日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ケイツーN静注10mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:メナテトレノン注射液

製薬会社:エーザイ

薬価・規格: 8E+1円(10mg1管) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

ビタミンK製剤詳しく見る

  • 体内にビタミンKを補うことで、ビタミンKの以下の働きにより骨粗しょう症の治療や出血傾向などの改善へ使用する薬
ビタミンK製剤の代表的な商品名
  • グラケー
  • ケイツー
  • ケーワン

効能・効果詳しく見る

  • ビタミンK欠乏のクマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症
  • ビタミンK欠乏の胆汁分泌不全による低プロトロンビン血症
  • ビタミンK欠乏の胆道閉塞による低プロトロンビン血症
  • ビタミンK欠乏の新生児低プロトロンビン血症
  • ビタミンK欠乏のクマリン系抗凝血薬投与中に起こる低プロトロンビン血症
  • ビタミンK欠乏の分娩時出血

注意すべき副作用詳しく見る

発疹過敏症

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.胆道閉塞・胆汁分泌不全による低プロトロンビン血症、分娩時出血、クマリン系抗凝血薬投与中に起こる低プロトロンビン血症:1日1回メナテトレノンとして10〜20mgを静注する
  • 2.新生児低プロトロンビン血症:生後直ちに1回メナテトレノンとして1〜2mgを静注し、また症状に応じて2〜3回反復静注する
  • 3.クマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症:メナテトレノンとして1回20mgを静注し、症状、血液凝固能検査結果に応じて1日量40mgまで増量する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 肝硬変
    • 肝細胞障害

副作用

重大な副作用

過敏症発疹

上記以外の副作用

ショック

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 肝硬変
    • 肝細胞障害
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 気管支喘息
    • 蕁麻疹
    • 発疹
    • 薬物過敏症
  • 注意
    • 肝硬変
    • 重篤な出血
    • 肝細胞障害
  • 投与に際する指示
    • 重篤な出血

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
クマリン系抗凝血剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    ビタミンK欠乏による次の疾患及び症状:胆道閉塞による低プロトロンビン血症・胆汁分泌不全による低プロトロンビン血症、新生児低プロトロンビン血症、分娩時出血、クマリン系抗凝血薬投与中に起こる低プロトロンビン血症、クマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    ビタミンK拮抗作用を有し、低プロトロンビン血症を生じる殺鼠剤として、ワルファリン、フマリン、クマテトラリル、ブロマジオロン、ダイファシノン、クロロファシノン等がある。投与にあたっては抗凝血作用を有する殺鼠剤の中毒であることを血液凝固能検査にて確認する。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.胆道閉塞・胆汁分泌不全による低プロトロンビン血症、分娩時出血、クマリン系抗凝血薬投与中に起こる低プロトロンビン血症:1日1回メナテトレノンとして10〜20mgを静注する。
    2.新生児低プロトロンビン血症:生後直ちに1回メナテトレノンとして1〜2mgを静注し、また症状に応じて2〜3回反復静注する。
    3.クマリン系殺鼠剤中毒時に起こる低プロトロンビン血症:メナテトレノンとして1回20mgを静注し、症状、血液凝固能検査結果に応じて1日量40mgまで増量する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    総症例424例中、3例(0.71%)の副作用が報告されている(新生児低プロトロンビン血症に対する特別調査終了時)。
    1.過敏症:発疹(0.1〜5%未満)が現れた場合には投与を中止する。
    2.その他:従来のメナテトレノン注射剤でショックを起こしたとの報告があるので、投与に際しては観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を持つ患者。
    2.薬物過敏症の既往歴のある患者。
    (重要な基本的注意)
    1.ビタミンK依存性凝固因子の異常がある場合以外は投与しない。
    2.経口ビタミンK製剤の効果が期待できない場合にだけ投与を考慮する。
    3.本剤の適用対象となる新生児低プロトロンビン血症は、例えばトロンボテスト値20%以下又はヘパプラスチンテスト値30%以下の症例をいう。
    4.本剤は、ビタミンK欠乏の関与する出血傾向に対し、ビタミンKを補給することにより効果を発揮するものであるので、次の点に注意する。
    1).ビタミンK欠乏の患者以外の止血には無効なので、投与しない。
    2).原則として、プロトロンビン時間、トロンボテスト、ヘパプラスチンテストの検査の実施、更にPIVKA(protein induced by vitamin K absence or antagonist)の証明を行い、ビタミンK依存性凝固因子の異常を確認する(継続的に投与する場合には、定期的にこれらの検査を実施する)。
    3).肝硬変等の肝細胞障害を伴う凝固障害には、ビタミンKを補給しても止血には無効なので、投与しない。
    4).投与後約3時間を経て効果を発現するので、速効性が期待できないことに留意する。
    5.重篤な出血が見られる場合には、本剤の投与と共に新鮮凍結血漿の輸注等の適切な処置を行う。
    6.投与に際してはアレルギー既往歴、薬物過敏症等について十分な問診を行う。
    7.投与に際しては少量注入後患者の症状をよく観察し、異常が認められた場合には速やかに投与を中止する。
    8.クマリン系殺鼠剤の中には長時間作用型のものもあるので、一時的に凝固能が戻った場合でも引き続き凝固能検査を実施し、完全に回復するまで投与を継続する。
    (相互作用)
    併用注意:クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム)[併用に注意する(ワルファリンの作用を減弱する)]。
    (適用上の注意)
    1.投与速度:急速に投与するとショック症状が現れることがあるので、点滴静注が望ましいが、静注する場合は、緩徐に注射する。
    2.投与時:点滴静注する場合は、本剤の光分解を防ぐため、遮光カバーを用いるなど十分に注意する。
    3.調製時:
    1).点滴静注を行う場合には、日本薬局方生理食塩液又は5%ブドウ糖液で希釈し、単独の点滴ラインで持続投与する。
    2).本剤は可溶化剤として精製ダイズレシチンを使用しており、他の薬剤<日本薬局方生理食塩液・5%ブドウ糖液を除く>との配合により可溶化力が低下し配合変化を起こすことがあり、ファイナルフィルターを使用し点滴静注すると、通常より早くフィルターの目詰まりを起こす可能性がある。
    3).本剤は、血漿増量剤(デキストラン製剤等)、ヘパリン製剤と配合変化を起こすため、配合は避ける。
    4).アンプルカット時:本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
    5).その他:ポリ塩化ビニル製の輸液セット等を使用した場合、可塑剤であるDEHP[di−(2−ethylhexyl)phthalate:フタル酸ジ−(2−エチルヘキシル)]が製剤中に溶出する恐れがあるので、DEHPを含まない輸液セット等を使用することが望ましい。
    (取扱い上の注意)
    本剤は、保管中の品質の安定性確保のためLPEパックを使用しているので、使用直前にLPEパックから取り出す。
    (保管上の注意)
    LPEパック(Light Protect Easy open pack)の状態で保存する(アンプルのままでは、光で分解し、含量が低下する)。

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