日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

基本情報

薬効分類

カリウム製剤詳しく見る

  • 体内にカリウムを補充しカリウムが不足することでおこる脱力感や吐き気などの症状を改善する薬
カリウム製剤の代表的な商品名
  • スローケー
  • アスパラカリウム
  • グルコンサンK
  • アスパラ配合錠 アスパラ注射液

効能・効果詳しく見る

  • インスリン連用時のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • カリウム摂取不足のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 強心配糖体連用時のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 下痢のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 抗生物質連用時のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 降圧利尿剤連用時のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 重症嘔吐のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 手術後のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 低カリウム血症型周期性四肢麻痺のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 副腎皮質ホルモン連用時のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 心疾患時の低カリウム状態のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>
  • 肝疾患時の低カリウム状態のカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1回10〜20mL(カリウムとして2.92〜5.84mEq)を日本薬局方注射用水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又は他の適当な希釈剤で希釈する
  • その液の濃度はカリウムとして40mEq/L以下として、1分間8mLを超えない速度で点滴静脈内注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 高カリウム血性周期性四肢麻痺
    • 高カリウム血症
    • 高マグネシウム血症
    • 重篤な腎機能障害
    • 副腎機能障害
    • 前日の尿量が500mL以下
    • 投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下
    • エプレレノン投与中

副作用

副作用

悪心嘔吐悪寒血管痛下痢高カリウム血症心臓伝導障害戦慄脱力感熱感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 高カリウム血性周期性四肢麻痺
    • 高カリウム血症
    • 高マグネシウム血症
    • 重篤な腎機能障害
    • 副腎機能障害
    • 前日の尿量が500mL以下
    • 投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下
    • エプレレノン投与中
  • 慎重投与
    • 急性脱水症
    • 広範囲外傷
    • 高カリウム血症が現れやすい疾患
    • 広範囲熱傷
    • 広範囲組織損傷
    • 高マグネシウム血症
    • 腎機能障害
    • 腎機能低下
    • 低レニン性低アルドステロン症
  • 注意
    • 低クロル血症性アルカローシス
  • 投与に際する指示
    • 低クロル血症性アルカローシス

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳児(0日〜364日)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
活性型ビタミンD製剤 高マグネシウム血症
アルファカルシドール 高マグネシウム血症
カルシトリオール 高マグネシウム血症
マレイン酸エナラプリル 高カリウム血症
バルサルタン 高カリウム血症
カプトプリル 高カリウム血症
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 高カリウム血症
塩酸イミダプリル 高カリウム血症
ロサルタンカリウム 高カリウム血症
カンデサルタンシレキセチル 高カリウム血症
ACE阻害剤 高カリウム血症
ジゴキシン 高カリウム血症
β−遮断剤 高カリウム血症
非ステロイド系抗炎症剤 高カリウム血症
シクロスポリン 高カリウム血症
ヘパリン製剤 高カリウム血症
インドメタシン製剤 高カリウム血症
スピロノラクトン 高カリウム血症
トリアムテレン 高カリウム血症
カリウム保持性利尿剤 高カリウム血症
エプレレノン 血清カリウム値が上昇

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    次記疾患又は状態におけるカリウム補給<マグネシウム欠乏を合併している疑いのある場合>:降圧利尿剤連用時、副腎皮質ホルモン連用時、強心配糖体連用時、インスリン連用時、ある種の抗生物質連用時など、低カリウム血症型周期性四肢麻痺、心疾患時の低カリウム状態、肝疾患時の低カリウム状態、重症嘔吐、下痢、カリウム摂取不足及び手術後。

    用法・用量(添付文書全文)

    1回10〜20mL(カリウムとして2.92〜5.84mEq)を日本薬局方注射用水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又は他の適当な希釈剤で希釈する。その液の濃度はカリウムとして40mEq/L以下として、1分間8mLを超えない速度で点滴静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    カリウム剤を急速静注すると、不整脈、場合によっては心停止を起こすので、点滴静脈内注射のみに使用する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用
    一時に大量を投与すると心臓伝導障害が現れることがある。高カリウム血症の治療にはカルシウム剤、重炭酸ナトリウム、高張食塩液、ブドウ糖・インスリン、陽イオン交換樹脂、透析が緊急度に応じて選択される。
    2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).消化器:(頻度不明)悪心、嘔吐、下痢。
    2).投与部位:(頻度不明)血管痛。
    3).その他:(頻度不明)悪寒、戦慄、熱感、脱力感。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者[カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    2.副腎機能障害(アジソン病)のある患者[アジソン病ではアルドステロン分泌低下により、カリウム排泄障害を来しているので、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    3.高カリウム血症又は高マグネシウム血症の患者。
    4.高カリウム血性周期性四肢麻痺の患者[発作を誘発する恐れがある]。
    5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    6.エプレレノン投与中の患者。
    (慎重投与)
    1.腎機能低下あるいは腎機能障害のある患者[カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    2.急性脱水症、広範囲組織損傷(広範囲熱傷、広範囲外傷等)のある患者[細胞外へカリウムが移行する状態であり、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    3.高カリウム血症が現れやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者。
    4.高マグネシウム血症が現れやすい疾患を有する患者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与に際しては、患者の血清電解質及び心電図の変化に注意する。特に、長期投与する場合には、血中カリウム値又は尿中カリウム値及び血中マグネシウム値又は尿中マグネシウム値、腎機能、心電図等を定期的に検査することが望ましい。また、高カリウム血症又は高マグネシウム血症が現れた場合には、投与を中止する。
    2.低クロル血症性アルカローシスを伴う低カリウム血症の場合は、本剤とともにクロルを補給することが望ましい。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:エプレレノン<セララ>[血清カリウム値が上昇する恐れがある(併用によりカリウム貯留作用が増強する恐れがある)]。
    2.併用注意:
    1).カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレン等)[高カリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清カリウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う(カリウム保持性利尿剤はナトリウム、水の排泄を促進し、カリウムの排泄を抑制する<腎機能障害のある患者>)]。
    2).アンジオテンシン変換酵素阻害剤(イミダプリル塩酸塩、カプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩等)、アンジオテンシン2受容体拮抗剤(ロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキセチル、バルサルタン等)[高カリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清カリウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う(アンジオテンシン変換酵素阻害剤、アンジオテンシン2受容体拮抗剤は、アルドステロンの分泌を低下させ、カリウムの排泄を減少させるため、併用により高カリウム血症が現れやすくなると考えられる<腎機能障害のある患者>)]。
    3).非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)、β遮断剤、シクロスポリン、ヘパリン、ジゴキシン[高カリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清カリウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う(非ステロイド性消炎鎮痛剤、β遮断剤、シクロスポリン、ヘパリン、ジゴキシンは、血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症が現れやすくなると考えられる<腎機能障害のある患者>)]。
    4).活性型ビタミンD製剤(カルシトリオール、アルファカルシドール等)[高マグネシウム血症が現れることがあるので、定期的に血清マグネシウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う(活性型ビタミンDは腎尿細管からのマグネシウム再吸収や消化管からのマグネシウム吸収を促進する)]。
    (高齢者への投与)
    カリウムは腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多く高い血中濃度が持続する恐れがあるので、減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児には投与しないことが望ましい[動物実験(3週齢以下の幼若マウス及びラット:アスパラギン酸として250mg/kg以上を投与)で、視床下部弓状核に病理組織学的変化を認めたという報告がある]。
    (過量投与)
    急速又は過量投与により、高カリウム血症が現れることがある。
    過量投与時、一般に高カリウム血症は初期には無症状のことが多いので、血清カリウム値及び特有な心電図変化(T波の尖鋭化、QRS幅の延長、ST部の短縮、P波の平坦化ないしはP波の消失)に十分注意し、高カリウム血症が認められた場合には血清カリウム値、臨床症状に応じて次記のうち適切と思われる処置を行う。なお、過量投与時、筋肉症状及び中枢神経系症状として、錯感覚、痙攣、反射消失が現れ、また、横紋筋弛緩性麻痺は、呼吸麻痺に至る恐れがある。
    1.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、カリウムを含む食物や薬剤の制限又は排除、カリウム保持性利尿剤の投与が行われている場合にはその投与中止。
    2.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、インスリンをブドウ糖3〜4gに対し1単位(もし糖尿病があれば2gに対し1単位)加えた20〜50%高張ブドウ糖液200〜300mLを30分くらいで静脈内投与。
    3.過量投与時高カリウム血症が認められ、アシドーシスのある場合には、乳酸ナトリウムあるいは炭酸水素ナトリウムを5%ブドウ糖液200mL程度に溶解し静脈内投与。
    4.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、グルコン酸カルシウムの静脈内投与。
    5.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、陽イオン交換樹脂(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム等)の経口投与又は注腸。
    6.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、血液透析又は腹膜透析。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:点滴静脈内注射にのみ使用する。
    2.調製時:カリウムとして40mEq/L以下に希釈し、よく振盪混和した後、投与する。
    3.投与時:大量投与時、又は総合アミノ酸製剤を併用する場合には電解質バランスに注意する。
    4.開封方法:
    1).本体容器を捻るようにして他の容器と切り離す。
    2).頭部を捻るようにして開封する(開封時に頭部(空間部)に溜まった内容液の一部が容器外部に漏れることがあるので、頭部に溜まった液を本体側に移した後、ゆっくり開封する)。

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