日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ハイカリックRF輸液基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:高カロリー輸液用基本液(5−7)

製薬会社:テルモ

薬価・規格: 428円(500mL1袋) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

高カロリー輸液製剤(TPN製剤)詳しく見る

  • 中心静脈(上大静脈や下大静脈)から高濃度の栄養輸液を投与する中心静脈栄養(TPN)に用いる糖質などの栄養素を含む輸液剤
高カロリー輸液製剤(TPN製剤)の代表的な商品名
  • ハイカリック
  • リハビックス
  • トリパレン
  • カロナリー
  • ピーエヌツイン
  • アミノトリパ
  • ネオパレン
  • フルカリック
  • エルネオパ(エルネオパ輸液)
  • ミキシッド

効能・効果詳しく見る

  • 経口栄養補給が不能又は不十分の経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の電解質補給
  • 経口栄養補給が不能又は不十分の経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合のカロリー補給
  • 経腸管栄養補給が不能又は不十分の経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合のカロリー補給
  • 経口栄養補給が不能又は不十分の経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分補給
  • 経腸管栄養補給が不能又は不十分の経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分補給
  • 経腸管栄養補給が不能又は不十分の経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の電解質補給

注意すべき副作用詳しく見る

アシドーシス

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 本剤は、経中心静脈輸液療法の基本液として用いる
  • 本剤1000mLに対して、ナトリウム及びクロルを含有しないか、あるいは含有量の少ない5.9〜12%アミノ酸注射液を200〜600mLの割合で加えてよく混合し、1日1200〜1600mLの維持量を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する
  • 本剤は、高濃度のブドウ糖含有製剤なので、特に投与開始時には耐糖能、肝機能等に注意し、目安として維持量の半量程度から徐々に1日当たりの投与量を漸増し、維持量とする
    • なお、年齢、症状、体重により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 遺伝性果糖不耐症
    • 肝性昏睡
    • 高カルシウム血症
    • 甲状腺機能低下症
    • 高ナトリウム血症
    • 高マグネシウム血症
    • 乳酸血症
    • 高クロル血症

副作用

主な副作用

アシドーシス

上記以外の副作用

肝機能異常肝機能障害口渇水中毒脳浮腫肺水腫末梢浮腫重篤なアシドーシス過度の高血糖

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 遺伝性果糖不耐症
    • 肝性昏睡
    • 高カルシウム血症
    • 甲状腺機能低下症
    • 高ナトリウム血症
    • 高マグネシウム血症
    • 乳酸血症
    • 高クロル血症
  • 慎重投与
    • アミノ酸代謝異常
    • 肝障害
    • 菌血症
    • 高度アシドーシス
    • 重症熱傷
    • 腎障害
    • 心不全
    • 膵硬化症
    • 膵障害
    • 膵腫瘍
    • 膵炎
    • 脱水症
    • 糖尿病

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
強心配糖体製剤 ジギタリス中毒

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    経口栄養補給が不能又は不十分、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分補給、電解質補給、カロリー補給(腎不全等による高カリウム血症、高リン血症の患者又はその恐れのある患者に限る)。
    <効能又は効果に関連する使用上の注意>
    本剤はナトリウム、マグネシウム、カルシウム、クロル及び亜鉛の配合量を必要最小量としているので患者の病態に応じて適宜添加する。

    用法・用量(添付文書全文)

    本剤は、経中心静脈輸液療法の基本液として用いる。本剤1000mLに対して、ナトリウム及びクロルを含有しないか、あるいは含有量の少ない5.9〜12%アミノ酸注射液を200〜600mLの割合で加えてよく混合し、1日1200〜1600mLの維持量を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
    本剤は、高濃度のブドウ糖含有製剤なので、特に投与開始時には耐糖能、肝機能等に注意し、目安として維持量の半量程度から徐々に1日当たりの投与量を漸増し、維持量とする。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
    <用法及び用量に関連する使用上の注意>
    1.重篤なアシドーシスが起こることがあるので、必ず必要量(1日3mg以上を目安)のビタミンB1を併用する。
    2.本剤はナトリウム及びクロルを含有するので、ナトリウム及びクロルを含有しないか、あるいはナトリウム及びクロルの含有量が少ないアミノ酸注射液を加えて使用する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    急性・慢性腎不全患者で経口的栄養補給が不能又は不十分な患者174例を対象とした臨床試験において、3例(1.7%)に高血糖が認められた。
    1.重大な副作用
    1).アシドーシス:重篤なアシドーシスが現れることがある。
    2).高血糖:本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので、ときに過度の高血糖、口渇が現れるので、このような症状が現れた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).大量・急速投与による障害:(頻度不明)脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、アシドーシス、水中毒。
    2).肝機能障害:(頻度不明)肝機能異常。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    ビタミンB1を併用せずに高カロリー輸液療法を施行すると重篤なアシドーシスが発現することがあるので、必ずビタミンB1を併用する。ビタミンB1欠乏症と思われる重篤なアシドーシスが発現した場合には、直ちに100〜400mgのビタミンB1製剤を急速静脈内投与する。また、高カロリー輸液療法を施行中の患者では、基礎疾患及び合併症に起因するアシドーシスが発現することがあるので、症状が現れた場合には高カロリー輸液療法を中断し、アルカリ化剤の投与等の処置を行う。
    (禁忌)
    1.乳酸血症の患者[乳酸血症が悪化する恐れがある]。
    2.高ナトリウム血症の患者[高ナトリウム血症が悪化する恐れがある]。
    3.高クロル血症の患者[高クロル血症が悪化する恐れがある]。
    4.高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高マグネシウム血症が悪化又は誘発される恐れがある]。
    5.高カルシウム血症の患者[高カルシウム血症が悪化する恐れがある]。
    6.肝性昏睡又は肝性昏睡の恐れのある患者[混注するアミノ酸注射液により、肝性昏睡が悪化又は誘発される恐れがある]。
    7.遺伝性果糖不耐症の患者(ソルビトールを含有するアミノ酸注射液を混合した場合)[ソルビトールを配合するアミノ酸注射液を混合した場合、果糖尿、果糖血症が誘発される恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.高度アシドーシスの患者[アシドーシスが悪化する恐れがある]。
    2.肝障害、腎障害のある患者(キシリトールを含有するアミノ酸注射液を混合した場合)[キシリトールを配合するアミノ酸注射液を混合した場合、肝障害、腎障害が悪化する恐れがある]。
    3.アミノ酸代謝異常のある患者[アミノ酸インバランスが助長される恐れがある]。
    4.糖尿病の患者[高血糖が悪化又は誘発される恐れがある]。
    5.膵炎、膵硬化症、膵腫瘍等の膵障害のある患者[高血糖が悪化又は誘発される恐れがある]。
    6.菌血症の患者[カテーテルが二次感染巣となることがあり、敗血症更には敗血症性ショックを起こす恐れがある]。
    7.脱水症の患者[脱水症が悪化する恐れがある]。
    8.重症熱傷のある患者[高血糖が誘発され、脱水症状が悪化する恐れがある]。
    9.心不全のある患者[心不全が悪化する恐れがある]。
    10.高齢者の患者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので、耐糖能、必要熱量、至適水分量等患者の病態を確認してから使用する。
    2.本剤はカリウム、リンを含有しないため、低カリウム血症、低リン血症を起こす恐れがあるので、投与中は観察を十分に行い、カリウム、リンを適宜添加するなど適切な処置を行う。
    3.急激な投与中止により、低血糖を起こす恐れがあるので、投与中止する場合には、投与速度を徐々に下げる。
    (相互作用)
    併用注意:強心配糖体[ジギタリス中毒を起こす恐れがある(輸液成分中のカルシウムによる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与する(妊娠中の投与に関する安全性は確立していない)。
    2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる(授乳中の投与に関する安全性は確立していない)。
    (小児等への投与)
    小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (適用上の注意)
    1.調製時:
    1).本剤にアミノ酸注射液を混合した後は、速やかに使用する。
    2).カルシウムを含有するため、クエン酸加血液を混合すると凝血を起こす恐れがあるので注意する。
    3).炭酸イオンと沈殿を生じるので、炭酸イオンを含む製剤と混合しない。
    4).脂肪乳剤と混合しない。
    5).抗生物質やその他の治療薬<5.9〜12%アミノ酸注射液を除く>は原則として混合しない。
    2.投与経路:末梢静脈内に点滴注入しない。
    (取扱い上の注意)
    1.使用前の注意
    1).内容液が漏れている場合や、内容液に混濁・浮遊物等の異常が認められるときは使用しない。
    2).排出口をシールしているフィルムがはがれているときは使用しない。
    2.調製時の注意
    1).使用時には排出口をシールしているフィルムをはがす。
    2).注射針は、無菌的操作により、ゴム栓の刻印部にまっすぐ刺通する(斜めに刺すと、ゴム栓や排出口内壁の削り片が薬液中に混入したり、容器を刺通し液漏れの原因となったりすることがある)。
    3).薬剤を配合するときには、よく転倒混和し、配合変化に注意する。
    3.投与時の注意
    1).本品に通気針(エア針)は不要である。
    2).輸液セット等のびん針を接続する際は、ゴム栓の刻印部にまっすぐ刺通する。
    3).連結管を用いた2バッグ以上の連続投与は原則として行わない。
    4).個包装を開封したまま保管すると、内容液が変質する可能性があるので、速やかに使用する。
    4.ソフトバッグの取扱い上の注意
    1).本品は軟らかいプラスチックのバッグなので、鋭利なもの等で傷つけない(液漏れの原因となる)。
    2).容器の目盛りは目安として使用する。

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