日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

スターシス錠30mg基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:ナテグリニド錠

製薬会社:アステラス製薬

薬価・規格: 17.4円(30mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

グリニド系薬詳しく見る

  • 服用後にすばやくインスリンを分泌させ食後の高血糖を改善する薬
グリニド系薬の代表的な商品名
  • スターシス ファスティック
  • グルファスト
  • シュアポスト

効能・効果詳しく見る

  • 2型糖尿病の食後血糖推移の改善

注意すべき副作用詳しく見る

低血糖低血糖症状浮腫動悸眩暈下肢浮腫嘔気意識消失胃もたれ感黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • ナテグリニドとして1回90mgを1日3回毎食直前に経口投与する
    • なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を120mgまで増量することができる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
    • 透析を必要とするような重篤な腎機能障害
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

低血糖低血糖症状浮腫動悸眩暈

重大な副作用

意識消失胃もたれ感嘔気黄疸下肢浮腫過敏症肝機能異常顔面浮腫気分不良空腹感放屁増加血小板減少血清カリウム上昇下痢倦怠感腎機能障害心筋梗塞頭痛そう痒感体重増加脱力感突然死白血球減少発疹冷汗貧血腹痛腹部膨満感ふらつき震え便秘尿酸上昇ピルビン酸上昇乳酸上昇

上記以外の副作用

GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇LDH上昇嘔吐かすみ目胸部圧迫感筋痙攣口渇口内炎重篤な肝機能障害蕁麻疹舌炎多形紅斑ALT上昇AST上昇軟便熱感眠気頻尿ほてり味覚異常勃起障害

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
    • 透析を必要とするような重篤な腎機能障害
  • 慎重投与
    • 胃腸障害
    • 栄養不良状態
    • 嘔吐
    • 過度のアルコール摂取
    • 肝機能障害
    • 飢餓状態
    • 虚血性心疾患
    • 下痢
    • 腎機能障害
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
  • 投与に際する指示
    • 腎機能障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
アカルボース 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
イプラグリフロジン L−プロリン 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
インスリン製剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
塩酸ピオグリタゾン 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
SGLT2阻害剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
α−グルコシダーゼ阻害剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
ボグリボース 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
塩酸メトホルミン 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
リラグルチド 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
GLP−1アナログ 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
チアゾリジン系薬剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
DPP−4阻害剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
シタグリプチンリン酸塩水和物 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
ビグアナイド系製剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
エパルレスタット 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
アルドース還元酵素阻害剤 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
クロフィブラート 低血糖症状
ベザフィブラート 低血糖症状
フィブラート系薬剤 低血糖症状
スルピリン 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
ピラゾロン系化合物 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
フルコナゾール 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
ホスフルコナゾール 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
ミコナゾール 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
プロベネシド 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
ボグリボース 低血糖症状
アカルボース 低血糖症状
α−グルコシダーゼ阻害剤 低血糖症状
サリチル酸製剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
アスピリン 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
スルファメトキサゾール 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
サルファ剤 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
モノアミン酸化酵素阻害剤 血糖降下作用が増強
プロプラノロール 血糖降下作用が増強
β−遮断剤 血糖降下作用が増強
塩酸ミノサイクリン 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
塩酸テトラサイクリン 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
テトラサイクリン系抗生物質 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
クロラムフェニコール 空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状
ニコチン酸製剤 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
蛋白同化ステロイド 血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡
ピラジナミド 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
フェニトイン 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
卵胞ホルモン 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
エチニルエストラジオール 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
エピネフリン 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
クマリン系抗凝血剤 低血糖症状
ワルファリンカリウム 低血糖症状
イソニアジド 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
塩酸クロルプロマジン 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
フェノチアジン系薬剤 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
メチルプレドニゾロン 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
副腎皮質ホルモン剤 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
クロルタリドン 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
利尿剤 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良
チアジド系薬剤 経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良

飲食物との相互作用

  • ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの<まいたけ、たらこ、インスタントコーヒー、かつお節、まぐろ など>

処方理由

グリニドこの薬をファーストチョイスする理由(2016年11月更新)もっと見る

  • ・低血糖発作を抑えつつインスリン作動薬を使いたい場合に選んでいます。(40歳代診療所勤務医、一般内科)
  • ・空腹感を増強せず、低血糖も少ないため。(50歳代開業医、循環器内科)
  • ・副作用もあまりなく、使いやすいと感じる。(40歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)

速効型インスリン分泌促進薬この薬をファーストチョイスする理由(2015年7月更新)もっと見る

  • ・古い薬で、比較的使い慣れているから。(60代病院勤務医、一般内科)
  • ・用量調節が容易で、軽症の糖尿病には使いやすい薬だと思います。(50代病院勤務医、一般内科)
  • ・使い慣れている。DPP−4阻害薬との併用も可能。(50代開業医、総合診療科)
  • ・当院の採用薬がナテグリニドのみですから、選択の余地はありません。壮年の活動性の高い方に処方しております。(50代病院勤務医、一般内科)
  • ・インスリン分泌が比較的保たれている患者の食後高血糖を抑える目的で、以前は他剤への上乗せとして使用していたが、最近はDPP−4阻害薬やSGLT2阻害薬などの出現もあり、使用頻度は明らかに減っている。(50代開業医、一般内科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合の2型糖尿病における食後血糖推移の改善。
    2.食事療法・運動療法に加えてα−グルコシダーゼ阻害剤を使用し十分な効果が得られない場合の2型糖尿病における食後血糖推移の改善。
    3.食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用し十分な効果が得られない場合の2型糖尿病における食後血糖推移の改善。
    4.食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用し十分な効果が得られない場合の2型糖尿病における食後血糖推移の改善。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮する。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、老人性糖代謝異常、甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意する。
    2.糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法のみを行っている患者では、投与の際、空腹時血糖が120mg/dL以上、又は食後血糖1又は2時間値が200mg/dL以上の患者に限る。
    3.食事療法・運動療法に加えてα−グルコシダーゼ阻害剤を使用している患者では、投与の際の空腹時血糖値は140mg/dL以上を目安とする。

    用法・用量(添付文書全文)

    ナテグリニドとして1回90mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を120mgまで増量することができる。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤は、食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱するので、効果的に食後の血糖上昇を抑制するため、本剤の投与は毎食前10分以内(食直前)とする。また、本剤は投与後、速やかに薬効を発現するため、食前30分投与では食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までに実施された臨床試験の総症例883例中157例(17.8%)に、市販後の使用成績調査では4,142例中290例(7.0%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められている(再審査結果通知:2009年3月)。次の副作用は、前記の試験・調査あるいは自発報告等で認められたものである。
    1.重大な副作用
    1).低血糖(0.1〜5%未満):低血糖及び低血糖症状(空腹感、冷汗、眩暈、ふらつき、動悸、脱力感、気分不良、震え、意識消失等)が現れることがある。本剤の投与により低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与し、α−グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース等)との併用により低血糖症状が認められた場合はブドウ糖を投与するなど適切な処置を行う。
    2).肝機能障害、黄疸(各0.1%未満):重篤な肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).心筋梗塞(頻度不明):外国において本剤投与例に心筋梗塞の発症が報告されているので、投与に際しては観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).突然死(頻度不明):外国において本剤投与例に原因不明の突然死が報告されている。
    2.その他の副作用
    1).代謝:(0.1〜5%未満)乳酸上昇、ピルビン酸上昇、尿酸上昇、血清カリウム上昇。
    2).消化器:(0.1〜5%未満)嘔気、放屁増加、腹部膨満感、胃もたれ感、腹痛、便秘、下痢、(0.1%未満)嘔吐、軟便、(頻度不明)舌炎、口内炎、口渇。
    3).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、そう痒感、(0.1%未満)蕁麻疹、多形紅斑[発現した場合には、投与を中止する]。
    4).肝臓:(0.1〜5%未満)肝機能異常(γ−GTP上昇、LDH上昇、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等)。
    5).腎臓:(0.1〜5%未満)腎機能障害。
    6).血液:(0.1〜5%未満)貧血、白血球減少、血小板減少。
    7).その他:(0.1〜5%未満)頭痛、動悸、眩暈、倦怠感、体重増加、浮腫(顔面浮腫、下肢浮腫等)、(0.1%未満)胸部圧迫感、味覚異常、眠気、頻尿、ほてり、熱感、(頻度不明)勃起障害、筋痙攣、かすみ目。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない]。
    2.透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある患者[低血糖を起こす恐れがある]。
    3.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。
    4.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    5.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    (慎重投与)
    1.肝機能障害のある患者[低血糖を起こす恐れがあり、また、肝機能障害のある患者においては肝機能障害を悪化させる恐れがある]。
    2.腎機能障害のある患者[低血糖を起こす恐れがあり、低用量から開始するなど投与量に十分に注意し、慎重に観察しながら投与する]。
    3.次に掲げる患者又は状態:
    1).虚血性心疾患のある患者[外国において本剤投与例に心筋虚血の悪化によると思われる心筋梗塞を発症した症例が報告されている]。
    2).脳下垂体機能不全又は副腎機能不全[低血糖を起こす恐れがある]。
    3).下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者[低血糖を起こす恐れがある]。
    4).栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量不足又は衰弱状態[低血糖を起こす恐れがある]。
    5).激しい筋肉運動[低血糖を起こす恐れがある]。
    6).過度のアルコール摂取者[低血糖を起こす恐れがある]。
    7).高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は、速やかなインスリン分泌促進作用を有し、その作用点はスルホニルウレア系薬剤と同じであり、スルホニルウレア系薬剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が確認されていないので、スルホニルウレア系薬剤とは併用しない。
    2.本剤の服用後、低血糖及び低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意し、低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与する。但し、α−グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース等)との併用により低血糖症状が認められた場合には、α−グルコシダーゼ阻害剤が二糖類の消化・吸収を遅延するので、ショ糖ではなくブドウ糖を投与するなど適切な処置を行う。なお、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明する。
    3.本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2〜3カ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合(静脈血漿で食後血糖2時間値が200mg/dL以下にコントロールできないなど)には、より適切と考えられる治療への変更を考慮する。
    4.投与の継続中に、投与の必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があり、また患者の不養生、感染症の合併等により効果がなくなったり、不十分となる場合があるので、食事摂取量、血糖値、感染症の有無等に留意のうえ、常に投与継続の可否、投与量、薬剤の選択等に注意する。
    5.肝機能障害悪化が現れた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
    6.本剤とピオグリタゾン塩酸塩1日45mgの併用における安全性は確立していない(使用経験はほとんどない)。
    (相互作用)
    本剤は、主として薬物代謝酵素CYP2C9で代謝される。
    併用注意:
    1.インスリン製剤、ビグアナイド系薬剤(メトホルミン塩酸塩等)、α−グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース等)、チアゾリジン系薬剤(ピオグリタゾン塩酸塩)、DPP−4阻害剤(シタグリプチンリン酸塩水和物等)、GLP−1受容体作動薬(リラグルチド等)、SGLT2阻害剤(イプラグリフロジン L−プロリン等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による)]。
    2.アルドース還元酵素阻害剤(エパルレスタット)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(in vitro試験結果から、エパルレスタットとの併用により、本剤の血漿中濃度が最大で1.5倍に上昇する可能性が報告されている)]。
    3.ピラゾロン系消炎剤(スルピリン水和物等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(血中蛋白との結合抑制、腎排泄抑制、肝代謝抑制による)]。
    4.サリチル酸製剤(アスピリン等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(血中蛋白との結合抑制、サリチル酸製剤の血糖降下作用による)]。
    5.フィブラート系薬剤(クロフィブラート、ベザフィブラート等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による)]。
    6.ミコナゾール・フルコナゾール・ホスフルコナゾール[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制による)]。
    7.プロベネシド[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(腎排泄抑制による)]。
    8.クマリン系薬剤(ワルファリンカリウム)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(肝代謝抑制による)]。
    9.サルファ剤(スルファメトキサゾール等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による)]。
    10.クロラムフェニコール[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(肝代謝抑制による)]。
    11.β−遮断剤(プロプラノロール塩酸塩等)、モノアミン酸化酵素阻害剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する)]。
    12.蛋白同化ホルモン剤[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(蛋白同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある)]。
    13.テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン塩酸塩、ミノサイクリン塩酸塩等)[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から血圧上昇・発汗・震え・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・痙攣・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(インスリン感受性促進による)]。
    14.アドレナリン[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる)]。
    15.副腎皮質ホルモン(メチルプレドニゾロン等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(肝での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による)]。
    16.ニコチン酸[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(肝でのブドウ糖の同化抑制による)]。
    17.卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(機序不明、コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる)]。
    18.イソニアジド[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による)]。
    19.ピラジナミド[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(機序不明、血糖値のコントロールが難しいとの報告がある)]。
    20.フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン塩酸塩等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離による)]。
    21.利尿剤(チアジド系利尿剤、クロルタリドン等)[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による)]。
    22.フェニトイン[経口血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する(インスリン分泌を直接抑制する)]。
    23.甲状腺ホルモン(乾燥甲状腺等)[血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する(血糖コントロール条件が変わることがある)]。
    (高齢者への投与)
    低用量(例えば1回量60mg)から投与を開始するとともに、血糖値に留意するなど、経過を十分に観察しながら慎重に投与する[一般に高齢者では生理機能が低下している]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[本剤は動物実験で胎盤通過(ラット)、また、催奇形性作用(ウサギ)が認められている]。
    2.授乳婦:授乳中の婦人には授乳を避けさせる[本剤は動物実験(ラット)で母乳へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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