日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

アスパラギン酸カリウム注10mEqキット「テルモ」基本情報

後発品(加算対象)

一般名:L−アスパラギン酸カリウムキット

製薬会社:テルモ

薬価・規格: 183円(17.12%10mL1キット) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • インスリン連用時のカリウム補給
  • カリウム摂取不足のカリウム補給
  • 強心配糖体連用時のカリウム補給
  • 下痢のカリウム補給
  • 降圧利尿剤連用時のカリウム補給
  • 手術後のカリウム補給
  • 抗生物質連用時のカリウム補給
  • 重症嘔吐のカリウム補給
  • 低カリウム血症型周期性四肢麻痺のカリウム補給
  • 副腎皮質ホルモン連用時のカリウム補給
  • 心疾患時の低カリウム状態のカリウム補給

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • L−アスパラギン酸カリウムとして、1回1.71〜5.14g(カリウムとして10〜30mEq)を日本薬局方注射用水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又は他の適当な希釈剤で希釈する
  • その液の濃度は0.68w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で点滴静脈内注射する
  • 1日の投与量は17.1g(カリウムとして100mEq)を超えない量とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 高カリウム血性周期性四肢麻痺
    • 高カリウム血症
    • 重篤な腎機能障害
    • 副腎機能障害
    • 前日の尿量が500mL以下
    • 投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下
    • エプレレノン投与中

副作用

副作用

悪寒血管痛高カリウム血症心臓伝導障害

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • アジソン病
    • 過敏症
    • 高カリウム血性周期性四肢麻痺
    • 高カリウム血症
    • 重篤な腎機能障害
    • 副腎機能障害
    • 前日の尿量が500mL以下
    • 投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下
    • エプレレノン投与中
  • 慎重投与
    • 急性脱水症
    • 広範囲外傷
    • 高カリウム血症が現れやすい疾患
    • 広範囲熱傷
    • 広範囲組織損傷
    • 腎機能障害
    • 腎機能低下
    • 低レニン性低アルドステロン症
  • 注意
    • 低クロル血症性アルカローシス
  • 投与に際する指示
    • 低クロル血症性アルカローシス

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳児(0日〜364日)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ロサルタンカリウム 高カリウム血症
バルサルタン 高カリウム血症
マレイン酸エナラプリル 高カリウム血症
カプトプリル 高カリウム血症
ACE阻害剤 高カリウム血症
塩酸イミダプリル 高カリウム血症
カンデサルタンシレキセチル 高カリウム血症
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 高カリウム血症
ヘパリン製剤 高カリウム血症
シクロスポリン 高カリウム血症
β−遮断剤 高カリウム血症
インドメタシン製剤 高カリウム血症
ジゴキシン 高カリウム血症
非ステロイド系抗炎症剤 高カリウム血症
カリウム保持性利尿剤 高カリウム血症
トリアムテレン 高カリウム血症
スピロノラクトン 高カリウム血症
エプレレノン 血清カリウム値が上昇

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    次記疾患又は状態におけるカリウム補給:降圧利尿剤連用時、副腎皮質ホルモン連用時、強心配糖体連用時、インスリン連用時、ある種の抗生物質連用時など、低カリウム血症型周期性四肢麻痺、心疾患時の低カリウム状態におけるカリウム補給、重症嘔吐、下痢、カリウム摂取不足及び手術後におけるカリウム補給。

    用法・用量(添付文書全文)

    L−アスパラギン酸カリウムとして、1回1.71〜5.14g(カリウムとして10〜30mEq)を日本薬局方注射用水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液又は他の適当な希釈剤で希釈する。その液の濃度は0.68w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で点滴静脈内注射する。1日の投与量は17.1g(カリウムとして100mEq)を超えない量とする。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    <用法及び用量に関連する使用上の注意>
    カリウム剤を急速静注すると、不整脈、場合によっては心停止を起こすので、点滴静脈内注射のみに使用する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    一時に大量を投与すると心臓伝導障害が現れることがある。高カリウム血症の治療にはカルシウム剤、重炭酸ナトリウム、高張食塩液、ブドウ糖・インスリン、陽イオン交換樹脂、透析が緊急度に応じて選択される。
    2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).投与部位:(頻度不明)血管痛。
    2).その他:(頻度不明)悪寒。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者[カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    2.副腎機能障害(アジソン病)のある患者[アジソン病ではアルドステロン分泌低下により、カリウム排泄障害を来しているので、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    3.高カリウム血症の患者。
    4.高カリウム血性周期性四肢麻痺の患者[発作を誘発する恐れがある]。
    5.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    6.エプレレノン投与中の患者。
    (慎重投与)
    1.腎機能低下あるいは腎機能障害のある患者[カリウムの排泄低下により、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    2.急性脱水症、広範囲組織損傷(広範囲熱傷、広範囲外傷等)のある患者[細胞外へカリウムが移行する状態であり、高カリウム血症を呈する恐れがある]。
    3.高カリウム血症が現れやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与に際しては、患者の血清電解質及び心電図の変化に注意する。特に、長期投与する場合には、血中カリウム値又は尿中カリウム値、腎機能、心電図等を定期的に検査することが望ましい。また、高カリウム血症が現れた場合には、投与を中止する。
    2.低クロル血症性アルカローシスを伴う低カリウム血症の場合は、本剤とともにクロルを補給することが望ましい。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:エプレレノン<セララ>[血清カリウム値が上昇する恐れがある(併用によりカリウム貯留作用が増強する恐れがある)]。
    2.併用注意:
    1).カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレン等)[高カリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清カリウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う(カリウム保持性利尿剤はナトリウム、水の排泄を促進し、カリウムの排泄を抑制する<腎機能障害のある患者>)]。
    2).アンジオテンシン変換酵素阻害剤(イミダプリル塩酸塩、カプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩等)、アンジオテンシン2受容体拮抗剤(ロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキセチル、バルサルタン等)[高カリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清カリウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う(アンジオテンシン変換酵素阻害剤、アンジオテンシン2受容体拮抗剤は、アルドステロンの分泌を低下させ、カリウムの排泄を減少させるため、併用により高カリウム血症が現れやすくなると考えられる<腎機能障害のある患者>)]。
    3).非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)、β遮断剤、シクロスポリン、ヘパリン、ジゴキシン[高カリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清カリウム値を観察し、異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う(非ステロイド性消炎鎮痛剤、β遮断剤、シクロスポリン、ヘパリン、ジゴキシンは、血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症が現れやすくなると考えられる<腎機能障害のある患者>)]。
    (高齢者への投与)
    カリウムは腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多く高い血中濃度が持続する恐れがあるので、減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児には投与しないことが望ましい[動物実験(3週齢以下の幼若マウス及びラット:アスパラギン酸として250mg/kg以上を投与)で、視床下部弓状核に病理組織学的変化を認めたという報告がある]。
    (過量投与)
    急速又は過量投与により、高カリウム血症が現れることがある。
    過量投与時、一般に高カリウム血症は初期には無症状のことが多いので、血清カリウム値及び特有な心電図変化(T波の尖鋭化、QRS幅の延長、ST部の短縮、P波の平坦化ないしはP波の消失)に十分注意し、高カリウム血症が認められた場合には血清カリウム値、臨床症状に応じて次記のうち適切と思われる処置を行う。なお、過量投与時、筋肉症状及び中枢神経系症状として、錯感覚、痙攣、反射消失が現れ、また、横紋筋弛緩性麻痺は、呼吸麻痺に至る恐れがある。
    1.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、カリウムを含む食物や薬剤の制限又は排除、カリウム保持性利尿剤の投与が行われている場合にはその投与中止。
    2.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、インスリンをブドウ糖3〜4gに対し1単位(もし糖尿病があれば2gに対し1単位)加えた20〜50%高張ブドウ糖液200〜300mLを30分くらいで静脈内投与。
    3.過量投与時高カリウム血症が認められ、アシドーシスのある場合には、乳酸ナトリウムあるいは炭酸水素ナトリウムを5%ブドウ糖液200mL程度に溶解し静脈内投与。
    4.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、グルコン酸カルシウムの静脈内投与。
    5.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、陽イオン交換樹脂(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム等)の経口投与又は注腸。
    6.過量投与時高カリウム血症が認められた場合は、血液透析又は腹膜透析。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:点滴静脈内注射にのみ使用する。
    2.投与前:着色剤として含有するリボフラビンリン酸エステルナトリウムは光に対して不安定で、分解すると退色あるいは沈殿を起こすので、外観に変化が見られた場合は使用しない。
    3.適用:本剤は、透析回路等の体外循環回路の高圧条件下で使用しない。[高圧条件下では押子を斜めに押す恐れがある。押子を斜めに押すとガスケットが変形し薬液及び血液がガスケットの部分から漏出する恐れがある]。
    4.調製方法:添加したリボフラビンリン酸エステルナトリウムの着色を目安として均一に希釈して使用する。
    5.調製時:カリウムとして40mEq/L以下に希釈し、よく振盪混和した後、投与する。ブリスター包装開封後は速やかに使用する。
    6.投与時:大量投与時、又は総合アミノ酸製剤を併用する場合には電解質バランスに注意する。
    (取扱い上の注意)
    1.必ず、専用針を用いて輸液剤に混ぜて使用する。
    2.本剤は輸液セットの三方活栓や側管(ト字管等)から直接静注しない。
    3.本剤はシリンジポンプでは使用しない。
    4.ブリスター包装は使用時まで開封しない。
    5.ブリスター包装は開封口から静かに開ける。
    6.ブリスター包装から取り出す際、押子を持って無理に引き出さない(ガスケットが変形し、薬液が漏出する恐れがある)。
    7.シリンジ及び専用針が破損する恐れがあるため、強い衝撃を避ける。
    8.シリンジ及び専用針に破損等の異常が認められるときは使用しない。
    9.内容液が漏れている場合や、内容液に混濁や浮遊物等の異常が認められるときは使用しない。
    10.開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液は容器とともに速やかに廃棄する。
    11.注入前後ともに押子を引かない。
    12.シリンジ及び専用針の再滅菌・再使用はしない。
    13.専用針は針刺しに留意し、廃棄する。
    14.安定性試験:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
    (操作方法)
    本品は、プレフィルドミックスシリンジ(医療機器届出番号:13B1X00101000008)に薬液を充填したものである。
    *PFMS:プレフィルドミックスシリンジの略。
    1.シリンジ本体、及びPFMS専用針のキャップを外す。
    2.シリンジ本体に、PFMS専用針を装着後、カバーを外す。
    3.輸液剤の混注口にまっすぐ穿刺する。
    注意:PFMS専用針を穿刺する際、針の途中で止めず根元まで穿刺し、注入孔を混注口内に確実に入れてから、薬液を注入する。途中で止めると薬液が輸液剤内に注入されず外部へ漏れる。
    4.薬液を注入する。
    5.薬液注入後、シリンジ本体と共にPFMS専用針を抜く。
    (保管上の注意)
    遮光。

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