日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

プレタール散20%基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:シロスタゾール散

製薬会社:大塚製薬

薬価・規格: 321.2円(20%1g) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

PDE阻害薬(抗血小板薬)詳しく見る

  • 血液をサラサラにすることで血液が固まって血管がつまることを防ぎ、血栓の形成を予防する作用などをあらわす薬
PDE阻害薬(抗血小板薬)の代表的な商品名
  • プレタール
  • シロスレット

効能・効果詳しく見る

  • 慢性動脈閉塞症の冷感の改善
  • 慢性動脈閉塞症の潰瘍の改善
  • 慢性動脈閉塞症の疼痛の改善
  • 慢性動脈閉塞症の虚血性諸症状の改善
  • 脳梗塞<心原性脳塞栓症を除く>の再発抑制

注意すべき副作用詳しく見る

出血頭痛頭重感動悸嘔吐悪心眩暈頻脈腹痛うっ血性心不全上室性期外収縮上室性頻拍下痢不整脈十二指腸潰瘍心室性期外収縮心房細動心筋梗塞消化管出血狭心症発熱発疹白血球減少眼底出血肝機能障害脳出血血小板減少貧血頭蓋内出血鼻出血意識障害胃潰瘍過敏症間質性肺炎黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • シロスタゾールとして1回100mgを1日2回経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 喀血
    • 過敏症
    • 硝子体出血
    • 血友病
    • 出血
    • 消化管出血
    • 頭蓋内出血
    • 尿路出血
    • 毛細血管脆弱症
    • うっ血性心不全
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

出血頭痛頭重感動悸嘔吐悪心眩暈頻脈腹痛うっ血性心不全上室性期外収縮上室性頻拍下痢不整脈十二指腸潰瘍心室性期外収縮心房細動心筋梗塞消化管出血狭心症発熱発疹白血球減少眼底出血肝機能障害脳出血血小板減少貧血頭蓋内出血鼻出血

重大な副作用

胃潰瘍意識障害黄疸過敏症間質性肺炎急性腎不全胸痛狭心症クレアチニン上昇血圧上昇血圧低下血尿血糖上昇結膜炎倦怠感好酸球増多しびれ感出血傾向食欲不振心室頻拍そう痒感脱毛疼痛尿酸値上昇肺出血発汗発熱汎血球減少皮下出血皮疹頻尿腹部膨満感浮腫不眠片麻痺ほてり味覚異常耳鳴無顆粒球症胸やけ

上記以外の副作用

Al−P上昇BUN上昇GOT上昇GPT上昇LDH上昇肩こり筋痛口渇光線過敏症紅斑呼吸困難失神振戦蕁麻疹咳嗽脱力感ALT上昇糖尿病糖尿病悪化AST上昇眠気排尿障害一過性意識消失

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 喀血
    • 過敏症
    • 硝子体出血
    • 血友病
    • 出血
    • 消化管出血
    • 頭蓋内出血
    • 尿路出血
    • 毛細血管脆弱症
    • うっ血性心不全
  • 慎重投与
    • 悪性高血圧
    • 月経期間中
    • 重篤な肝障害
    • 出血傾向
    • 腎障害
    • 耐糖能異常
    • 糖尿病
    • 血小板凝集を抑制する薬剤投与中
    • 抗凝固剤投与中
    • 血栓溶解剤投与中
    • プロスタグランジンE1製剤及びその誘導体投与中
    • 出血傾向素因
    • 冠動脈狭窄
    • 持続して血圧が上昇している高血圧
    • 高血圧が持続する脳梗塞
  • 注意
    • 冠動脈狭窄
    • 高血圧が持続する脳梗塞
  • 投与に際する指示
    • 高血圧が持続する脳梗塞

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ワルファリン 出血した時出血を助長
アスピリン 出血した時出血を助長
ウロキナーゼ 出血した時出血を助長
アルテプラーゼ 出血した時出血を助長
リマプロストアルファデクス 出血した時出血を助長
抗血小板剤 出血した時出血を助長
チクロピジン塩酸塩 出血した時出血を助長
血栓溶解剤 出血した時出血を助長
アルプロスタジル 出血した時出血を助長
血液凝固阻止剤 出血した時出血を助長
硫酸クロピドグレル 出血した時出血を助長
プロスタグランジンE1製剤 出血した時出血を助長
イトラコナゾール 本剤の作用が増強
シメチジン 本剤の作用が増強
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の作用が増強
マクロライド系抗生物質 本剤の作用が増強
リトナビル 本剤の作用が増強
エリスロマイシン 本剤の作用が増強
ミコナゾール 本剤の作用が増強
ジルチアゼム 本剤の作用が増強
アゾール系抗真菌剤 本剤の作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の作用が増強
ロバスタチン AUCが64%増加
オメプラゾール 本剤の作用が増強
薬物代謝酵素<CYP2C19>を阻害する薬剤 本剤の作用が増強

飲食物との相互作用

  • グレープフルーツジュース

処方理由

抗血小板薬この薬をファーストチョイスする理由(2017年8月更新)もっと見る

  • ・数量的にはアスピリンと双璧をなす感じです。PAD患者を多く扱うので血管拡張作用のあるプレタールは非常に効果が高いと考えています。(50歳代病院勤務医、一般外科)
  • ・最近はいい薬が出てますが、いかんせん高価すぎます。昔からの薬ですが、そこそこと言った感じで処方しています。当院は慢性期末期の人が多いので。(50歳代病院勤務医、一般外科)
  • ・OD錠もあり使いやすい。短所としては頭痛の頻度が高いこと。(50歳代開業医、整形外科)
  • ・誤嚥予防。(30歳代病院勤務医、呼吸器内科)
  • ・認知症予防の効果を期待している。(60歳代病院勤務医、内科系専門科)
  • ・抗血小板作用だけでなく、多面的作用を持つ。(40歳代病院勤務医、脳神経外科)

抗血小板薬この薬をファーストチョイスする理由(2015年9月更新)もっと見る

  • ・ASOや腰部脊柱管狭窄症(LSCS)の患者をよく診ているので、プロスタグランジンE製剤やシロスタゾールの処方が多いです。(30代勤務医、整形外科)
  • ・ラクナ梗塞には第一選択。出血リスクが低く、誤嚥性肺炎の予防効果もあるので、よく投与しています。(50代、神経内科)
  • ・やはり、頻脈とそれに起因すると思われる頭痛は一定の頻度で起こる。しかしながら脳梗塞再発予防効果は優れていると感じている。(40代勤務医、脳神経外科)
  • ・出血性の副作用が他剤より少ない。ただ、頭痛と頻脈があって、途中で使えなくなる患者が多いのも確か。(30代勤務医、神経内科)
  • ・OD錠があることと、50mgの剤形があることが気に入っている。1日2回投与だが、服薬アドヒアランスが悪いとは思わない。(50代勤務医、一般内科)
  • ・プレタールが1日1回投与なら、もっと処方数を増やしたいのだが。(50代勤務医、呼吸器内科)
  • ・使い慣れている。出血傾向が少ないのと、術前休薬期間が短い点で使いやすい。血管拡張作用もあるので、時々頭痛の副作用がある。(60代勤務医、一般外科)
  • ・侵襲的治療時の休薬期間が短いため、内視鏡治療時、他の抗血小板薬からの置換に用いる。(30代勤務医、消化器内科)
  • ・血管性認知症にも効果があるとされるので。(60代勤務医、一般内科)
  • ・アルツハイマー型認知症の進行遅延の可能性が報告されているから。(50代開業医、精神科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.慢性動脈閉塞症に基づく潰瘍、疼痛及び冷感等の虚血性諸症状の改善。
    2.脳梗塞<心原性脳塞栓症を除く>発症後の再発抑制。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    無症候性脳梗塞における本剤の脳梗塞発作の抑制効果は検討されていない。

    用法・用量(添付文書全文)

    シロスタゾールとして1回100mgを1日2回経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    慢性動脈閉塞症に基づく潰瘍、疼痛及び冷感等の虚血性諸症状の改善:
    <国内臨床試験>
    安全性解析の対象となった1,035例中、臨床検査値の異常を含む副作用が90例(8.7%)に認められた。主な副作用は、頭痛・頭重感(3.2%)、頻脈(1.0%)、腹痛(0.8%)、悪心・嘔吐(0.8%)、眩暈(0.7%)であった(プレタール錠承認時)。
    <使用成績調査>
    安全性解析の対象となった3,335例中、臨床検査値の異常を含む副作用が209例(6.3%)に認められた。主な副作用は、頭痛・頭重感(3.4%)、動悸(0.7%)、眩暈(0.5%)、下痢(0.3%)、悪心・嘔吐(0.3%)であった(プレタール錠再審査終了時)。
    脳梗塞(心原性脳塞栓症を除く)発症後の再発抑制:
    <国内臨床試験>
    安全性解析の対象となった520例中、臨床検査値の異常を含む副作用が137例(26.3%)に認められた。主な副作用は、頭痛・頭重感(12.9%)、動悸(5.2%)、悪心・嘔吐(2.7%)、眩暈(1.7%)、発疹(1.3%)であった(プレタール錠効能追加時)。
    <長期特別調査>
    安全性解析の対象となった1,075例中、臨床検査値の異常を含む副作用が239例(22.2%)に認められた。主な副作用は、頭痛・頭重感(4.6%)、AST(GOT)・ALT(GPT)・Al−P・LDHの上昇等の肝機能障害(3.6%)、動悸(2.9%)、頻脈(2.2%)、貧血(1.1%)、白血球減少(1.1%)であった(再審査終了時)。
    <市販後臨床試験>
    安全性解析の対象となった1,337例中、臨床検査値の異常を含む副作用が702例(52.5%)に認められた。主な副作用は、頭痛・頭重感(17.7%)、動悸(10.5%)、頻脈(9.5%)、心房細動・上室性頻拍・上室性期外収縮・心室性期外収縮等の不整脈(3.7%)、腹痛(3.0%)であった(再審査終了時)。
    次の「重大な副作用」及び「その他の副作用」の発現頻度は、承認時、効能追加時、使用成績調査、長期特別調査及び市販後臨床試験の集計に基づく。また、別途市販後に報告された頻度の算出できない副作用を含む。
    1.重大な副作用
    1).うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症(各0.1〜5%未満)、心室頻拍(頻度不明):うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症、心室頻拍が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).出血:
    (1).脳出血等の頭蓋内出血(0.1〜5%未満):脳出血等の頭蓋内出血(初期症状:頭痛、悪心・嘔吐、意識障害、片麻痺等)が現れることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    (2).肺出血(0.1%未満)、消化管出血、鼻出血、眼底出血(各0.1〜5%未満)等:肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血等が現れることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).胃・十二指腸潰瘍(0.1〜5%未満):出血を伴う胃潰瘍・十二指腸潰瘍が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).汎血球減少、無顆粒球症(いずれも頻度不明)、血小板減少(0.1〜5%未満):汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).間質性肺炎(0.1%未満):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多を伴う間質性肺炎が現れることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    6).肝機能障害(0.1〜5%未満)、黄疸(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇等や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).急性腎不全(0.1%未満):急性腎不全が現れることがあるので、腎機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、皮疹、そう痒感、(0.1%未満)蕁麻疹等、(頻度不明)光線過敏症、紅斑[このような場合には投与を中止する]。
    2).循環器:(0.1〜5%未満)動悸、頻脈、ほてり、血圧上昇、血圧低下、心房細動・上室性頻拍・上室性期外収縮・心室性期外収縮等の不整脈等[このような場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    3).精神神経系:(5%以上)頭痛・頭重感、(0.1〜5%未満)眩暈、不眠、しびれ感、(0.1%未満)眠気、振戦、肩こり、失神・一過性意識消失等[このような場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    4).消化器:(0.1〜5%未満)腹痛、悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、胸やけ、腹部膨満感、味覚異常、(0.1%未満)口渇等。
    5).血液:(0.1〜5%未満)貧血、白血球減少、(0.1%未満)好酸球増多等。
    6).出血傾向:(0.1〜5%未満)皮下出血、血尿等。
    7).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)・ALT上昇(GPT上昇)・Al−P上昇・LDH上昇等。
    8).腎臓:(0.1〜5%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇、尿酸値上昇、頻尿、(0.1%未満)排尿障害等。
    9).その他:(0.1〜5%未満)発汗、浮腫、胸痛、血糖上昇、耳鳴、倦怠感、結膜炎、発熱、脱毛、(0.1%未満)疼痛、筋痛、脱力感。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    本剤の投与により脈拍数増加し、狭心症が発現することがあるので、狭心症の症状(胸痛等)に対する問診を注意深く行う[脳梗塞再発抑制効果を検討する試験において、長期にわたりPRP(pressure rate product)を有意に上昇させる作用が認められ、また、本剤投与群に狭心症を発現した症例がみられた]。
    (禁忌)
    1.出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、頭蓋内出血、消化管出血、尿路出血、喀血、硝子体出血等)[出血を助長する恐れがある]。
    2.うっ血性心不全の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    4.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    (慎重投与)
    1.抗凝固剤投与中(ワルファリン等)、血小板凝集を抑制する薬剤投与中(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、クロピドグレル硫酸塩等)、血栓溶解剤投与中(ウロキナーゼ、アルテプラーゼ等)、プロスタグランジンE1製剤及びその誘導体投与中(アルプロスタジル、リマプロスト アルファデクス等)の患者。
    2.月経期間中の患者[出血を助長する恐れがある]。
    3.出血傾向並びに出血傾向素因のある患者[出血した時、それを助長する恐れがある]。
    4.冠動脈狭窄を合併する患者[本剤投与による脈拍数増加により狭心症を誘発する可能性がある]。
    5.糖尿病あるいは耐糖能異常を有する患者[出血性有害事象が発現しやすい]。
    6.重篤な肝障害のある患者[シロスタゾールの血中濃度が上昇する恐れがある]。
    7.腎障害のある患者[腎機能が悪化する恐れがあり、また、シロスタゾールの代謝物の血中濃度が上昇する恐れがある]。
    8.持続して血圧が上昇している高血圧の患者(悪性高血圧等)。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の脳梗塞患者に対する投与は脳梗塞の症状が安定してから開始する。
    2.脳梗塞患者への投与にあたっては、他の血小板凝集を抑制する薬剤等との相互作用に注意するとともに、高血圧が持続する脳梗塞患者への投与は慎重に行い、投与中は十分な血圧のコントロールを行う。
    3.冠動脈狭窄を合併する患者で、本剤を投与中に過度の脈拍数増加が現れた場合には、狭心症を誘発する可能性があるので、このような場合には減量又は中止するなどの適切な処置を行う。
    4.本剤はPDE3阻害作用を有する薬剤である。海外においてPDE3阻害作用を有する薬剤(ミルリノン、ベスナリノン)に関しては、うっ血性心不全(NYHA分類3〜4)患者を対象にしたプラセボ対照長期比較試験において、生存率がプラセボより低かったとの報告がある。また、うっ血性心不全を有しない患者において、本剤を含むPDE3阻害剤を長期投与した場合の予後は明らかではない。
    5.プレタール散20%は口腔粘膜から吸収されることはないため、唾液又は水で飲み込む。
    (相互作用)
    本剤は、主として肝代謝酵素CYP3A4及び一部CYP2D6、CYP2C19で代謝される。
    併用注意:
    1.抗凝固剤(ワルファリン等)、血小板凝集を抑制する薬剤(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、クロピドグレル硫酸塩等)、血栓溶解剤(ウロキナーゼ、アルテプラーゼ等)、プロスタグランジンE1製剤及びその誘導体(アルプロスタジル、リマプロスト アルファデクス等)[出血した時出血を助長する恐れがあるので、併用時には出血等の副作用を予知するため、血液凝固能検査等を十分に行う(本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤と併用すると出血を助長する恐れがある)]。
    2.薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤(マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン等)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル等)、アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ミコナゾール等)、シメチジン、ジルチアゼム塩酸塩等)[本剤の作用が増強する恐れがあるので、併用する場合は減量あるいは低用量から開始するなど注意する(これらの薬剤がCYP3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇することがある)]。
    3.グレープフルーツジュース[本剤の作用が増強する恐れがあるので、グレープフルーツジュースとの同時服用をしないように注意する(グレープフルーツジュースの成分がCYP3A4を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇することがある)]。
    4.薬物代謝酵素<CYP2C19>を阻害する薬剤(オメプラゾール等)[本剤の作用が増強する恐れがあるので、併用する場合は減量あるいは低用量から開始するなど注意する(これらの薬剤がCYP2C19を阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇することがある)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット)で異常胎仔増加並びに出生仔低体重及び死亡仔増加が報告されている]。
    2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
    (適用上の注意)
    服用時:
    1.本剤を水なしで服用する場合には、舌の上で唾液を浸潤させ、唾液とともに飲み込む。
    2.本剤は寝たままの状態で服用しない。
    (その他の注意)
    1.イヌを用いた13週間経口投与毒性試験及び52週間経口投与毒性試験において、高用量で左心室心内膜肥厚及び冠状動脈病変が認められ、無毒性量はそれぞれ30mg/kg/day、12mg/kg/dayであった。ラット及びサルでは心臓の変化は認められなかった。1週間静脈内投与心臓毒性試験では、イヌに左心室心内膜変化、右心房心外膜変化及び冠状動脈変化がみられ、サルでは軽度の左心室心内膜出血性変化が認められた。他のPDE阻害剤や血管拡張剤においても動物に心臓毒性が認められており、特にイヌは発現しやすい動物種であると報告されている。
    2.遺伝的に著しく高い血圧が持続し脳卒中が発症するとされているSHR−SP(脳卒中易発症高血圧自然発症ラット)において、シロスタゾール0.3%混餌投与群は対照群に比較して生存期間短縮が認められた(平均寿命:シロスタゾール群40.2週、対照群43.5週)。
    3.脳梗塞再発抑制効果を検討する試験において、本剤群に糖尿病の発症例及び糖尿病悪化例が多くみられた(本剤群11/520例、プラセボ群1/523例)。
    4.シロスタゾール100mgとHMG−CoA還元酵素阻害薬ロバスタチン(国内未承認)80mgを併用投与したところ、ロバスタチン単独投与に比べてロバスタチンのAUCが64%増加したとの海外報告がある。

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