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バップフォー錠10基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:プロピベリン塩酸塩錠

製薬会社:大鵬薬品

薬価・規格: 63.6円(10mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

抗コリン薬(神経因性膀胱、過活動膀胱)詳しく見る

  • 抗コリン作用により膀胱の異常な収縮を抑え、神経因性膀胱や過活動膀胱などによる尿意切迫感や頻尿などを改善する薬
抗コリン薬(神経因性膀胱、過活動膀胱)の代表的な商品名
  • ネオキシ ポラキス
  • バップフォー
  • ウリトス ステーブラ
  • ベシケア
  • トビエース

効能・効果詳しく見る

  • 膀胱刺激状態の頻尿
  • 膀胱刺激状態の尿失禁
  • 神経因性膀胱の頻尿
  • 神経因性膀胱の尿失禁
  • 神経性頻尿の頻尿
  • 神経性頻尿の尿失禁
  • 不安定膀胱の頻尿
  • 不安定膀胱の尿失禁
  • 慢性膀胱炎の頻尿
  • 慢性前立腺炎の尿失禁
  • 慢性膀胱炎の尿失禁
  • 慢性前立腺炎の頻尿
  • 過活動膀胱の尿意切迫感
  • 過活動膀胱の頻尿
  • 過活動膀胱の切迫性尿失禁

注意すべき副作用詳しく見る

便秘口渇尿閉排尿困難腹痛そう痒嘔気残尿白血球減少眼調節障害頭痛嘔吐肝機能障害過敏症黄疸

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • プロピベリン塩酸塩として20mgを1日1回食後経口投与する
  • 年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分の場合は、20mgを1日2回まで増量できる

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 胃アトニー
    • 重症筋無力症
    • 重篤な心疾患
    • 腸アトニー
    • 腸管閉塞
    • 尿閉
    • 閉塞隅角緑内障
    • 十二指腸閉塞
    • 幽門閉塞

副作用

主な副作用

便秘口渇尿閉排尿困難腹痛そう痒嘔気残尿白血球減少眼調節障害頭痛

重大な副作用

嘔気黄疸嘔吐過敏症肝機能障害クレアチニン上昇血小板減少下痢眩暈幻覚口内炎急性緑内障発作消化不良徐脈腎機能障害心室性頻拍頭痛譫妄脱力感発疹横紋筋融解症皮膚粘膜眼症候群麻痺性イレウス

上記以外の副作用

Al−P上昇GOT上昇GPT上昇意識障害著しい便秘咽頭部痛眼圧亢進眼痛期外収縮痰のからみ尿意消失胸部不快感筋肉痛血圧上昇血中クレアチニン上昇倦怠感見当識障害紅斑嗄声しびれ食欲不振視力低下振戦蕁麻疹すくみ足舌炎そう痒感眼球乾燥動悸ALT上昇AST上昇眠気パーキンソン症状発熱血中ミオグロビン上昇腹部膨満浮腫房室ブロック歩行障害味覚異常眼充血腰痛尿中ミオグロビン上昇ジスキネジー小刻み歩行一過性健忘

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 胃アトニー
    • 重症筋無力症
    • 重篤な心疾患
    • 腸アトニー
    • 腸管閉塞
    • 尿閉
    • 閉塞隅角緑内障
    • 十二指腸閉塞
    • 幽門閉塞
  • 慎重投与
    • 潰瘍性大腸炎
    • 肝障害
    • 甲状腺機能亢進症
    • 腎障害
    • 前立腺肥大症
    • 脳血管障害
    • 排尿困難
    • パーキンソン症状
    • 不整脈
    • 緑内障

患者の属性に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
三環系抗うつ剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる
フェノチアジン系薬剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる
抗コリン作用を有する薬剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる
モノアミン酸化酵素阻害剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる

処方理由

過活動膀胱治療薬この薬をファーストチョイスする理由(2016年12月更新)もっと見る

  • ・どの薬剤も作用や副作用の差はあまりないように思いますので、ジェネリックのあるプロピベリンを選択しています。口渇や便秘などがどうしても気になる場合は他剤に変更しています。(50歳代開業医、一般内科)
  • ・まあまあ効果はあるものの、高齢の女性で尿が出なくなるから中止してほしいという例もあった。(70歳以上病院勤務医、一般内科)
  • ・有効な例が多く、副作用も比較的少ないためよく使用しています。(60歳代開業医、小児科)
  • ・散剤があるため、小児でも使用しやすい。(50歳代病院勤務医、小児科)

過活動膀胱治療薬この薬をファーストチョイスする理由(2015年5月更新)もっと見る

  • ・用量調整がしやすく、他と比べても効果、副作用発現など見劣りするところはない。ジェネリックもあるので薬剤費負担も軽減できる。(50代開業医、一般内科)
  • ・1日1回の投与。切れが良い。残尿量を有意に増加させることなく膀胱容量を増加させる。(50代病院勤務医、心臓血管外科)
  • ・作用は比較的弱いが、抗コリン性の副作用があまり強くないので、高齢者には使いやすい。(70歳以上、一般内科)
  • ・効果を考えるならステーブラ、ベシケア、ベタニスなどを処方しますが、患者さん負担を考慮して実際にはプロピベリンを最も多く処方しています。(50代病院勤務医、一般内科)
  • ・デトルシトールやベシケア、トビエースも使用しているが、存外に副作用に遭遇する。まず使い慣れたバップフォーから処方するようにしている。(60代開業医、一般内科)
  • ・膀胱型夜尿症の治療に使えるから。(40代診療所勤務医、小児科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.次記疾患又は状態における頻尿、尿失禁:神経因性膀胱、神経性頻尿、不安定膀胱、膀胱刺激状態(慢性膀胱炎、慢性前立腺炎)。
    2.過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.本剤を適用する際、十分な問診により臨床症状を確認するとともに類似症状を呈する疾患(尿路感染症、尿路結石、膀胱癌や前立腺癌等の下部尿路における新生物等)に留意し尿検査等により除外診断を実施し必要に応じて専門的な検査も考慮する。
    2.下部尿路閉塞疾患(前立腺肥大症等)を合併している患者では、それに対する治療を優先させる。

    用法・用量(添付文書全文)

    プロピベリン塩酸塩として20mgを1日1回食後経口投与する。年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分の場合は、20mgを1日2回まで増量できる。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    20mgを1日1回投与で効果不十分であり、かつ安全性に問題がない場合に増量を検討する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時における副作用評価可能症例は932例であり、副作用発現率は20.9%(195例)であった。主な副作用は口渇9.0%、便秘2.5%、腹痛2.1%等の消化器症状、排尿困難3.6%、尿閉1.0%等の泌尿器系症状、眼調節障害1.2%等、主な臨床検査値の異常変動はALT(GPT)上昇1.0%(4/421例)、AST(GOT)上昇0.5%(2/421例)等であった。
    市販後調査(使用成績調査及び特別調査)における副作用評価可能症例は11,087例であり、副作用発現率は9.9%(1,094例)であった。主な副作用は口渇4.8%、便秘0.9%、腹痛0.4%等の消化器症状、排尿困難1.7%、残尿感0.6%等の泌尿器系症状であった(再審査終了時)。
    過活動膀胱に対する比較試験及び高用量(20mgを1日2回)試験における副作用評価可能症例はそれぞれ291例、45例であり、副作用発現率は27.5%(80例)、42.2%(19例)であった。両試験(336例)での主な副作用は口渇20.2%、便秘7.4%、悪心1.2%等の消化器症状、主な臨床検査値の異常変動は白血球減少1.2%等であった(効能追加時)。
    1.重大な副作用
    1).急性緑内障発作:眼圧亢進が現れ、急性緑内障発作(0.1%未満)を惹起し、嘔気、頭痛を伴う眼痛、視力低下等が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、直ちに適切な処置を行う。
    2).尿閉:尿閉(0.4%)が現れることがあるので、観察を十分に行い、症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).麻痺性イレウス:麻痺性イレウスが現れることがあるので、観察を十分に行い、著しい便秘、腹部膨満等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).幻覚・譫妄:幻覚・譫妄(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
    5).腎機能障害:腎機能障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、BUN上昇、血中クレアチニン上昇が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    7).血小板減少:血小板減少が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    8).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    9).QT延長、心室性頻拍:QT延長、心室性頻拍、房室ブロック、徐脈等が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    10).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害(0.1%未満)、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行う。発現頻度は承認時及び市販後調査並びに効能追加試験の合計から算出した。
    1).消化器:(5%以上)口渇、(0.1〜5%未満)便秘、腹痛、嘔気・嘔吐、消化不良、下痢、(0.1%未満)食欲不振、口内炎、舌炎。
    2).泌尿器:(0.1〜5%未満)排尿困難、残尿、(0.1%未満)尿意消失。
    3).精神神経系:(0.1〜5%未満)眩暈、頭痛、(0.1%未満)しびれ、眠気、(頻度不明)*意識障害(*見当識障害、*一過性健忘)、*パーキンソン症状(*すくみ足、*小刻み歩行等の*歩行障害、*振戦等)、*ジスキネジー[*:投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    4).循環器:(0.1%未満)動悸、血圧上昇、(頻度不明)*徐脈、*期外収縮[*:投与を中止するなど適切な処置を行う]、胸部不快感。
    5).過敏症:(0.1〜5%未満)そう痒、発疹、(0.1%未満)蕁麻疹[投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    6).眼:(0.1〜5%未満)眼調節障害、(0.1%未満)眼球乾燥。
    7).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇。
    8).腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇。
    9).血液:(0.1〜5%未満)白血球減少。
    10).その他:(0.1%未満)倦怠感、浮腫、脱力感、味覚異常、腰痛、嗄声、痰のからみ、(頻度不明)咽頭部痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.幽門閉塞、十二指腸閉塞又は腸管閉塞している患者[胃腸の平滑筋の収縮及び運動が抑制され、症状が悪化する恐れがある]。
    2.胃アトニー又は腸アトニーのある患者[抗コリン作用により症状が悪化する恐れがある]。
    3.尿閉を有する患者[抗コリン作用により排尿時の膀胱収縮が抑制され、症状が悪化する恐れがある]。
    4.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状が悪化する恐れがある]。
    5.重症筋無力症の患者[抗コリン作用により症状が悪化する恐れがある]。
    6.重篤な心疾患の患者[期外収縮等が報告されており、症状が悪化する恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.排尿困難のある患者[前立腺肥大症等では排尿困難が更に悪化又は残尿が増加する恐れがある]。
    2.緑内障の患者[閉塞隅角緑内障の患者は禁忌であり、閉塞隅角緑内障以外でも抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状が悪化する恐れがある]。
    3.不整脈又はその既往歴のある患者[期外収縮等が報告されており、症状が悪化又は再発する恐れがある]。
    4.肝障害又はその既往歴のある患者[主として肝で代謝されるため、副作用が発現しやすい恐れがある]。
    5.腎障害又はその既往歴のある患者[腎排泄が減少し、副作用が発現しやすい恐れがある]。
    6.パーキンソン症状又は脳血管障害のある患者[症状の悪化あるいは精神神経症状が現れる恐れがある]。
    7.潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸が現れる恐れがある]。
    8.甲状腺機能亢進症の患者[抗コリン作用により頻脈等の交感神経興奮症状が悪化する恐れがある]。
    9.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    眼調節障害、眠気、眩暈が現れることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分に注意する。
    (相互作用)
    本剤は主として薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。
    併用注意:抗コリン剤、三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、モノアミン酸化酵素阻害剤[口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れることがある(抗コリン作用が増強される)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では肝機能、腎機能が低下していることが多いため、安全性を考慮して10mg/日より投与を開始するなど慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳婦に投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない[低出生体重児、新生児又は乳児に対しては使用経験がなく、幼児又は小児に対しては使用経験が少ない]。
    (過量投与)
    1.過量投与時の症状:譫妄、興奮、全身痙攣、歩行障害、言語障害、散瞳、麻痺性イレウス、尿閉、頻脈、血圧上昇、全身紅潮、肝機能障害等。
    2.過量投与時の処置:胃洗浄し、次にアトロピン過量投与の場合と同様の処置を行う;例えば、ネオスチグミン(抗コリン症状に対して)、抗不安剤、補液等の対症療法を行う。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    雌雄ラット及びマウスに2年間経口投与したところ、雄ラットにおいて臨床用量の122倍(49mg/kg/日)投与群に腎腫瘍、雄マウスにおいて臨床用量の447倍(179mg/kg/日)投与群に肝腫瘍の発生率が対照群に比べ高いとの報告がある。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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