症が発現しないよう十分注意する。低カルシウム血症の発現あるいは発現の恐れがある場合には、本剤の減量等も考慮するとともにカルシウム剤やビタミンD製剤の投与を考慮する(また、本剤投与中にカルシウム剤やビタミンD製剤の投与を中止した際には、低カルシウム血症の発現に注意し、なお、低カルシウム血症との関連の可能性が考えられる症状として、本剤の臨床試験ではQT延長、しびれ、筋痙攣、気分不良、不整脈、血圧低下及び痙攣等が報告されている)。
    2.本剤の開始時及び用量調整時は頻回に患者の症状を観察し、副作用の発現などに注意する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール等)、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、クラリスロマイシン等)、アミオダロン塩酸塩、グレープフルーツジュース[本剤の血中濃度が上昇し作用が増強する恐れがある(本剤の代謝には主にCYP3A4が関与しているため、前記のようなCYP3A4阻害剤等との併用で、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある)、本剤とケトコナゾールを併用したとき、本剤のAUCが約2倍増加した(本剤の代謝には主にCYP3A4が関与しているため、前記のようなCYP3A4阻害剤等との併用で、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する可能性がある)]。
    2.三環系抗うつ薬(アミトリプチリン塩酸塩、イミプラミン塩酸塩等)、ブチロフェノン系抗精神病薬(ハロペリドール等)、フレカイニド酢酸塩、ビンブラスチン硫酸塩[これらの薬剤の血中濃度が上昇する恐れがある(本剤のCYP2D6阻害作用により前記のようなCYP2D6基質薬物の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある)、本剤とデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物を併用したとき、デキストロメトルファンのAUCが約11倍増加した(本剤のCYP2D6阻害作用により前記のようなCYP2D6基質薬物の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある)]。
    3.カルシトニン、ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤(パミドロン酸二ナトリウム水和物、アレンドロン酸ナトリウム水和物、インカドロン酸二ナトリウム水和物等)、副腎皮質ホルモン(コルチゾン、プレドニゾロン、デキサメタゾン等)[血清カルシウム濃度が低下する恐れがある(本剤の血中カルシウム低下作用が増強される可能性がある)]。
    4.ジギトキシン、ジアゼパム等[本剤の血中濃度に影響を与える恐れがある(血漿蛋白結合率が高いことによる)]。
    (高齢者への投与)
    65歳以上の患者における副作用(特にQT延長)の発現頻度は65歳未満の患者に比較して高い傾向が認められているため、副作用が発現した場合には減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない(動物実験(ラット及びウサギ)で母動物低カルシウム血症、母動物体重増加抑制及び母動物摂餌量減少、胎仔重量減少が観察されている(また、動物実験(ラット及びウサギ)で胎盤を通過することが報告されている))]。
    2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されており、授乳期新生仔の体重増加抑制が認められている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (過量投与)
    本剤の過量投与は低カルシウム血症を発現させると考えられる。過量投与の場合、低カルシウム血症の徴候及び症状を観察し、低カルシウム血症の発現あるいは発現の恐れがある場合にはカルシウム剤の点滴投与等を考慮する(なお、本剤は蛋白結合率が高いので、血液透析は過量投与の効果的な処置とはならない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服薬するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.透析導入前の二次性副甲状腺機能亢進症を伴う慢性腎不全<承認外>患者に本剤を投与した海外臨床試験において、透析施行中の患者に比べて血清カルシウム濃度が正常下限<8.4mg/dL>未満になりやすいとの報告がある。なお、透析導入前の二次性副甲状腺機能亢進症を伴う慢性腎不全患者への投与は承認外である。
    2.海外において、本剤による過度のPTHの低下により、無形成骨症が生じたとの報告がある。
    3.海外において、本剤投与後の急激なPTHの低下により、低カルシウム血症及び低リン酸血症を伴う飢餓骨症候群(hungry bone syndrome)を発現したとの報告がある。

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