基本情報

薬効分類

ATP製剤詳しく見る

  • 体内のエネルギー供給物質であるATP(アデノシン三リン酸)を主な成分とする製剤で、血管拡張作用により血流や組織代謝などを改善することで、心不全によるむくみなどの改善、眼精疲労や胃炎の改善、メニエール病などによるめまいやその随伴症状(耳鳴り、難聴など)などの改善が期待できる薬
ATP製剤の代表的な商品名
  • アデホス
  • トリノシン

効能・効果詳しく見る

  • 調節性眼精疲労の眼調節機能の安定化
  • 耳鳴
  • 急性灰白髄炎
  • 筋ジストロフィー症
  • 進行性脊髄性筋萎縮症
  • 心不全
  • 頭部外傷後遺症の諸症状の改善
  • 難聴
  • 慢性胃炎の消化管機能低下
  • 慢性肝疾患の肝機能の改善
  • 脳性小児麻痺<弛緩型>

注意すべき副作用詳しく見る

悪心嘔吐頭痛

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.静注の場合:アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として、1回5〜40mgを1日1〜2回、等張ないし高張ブドウ糖注射液に溶解して、徐々に静脈内注射する
  • 2.点滴静注の場合:アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として、1回40〜80mgを1日1回、5%ブドウ糖注射液200〜500mLに溶解し、30〜60分かけて点滴静脈内注射する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 脳出血直後

副作用

主な副作用

悪心

重大な副作用

嘔吐頭痛

上記以外の副作用

顔面潮紅胸内苦悶吃逆食欲不振ショック様症状熱感一過性心悸亢進

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 脳出血直後

患者の属性に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ジピリダモール 心臓血管に対する作用を増強

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.次記疾患に伴う諸症状の改善:頭部外傷後遺症。
    2.心不全。
    3.筋ジストロフィー症及びその類縁疾患。
    4.急性灰白髄炎。
    5.脳性小児麻痺<弛緩型>。
    6.進行性脊髄性筋萎縮症及びその類似疾患。
    7.調節性眼精疲労における眼調節機能の安定化。
    8.耳鳴・難聴。
    9.消化管機能低下のみられる慢性胃炎。
    10.慢性肝疾患における肝機能の改善。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.静注の場合:アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として、1回5〜40mgを1日1〜2回、等張ないし高張ブドウ糖注射液に溶解して、徐々に静脈内注射する。
    2.点滴静注の場合:アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として、1回40〜80mgを1日1回、5%ブドウ糖注射液200〜500mLに溶解し、30〜60分かけて点滴静脈内注射する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    総症例1,860例中副作用が報告されたのは76例(4.1%)であり、頭痛、悪心・嘔吐などであった。また臨床検査値には一定の変動は認められなかった(第1次再評価時の文献調査による集計)。
    1.重大な副作用
    ショック様症状(0.1%未満)が現れることがあるので胸内苦悶、悪心、顔面潮紅、咳、吃逆、熱感等が現れた場合には投与を中止する。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).消化器:悪心・嘔吐、食欲不振。
    2).循環器:一過性心悸亢進。
    3).精神神経系:頭痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    脳出血直後の患者[脳血管拡張により、再出血する恐れがある]。
    (相互作用)
    併用注意:ジピリダモール[ジピリダモールはATP分解物であるアデノシンの血中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するとの報告があるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意する(ジピリダモールのアデノシン取り込み抑制作用により、ATP分解物であるアデノシンの血中濃度が上昇する)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加物としてベンジルアルコールを含有している)]。
    (適用上の注意)
    1.ゆっくり(10mgを1〜2分で)静脈内に投与する(急速に投与すると、一過性胸内苦悶、悪心、頭痛、顔面潮紅、咳、吃逆、発熱等が現れることがある)。
    2.本品は「一点カットアンプル」を使用しているので、ヤスリを用いず、アンプル枝部のマークの反対方向に折り取る。
    (その他の注意)
    本剤を急速静注した場合に気管支痙攣を誘発したとの報告がある。
    (保管上の注意)
    冷所。

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