基本情報

薬効分類

免疫抑制薬(アトピー性皮膚炎用外用薬)詳しく見る

  • 免疫抑制作用により、アレルギー反応を抑え皮膚の痒みや赤みなどを改善する薬
免疫抑制薬(アトピー性皮膚炎用外用薬)の代表的な商品名
  • プロトピック

効能・効果詳しく見る

  • アトピー性皮膚炎

注意すべき副作用詳しく見る

皮膚刺激感ざ瘡伝染性膿痂疹毛嚢炎皮膚がしみる皮膚ほてり感皮膚ヒリヒリ感皮膚灼熱感皮膚熱感皮膚疼痛丘疹単純疱疹接触性皮膚炎皮膚感染症紅斑

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 小児には1日1〜2回、適量を患部に塗布する
    • なお、1回あたりの塗布量は5gまでとするが、年齢により適宜減量する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 高度腎障害
    • 紫外線療法実施中
    • 高度高カリウム血症
    • Netherton症候群
    • 魚鱗癬様紅皮症
    • PUVA療法実施中
    • 皮膚感染症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・乳児
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 新生児(0日〜27日)
    • 2歳未満の幼児(0歳〜1歳)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 乳児(0日〜364日)

副作用

主な副作用

皮膚刺激感ざ瘡伝染性膿痂疹毛嚢炎皮膚がしみる皮膚ほてり感皮膚ヒリヒリ感皮膚灼熱感皮膚熱感皮膚疼痛

重大な副作用

皮膚感染症丘疹紅斑接触性皮膚炎単純疱疹皮膚そう痒感皮膚乾燥皮膚細菌性感染症皮膚真菌性感染症皮膚ウイルス性感染症ざ瘡様皮疹カポジ水痘様発疹症皮膚以外の感染症皮膚白癬

上記以外の副作用

酒さ様皮膚炎上気道炎頭重感頭痛リンパ節炎高度の皮膚刺激感が持続適用部位浮腫

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 高度腎障害
    • 紫外線療法実施中
    • 高度高カリウム血症
    • Netherton症候群
    • 魚鱗癬様紅皮症
    • PUVA療法実施中
  • 原則禁止
    • 皮膚感染症
  • 慎重投与
    • 高カリウム血症
    • 高度肝障害
    • 腎障害
    • 全身に皮疹を認める紅皮症
  • 注意
    • 皮膚感染症
    • 重度皮疹
    • 塗布面積が広範囲
  • 投与に際する指示
    • 皮膚感染症

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 禁止
    • 新生児(0日〜27日)
    • 2歳未満の幼児(0歳〜1歳)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 乳児(0日〜364日)

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    アトピー性皮膚炎。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    ステロイド外用剤等の既存療法では効果が不十分又は副作用によりこれらの投与ができないなど、本剤による治療がより適切と考えられる場合に使用する。

    用法・用量(添付文書全文)

    小児には1日1〜2回、適量を患部に塗布する。なお、1回あたりの塗布量は5gまでとするが、年齢により適宜減量する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.1回あたりの最大塗布量については、次を目安にする(参考:臨床試験時の用量)。
    <年齢(体重)区分>2歳〜5歳(20kg未満):<1回塗布量の上限>1g。
    <年齢(体重)区分>6歳〜12歳(20kg以上50kg未満):<1回塗布量の上限>2g〜4g。
    <年齢(体重)区分>13歳以上(50kg以上):<1回塗布量の上限>5g。
    2.皮疹の増悪期には角質層のバリア機能が低下し、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤の使用にもかかわらず2週間以内に皮疹の改善が認められない場合には使用を中止する(また、皮疹の悪化をみる場合にも使用を中止する)。
    3.症状改善により本剤塗布の必要がなくなった場合は、速やかに塗布を中止し、漫然と長期にわたって使用しない。
    4.密封法及び重層法での臨床使用経験はないので、密封法及び重層法は行わない。
    5.1日2回塗布する場合はおよそ12時間間隔で塗布する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの臨床試験では、小児356例中220例(61.8%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。主な副作用は疼痛130例(36.5%)、熱感58例(16.3%)、毛嚢炎30例(8.4%)、そう痒感28例(7.9%)、伝染性膿痂疹18例(5.1%)であった(承認時:2003年7月)。
    1.適用部位の皮膚刺激感:(5%以上)皮膚熱感(皮膚灼熱感、皮膚ほてり感等)(17.8%)、皮膚疼痛(皮膚ヒリヒリ感、皮膚がしみる等)(16.8%)、(0.1〜5%未満)皮膚そう痒感[刺激感は入浴時に増強することがあり、通常、塗布後一過性に発現し、皮疹の改善とともに発現しなくなるが、ときに使用期間中持続することがある。
    高度の皮膚刺激感が持続する場合は、休薬もしくは中止する]。
    2.皮膚感染症:(0.1〜5%未満)皮膚細菌性感染症(毛嚢炎、伝染性膿痂疹等)、皮膚ウイルス性感染症(単純疱疹、カポジ水痘様発疹症等)、皮膚真菌性感染症(皮膚白癬等)[このような症状が現れた場合には、適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、本剤の使用を中止する]。
    3.その他の皮膚症状:(0.1〜5%未満)ざ瘡、ざ瘡様皮疹、丘疹、皮膚乾燥、接触性皮膚炎、紅斑、(頻度不明)酒さ様皮膚炎、適用部位浮腫[このような症状が現れた場合には、その部位への使用を中止する]。
    4.皮膚以外の症状:(0.1%未満)皮膚以外の感染症(上気道炎、リンパ節炎等)[皮膚以外の感染症が発現し、遷延する場合には本剤の使用を中止する]、頭痛、頭重感。
    副作用の頻度は、承認時までの臨床試験(成人1,230例、小児356例)及び市販後の調査(5,383例)の成績を合算して算出している。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤の使用は、小児のアトピー性皮膚炎の治療法に精通している医師のもとで行う。
    2.マウス塗布がん原性試験において、高い血中濃度の持続に基づくリンパ腫増加が認められている。また、本剤使用例において関連性は明らかではないが、リンパ腫、皮膚がんの発現が報告されているので、本剤の使用にあたっては、これらの情報を患者又は代諾者に対して説明し、理解したことを確認した上で使用する。
    3.潰瘍、明らかに局面を形成している糜爛に使用する場合には、血中濃度が高くなり、腎障害等の副作用が発現する可能性があるので、あらかじめ処置を行い、潰瘍、明らかに局面を形成している糜爛の改善を確認した後、本剤の使用を開始する。
    (禁忌)
    1.潰瘍、明らかに局面を形成している糜爛への使用。
    2.高度腎障害、高度高カリウム血症のある患者[腎障害、高カリウム血症が増悪する可能性がある]。
    3.魚鱗癬様紅皮症を呈する疾患(Netherton症候群等)の患者[経皮吸収が高く、本剤の血中濃度が高くなるので、腎障害等の副作用が発現する可能性がある]。
    4.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    5.低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児[使用経験がなく、安全性は確立していない]。
    6.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    7.PUVA療法実施中等の紫外線療法実施中の患者。
    (原則禁忌)
    皮膚感染症を伴う患者[皮膚感染症が増悪する恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.腎障害、高カリウム血症のある患者[腎障害、高カリウム血症が増悪する可能性がある]。
    2.高度肝障害のある患者[薬物代謝能が低下し、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある]。
    3.全身に皮疹を認める紅皮症のある患者[経皮吸収が高く、広範囲の使用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある]。
    (重要な基本的注意)
    1.重度皮疹もしくは塗布面積が広範囲にわたる場合は、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤使用開始の2〜4週間後に1回、その後は必要に応じて適宜腎機能検査を行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行う。
    2.本剤使用時は日光への曝露を最小限にとどめる(また、日焼けランプ/紫外線ランプの使用を避ける)。
    3.2年以上の長期使用時の局所免疫抑制作用(結果として、感染症を増加させたり、皮膚がんの誘因となる可能性がある)については、臨床試験成績がなく不明である。
    4.皮膚感染症を伴うアトピー性皮膚炎患者には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する場合には、感染部位を避けて使用するか、又はあらかじめ適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤による治療を行う、もしくはこれらとの併用を考慮する。
    5.使用後、一過性皮膚刺激感(一過性皮膚灼熱感、一過性皮膚ほてり感、一過性皮膚疼痛、一過性皮膚そう痒感等)が高頻度に認められるが、通常、皮疹の改善とともに発現しなくなるので、皮膚刺激感があることについて患者に十分説明する。
    (相互作用)
    併用禁忌:本剤使用中にPUVA療法等の紫外線療法を行わない。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への使用)
    1.妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には使用しない[動物実験(ウサギ、経口投与)で催奇形作用、胎仔毒性が認められたとの報告がある]。
    2.授乳婦:母乳中へ移行する可能性があるので使用中の授乳は避けさせる。
    (小児等への使用)
    低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児では使用経験がなく、安全性は確立していないので使用しない。
    (適用上の注意)
    適用部位:皮膚以外の部位<粘膜等>及び外陰部には使用しない。また、眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように注意する(万一、眼に入った場合には刺激感を認めることがあるので直ちに水で洗い流す)。また、眼に入った場合、洗い流した後にも刺激感が持続する場合は、医療機関を受診し治療を受けるよう指導する。
    (その他の注意)
    1.アルビノ無毛マウスに40週間にわたりUVA及びUVBを照射し、その後12週間無処置期間を設けて観察すると試験動物のすべてに皮膚腫瘍が発生するが、この試験系において紫外線照射と並行して本剤を塗布すると皮膚腫瘍の発生時期が早まることが示されている。
    2.マウス塗布がん原性試験で高い血中濃度の持続に基づいたリンパ腫増加が認められた。
    3.ラット(1.0〜3.0mg/kg、皮下投与)で、精子数減少及び精子運動能低下が、また高用量群では繁殖能軽度低下が認められた。

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