日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

シュアポスト錠0.5mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:レパグリニド錠

製薬会社:大日本住友製薬

薬価・規格: 59.5円(0.5mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

グリニド系薬詳しく見る

  • 服用後にすばやくインスリンを分泌させ食後の高血糖を改善する薬
グリニド系薬の代表的な商品名
  • スターシス ファスティック
  • グルファスト
  • シュアポスト

効能・効果詳しく見る

  • 2型糖尿病

注意すべき副作用詳しく見る

低血糖ふらつき眩暈空腹感低血糖症状冷汗意識消失振戦肝機能障害震え悪心期外収縮胃炎過敏症顔面蒼白

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • レパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与する
  • 維持用量は1回0.25〜0.5mgで、必要に応じて適宜増減する
    • なお、1回量を1mgまで増量することができる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

低血糖ふらつき眩暈空腹感低血糖症状冷汗意識消失振戦肝機能障害震え

重大な副作用

悪心胃炎過敏症顔面蒼白期外収縮気分不良逆流性食道炎クレアチニン上昇血圧上昇血清カリウム上昇下痢倦怠感紅斑しびれ感視野狭窄集中力低下羞明心筋梗塞蕁麻疹頭痛そう痒体重増加多汗脱力感動悸眠気白血球増加発疹ビリルビン上昇頻脈腹痛腹部膨満感浮腫浮遊感便秘ほてり霧視冷感イライラ感尿酸上昇

上記以外の副作用

Al−P上昇BUN上昇GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇ALT上昇AST上昇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
  • 慎重投与
    • 胃腸障害
    • 栄養不良状態
    • 嘔吐
    • 過度のアルコール摂取
    • 肝機能障害
    • 飢餓状態
    • 虚血性心疾患
    • 下痢
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
    • 重度腎機能障害
    • インスリン製剤投与中
  • 注意
    • NPHインスリン併用
  • 投与に際する指示
    • 肝機能障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
α−グルコシダーゼ阻害剤 低血糖症状
アカルボース 低血糖症状
ボグリボース 低血糖症状
ミグリトール 低血糖症状
インスリン製剤 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
GLP−1アナログ 血糖降下作用が増強
SGLT2阻害剤 血糖降下作用が増強
チアゾリジン系薬剤 血糖降下作用が増強
シタグリプチン 血糖降下作用が増強
ピオグリタゾン 血糖降下作用が増強
DPP−4阻害剤 血糖降下作用が増強
メトホルミン 血糖降下作用が増強
ビグアナイド系製剤 血糖降下作用が増強
アスピリン 血糖降下作用が増強
サリチル酸製剤 血糖降下作用が増強
ミノサイクリン 血糖降下作用が増強
テトラサイクリン系抗生物質 血糖降下作用が増強
テトラサイクリン系抗生物質 血糖降下作用が増強
シクロスポリン 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
クロルプロマジン 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
フェノチアジン系薬剤 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
ボグリボース 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
α−グルコシダーゼ阻害剤 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
ミグリトール 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
アカルボース 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
モノアミン酸化酵素阻害剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
プロプラノロール 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
β−遮断剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
エピネフリン 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
蛋白同化ステロイド 血糖降下作用が増強
クロピドグレル 低血糖症状
スルファメトキサゾール・トリメトプリム 低血糖症状
デフェラシロクス 低血糖症状
卵胞ホルモン 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
エチニルエストラジオール 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
副腎皮質ホルモン剤 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
メチルプレドニゾロン 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
利尿剤 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
チアジド系薬剤 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
ニコチン酸製剤 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
ピラジナミド 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
フェニトイン 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
リファンピシン類 血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
NPHインスリン併用 重篤な心筋虚血

飲食物との相互作用

  • ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの<まいたけ、たらこ、インスタントコーヒー、かつお節、まぐろ など>

処方理由

グリニドこの薬をファーストチョイスする理由(2016年11月更新)もっと見る

  • ・腎機能低下患者でも使用できる点が良い。(50歳代病院勤務医、内科系専門科)
  • ・切れ味がいい。食後血糖をしっかり下げる。(40歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)
  • ・エビデンスが豊富で腎機能低下患者さんに投与しやすい。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・効果は最も強いと思うが、低血糖のリスクも最も高い印象。(40歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)

速効型インスリン分泌促進薬この薬をファーストチョイスする理由(2015年7月更新)もっと見る

  • ・他のグリニドと比較して、血糖降下作用が強いから。(60代病院勤務医、代謝・内分泌内科)
  • ・食後血糖の低下のみならず、HbA1cの低下が認められているから。(60代診療所勤務医、一般内科)
  • ・胆汁排泄であり、慢性腎臓病(CKD)患者に使用しやすいから。(40代病院勤務医、循環器内科)
  • ・作用時間やピーク値に個人差が少ないから。(50代病院勤務医、一般内科)
  • ・他のグリニドとは違い、グルカゴンの分泌に促進的には働かないという点が、レパグリニドを選択する最大の理由。(60代病院勤務医、循環器内科)
  • ・空腹時血糖も低下する程の強力なグリニドだが、低血糖が起きやすいのが欠点でもある。印象としてはshort acting SU剤という感じである。(50代開業医、一般内科)
  • ・メトホルミンとの相性がよく、また運動を良くする患者では効果が出やすい印象。ただし、運動しない患者ではあまり効果が感じられない。(40代診療所勤務医、一般内科)
  • ・ナテグリニドとミチグリニドは、入院中の患者では確かに食後血糖が下がるが、外来患者ではほとんど下がらない。外来患者の食事は、カロリーの日間変動、食事間変動が薬剤の効果を超えて大きいので、ほとんど下がらないのであろうと考えられました。しかし、レパグリニドは、外来患者でも食後血糖の下がるのを確かめられる反面、入院患者では低血糖がしばしば起こります。(60代病院勤務医、内科系専門科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    2型糖尿病。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮する。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意する。

    用法・用量(添付文書全文)

    レパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与する。維持用量は1回0.25〜0.5mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1回量を1mgまで増量することができる。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤は食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱するので、効果的に食後の血糖上昇を抑制するため、本剤の投与は毎食直前(10分以内)とする。また、本剤は投与後速やかに薬効を発現するため、食事の30分以上前の投与では食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    臨床試験において、836例中268例(32.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。主な副作用は低血糖・低血糖症状126例(15.1%)、振戦34例(4.1%)、眩暈・ふらつき28例(3.3%)、空腹感27例(3.2%)等であった(効能・効果の一変承認時)。
    1.重大な副作用
    1).低血糖:低血糖及び低血糖症状(15.1%)が現れることがあるので、眩暈・ふらつき、震え、空腹感、冷汗、意識消失等の低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与し、α−グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与するなど適切な処置を行う。
    2).肝機能障害:肝機能障害(0.4%)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).心筋梗塞(頻度不明):外国において心筋梗塞の発症が報告されているので、投与に際しては観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行う。
    1).代謝:(0.1〜5%未満)血清カリウム上昇、尿酸上昇。
    2).消化器:(0.1〜5%未満)下痢、便秘、腹痛、悪心、腹部膨満感、逆流性食道炎、胃炎。
    3).精神神経系:(0.1〜5%未満)振戦、眩暈・ふらつき、しびれ感、頭痛、眠気、イライラ感、浮遊感、集中力低下。
    4).過敏症:(0.1〜5%未満)蕁麻疹、そう痒、発疹、紅斑[このような症状が認められた場合には投与を中止する]。
    5).肝臓:(0.1〜5%未満)ビリルビン上昇、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇。
    6).腎臓:(0.1〜5%未満)クレアチニン上昇、BUN上昇。
    7).血液:(0.1〜5%未満)白血球増加。
    8).眼:(0.1〜5%未満)羞明、視野狭窄、霧視。
    9).循環器:(0.1〜5%未満)血圧上昇、期外収縮、動悸、頻脈。
    10).その他:(0.1〜5%未満)空腹感、倦怠感、脱力感、多汗、冷汗、浮腫、体重増加、ほてり、顔面蒼白、冷感、気分不良。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない]。
    2.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。
    3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    4.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.肝機能障害のある患者[本剤は主に肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇し低血糖を起こす恐れがあるので、重度の肝機能障害のある患者には低用量(1回0.125mg)から投与を開始するなど、慎重に投与する(なお、国内では肝機能障害のある患者への投与経験が限られている)]。
    2.重度腎機能障害のある患者[血中濃度が上昇し低血糖を起こす恐れがある(なお、国内では透析を必要とする重度の腎機能障害のある患者への投与経験はない)]。
    3.インスリン製剤投与中の患者[低血糖のリスクが増加する恐れがある]。
    4.次に掲げる患者又は状態:
    1).虚血性心疾患のある患者[外国において心筋梗塞を発症した症例が報告されている]。
    2).脳下垂体機能不全又は副腎機能不全[低血糖を起こす恐れがある]。
    3).下痢、嘔吐等の胃腸障害[低血糖を起こす恐れがある]。
    4).栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量不足又は衰弱状態[低血糖を起こす恐れがある]。
    5).激しい筋肉運動[低血糖を起こす恐れがある]。
    6).過度のアルコール摂取[低血糖を起こす恐れがある]。
    7).高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加する恐れがあるので、併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討する。
    2.低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意し、低血糖症状(眩暈・ふらつき、震え、空腹感、冷汗、意識消失等)が認められた場合には通常はショ糖を投与し、α−グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)との併用により低血糖症状が認められた場合には、α−グルコシダーゼ阻害剤が二糖類の消化・吸収を遅延するので、ショ糖ではなくブドウ糖を投与するなど適切な処置を行う。
    3.本剤は、他の速効型インスリン分泌促進剤に比べて作用持続時間が長いため、投与後数時間は低血糖を起こすことがある(また、他の速効型インスリン分泌促進剤に比べて低血糖の発現頻度が高かったので注意する)。
    4.本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2〜3カ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮する。
    5.投与の継続中に、投与の必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があり、また患者の不養生、感染症の合併等により効果がなくなったり、不十分となる場合があるので、食事摂取量、血糖値、感染症の有無等に留意のうえ、常に投与継続の可否、投与量、薬剤の選択等に注意する。
    6.本剤は速やかなインスリン分泌促進作用を有し、その作用点はスルホニルウレア剤と同じであり、スルホニルウレア剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が確立されていないので、スルホニルウレア剤と併用しない。
    7.本剤の適用においては、糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮する。
    8.本剤を投与する際は、空腹時血糖が126mg/dL以上、又は食後血糖1時間値又は2時間値が200mg/dL以上を示す場合に限る。
    9.本剤とインスリン製剤との併用又はGLP−1受容体作動薬との併用における有効性及び安全性は検討されていない。
    (相互作用)
    本剤は、主として薬物代謝酵素CYP2C8及び一部CYP3A4で代謝される。
    併用注意:
    1.血糖降下作用を増強する薬剤:
    1).インスリン製剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する;低血糖のリスクが増加する恐れがあるので、併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討する(機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される)]。
    2).ビグアナイド系薬剤(メトホルミン等)、チアゾリジン系薬剤(ピオグリタゾン)、DPP−4阻害剤(シタグリプチン等)、GLP−1受容体作動薬、SGLT2阻害剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される)]。
    3).α−グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する;α−グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはショ糖ではなくブドウ糖を投与する(機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される)]。
    4).β−遮断剤(プロプラノロール等)、モノアミン酸化酵素阻害剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による)]。
    5).サリチル酸製剤(アスピリン等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(サリチル酸製剤の血糖降下作用による)]。
    6).蛋白同化ホルモン剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(一部の糖尿病患者では蛋白同化ホルモン剤により血糖低下作用を示すことがある)]。
    7).テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(テトラサイクリン系抗生物質のインスリン感受性増強作用による)]。
    8).シクロスポリン[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(シクロスポリンはCYP3A4及び肝取り込みトランスポーターOATP1B1を阻害し本剤の血中濃度を増加させる可能性がある)]。
    9).デフェラシロクス、クロピドグレル、スルファメトキサゾール・トリメトプリム[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(CYP2C8阻害作用により、本剤の代謝が抑制されると考えられており、併用により、本剤の血中濃度が増加したとの報告がある)]。
    2.血糖降下作用を減弱する薬剤:
    1).アドレナリン[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(アドレナリンの末梢でのブドウ糖取り込み抑制、肝での糖新生促進、インスリン分泌抑制による)]。
    2).副腎皮質ホルモン(メチルプレドニゾロン等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(副腎皮質ホルモンの肝での糖新生促進作用及び末梢組織でのインスリン感受性低下作用による)]。
    3).卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(機序は不明であるが、卵胞ホルモンによるコルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化、末梢でのインスリン感受性低下等が考えられている)]。
    4).ニコチン酸[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(ニコチン酸の肝でのブドウ糖同化抑制による)]。
    5).ピラジナミド[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(機序は不明ではあるが、ピラジナミド服用患者では血糖のコントロールがより難しいとの報告がある)]。
    6).フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(フェノチアジン系薬剤のインスリン遊離抑制作用及び副腎からのアドレナリン遊離作用による)]。
    7).利尿剤(チアジド系利尿剤等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(利尿剤による血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下が考えられている)]。
    8).フェニトイン[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(フェニトインはインスリン分泌を直接抑制する)]。
    9).リファンピシン[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節する(リファンピシンの薬物代謝酵素誘導により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。
    3.その他:
    1).イソニアジド[血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する(イソニアジドは本剤の主要代謝酵素であるCYP2C8の阻害作用を有するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性があり、また、イソニアジドの糖質代謝阻害により血糖値上昇及び耐糖能異常を引き起こす)]。
    2).甲状腺ホルモン(乾燥甲状腺等)[血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する(甲状腺ホルモンは糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、血糖値に留意し、定期的に検査を行うなど経過を十分に観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない(また、胎仔の器官形成期に投与されたラット及びウサギでは胎仔致死作用及び胎仔骨格異常・胎仔骨格変異の発現頻度の増加がみられ、更に妊娠末期及び授乳期に投与されたラットでは出生仔四肢骨異常が認められている)]。
    2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[ラットで乳汁中への移行が認められている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    本剤と心血管イベントの関連について明確な結論は得られていないが、外国の疫学的研究で本剤投与群の急性冠動脈症候群の発現割合がスルホニルウレア剤投与群に比べ高いことを示唆する報告がある。また、外国の臨床試験において本剤とNPHインスリン併用時に重篤な心筋虚血の発現が認められた症例が報告されている。
    (取扱い上の注意)
    本剤は吸湿により硬度が低下するため防湿性のPTPを使用しているので、使用直前にPTPから取り出すよう注意する。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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