日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 勃起不全

注意すべき副作用詳しく見る

頭痛潮紅ほてり消化不良低血圧四肢痛眩暈筋痛結膜炎背部痛鼻閉嘔吐嚥下障害悪心胃不快感胃炎

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1日1回タダラフィルとして10mgを性行為の約1時間前に経口投与する
  • 10mgの投与で十分な効果が得られず、忍容性が良好と判断された器質性又は混合型勃起不全患者に対しては、20mgに増量することができる
  • 軽度又は中等度の肝障害のある患者では10mgを超えない
    • なお、いずれの場合も1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上とする
  • 中等度又は重度の腎障害のある患者では、5mgから開始し、投与間隔は24時間以上とする
    • なお、中等度の腎障害のある患者では最高用量は10mgを超えないこととし、10mgを投与する場合には投与間隔を48時間以上とする
  • 重度の腎障害のある患者では5mgを超えない

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重度肝障害
    • 網膜色素変性症
    • 不安定狭心症
    • 心血管系障害
    • 硝酸剤投与中
    • 性行為が不適当
    • 一酸化窒素<NO>供与剤投与中
    • 低血圧[血圧<90/50mmHg]
    • 脳出血の既往歴が最近6カ月以内
    • 脳梗塞の既往歴が最近6カ月以内
    • コントロール不良の高血圧[安静時血圧>170/100mmHg]
    • コントロール不良の不整脈
    • 心筋梗塞の既往歴が最近3カ月以内
    • 性交中に狭心症
    • 可溶性グアニル酸シクラーゼ<sGC>刺激剤投与中

副作用

主な副作用

頭痛潮紅ほてり消化不良低血圧四肢痛眩暈筋痛結膜炎背部痛鼻閉

重大な副作用

悪心胃炎胃不快感嚥下障害嘔吐喀血過敏症肝機能異常眼刺激関節痛眼痛顔面浮腫狭心症胸痛胸部不快感筋痙攣筋痛頚部痛傾眠血管拡張結膜充血下痢眩暈倦怠感口渇高血圧口内乾燥紅斑呼吸困難視覚障害視野欠損筋骨格痛上腹部痛腎機能障害心筋梗塞心拍数増加蕁麻疹睡眠障害体重増加多汗爪囲炎動悸疼痛軟便尿酸値上昇熱感脳卒中排尿困難剥脱性皮膚炎背部痛発疹鼻炎疲労頻脈不安腹痛腹部膨満便秘末梢性浮腫耳鳴霧視眼充血無力症錯感覚乾性角結膜炎流涙増加眼異常感筋骨格硬直胃食道逆流性疾患勃起増強粘膜浮腫筋収縮殿部痛意図しない勃起胃刺激症状心臓突然死副鼻腔うっ血

上記以外の副作用

Al−P上昇GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇咽頭炎眼瞼腫脹起立性低血圧失神食道炎ALT上昇AST上昇鼻出血皮膚そう痒症片頭痛感覚鈍麻網膜動脈閉塞回転性眩暈勃起延長持続勃起症網膜静脈閉塞非動脈炎性前部虚血性視神経症色覚変化

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 重度肝障害
    • 網膜色素変性症
    • 不安定狭心症
    • 心血管系障害
    • 硝酸剤投与中
    • 性行為が不適当
    • 一酸化窒素<NO>供与剤投与中
    • 低血圧[血圧<90/50mmHg]
    • 脳出血の既往歴が最近6カ月以内
    • 脳梗塞の既往歴が最近6カ月以内
    • コントロール不良の高血圧[安静時血圧>170/100mmHg]
    • コントロール不良の不整脈
    • 心筋梗塞の既往歴が最近3カ月以内
    • 性交中に狭心症
    • 可溶性グアニル酸シクラーゼ<sGC>刺激剤投与中
  • 慎重投与
    • 消化性潰瘍
    • 多発性骨髄腫
    • 白血病
    • Peyronie病
    • 陰茎構造上欠陥
    • 鎌状赤血球性貧血
    • 陰茎線維化
    • 持続勃起症の素因となり得る疾患
    • 陰茎屈曲
    • 出血性疾患
    • チトクロームP450・3A4<CYP3A4>を強く阻害する薬剤投与中
    • α遮断剤投与中
    • 勃起不全治療剤投与中
    • PDE5阻害剤投与中
  • 注意
    • 高血圧
    • 高脂血症
    • 糖尿病
    • 喫煙
    • NAIONの危険因子を有していた
    • 冠動脈障害
    • コントロールが十分でない高血圧
    • アルコールを高用量<0.7g/kg>飲用
  • 投与に際する指示
    • チトクロームP450・3A4<CYP3A4>を強く阻害する薬剤投与中

患者の属性に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 高齢者<65歳以上>(65歳〜)
  • 注意
    • 50歳以上(50歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 女性

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
一酸化窒素<NO>供与剤 降圧作用を増強
硝酸イソソルビド 降圧作用を増強
硝酸剤 降圧作用を増強
ニトログリセリン 降圧作用を増強
亜硝酸アミル 降圧作用を増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加
イトラコナゾール 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加
テラプレビル 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加
ケトコナゾール 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加
クラリスロマイシン 本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加
リトナビル 本剤のAUCが124%増加
ダルナビル 本剤のAUCが124%増加
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤のAUCが124%増加
サキナビル 本剤のAUCが124%増加
インジナビル 本剤のAUCが124%増加
ニトログリセリン 降圧作用が増強し過度に血圧を下降
硝酸イソソルビド 降圧作用が増強し過度に血圧を下降
硝酸剤 降圧作用が増強し過度に血圧を下降
亜硝酸アミル 降圧作用が増強し過度に血圧を下降
一酸化窒素<NO>供与剤 降圧作用が増強し過度に血圧を下降
カルペリチド 降圧作用が増強
フェノバルビタール 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下
フェニトイン 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下
リファンピシン類 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下
α遮断薬 失神等の症状を伴う血圧低下
ドキサゾシン 失神等の症状を伴う血圧低下
テラゾシン 失神等の症状を伴う血圧低下
sGC刺激剤 血圧低下
リオシグアト 血圧低下
アルコール<経口> 起立性低血圧
アムロジピン 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降
カンデサルタン 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降
メトプロロール 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降
エナラプリル 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降
血圧降下剤 自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>
  • グレープフルーツジュース

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない患者)。

    用法・用量(添付文書全文)

    1日1回タダラフィルとして10mgを性行為の約1時間前に経口投与する。10mgの投与で十分な効果が得られず、忍容性が良好と判断された器質性又は混合型勃起不全患者に対しては、20mgに増量することができる。軽度又は中等度の肝障害のある患者では10mgを超えない。なお、いずれの場合も1日の投与は1回とし、投与間隔は24時間以上とする。中等度又は重度の腎障害のある患者では、5mgから開始し、投与間隔は24時間以上とする。なお、中等度の腎障害のある患者では最高用量は10mgを超えないこととし、10mgを投与する場合には投与間隔を48時間以上とする。重度の腎障害のある患者では5mgを超えない。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    1.国内データ:国内用量反応試験において本剤5mg〜20mg群に割り付けられた総症例257例中70例(27.2%)に副作用が認められた。主な副作用は頭痛29例(11.3%)、潮紅13例(5.1%)、ほてり9例(3.5%)、消化不良6例(2.3%)等であった(承認時)。
    また、製造販売後の特定使用成績調査では、勃起不全の患者1,635例中56例(3.4%)に副作用が認められた。主な副作用は頭痛22例(1.3%)、ほてり16例(1.0%)、潮紅9例(0.6%)等であった(再審査終了時)。
    2.外国データ:外国で実施されたプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験(13試験)において、本剤2.5mg〜20mg群に割り付けられた総症例2,047例中599例(29.3%)に副作用が認められた。主な副作用は頭痛258例(12.6%)、消化不良139例(6.8%)、背部痛63例(3.1%)、筋痛57例(2.8%)、潮紅51例(2.5%)、鼻閉35例(1.7%)、四肢痛34例(1.7%)等であった(承認時)。
    1.重大な副作用
    過敏症(発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens−Johnson症候群)(頻度不明):本剤の投与により発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens−Johnson症候群等の過敏症が、ごくまれに報告されており、このような症状が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行う。
    1).循環器:(1%以上)潮紅、(0.2〜1%未満)動悸、ほてり、(0.2%未満)血管拡張、心拍数増加、胸痛、狭心症、頻脈、高血圧、低血圧、(頻度不明)*心筋梗塞、*心臓突然死[*:心筋梗塞、心臓突然死等の重篤な有害事象が本剤の投与後に報告されているが、これらのほとんどの症例が本剤投与前から心血管系障害等の危険因子を有していたことが報告されており、これらの事象が本剤、性行為又は患者が以前から有していた心血管系障害の危険因子に起因して発現したものなのか、又は、これらの要因の組合せにより発現したものなのかを特定することはできない]、失神、起立性低血圧。
    2).感覚器:(0.2〜1%未満)霧視、眼充血、眼異常感、(0.2%未満)耳鳴、視覚障害、眼痛、流涙増加、眼刺激、結膜充血、視野欠損、結膜炎、乾性角結膜炎、(頻度不明)眼瞼腫脹、色覚変化、回転性眩暈、網膜静脈閉塞、非動脈炎性前部虚血性視神経症、網膜動脈閉塞。
    3).消化器:(1%以上)消化不良、(0.2〜1%未満)上腹部痛、悪心、胃食道逆流性疾患、下痢、口内乾燥、胃炎、嘔吐、腹痛、胃不快感(胸部不快感)、(0.2%未満)便秘、腹部膨満、軟便、胃刺激症状、嚥下障害、(頻度不明)食道炎。
    4).肝臓:(0.2〜1%未満)肝機能異常(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇を含む)、(0.2%未満)Al−P上昇。
    5).腎臓:(0.2%未満)腎機能障害、尿酸値上昇。
    6).筋骨格:(1%以上)背部痛、筋痛、四肢痛、(0.2〜1%未満)関節痛、筋痙攣(筋収縮)、筋骨格痛、(0.2%未満)筋骨格硬直、頚部痛、殿部痛。
    7).精神・神経系:(1%以上)頭痛、(0.2〜1%未満)眩暈、睡眠障害、(0.2%未満)錯感覚、傾眠、不安、(頻度不明)*脳卒中[*:脳卒中等の重篤な有害事象が本剤の投与後に報告されているが、これらのほとんどの症例が本剤投与前から心血管系障害等の危険因子を有していたことが報告されており、これらの事象が本剤、性行為又は患者が以前から有していた心血管系障害の危険因子に起因して発現したものなのか、又は、これらの要因の組合せにより発現したものなのかを特定することはできない]、感覚鈍麻、片頭痛。
    8).泌尿・生殖器:(0.2%未満)排尿困難、勃起増強、意図しない勃起、(頻度不明)持続勃起症、勃起延長。
    9).呼吸器:(1%以上)鼻閉、(0.2〜1%未満)鼻炎、副鼻腔うっ血、(0.2%未満)呼吸困難、喀血、(頻度不明)鼻出血、咽頭炎。
    10).皮膚:(0.2%未満)紅斑、多汗、爪囲炎、(頻度不明)皮膚そう痒症。
    11).その他:(0.2〜1%未満)疲労、無力症、疼痛、体重増加、倦怠感、(0.2%未満)熱感、末梢性浮腫、粘膜浮腫、口渇。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤と硝酸剤又は一酸化窒素<NO>供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)との併用により降圧作用が増強し過度に血圧を下降させることがあるので、本剤投与の前に、硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないことを十分確認し、本剤投与中及び投与後においても硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されないよう十分注意する。
    2.死亡例を含む心筋梗塞等の重篤な心血管系等の有害事象が報告されているので、本剤投与の前に、心血管系障害の有無等を十分確認する。
    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.硝酸剤投与中又は一酸化窒素<NO>供与剤投与中(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)の患者。
    3.可溶性グアニル酸シクラーゼ<sGC>刺激剤投与中(リオシグアト)の患者。
    4.心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者。
    5.不安定狭心症のある患者又は性交中に狭心症を発現したことのある患者。
    6.コントロール不良の不整脈、低血圧[血圧<90/50mmHg]又はコントロール不良の高血圧[安静時血圧>170/100mmHg]のある患者。
    7.心筋梗塞の既往歴が最近3カ月以内にある患者。
    8.脳梗塞の既往歴が最近6カ月以内・脳出血の既往歴が最近6カ月以内にある患者。
    9.重度肝障害のある患者。
    10.網膜色素変性症患者[網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼ(PDE)の遺伝的障害を持つ症例が少数認められる]。
    (慎重投与)
    1.陰茎構造上欠陥(陰茎屈曲、陰茎線維化、Peyronie病等)のある患者[性行為が困難であり痛みを伴う可能性がある]。
    2.持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病等)のある患者。
    3.PDE5阻害剤投与中又は他の勃起不全治療剤投与中の患者[これらの薬剤との併用使用の経験がない]。
    4.出血性疾患又は消化性潰瘍のある患者[in vitro試験でニトロプルシドナトリウム(NO供与剤)の血小板凝集抑制作用を増強することが認められている(出血性疾患又は消化性潰瘍のある患者に対する安全性は確立していない)]。
    5.高齢者<65歳以上>。
    6.α遮断剤投与中の患者。
    7.チトクロームP450・3A4<CYP3A4>を強く阻害する薬剤投与中の患者[本剤の血漿中濃度が上昇することが認められているので、低用量(5mg)から開始し、投与間隔を十分にあける(10mgを投与する場合は投与間隔を48時間以上)など慎重に投与し、なお、投与量は10mgを超えない]。
    (重要な基本的注意)
    1.投与に際しては、勃起不全及びその基礎疾患の診断のため、既往歴の調査や諸検査を行い、客観的な診断に基づき臨床上治療が必要とされる患者に限定する。
    2.性行為は心臓へのリスクを伴うため、また、重度勃起不全患者においては心血管系イベントの危険因子を有する割合が高いと考えられるため、勃起不全の治療を開始する前に心血管系の状態に注意をはらう。
    3.コントロールが十分でない高血圧患者においては、本剤の血管拡張作用により血圧下降を生じる可能性があるので注意する。
    4.4時間以上の勃起延長又は持続勃起<6時間以上持続する痛みを伴う勃起>が外国にてごくまれに報告されている。持続勃起に対する処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷又は勃起機能を永続的に損なうことがあるので、勃起が4時間以上持続する症状がみられた場合、直ちに医師の診断を受けるよう指導する。
    5.本剤は催淫剤又は性欲増進剤ではない。
    6.本剤投与後に急激な視力低下又は急激な視力喪失が現れた場合には、本剤の服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受けるよう、患者に指導する。
    7.臨床試験において、眩暈や視覚障害が認められているので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させる。
    (相互作用)
    本剤は主にCYP3A4により代謝される。
    1.併用禁忌:
    1).硝酸剤及びNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)[併用により、降圧作用を増強するとの報告がある(NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介するNOの降圧作用が増強する)]。
    2).sGC刺激剤(リオシグアト<アデムパス>)[併用により、血圧低下を起こす恐れがある(併用により、細胞内cGMP濃度が増加し、全身血圧に相加的な影響を及ぼす恐れがある)]。
    2.併用注意:
    1).CYP3A4阻害剤(ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン、テラプレビル、グレープフルーツジュース等)[強いCYP3A4阻害作用を有するケトコナゾール(経口剤、国内未発売)との併用により、本剤のAUC及びCmaxが312%及び22%増加するとの報告がある(CYP3A4阻害によるクリアランスの減少)]。
    2).HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、インジナビル、サキナビル、ダルナビル等)[リトナビルとの併用により、本剤のAUCが124%増加するとの報告がある(CYP3A4阻害によるクリアランスの減少)]。
    3).CYP3A4誘導剤(リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール等)[リファンピシンとの併用により、本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ88%及び46%低下するとの報告がある(CYP3A4誘導によるクリアランスの増加)]。
    4).α遮断剤(ドキサゾシン、テラゾシン等)[ドキサゾシンとの併用により、立位収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ9.81及び5.33mmHg下降するとの報告があり、また、α遮断剤との併用で失神等の症状を伴う血圧低下を来したとの報告がある(本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強する恐れがある)]。
    5).降圧剤(アムロジピン、メトプロロール、エナラプリル、カンデサルタン等)[アンジオテンシン2受容体拮抗剤(単剤又は多剤)との併用により、自由行動下収縮期及び拡張期血圧は最大それぞれ8及び4mmHg下降するとの報告がある(本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強する恐れがある)]。
    6).カルペリチド[併用により降圧作用が増強する恐れがある(本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用を増強する恐れがある)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では一般に生理機能が低下しているため、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    女性に対する適応はない。
    (小児等への投与)
    小児等に対する適応はない。
    (過量投与)
    1.徴候・症状:外国において、健康成人に本剤を500mgまで単回投与した場合の副作用は、20mg以下の用量で認められた副作用の種類(頭痛、背部痛、消化不良、潮紅、筋痛等)と同様であった。
    2.処置:過量投与の際の特異的な薬物療法はないが、適切な対症療法を行う(なお、腎透析によりクリアランスは促進されない)。
    (適用上の注意)
    1.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    2.本剤は投与後36時間まで有効性が認められていることから、その期間は安全性について十分配慮する。
    3.本剤は食事の有無にかかわらず投与できる。
    (その他の注意)
    1.薬剤との因果関係は明らかではないが、外国において本剤を含むPDE5阻害剤投与中に、まれに、視力低下や視力喪失の原因となりうる非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現が報告されており、これらの患者の多くは、NAIONの危険因子を有していた[年齢(50歳以上)、糖尿病、高血圧、冠動脈障害、高脂血症、喫煙等]、外国において、NAIONを発現した45歳以上の男性を対象として実施された自己対照研究では、PDE5阻害剤の投与から消失半減期(T1/2)の5倍の期間内(タダラフィルの場合約4日以内に相当)は、NAION発現リスクが約2倍になることが報告されている。
    2.薬剤との因果関係は明らかではないが、外国において本剤を含むPDE5阻害剤投与後に、まれに、痙攣発作の発現が報告されている。
    3.薬剤との因果関係は明らかではないが、外国において本剤を含むPDE5阻害剤投与後に、まれに、急激な聴力低下又は突発性難聴が報告されており、これらの患者では、耳鳴りや眩暈を伴うことがある。
    4.本剤には性行為感染症を防ぐ効果はない。
    5.アルコール飲用時に本剤を投与した外国の臨床薬理試験において、アルコール血中濃度、本剤の血漿中濃度のいずれも相互に影響を受けなかったが、アルコールを高用量<0.7g/kg>飲用した被験者において、眩暈や起立性低血圧が報告された。
    6.25mg/kg/day以上の用量でタダラフィルをイヌに3〜12カ月間連日経口投与した毒性試験において、精巣重量低下、精細管上皮変性、精巣上体精子数減少が認められたとの報告がある。ヒトにおける精子形成能に対する影響を検討した外国臨床試験の一部では平均精子濃度減少が認められたが、精子運動率、精子形態及び生殖ホルモン値はいずれの試験においても変化が認められなかった。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 「医療訴訟がとにかく怖いんです!」 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:1
    2. キャラクターで抗菌薬を覚える!? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:41
    3. 39歳男性。両下肢のしびれ、痛み 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
    4. 立て続けにレセプト査定、今講じるべき対策は? 診療所経営駆け込み寺 FBシェア数:2
    5. ビギナーの助手は「術野展開」への専念が大切 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:15
    6. CKDの原因に便秘 便秘薬に腎保護作用 Unmet Medical Needs 2017 秋 FBシェア数:4
    7. 関節リウマチの原因は腸内細菌の乱れ Unmet Medical Needs 2017 秋 FBシェア数:68
    8. 地裁が「パワハラで解雇は無効」 群馬大医学系研究科教授の懲戒解雇処分 FBシェア数:3
    9. 再発膀胱癌で生じた発汗、動悸、呼吸困難 カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:0
    10. 超拡大内視鏡とAIの活用で大腸癌リンパ節転移の予… 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:6