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レクチゾール錠25mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ジアフェニルスルホン錠

製薬会社:田辺三菱製薬

薬価・規格: 74.9円(25mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

ジアフェニルスルホン製剤詳しく見る

  • 炎症を起こす原因となる活性酸素や皮膚を攻撃する体内物質の産生を抑え紅斑や水ぶくれなどの皮膚症状を改善する薬
ジアフェニルスルホン製剤の代表的な商品名
  • レクチゾール

効能・効果詳しく見る

  • デューリング疱疹状皮膚炎
  • 類天疱瘡
  • 天疱瘡
  • 色素性痒疹
  • 持久性隆起性紅斑
  • ハンセン病

注意すべき副作用詳しく見る

発熱リンパ節腫脹嘔吐悪心肝炎過敏症黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.持久性隆起性紅斑、デューリング疱疹状皮膚炎、天疱瘡、類天疱瘡、色素性痒疹:ジアフェニルスルホンとして、1日50〜100mgを2〜3回に分けて経口投与する
  • 2.ハンセン病:ジアフェニルスルホンとして、1日75〜100mgを経口投与する
  • 原則として、他剤と併用して使用する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

発熱リンパ節腫脹

重大な副作用

悪心黄疸嘔吐過敏症肝炎肝障害血液障害血小板減少頭痛中毒性表皮壊死症白血球減少症発疹皮疹皮膚粘膜眼症候群腹痛末梢神経障害無顆粒球症溶血性貧血リンパ節腫脹単核細胞症好酸球性肺炎

上記以外の副作用

Al−P上昇GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇LDH上昇巨赤芽球性貧血血尿眩暈好酸球増多呼吸器症状呼吸困難再生不良性貧血視神経萎縮食欲不振咳嗽低アルブミン血症ALT上昇AST上昇ネフローゼ症候群汎血球減少症頻脈耳鳴霧視メトヘモグロビン血症溶血性貧血腎乳頭壊死溶血D.D.S.症候群うつ状態

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 血液障害
    • 腎障害
    • 糖尿病性ケトーシス
    • グルコース−6−リン酸脱水素酵素欠損症
  • 注意
    • 長期にわたり副腎皮質ホルモン剤投与中

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 幼児・乳児
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
プロベネシド 本剤の尿中排泄が阻害
スルファメトキサゾール・トリメトプリム 血液障害
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
スルファドキシン・ピリメタミン配合剤 血液障害
メトトレキサート製剤 血液障害

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.持久性隆起性紅斑、デューリング疱疹状皮膚炎、天疱瘡、類天疱瘡、色素性痒疹。
    2.ハンセン病。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.持久性隆起性紅斑、デューリング疱疹状皮膚炎、天疱瘡、類天疱瘡、色素性痒疹:ジアフェニルスルホンとして、1日50〜100mgを2〜3回に分けて経口投与する。
    2.ハンセン病:ジアフェニルスルホンとして、1日75〜100mgを経口投与する。
    原則として、他剤と併用して使用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    総症例数1,134例中157例(13.84%)204件の副作用が報告されている。
    主な副作用は貧血を主とした赤血球障害83件(7.32%)、AST(GOT)、ALT(GPT)上昇等の肝機能障害31件(2.73%)等であった(再審査終了時)。
    1.重大な副作用
    1).D.D.S.症候群:ときにD.D.S.症候群(発熱、皮疹、リンパ節腫脹、単核細胞症、肝炎等の症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
    2).血液障害:ときに無顆粒球症、溶血性貧血、白血球減少症、血小板減少、また、まれに再生不良性貧血、汎血球減少症、メトヘモグロビン血症、巨赤芽球性貧血が現れることがあるので、定期的に血液検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止する。
    3).SLE様症状:まれにSLE様症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
    4).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)が発現したとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).好酸球性肺炎:好酸球性肺炎が現れることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状が現れた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線検査、速やかに血液検査等を実施し、適切な処置を行う。
    6).腎臓:まれにネフローゼ症候群、腎乳頭壊死が現れることがある。
    2.その他の副作用
    1).肝臓:(0.1〜5%未満)黄疸、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等の肝障害[異常が認められた場合には、投与を中止する]。
    2).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹[異常が認められた場合には、投与を中止する]。
    3).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、(0.1%未満)眩暈、(頻度不明)うつ状態。
    4).眼:(0.1%未満)視神経萎縮、霧視。
    5).消化器:(0.1〜5%未満)悪心・嘔吐、腹痛、(0.1%未満)食欲不振。
    6).その他:(0.1〜5%未満)発熱、末梢神経障害、(頻度不明)頻脈、耳鳴、リンパ節腫脹、血尿、低アルブミン血症、好酸球増多。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤及び類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.肝障害のある患者[副作用として肝障害が報告されており、悪化させることがある]。
    2.腎障害のある患者[溶血を起こす恐れがある]。
    3.血液障害のある患者[血液障害を悪化させる恐れがある]。
    4.グルコース−6−リン酸脱水素酵素欠損症のある患者[溶血を起こす恐れがある]。
    5.小児。
    6.糖尿病性ケトーシスの患者[溶血を起こす恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与によりD.D.S.症候群、溶血性貧血等の重篤な副作用が現れることがあり、これらの副作用は投与量が増加すると発生頻度が高まることが報告されているので、使用にあたっては用法・用量、使用上の注意に十分注意し、また、症状の改善がみられない場合は投与を中止する。
    2.本剤投与中は定期的に血液及び尿検査を行う。
    3.長期にわたり副腎皮質ホルモン剤投与中の患者(天疱瘡、類天疱瘡等の患者)で、本剤を併用することにより副腎皮質ホルモン剤の減量を図る場合には、離脱症状が現れることがあるので十分な管理の下で徐々に行う。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.リファンピシン[本剤の作用が減弱することがある(リファンピシンが肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進して血中濃度を低下させると考えられている)]。
    2.プロベネシド[本剤の尿中排泄が阻害されることがある(プロベネシドによる本剤の尿細管排泄阻害が考えられる)]。
    3.メトトレキサート、スルファドキシン・ピリメタミン配合剤[血液障害が現れることがある(両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる)]。
    4.スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤<ST合剤>[血液障害が現れることがある(両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられ、なお、トリメトプリムとの併用において両剤の血中濃度が上昇するとの報告がある)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与する[妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    ジアフェニルスルホンをラットに長期間経口投与(臨床用量の約9〜18倍、20カ月間)したところ、雄に脾腫瘍及び腹膜腫瘍の発生増加が認められたとの報告がある。
    (保管上の注意)
    遮光。

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