日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

アドカルAC静注100mg基本情報
基本情報
効能・効果詳しく見る
- 眼底出血
- 子宮出血
- 出血傾向
- 腎出血
- 粘膜出血
- 内膜出血
- 皮膚出血
- 手術中・術後の異常出血
- 紫斑病
注意すべき副作用詳しく見る
アナフィラキシー、ショック
用法・用量(主なもの)詳しく見る
- カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物として、1日25〜100mgを静脈内注射又は点滴注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
重大な副作用
アナフィラキシー、ショック
上記以外の副作用
過敏症、発疹
注意事項
病気や症状に応じた注意事項
- 慎重投与
- 過敏症
患者の属性に応じた注意事項
- 注意
- 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
処方理由
添付文書
効果・効能(添付文書全文)
1.毛細血管抵抗性減弱及び毛細血管透過性亢進によると考えられる出血傾向(例えば紫斑病等)。
2.毛細血管抵抗性減弱による皮膚出血あるいは粘膜出血及び内膜出血、眼底出血、腎出血、子宮出血。
3.毛細血管抵抗性減弱による手術中・術後の異常出血。
用法・用量(添付文書全文)
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物として、1日25〜100mgを静脈内注射又は点滴注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
副作用(添付文書全文)簡潔に見る
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
過敏症:(頻度不明)発疹。
使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る
(慎重投与)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
本剤の代謝物により、尿ウロビリノーゲン試験が陽性になることがある。また、だいだい黄色がかった着色尿が現れることがある。
(取扱い上の注意)
安定性試験:アドカルAC静注100mgは、最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、室温保存において3年間安定であることが推測された。また、最終包装製品を用いた長期保存試験(室温保存、3年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、室温保存における3年間の安定性が確認された。
(ポリエチレン容器の使用方法)
1.ポリエチレン容器の結合部分をねじって切り離す。
2.頭部をねじ切る。
3.注射筒をセットし、直接吸引することもできる。吸引しにくい場合は、容器を押す。