日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ネシーナ錠6.25mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:アログリプチン安息香酸塩錠

製薬会社:武田薬品

薬価・規格: 50.4円(6.25mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

DPP-4阻害薬詳しく見る

  • 体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬
DPP-4阻害薬の代表的な商品名
  • グラクティブ ジャヌビア
  • エクア
  • ネシーナ
  • トラゼンタ
  • テネリア
  • スイニー
  • オングリザ
  • ザファテック
  • マリゼブ

効能・効果詳しく見る

  • 2型糖尿病

注意すべき副作用詳しく見る

低血糖便秘腹痛低血糖症状浮腫発疹眩暈筋肉痛腹部膨満頭痛嘔吐胃腸炎過敏症間質性肺炎関節痛

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • アログリプチンとして25mgを1日1回経口投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 授乳婦

副作用

主な副作用

低血糖便秘腹痛低血糖症状浮腫発疹眩暈筋肉痛腹部膨満頭痛

重大な副作用

胃腸炎嘔吐過敏症間質性肺炎関節痛筋肉痛倦怠感鼓腸四肢のしびれ蕁麻疹そう痒動悸貧血腹部膨満浮腫鼻咽頭炎

上記以外の副作用

意識消失黄疸肝機能障害急性膵炎呼吸困難水疱咳嗽多形紅斑脱力感腸閉塞捻髪音発熱横紋筋融解症皮膚粘膜眼症候群糜爛血中ミオグロビン上昇類天疱瘡尿中ミオグロビン上昇高度便秘肺音異常持続する腹痛重篤な低血糖症状持続的な激しい腹痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
  • 慎重投与
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 腸閉塞
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 中等度以上の腎機能障害
    • 食事摂取量不足
    • 腹部手術
    • インスリン製剤投与中
    • 透析中の末期腎不全
    • 心不全<NYHA分類3〜4>
    • スルホニルウレア剤投与中
  • 注意
    • 高度腎機能障害
    • 中等度以上の腎機能障害
    • 中等度腎機能障害
    • クレアチニンクリアランス<30mL/min
    • 1.4mg/dL<血清クレアチニン≦2.4mg/dLの男性
    • 1.2mg/dL<血清クレアチニン≦2.0mg/dLの女性
    • 30mL/min≦クレアチニンクリアランス<50mL/min
    • 血清クレアチニン>2.0mg/dLの女性
    • 血清クレアチニン>2.4mg/dLの男性
    • 末期腎不全
    • インスリン依存状態の2型糖尿病
  • 投与に際する指示
    • 高度腎機能障害
    • 中等度以上の腎機能障害
    • 中等度腎機能障害
    • クレアチニンクリアランス<30mL/min
    • 1.4mg/dL<血清クレアチニン≦2.4mg/dLの男性
    • 血清クレアチニン>2.0mg/dLの女性
    • 30mL/min≦クレアチニンクリアランス<50mL/min
    • 1.2mg/dL<血清クレアチニン≦2.0mg/dLの女性
    • 血清クレアチニン>2.4mg/dLの男性
    • 末期腎不全

患者の属性に応じた注意事項

  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
    • 1.4mg/dL<血清クレアチニン≦2.4mg/dLの男性
    • 1.2mg/dL<血清クレアチニン≦2.0mg/dLの女性
    • 血清クレアチニン>2.0mg/dLの女性
    • 血清クレアチニン>2.4mg/dLの男性

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
チアゾリジン系薬剤 浮腫
GLP−1アナログ 低血糖
ナテグリニド 低血糖
リラグルチド 低血糖
レパグリニド 低血糖
アカルボース 低血糖
グリベンクラミド 低血糖
塩酸メトホルミン 低血糖
ミチグリニドカルシウム水和物 低血糖
リキシセナチド 低血糖
ブホルミン塩酸塩 低血糖
SGLT2阻害剤 低血糖
トルブタミド 低血糖
イプラグリフロジン L−プロリン 低血糖
グリクラジド 低血糖
塩酸ピオグリタゾン 低血糖
糖尿病用薬 低血糖
グリメピリド 低血糖
ボグリボース 低血糖
ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物 低血糖
ルセオグリフロジン水和物 低血糖
α−グルコシダーゼ阻害剤 低血糖
ミグリトール 低血糖
スルホニルウレア系薬剤 低血糖
チアゾリジン系薬剤 低血糖
ビグアナイド系製剤 低血糖
トホグリフロジン水和物 低血糖
インスリン製剤 低血糖
速効型食後血糖降下剤 低血糖
エキセナチド 低血糖
スルホニルウレア系薬剤 低血糖のリスクが増加
インスリン製剤 低血糖のリスクが増加
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
エピネフリン 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
副腎皮質ホルモン剤 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
甲状腺ホルモン剤 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
β−遮断剤 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
ワルファリン 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
フィブラート系の高脂血症治療薬 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
サリチル酸製剤 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤のインスリン分泌促進作用が加わる
チアゾリジン系薬剤 浮腫
α−グルコシダーゼ阻害剤 低血糖症状

処方理由

DPP−4阻害薬この薬をファーストチョイスする理由(2017年9月更新)もっと見る

  • ・腎機能低下患者に少量投与で、効果にすぐれ、費用対効果にもすぐれている。(50歳代病院勤務医、内科系専門科)
  • ・ジャヌビア、エクアも多いですが、ネシーナがそれらよりも少し多いのが現状です。リオベルに切り替えやすい点もいいところです。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・透析患者には6.25mg投与。安価なので施設入所者にはよく処方する。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・DPP−4阻害薬は、どれも同程度の効果。その中で、high−risk心血管疾患を有する症例に対する臨床試験結果を唯一有するので使っている。(50歳代病院勤務医、循環器内科)
  • ・腎排泄なので、腎機能のモニターができていれば怖くない薬剤です。(40歳代診療所勤務医、一般内科)
  • ・1日1回のため。多剤併用時も合材が豊富。(50歳代診療所勤務医、代謝・内分泌内科)

DPP4阻害薬この薬をファーストチョイスする理由(2016年5月更新)もっと見る

  • ・12.5mgでも有効性が高く、コストベネフィットに優れる。(50歳代開業医、一般内科)
  • ・錠剤の種類が3種あり使いやすい。割線が入っているので増減がしやすい。(70歳代その他、小児科)
  • ・合剤(リオベル)の使用を視野に入れると、ネシーナが多くなる。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・これまでの使用経験から、高齢者でも効果・安全性の面で特に問題になっていることはない。(60歳代病院勤務医、脳神経外科)
  • ・低用量を採用しているので導入に便利です。(60歳以上開業医、一般内科)

DPP4阻害薬この薬をファーストチョイスする理由(2014年11月更新)もっと見る

  • ・DPP4阻害薬間で効果の違いは感じないが、ネシーナにはアクトスとの合剤がある。(50歳代開業医、一般内科)
  • ・使用経験が長いこと、透析患者さんにも処方しやすいことなど。(40歳代病院勤務医、泌尿器科)
  • ・複数の剤型があって少量からも使えること。(40歳代病院勤務医、神経内科)
  • ・日本で開発された薬剤で、しかも効果十分だから。(70歳以上診療所勤務医、一般内科)
  • ・効果が安定し、副作用も目立ったものがない点。(50歳代病院勤務医、一般内科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    2型糖尿病。

    用法・用量(添付文書全文)

    アログリプチンとして25mgを1日1回経口投与する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    中等度以上の腎機能障害患者では、排泄の遅延により本剤の血中濃度が上昇するため、腎機能の程度に応じて、投与量を適宜減量する。
    中等度以上の腎機能障害患者における投与量:
    1.中等度腎機能障害患者:1.4mg/dL<血清クレアチニン≦2.4mg/dLの男性、1.2mg/dL<血清クレアチニン≦2.0mg/dLの女性、30mL/min≦クレアチニンクリアランス<50mL/min;投与量12.5mg、1日1回。
    2.高度腎機能障害患者/末期腎不全患者:血清クレアチニン>2.4mg/dLの男性、血清クレアチニン>2.0mg/dLの女性、クレアチニンクリアランス<30mL/min;投与量6.25mg、1日1回。
    末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない。
    血清クレアチニン:Ccrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの国内の臨床試験では、1,668例中の346例(20.7%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められた。主なものは、低血糖、便秘、浮腫等であった。
    外国の臨床試験では、396例中の78例(19.7%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められた。主なものは、浮動性眩暈、頭痛、発疹等であった。
    次の副作用は、前記の試験あるいは自発報告で認められているものである(自発報告による副作用の頻度は不明とした)。
    1.重大な副作用
    1).低血糖(0.1〜5%未満)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察しながら投与する。スルホニルウレア剤との併用又はインスリン製剤との併用で重篤な低血糖症状が現れ、意識消失を来す例も報告されていることから、これらの薬剤と併用する場合には、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤の減量を検討する。また、本剤の投与により低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与するが、α−グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与する。
    2).急性膵炎(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、持続的な激しい腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)、著しいAl−P上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症(頻度不明)が現れることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).腸閉塞(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).間質性肺炎(頻度不明)が現れることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT、速やかに血清マーカー等の検査を実施し、間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    8).類天疱瘡(頻度不明)が現れることがあるので、水疱、糜爛等が現れた場合には、皮膚科医と相談し、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、そう痒、蕁麻疹[このような場合には投与を中止する]。
    2).消化器:(0.1〜5%未満)腹部膨満、鼓腸、腹痛、胃腸炎、便秘。
    3).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、眩暈、四肢のしびれ。
    4).その他:(0.1〜5%未満)倦怠感、鼻咽頭炎、浮腫、動悸、関節痛、筋肉痛、貧血。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない]。
    2.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。
    3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    次に掲げる患者又は状態:
    1.中等度以上の腎機能障害のある患者又は透析中の末期腎不全患者。
    2.心不全<NYHA分類3〜4>のある患者[使用経験がなく安全性が確立していない]。
    3.スルホニルウレア剤投与中又はインスリン製剤投与中の患者[低血糖のリスクが増加する恐れがある]。
    4.脳下垂体機能不全又は副腎機能不全[低血糖を起こす恐れがある]。
    5.栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量不足又は衰弱状態[低血糖を起こす恐れがある]。
    6.激しい筋肉運動[低血糖を起こす恐れがある]。
    7.過度のアルコール摂取者[低血糖を起こす恐れがある]。
    8.腹部手術の既往又は腸閉塞の既往のある患者[腸閉塞を起こす恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は他の糖尿病用薬と併用した場合に低血糖を起こす恐れがあるので、他の糖尿病用薬との併用時には患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明し、注意を喚起する。特にスルホニルウレア剤と併用又はインスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加する恐れがあるので、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤による低血糖のリスクを軽減するため、これらの薬剤と併用する場合には、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤の減量を検討する。
    2.急性膵炎が現れることがあるので、持続的な激しい腹痛、嘔吐等の初期症状が現れた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう患者に指導する。
    3.糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮する。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意する。
    4.本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮する。
    5.本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2〜3カ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮する。
    6.投与の継続中に、投与の必要がなくなる場合があり、また、患者の不養生、感染症の合併等により効果がなくなったり、不十分となる場合があるので、食事摂取量、血糖値、感染症の有無等に留意のうえ、常に投与継続の可否、薬剤の選択等に注意する。
    7.低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意する。
    8.チアゾリジン系薬剤との併用により循環血漿量の増加によると考えられる浮腫が発現することがあるので観察を十分に行い、浮腫が認められた場合には、患者の状態に応じてチアゾリジン系薬剤を減量あるいは中止し、ループ利尿剤(フロセミド等)を投与するなど適切な処置を行う。
    9.インスリン依存状態の2型糖尿病患者に対する本剤とインスリン製剤との併用投与の有効性及び安全性は検討されていない。したがって、患者のインスリン依存状態について確認し、本剤とインスリン製剤との併用投与の可否を判断する。
    10.本剤とGLP−1受容体作動薬はいずれもGLP−1受容体を介した血糖降下作用を有しており、本剤とGLP−1受容体作動薬を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていない。
    (相互作用)
    本剤は主に腎臓から未変化体として排泄され、その排泄には能動的な尿細管分泌の関与が推定される。
    併用注意:
    1.糖尿病用薬:スルホニルウレア剤(グリメピリド、グリベンクラミド、グリクラジド、トルブタミド等)、速効型インスリン分泌促進薬(ナテグリニド、ミチグリニドカルシウム水和物、レパグリニド)、α−グルコシダーゼ阻害剤(ボグリボース、アカルボース、ミグリトール)、ビグアナイド系薬剤(メトホルミン塩酸塩、ブホルミン塩酸塩)、チアゾリジン系薬剤(ピオグリタゾン塩酸塩)、GLP−1受容体作動薬(リラグルチド、エキセナチド、リキシセナチド)、SGLT2阻害剤(イプラグリフロジン L−プロリン、ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物、トホグリフロジン水和物、ルセオグリフロジン水和物等)、インスリン製剤[これらの糖尿病用薬と併用した際に低血糖を発現する恐れがあるので、慎重に投与する。特に、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加する恐れがあるので、これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため、スルホニルウレア剤又はインスリン製剤の減量を検討する。α−グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはショ糖ではなくブドウ糖を投与する。チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意する]。
    2.糖尿病用薬及びその血糖降下作用を増強又は減弱する薬剤を併用している場合:
    1).糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤(β−遮断薬、サリチル酸製剤、モノアミン酸化酵素阻害薬、フィブラート系の高脂血症治療薬、ワルファリン等)[糖尿病用薬及びその血糖降下作用を増強する薬剤の併用に加え更に本剤を併用する場合には、糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、本剤のインスリン分泌促進作用が加わることによる影響に十分に注意する]。
    2).糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤(アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン等)[糖尿病用薬及びその血糖降下作用を減弱する薬剤の併用に加え更に本剤を併用する場合には、糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、本剤のインスリン分泌促進作用が加わることによる影響に十分に注意する]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では腎機能が低下していることが多いので、腎機能に注意し、腎機能障害の程度に応じて適切な用量調整を行う。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、動物試験(ラット)において、胎盤通過が報告されている]。
    2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[動物試験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (取扱い上の注意)
    使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。

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