日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ソマバート皮下注用15mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ペグビソマント(遺伝子組換え)注射用

製薬会社:ファイザー

薬価・規格: 16784円(15mg1瓶(溶解液付)) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 先端巨大症のソマトメジン−C分泌過剰状態の諸症状の改善
  • 先端巨大症のIGF−1分泌過剰状態の諸症状の改善

注意すべき副作用詳しく見る

注射部位出血注射部位反応疲労紅斑頭痛下痢体重増加倦怠感多汗症挫傷皮膚乾燥胃不快感腹痛血中コレステロール増加限局性皮下脂肪貯留鼻咽頭炎嘔吐怒り悪心総蛋白減少肝酵素上昇

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • ペグビソマント(遺伝子組換え)として初日に40mg(蛋白質部分)を1日1回皮下投与する
  • 2日目以降は1日1回10mg(蛋白質部分)を投与する
    • なお、血清中IGF−1値及び症状に応じて、1日量30mg(蛋白質部分)を上限として、5mg(蛋白質部分)ずつ適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

注射部位出血注射部位反応疲労紅斑頭痛下痢体重増加倦怠感多汗症挫傷皮膚乾燥胃不快感腹痛血中コレステロール増加限局性皮下脂肪貯留鼻咽頭炎

重大な副作用

悪心総蛋白減少怒り嘔吐肝酵素上昇肝機能検査値異常関節炎眼精疲労関節痛眼痛顔面腫脹丘疹胸部不快感筋痛空腹感頚部痛傾眠血圧上昇血尿健忘高血圧高脂血症口内乾燥紅斑性皮疹鼓腸錯乱状態痔核低換気出血傾向消化不良視力低下腎機能障害振戦代謝異常多尿蛋白尿注射部位疼痛低血糖症糖尿病トランスアミナーゼ上昇軟便ナルコレプシー寝汗白血球数減少歯肉腫脹発熱皮膚そう痒症肥満腹痛腹部膨満不整脈不眠症便秘ほてり末梢性浮腫耳鳴無力症メニエル病皮膚疼痛血小板数減少注射部位腫脹眼圧迫感流涎過多浮動性眩暈乳房腫瘤尿潜血陽性血中ブドウ糖増加リビドー亢進血中トリグリセリド増加感覚減退血中アルカリホスファターゼ増加突発的睡眠注射部位紅斑白血球増加症異常な夢無感情異常感インフルエンザ様疾患グリコヘモグロビン増加過眠症創傷治癒不良浅眠皮膚過敏末梢ピリピリ感眼球運動異常挫傷発生増加傾向歯間増大

上記以外の副作用

悪心アナフィラキシー様反応嘔吐過敏症振戦不眠末梢性浮腫無力症AST増加ALT増加GOT増加GPT増加

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 経口血糖降下剤による治療中
    • インスリンによる治療中

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
麻薬 本剤の血清中IGF−1低下作用を減弱
経口血糖降下剤 低血糖症状
インスリン製剤 低血糖症状

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    次記疾患におけるIGF−1分泌過剰状態(ソマトメジン−C分泌過剰状態)及び諸症状の改善:先端巨大症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)。

    用法・用量(添付文書全文)

    ペグビソマント(遺伝子組換え)として初日に40mg(蛋白質部分)を1日1回皮下投与する。2日目以降は1日1回10mg(蛋白質部分)を投与する。なお、血清中IGF−1値及び症状に応じて、1日量30mg(蛋白質部分)を上限として、5mg(蛋白質部分)ずつ適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の投与にあたっては、4〜8週間隔で血清中IGF−1値を測定し、その値が性別・年齢別正常値内に収まる範囲で投与量の調整を行う。
    2.初期維持用量での投与時、あるいは継続治療中に最低用量まで減量しても、血清中IGF−1値が正常範囲の下限を下回った場合には、本剤の休薬あるいは投与中止を考慮する。
    3.本剤を3カ月以上投与しても、血清中IGF−1値の正常化が認められずかつ血清中IGF−1値の低下傾向も認められない場合には、本剤の投与中止を考慮する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    国内臨床試験における安全性評価対象例18例中、副作用の発現症例は、16例(88.9%)であった。その主なものは、注射部位反応4例(22.2%)、AST(GOT)増加3例(16.7%)、ALT(GPT)増加3例(16.7%)、腹痛3例(16.7%)、胃不快感2例(11.1%)、下痢2例(11.1%)、鼻咽頭炎2例(11.1%)、頭痛2例(11.1%)、倦怠感2例(11.1%)、注射部位出血2例(11.1%)、血中コレステロール増加2例(11.1%)等であった(承認時までの調査の集計)。
    海外臨床試験における安全性評価対象例160例中、副作用の発現症例は、69例(43.1%)であった。その主なものは、頭痛9例(5.6%)、注射部位反応8例(5.0%)、疲労7例(4.4%)、体重増加6例(3.8%)、注射部位出血5例(3.1%)、限局性皮下脂肪貯留5例(3.1%)、多汗症5例(3.1%)等であった(承認時までの調査の集計)。
    1.過敏症:(頻度不明)アナフィラキシー様反応。
    2.血液:(1%〜3%未満)出血傾向、(1%未満)白血球増加症、血小板数減少、白血球数減少。
    3.代謝異常:(1%〜3%未満)糖尿病、低血糖症、限局性皮下脂肪貯留、グリコヘモグロビン増加、血中コレステロール増加、血中トリグリセリド増加、(1%未満)高脂血症、血中ブドウ糖増加、肥満。
    4.精神・神経系:(3%以上)頭痛、(1%〜3%未満)振戦、浮動性眩暈、傾眠、異常な夢、浅眠、(1%未満)感覚減退、健忘、突発的睡眠、ナルコレプシー、過眠症、リビドー亢進、錯乱状態、怒り、不眠症、無感情、末梢ピリピリ感。
    5.感覚器:(1%〜3%未満)眼痛、(1%未満)眼精疲労、眼圧迫感、視力低下、眼球運動異常、メニエル病、耳鳴。
    6.循環器:(1%〜3%未満)血圧上昇、高血圧、(1%未満)ほてり、不整脈。
    7.呼吸器:(1%未満)低換気。
    8.消化器:(3%以上)下痢、(1%〜3%未満)悪心、嘔吐、胃不快感、鼓腸、腹部膨満、腹痛、軟便、便秘、(1%未満)口内乾燥、歯間増大、歯肉腫脹、流涎過多、消化不良、痔核。
    9.肝臓:(1%〜3%未満)AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加)、トランスアミナーゼ上昇、肝機能検査値異常、(1%未満)肝酵素上昇、血中アルカリホスファターゼ増加。
    10.皮膚:(1%〜3%未満)皮膚そう痒症、多汗症、(1%未満)顔面腫脹、丘疹、紅斑、紅斑性皮疹、挫傷発生増加傾向、寝汗、皮膚乾燥、皮膚乾燥・皮膚過敏、皮膚疼痛。
    11.筋・骨格系:(1%〜3%未満)関節痛、(1%未満)関節炎、筋痛、頚部痛。
    12.腎臓:(1%未満)血尿、尿潜血陽性、多尿、蛋白尿、腎機能障害。
    13.全身症状:(3%以上)疲労、(1%〜3%未満)インフルエンザ様疾患、空腹感、末梢性浮腫、無力症、倦怠感、(1%未満)異常感、創傷治癒不良、発熱、胸部不快感。
    14.注射部位:(3%以上)注射部位出血、注射部位反応、(1%〜3%未満)注射部位紅斑、注射部位疼痛、(1%未満)注射部位腫脹。
    15.その他:(3%以上)体重増加、(1%〜3%未満)鼻咽頭炎、(1%未満)挫傷、乳房腫瘤、総蛋白減少。
    発現頻度は承認時の国内試験及び海外試験の結果に基づいている。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    インスリンによる治療中又は経口血糖降下剤による治療中の患者。
    (重要な基本的注意)
    1.成長ホルモン産生下垂体腫瘍は進展することがあり、これに伴い視野狭窄などの重篤な症状を生じることがあるので、定期的にMRI検査等を行い患者の状態を十分観察し、腫瘍の進展が認められた場合は、他の治療法への切り替え等適切な処置を行う。
    2.ALT(GPT)、AST(GOT)が上昇することがあるので、次の点に注意する。
    1).本剤投与開始時:本剤投与開始前には必ず肝機能検査(ALT(GPT)、AST(GOT)等)を行うなど臨床検査値及び臨床症状を十分に観察し、投与の開始を検討する。
    2).本剤投与中:本剤投与開始後1年間は1カ月に1回、以後は定期的に肝機能検査を行う。また、本剤投与中に、肝障害を示唆する症状(疲労、悪心、嘔吐、腹痛、黄疸)が発現した場合には、適宜肝機能検査を行い、肝障害が確認された場合には本剤の投与を中止する。患者に対し、本剤使用中に肝障害を示唆する症状が現れた場合には、本剤の使用を中止し、直ちに連絡するよう指導する。
    3.本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の指導、監督のもとで投与を行い、患者自らが確実に投与できることを確認した上で、自己投与を行うようにする。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.インスリン製剤、経口血糖降下剤[低血糖症状が現れることがあるので、これらの薬剤の用量を減量するなど注意する(本剤投与により成長ホルモンの作用が抑制されることに伴い、インスリン感受性が高くなるため)]。
    2.麻薬[本剤の血清中IGF−1低下作用を減弱させる可能性がある(麻薬の血清中成長ホルモン濃度上昇作用による影響の可能性が考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。また、ウサギを用いた初期胚発生に関する試験では、ペグビソマント10mg(蛋白質部分)/kg/日投与群で着床後吸収胚数増加が認められたが、ウサギにおける胚・胎仔発生に関する試験においては10mg(蛋白質部分)/kg/日までの投与量で催奇形性を示唆する所見は認められなかった]。
    2.授乳婦:本剤投与中は授乳を避けさせる[本剤の乳汁中への移行は不明である]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    本剤は構造的に成長ホルモンと極めて類似しており、交叉反応が起こるため、通常の測定法による血清中成長ホルモン濃度の測定値が高値を示すことがあり、更に、本剤投与中は血清成長ホルモン濃度が上昇することがあるので、血清中IGF−1値をもとに本剤の用量調整を行う。
    (過量投与)
    海外において過量投与の症例が1例報告されている。
    1.症状:7日間にわたり本剤80mg(蛋白質部分)/日を投与し、投与中に軽度の無力症と口内乾燥感の程度が悪化した。過量投与の約1週間後に、不眠、疲労増強、末梢性浮腫、振戦が発現した。
    2.処置:本剤の過量投与が疑われた場合は、本剤の投与を中止し、IGF−1値が正常範囲の下限値以上に回復するまでは再投与しない。
    (適用上の注意)
    本剤の使用に際しては、次の点に注意する。
    1.アンプルカット時:添付の注射用水のアンプルは、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットする。
    2.調製時:用時、本剤のバイアルに添付の注射用水を1mL加え、バイアルを両手に挟み、薬剤の粉末が溶けるように両手の中でゆっくりと転がして溶解する(激しく振盪しない)。バイアルのキャップのゴムの部分をアルコール綿で清拭し、バイアル内の薬液(1mL)を全てシリンジに吸い上げる。
    3.投与時:本剤は皮下注射のみに使用する。注射部位有害事象(出血、紅斑、疼痛、腫脹等)が報告されているので、注射部位を上腕、太腿、腹部、臀部等広範囲に求め、順序よく移動し、同一部位に短期間内に繰り返し注射しない。発赤、湿疹、損傷のある部位は避ける。
    4.調製後の使用:溶解後はできるだけ速やかに使用する。
    (その他の注意)
    本剤は成長ホルモン受容体拮抗剤であるため、血清中成長ホルモンが高値を示していても、成長ホルモン分泌不全状態を生じる可能性があるので、血清中IGF−1値をもとに本剤の用量調整を行うとともに、成長ホルモン分泌不全状態の臨床徴候及び症状に注意する。
    (保管上の注意)
    2〜8℃。

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