日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

生食溶解液キットH基本情報

後発品(加算対象)

一般名:生理食塩液キット

製薬会社:ニプロ

薬価・規格: 158円(50mL1キット) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

等張電解質輸液詳しく見る

  • 水・電解質(イオン)を主な成分とし、電解質の浸透圧が体液とほぼ同じであるため細胞外へ分布し、細胞外液(組織間液、血漿)の量を増やすことができる輸液剤
等張電解質輸液の代表的な商品名
  • 大塚生食注 テルモ生食 など
  • ラクテック注 ソルラクト輸液 ハルトマン輸液 など
  • ヴィーン輸液 ソルアセト輸液 など
  • ビカネイト輸液 ビカーボン輸液

効能・効果詳しく見る

  • 注射剤の溶解希釈剤

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 注射用医薬品の溶解・希釈に用いる

副作用

副作用

アシドーシス血清電解質異常浮腫うっ血性心不全

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 循環器系機能障害
    • 腎障害
    • 心臓機能障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    注射剤の溶解希釈剤。

    用法・用量(添付文書全文)

    注射用医薬品の溶解・希釈に用いる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
    大量・急速投与:(頻度不明)血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシス。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (慎重投与)
    1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。
    2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。
    (適用上の注意)
    1.栓体部キャップを開栓後は直ちに使用し、使用後の残液は使用しない。
    2.投与経路:静脈内に投与する。
    3.調製時:
    1).本剤を用いて溶解・希釈する注射剤(静脈内投与用)は、溶解・希釈液として50mLの生理食塩液が必要かつ適切であることを確認する。
    2).本剤のカプセル上部のシールを開封後は、直ちに使用する。
    4.投与前:
    1).投与に際しては、感染に対する配慮をする。
    2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。
    5.投与時:溶解・希釈した注射剤の用法・用量及び使用上の注意に留意して投与する。
    (取扱い上の注意)
    1.本剤内容液に異物や混濁等の異常が、また、本剤又は本剤カプセル部のシールに破損や液漏れ等の異常が認められる場合には使用しない。
    2.本剤カプセル部からの薬剤バイアル調製については単回調製を原則とする。複数の薬剤バイアルを連続調製する場合には、溶解操作方法及び取扱い上の注意に十分留意する[汚染の可能性やバイアルのゴム栓の瓶内への脱落等の可能性が高まる恐れがある]。
    3.薬剤バイアルをカプセル部に装着する場合、本剤を斜めに持って傾け、薬剤バイアルのゴム栓の中心に両頭針を直角にあてがった後、バイアル挿入完了位置までまっすぐいっきに刺す[本剤を正立した状態で粉末が充填された薬剤バイアルを装着すると、粉末が両頭針の針穴に詰まるなど溶解操作に支障を来すことがある]。
    4.調製操作する場合には、カプセル部等の硬い部分を持って操作し、プラスチックボトル部を持ったり、押さえたりしない。
    5.本剤に薬剤バイアルを溶解した後、更にアンプル製剤等、他の注射剤を混注する場合には、プラスチックボトル下部の栓体キャップをとり、注射針をゴム栓のINと表示された○印部にまっすぐゆっくり刺す。また、輸液セットの針はゴム栓中央部のOUTと表示された○印部にまっすぐ刺す[斜めに刺すと、プラスチックボトルの首部の内壁を削り、削り片が薬液中に混入したり、プラスチックボトルの首部を貫通し、液漏れを起こすことがある]。
    6.本剤は原則として通気針不要であるが、やむをえず通気針を使用する場合には、通気針をゴム栓のINと表示された○印部にまっすぐゆっくり刺す。
    7.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験[室温(1〜30℃)、3年間]の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、生食溶解液キットHは通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
    (溶解操作方法)
    1.シール開封:プラスチックボトルのカプセル部を持って、カプセル上部のシールをはがす。
    2.薬剤バイアル装着:
    1).本剤のカプセル部を持って斜めに傾ける。
    2).薬剤バイアルを両頭針にあてる。
    3).薬剤バイアル挿入完了位置まで、まっすぐいっきに刺す。
    注意:本剤を正立した状態で粉末が充填された薬剤バイアルを装着すると、粉末が両頭針の針穴に詰まる等、溶解操作に支障を来すことがある。
    <両頭針の刺通位置>
    両頭針を薬剤バイアルのゴム栓ディンプルの中心部に直角にあてがう。
    注意:両頭針をゴム栓面に対して斜めに刺したり、ゴム栓の周辺部に刺すと、両頭針が曲がったり、装着部から液漏れしたり、ゴム栓が瓶内に脱落する恐れがある。
    <バイアル完全挿入後の両頭針の位置>
    薬剤バイアル挿入完了位置まで両頭針を下降させる。
    注意:両頭針を完了位置まで下降させないと薬剤バイアルの固定が不十分となり、液漏れ等を起こすことがある。
    3.溶解:プラスチックボトルを上にして、バイアルに1/2程度の溶解液を注入して軽く振り、バイアル内の薬剤を完全に溶解する。プラスチックボトルの溶解液がバイアルに注入しにくい場合はポンピング(プラスチックボトル中央部を指で「押す・緩める」操作を繰り返す)を行う。
    4.溶解:プラスチックボトルを下にして、バイアル内の薬液をプラスチックボトルに戻す。バイアル内の薬液がプラスチックボトルに戻りにくい場合は、ポンピングを行う。
    5.キャップ開栓:プラスチックボトル下部の栓体部を持ち、キャップを取り外し、ゴム栓を消毒する。
    6.栓体への針の刺通:輸液セットの針を刺す場合はゴム栓中央部のOUTと表示された○印部にまっすぐ刺す。アンプル製剤等を混注する場合は注射針をゴム栓のINと表示された○印部にまっすぐゆっくり刺す。
    注意:斜めに刺すと、プラスチックボトルの首部の内壁を削り、削り取られたプラスチック片が薬液中に混入したり、また、プラスチックボトルを貫通し、液漏れを起こすことがある。
    (分別廃棄方法)
    カプセル部からバイアルを取り外し、分別する。
    1.カプセル部を持ち、バイアルを軽くひねりながらまっすぐ抜く。
    2.バイアル取り外し時の注意:
    1).カプセル部を持って行う。
    2).バイアルをいっきに取り外すと、薬液が飛散する恐れがあるので注意する。

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