日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

基本情報

薬効分類

グリチルリチン製剤詳しく見る

  • 甘草(カンゾウ)などに含まれる成分であるグリチルリチン酸の効果により、肝臓の働きの改善や皮膚の炎症などを抑える薬
グリチルリチン製剤の代表的な商品名
  • グリチロン配合錠 ネオファーゲンC配合錠 二チファーゲン配合錠

効能・効果詳しく見る

  • 口内炎
  • 湿疹・皮膚炎
  • 小児ストロフルス
  • 蕁麻疹
  • 中毒疹
  • 皮膚そう痒症
  • 慢性肝疾患の肝機能異常の改善
  • 薬疹
  • フリクテン

注意すべき副作用詳しく見る

ショックアナフィラキシーショック血圧低下意識消失呼吸困難心肺停止潮紅顔面浮腫浮腫アナフィラキシー様症状

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.1日1回5〜20mLを静脈内に注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.慢性肝疾患に対しては1日1回40〜60mLを静脈内に注射又は点滴静注する
  • 年齢、症状により適宜増減する
    • なお、増量する場合は1日100mLを限度とする

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • アルドステロン症
    • 過敏症
    • 低カリウム血症
    • ミオパシー

副作用

主な副作用

血清カリウム値低下過敏症蕁麻疹そう痒発疹嘔気嘔吐上腹部不快感咳嗽一過性視覚異常一過性の目のかすみ

重大な副作用

ショックアナフィラキシーショック血圧低下意識消失呼吸困難心肺停止潮紅顔面浮腫浮腫アナフィラキシー様症状偽アルドステロン症高度低カリウム血症低カリウム血症血圧上昇ナトリウム貯留体液貯留体重増加脱力感筋力低下

上記以外の副作用

一過性の目のチカチカ頭痛熱感気分不良全身倦怠感筋肉痛異常感覚しびれ感ピリピリ感発熱過呼吸症状肩の熱感四肢冷感冷汗口渇動悸尿糖陽性

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • アルドステロン症
    • 過敏症
    • 低カリウム血症
    • ミオパシー

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
カンゾウ含有製剤 偽アルドステロン症
ループ利尿剤 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
エタクリン酸 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
フロセミド 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
チアジド系及びその類似降圧利尿剤 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
トリクロルメチアジド 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
クロルタリドン 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
塩酸モキシフロキサシン 心室性頻拍<Torsades de Pointesを含む>
塩酸モキシフロキサシン QT延長

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.小児ストロフルス、湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症、口内炎、フリクテン、薬疹・中毒疹。
    2.慢性肝疾患における肝機能異常の改善。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.1日1回5〜20mLを静脈内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    2.慢性肝疾患に対しては1日1回40〜60mLを静脈内に注射又は点滴静注する。年齢、症状により適宜増減する。なお、増量する場合は1日100mLを限度とする。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).ショック、アナフィラキシーショック:ショック、アナフィラキシーショック(血圧低下、意識消失、呼吸困難、心肺停止、潮紅、顔面浮腫等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).アナフィラキシー様症状:アナフィラキシー様症状(呼吸困難、潮紅、顔面浮腫等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).偽アルドステロン症:増量又は長期連用により高度低カリウム血症、低カリウム血症の発現頻度の上昇、血圧上昇、ナトリウム貯留・体液貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症が現れる恐れがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する。また、低カリウム血症の結果として、脱力感、筋力低下等が現れる恐れがある。
    2.その他の副作用:次記のような症状が現れることがあり、投与量の増加により、血清カリウム値低下、血圧上昇の発現頻度の上昇傾向がみられる。
    1).過敏症:(頻度不明)蕁麻疹、そう痒、発疹。
    2).体液・電解質:(頻度不明)浮腫、血清カリウム値低下。
    3).循環器:(頻度不明)血圧上昇。
    4).消化器:(頻度不明)嘔気・嘔吐、上腹部不快感。
    5).呼吸器:(頻度不明)咳嗽。
    6).眼:(頻度不明)一過性視覚異常(一過性の目のかすみ、一過性の目のチカチカ等)。
    7).その他:(頻度不明)頭痛、熱感、気分不良、全身倦怠感、筋肉痛、異常感覚(しびれ感、ピリピリ感等)、発熱、過呼吸症状(肩の熱感、四肢冷感、冷汗、口渇、動悸)、尿糖陽性。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.アルドステロン症の患者、ミオパシーのある患者、低カリウム血症の患者[低カリウム血症、高血圧症等を悪化させる恐れがある]。
    (慎重投与)
    高齢者[低カリウム血症等の発現率が高い]。
    (重要な基本的注意)
    1.ショック等の発現を予測するため、十分な問診を行う。
    2.ショック発現時に救急処置のとれる準備をしておく。
    3.投与後、患者を安静な状態に保たせ、十分な観察を行う。
    4.甘草を含有する製剤との併用は、本剤に含まれるグリチルリチン酸が重複し、偽アルドステロン症が現れやすくなるので注意する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.ループ利尿剤(エタクリン酸、フロセミド等)、チアジド系及びその類似降圧利尿剤(トリクロルメチアジド、クロルタリドン等)[低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>が現れる恐れがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を行うなど十分に注意する(これらの利尿作用が、本剤に含まれるグリチルリチン酸のカリウム排泄作用を増強し、血清カリウム値の低下が現れやすくなる)]。
    2.モキシフロキサシン塩酸塩[心室性頻拍<Torsades de Pointesを含む>、QT延長を起こす恐れがある(本剤が有するカリウム排泄作用により血清カリウム濃度が低下すると、モキシフロキサシン塩酸塩による心室性頻拍(Torsadesde Pointesを含む)、QT延長が発現する恐れがある)]。
    (高齢者への投与)
    臨床での使用経験において、高齢者に低カリウム血症等の副作用の発現率が高い傾向が認められるので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦等への投与に関する安全性は確立していないので、これらの患者には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[グリチルリチン酸モノアンモニウムを大量投与したときの動物実験(ラット)において腎奇形等が認められている]。
    (適用上の注意)
    1.注射速度:静脈内投与は、患者の状態を観察しながらできるだけ投与速度を緩徐にする。
    2.アンプルカット時(ガラス容器):本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
    (その他の注意)
    グリチルリチン酸又は甘草を含有する製剤の経口投与により、横紋筋融解症が現れたとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    1.プラスチック容器の場合の注意:
    1).外箱から取り出した製品は、インジケーター(ピンクの錠剤)を正常に働かせるため、プラスチック容器の場合、窓際等の直射日光の当たる場所を避けて保存する。
    2).製品の安定性を保持するため、プラスチック容器の場合、アンプルを包む外袋は使用直前まで開封しない。
    3).プラスチック容器の場合、インジケーターが青紫〜青色に変色しているものや、外袋の内側に水滴や内容液の漏出が認められるもの、内容液に着色や結晶が認められるものは使用しない。
    2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ケベラS注は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

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