基本情報

薬効分類

活性型ビタミンD3製剤(外用薬)詳しく見る

  • 乾癬の症状が出ている皮膚の細胞増殖を抑え、皮膚の赤みや盛りあがり、かさぶたが剥がれ落ちるなどの症状を和らげる薬
活性型ビタミンD3製剤(外用薬)の代表的な商品名
  • ボンアルファ
  • ドボネックス
  • オキサロール

効能・効果詳しく見る

  • 魚鱗癬群
  • 掌蹠膿疱症
  • 掌蹠角化症
  • 尋常性乾癬

注意すべき副作用詳しく見る

高カルシウム血症口渇湿疹皮膚刺激皮膚剥脱紅斑血中カルシウム増加食欲不振倦怠感嘔吐急性腎不全筋力低下

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1日2回適量を患部に塗擦する
    • なお、症状により適宜回数を減じる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

高カルシウム血症口渇湿疹皮膚刺激皮膚剥脱紅斑血中カルシウム増加食欲不振

重大な副作用

嘔吐急性腎不全筋力低下倦怠感口渇食欲不振接触性皮膚炎脱力感白血球数減少発疹皮膚そう痒皮膚腫脹腹痛皮膚疼痛白血球数増加皮膚水疱血中クレアチニン増加血中ビリルビン増加尿中蛋白陽性血中リン増加血中カルシウム増加尿中ブドウ糖陽性

上記以外の副作用

嘔吐筋力低下倦怠感脱力感尿路結石背部痛皮膚色素沈着糜爛性胃炎腹痛毛包炎血小板数減少皮膚熱感皮膚浮腫皮膚糜爛γ−GTP増加ALT増加AST増加GPT増加GOT増加血中アルブミン減少Al−P増加BUN増加血中カリウム減少CK増加CPK増加尿中ウロビリン陽性増殖性糸球体腎炎

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 高カルシウム血症
    • 腎機能低下
  • 注意
    • 皮疹重症度が高く皮膚のバリア機能が低下して本剤の経皮吸収が増加
    • 皮疹が広範囲
  • 投与に際する指示
    • 皮疹重症度が高く皮膚のバリア機能が低下して本剤の経皮吸収が増加
    • 皮疹が広範囲

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
カルシポトリオール 高カルシウム血症
ビタミンD誘導体製剤 高カルシウム血症
アルファカルシドール 高カルシウム血症
ビタミンD 高カルシウム血症
PTH製剤 高カルシウム血症
テリパラチド 高カルシウム血症
カルシトリオール 高カルシウム血症
カルシウム経口剤 高カルシウム血症
炭酸カルシウム<経口> 高カルシウム血症
乳酸カルシウム<経口> 高カルシウム血症

飲食物との相互作用

  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • ビタミンDを含むもの<きくらげ、あんこう、しらす干し、いわし、にしん など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    尋常性乾癬、魚鱗癬群、掌蹠角化症、掌蹠膿疱症。

    用法・用量(添付文書全文)

    1日2回適量を患部に塗擦する。なお、症状により適宜回数を減じる。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1日の使用量はマキサカルシトールとして250μg(マキサカルシトール外用製剤として10g)までとする。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの臨床試験86例において、副作用は10例(11.6%)に14件認められた。主な副作用は、皮膚刺激4件(4.7%)、湿疹、紅斑、皮膚剥脱各2件(2.3%)等であった(剤形追加時)。
    1.重大な副作用
    1).高カルシウム血症(0.4%):高カルシウム血症及び高カルシウム血症によると考えられる臨床症状(口渇、倦怠感、脱力感、食欲不振、嘔吐、腹痛、筋力低下等)が現れることがあるので、異常が認められた場合には使用を中止し、血中カルシウム値、尿中カルシウム値等の生化学的検査を行い、必要に応じて輸液等の処置を行う。
    2).急性腎不全(頻度不明):血中カルシウム増加を伴った急性腎不全が現れることがあるので、血中カルシウム値及び腎機能を定期的に観察し、異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、減量・休薬など適切な処置を行う。
    1).皮膚:(1%以上)皮膚そう痒、皮膚刺激、紅斑、(0.1〜1%未満)発疹、湿疹、接触性皮膚炎、皮膚水疱、皮膚腫脹、皮膚疼痛、皮膚剥脱、(0.1%未満)毛包炎、皮膚色素沈着、皮膚糜爛、皮膚浮腫、皮膚熱感。
    2).腎臓:(頻度不明)尿路結石、(0.1〜1%未満)尿中蛋白陽性、血中クレアチニン増加、BUN増加、(0.1%未満)増殖性糸球体腎炎。
    3).代謝:(1%以上)血中カルシウム増加、(0.1〜1%未満)血中リン増加、Al−P増加、CK増加(CPK増加)、尿中ブドウ糖陽性、(0.1%未満)血中アルブミン減少、血中カリウム減少。
    4).消化器:(0.1%未満)口渇、食欲不振、糜爛性胃炎。
    5).肝臓:(0.1〜1%未満)γ−GTP増加、AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加)、血中ビリルビン増加、(0.1%未満)尿中ウロビリン陽性。
    6).血液:(0.1〜1%未満)白血球数減少、白血球数増加、(0.1%未満)血小板数減少。
    7).筋・骨格系:(0.1%未満)背部痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.高カルシウム血症及びその恐れのある患者[本剤の投与により更に血中カルシウム値を上昇させる恐れがある]。
    2.腎機能低下している患者[血中カルシウム値を上昇させる恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は活性型ビタミンD3誘導体製剤であり、血中カルシウム値上昇する可能性があり、また、高カルシウム血症に伴い、急性腎不全の報告があるため、本剤の使用に際しては、血中カルシウム値及び腎機能(血中クレアチニン、BUN等)の検査を定期的(開始2〜4週後に1回、その後は適宜)に行う(なお、正常域を超えた場合には減量又は使用を中止する)。
    2.皮疹が広範囲にある場合や、皮疹重症度が高く皮膚のバリア機能が低下して本剤の経皮吸収が増加する可能性のある患者では、高カルシウム血症が発現しやすく、急性腎不全に至る可能性もあるため、本剤を少量から使用開始し、観察を十分に行い、血中カルシウム値及び腎機能の検査を定期的に行う。
    3.本剤は、通常、投与後6週目までに効果が認められているので、治療にあたっては経過を十分に観察し、症状の改善がみられない場合には、漫然と使用を継続しない。
    4.本剤の密封療法(ODT)における安全性は確立していない。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.ビタミンD及びビタミンD誘導体(アルファカルシドール、カルシトリオール、カルシポトリオール等)、PTH製剤(テリパラチド)[高カルシウム血症が現れる恐れがある(相加作用)]。
    2.カルシウム製剤<経口>(乳酸カルシウム水和物<経口>、炭酸カルシウム<経口>等)[高カルシウム血症が現れる恐れがある(本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、使用が過度にならないよう注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には使用しないことが望ましいが、やむを得ず使用する場合には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用する[妊娠中の使用に関する安全性は確立していない、また、動物実験(ラット)では胎盤を通じて胎仔へ移行することが認められている]。
    2.授乳婦には使用しないことが望ましいが、やむを得ず使用する場合には授乳を避けさせる[周産期及び授乳期の静脈内投与試験(ラット)において、1.1μg/kg/日投与で出生仔体重増加抑制がみられ、また、分娩後哺乳中のラットに静脈内投与したとき、乳汁中への移行を示唆する報告がある]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (過量投与)
    1.過量投与時の徴候・症状:高カルシウム血症の主な症状は、口渇、倦怠感、脱力感、食欲不振、嘔気、嘔吐、腹部膨満感、腹痛、頭痛、眩暈、筋肉痛、筋力低下等である。
    2.過量投与時の処置:直ちに使用を中止する(血中カルシウム値、尿中カルシウム値等の生化学的検査を行い、必要に応じて輸液等の処置を行う)。
    (適用上の注意)
    1.使用部位:
    1).本剤は患部にのみ使用し、正常皮膚部位には使用しない。
    2).皮膚以外の部位<眼・粘膜>には使用しない。
    2.使用時:本剤に触れた手で傷口等に触れないように注意する。
    3.使用後:本剤塗擦後は手をよく洗う。
    4.薬剤交付時:誤用(内服等)防止のため、薬剤の保管に十分注意させる。特に、小児の手の届かない所に保存させる。万一、誤って内服した場合には、高カルシウム血症等の全身性の副作用が現れることがあるので、医療機関を受診するなど、適切な処置を受けるよう指導する。
    (その他の注意)
    1.光苛酷試験において、本剤は紫外線(太陽光線を含む)により分解された。
    2.がん原性試験においてラット(F344/DuCrj)に1日1回24カ月間経皮投与した結果、副腎において褐色細胞腫の発生頻度が増加した。一部、副腎被膜への浸潤を示す例が認められたが、副腎近隣組織への浸潤や遠隔転移を示すものはなかった。また、マウスでは1日1回18カ月間経皮投与で発がん性は認められなかった。

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