日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ディナゲスト錠1mg基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:ジエノゲスト錠

製薬会社:持田製薬

薬価・規格: 475.5円(1mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 子宮内膜症
  • 子宮腺筋症の疼痛の改善

注意すべき副作用詳しく見る

不正出血頭痛ほてり貧血悪心そう痒感倦怠感浮腫いらいら感アナフィラキシー嘔吐肩こり胃部不快感

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • ジエノゲストとして1日2mgを2回に分け、月経周期2〜5日目より経口投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 診断のつかない異常性器出血
    • 重度貧血
    • 高度子宮腫大
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

不正出血頭痛ほてり貧血悪心そう痒感倦怠感浮腫

重大な副作用

アナフィラキシー胃部不快感いらいら感嘔吐肩こり過敏症肝機能検査値異常関節痛傾眠血糖値上昇下痢眩暈口内炎ざ瘡しびれ感そう痒感体重増加脱毛乳房緊満感乳房痛低エストロゲン症状動悸乳汁分泌背部痛発汗白血球減少発疹発熱皮膚乾燥ビリルビン上昇疲労不安腹痛腹部膨満感不眠片頭痛便秘耳鳴コレステロール上昇骨塩量低下重度貧血外陰部かぶれ外陰部かゆみ抑うつ

上記以外の副作用

GOT上昇GPT上昇γ−GTP上昇血管浮腫呼吸困難蕁麻疹ALT上昇AST上昇重度貧血

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 診断のつかない異常性器出血
    • 重度貧血
    • 高度子宮腫大
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 子宮筋腫
    • うつ状態
    • うつ病
    • 最大骨塩量に達していない小児
  • 注意
    • 貧血
    • 不正出血が持続
    • 卵巣チョコレート嚢胞
  • 投与に際する指示
    • 貧血

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 幼児・乳児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 最大骨塩量に達していない小児(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
クラリスロマイシン 本剤のCmax及びAUCはそれぞれ単独投与時の20%及び86%増加
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱
エストリオール誘導体 本剤の効果が減弱
結合型エストロゲン 本剤の効果が減弱
エストラジオール誘導体 本剤の効果が減弱
卵胞ホルモン 本剤の効果が減弱
アゾール系抗真菌剤 本剤の血中濃度が上昇
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
黄体ホルモン プロゲステロン作用が増強
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル製剤 プロゲステロン作用が増強
ジドロゲステロン製剤 プロゲステロン作用が増強
ノルエチステロン プロゲステロン作用が増強
黄体ホルモン プロゲステロン作用が増強

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.子宮内膜症。
    2.子宮腺筋症に伴う疼痛の改善。

    用法・用量(添付文書全文)

    ジエノゲストとして1日2mgを2回に分け、月経周期2〜5日目より経口投与する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    治療に際しては妊娠していないことを確認し、必ず月経周期2〜5日目より投与を開始する。また、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    1.子宮内膜症:子宮内膜症患者を対象とした国内臨床試験(5試験)において、総症例528例中、409例(77.5%)に副作用が認められている。その主なものは不正出血(60.6%)、ほてり(16.3%)、頭痛(13.6%)、悪心(6.6%)等であった(承認時)。
    製造販売後調査において、総症例2,870例中、1,242例(43.3%)に副作用が認められている。その主なものは不正出血(34.6%)、ほてり(2.6%)、頭痛(2.1%)、悪心(1.4%)等であった(第7回安全性定期報告時)。
    2.子宮腺筋症に伴う疼痛の改善:子宮腺筋症患者を対象とした国内臨床試験(4試験)において、総症例316例中、311例(98.4%)に副作用が認められている。その主なものは不正出血(96.8%)、ほてり(6.3%)、頭痛(4.1%)、貧血(3.5%)、倦怠感(3.5%)等であった(効能追加時)。
    1.重大な副作用
    1).重篤な不正出血(1%未満)、重度の貧血(1%未満):本剤投与後に不正出血が現れ、重度貧血に至ることがあるので、出血量が多く持続日数が長い場合や一度に大量の出血が認められた場合には、必要に応じて血液検査を実施し、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、鉄剤の投与又は本剤の投与中止、輸血等の適切な処置を行う。
    2).アナフィラキシー(頻度不明):アナフィラキシー(呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹、そう痒感等)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1).低エストロゲン症状:(1%以上)ほてり、頭痛、眩暈、抑うつ、(1%未満)動悸、不安、不眠、発汗。
    2).子宮:(1%以上)不正出血、(頻度不明)腹痛。
    3).乳房:(1%以上)乳房緊満感、(1%未満)乳房痛、乳汁分泌。
    4).皮膚:(1%未満)ざ瘡、*外陰部かぶれ・*外陰部かゆみ[*:不正出血の持続により、このような症状が現れることがある]、皮膚乾燥、脱毛。
    5).精神神経系:(1%未満)傾眠、いらいら感、しびれ感、片頭痛。
    6).過敏症:(1%未満)発疹、そう痒感等[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
    7).肝臓:(1%以上)AST上昇(GOT上昇)・ALT上昇(GPT上昇)・γ−GTP上昇・ビリルビン上昇等の肝機能検査値異常。
    8).消化器:(1%以上)悪心、腹痛、(1%未満)嘔吐、胃部不快感、便秘、下痢、腹部膨満感、口内炎。
    9).血液:(1%以上)貧血、(1%未満)白血球減少。
    10).筋骨格系:(1%未満)背部痛、肩こり、骨塩量低下、関節痛。
    11).その他:(1%以上)倦怠感、(1%未満)疲労、体重増加、浮腫、コレステロール上昇、発熱、血糖値上昇、耳鳴。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.診断のつかない異常性器出血のある患者[類似疾患(悪性腫瘍等)の恐れがある]。
    2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    4.高度子宮腫大又は重度貧血のある患者[出血症状が増悪し、大量出血を起こす恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.子宮筋腫のある患者[出血症状が増悪し、まれに大量出血を起こす恐れがある]。
    2.うつ病又はうつ状態の患者並びにそれらの既往歴のある患者[更年期障害様のうつ症状が現れる恐れがある]。
    3.肝障害のある患者[代謝能の低下により、本剤の作用が増強することがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与に際しては、類似疾患(悪性腫瘍等)との鑑別に留意し、投与中に腫瘤が増大したり、臨床症状の改善がみられない場合は投与を中止する。
    2.卵巣チョコレート嚢胞は、頻度は低いものの自然経過において悪性化を示唆する報告があるので、定期的に画像診断や腫瘍マーカー等の検査を行い、患者の状態に十分注意する。
    3.本剤投与中は経過を十分に観察し、期待する効果が得られない場合には漫然と投与を継続せず、他の適切な治療を考慮する。
    4.本剤投与後に不正出血が現れ、重度貧血に至ることがある。出血の程度には個人差があり、投与中に出血が持続する場合や一度に大量の出血が生じる場合もあるので、次の点に注意する。
    1).患者にはあらかじめ十分に説明し、出血量が多く持続日数が長い場合や一度に大量の出血が認められた場合には、医師へ相談するよう指導する。
    2).貧血のある患者では、必要に応じて本剤投与前に貧血の治療を行う。
    3).不正出血が認められた場合には必要に応じて血液検査を実施し、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には鉄剤の投与又は本剤の投与中止、輸血等の適切な処置を行う。
    4).子宮内膜症患者を対象とした国内臨床試験において、子宮腺筋症又は子宮筋腫を合併する患者での貧血の発現率は、合併しない患者と比較して高い傾向が認められている。
    5.本剤を長期投与する場合には次の点に注意する。
    1).本剤を長期投与する場合、不正出血が持続的に認められている患者は、類似疾患(悪性腫瘍等)に起因する出血との鑑別に留意し、定期的に画像診断等を行うなど、患者の状態に十分注意し、また、必要に応じ細胞診等の病理学的検査の実施を考慮する。
    2).本剤の1年を超える投与における有効性及び安全性は確立していないので、1年を超える投与は治療上必要と判断される場合にのみ行い、定期的に臨床検査(血液検査、骨塩量検査等)等を行うなど、患者の状態に十分注意する。
    6.本剤の投与により更年期障害様のうつ症状を起こすことが報告されているので、本剤の使用に際しては患者の状態等を十分に観察する。
    (相互作用)
    本剤は主として薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。
    併用注意:
    1.CYP3A4阻害剤(エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、フルコナゾール等))[本剤の血中濃度が上昇する恐れがある(これらの薬剤が本剤の薬物代謝酵素であるCYP3A4を阻害することによると考えられる)、(本剤とクラリスロマイシンの併用により、本剤のCmax及びAUCはそれぞれ単独投与時の20%及び86%増加した(これらの薬剤が本剤の薬物代謝酵素であるCYP3A4を阻害することによると考えられる))]。
    2.CYP3A4誘導剤(リファンピシン、フェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピン等)[本剤の血中濃度が低下することにより本剤の有効性が減弱する恐れがある(これらの薬剤が本剤の薬物代謝酵素であるCYP3A4を誘導することによると考えられる)]。
    3.卵胞ホルモン含有製剤(エストラジオール誘導体、エストリオール誘導体、結合型エストロゲン製剤等)[本剤の効果が減弱する可能性がある(子宮内膜症はエストロゲン依存性の疾患であることから、卵胞ホルモン含有製剤の投与により本剤の治療効果が減弱する可能性がある)]。
    4.黄体ホルモン含有製剤(プロゲステロン製剤、メドロキシプロゲステロン酢酸エステル製剤、ノルエチステロン製剤、ジドロゲステロン製剤等)[プロゲステロン作用が増強する可能性がある(ともにプロゲステロン受容体に対するアゴニスト活性を示すことから、プロゲステロン作用が相加的に増強する可能性がある)]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、また、動物実験(ラット、ウサギ)において、受胎阻害、胚死亡率増加及び流産等が認められている]。
    2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[動物実験(ラット)において、乳汁中に移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    1.低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    2.最大骨塩量に達していない小児患者については、本剤投与による骨密度減少の可能性や将来的な骨粗鬆症等の発症リスクを考慮した上で、本剤の投与の可否を慎重に判断する(12歳〜18歳を対象とした海外臨床試験において、本剤52週間投与後の骨密度変化率は−1.2%であった)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (保管上の注意)
    遮光。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. 62歳女性。下肢に多発する、浸潤を触れる紫斑 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
    2. 今冬はインフルエンザワクチンには頼れません! 特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《1》 FBシェア数:298
    3. 誤嚥性肺炎って何科の疾患? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:434
    4. インフル迅速検査、全例には必要ありません! 特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《2》 FBシェア数:779
    5. 「たかが過換気」と侮ってはいけない 酸・塩基・電解質マネジメント FBシェア数:94
    6. 62歳男性。口唇のしびれと呼吸困難 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
    7. 来シーズンには新機序の抗インフル薬登場 寄稿◎2017ー18シーズンのインフルエンザ診療の要点《下》 FBシェア数:2
    8. 66歳女性。意識障害、痙攣 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
    9. 「給料泥棒なの?」 上司の言葉に夜も眠れず 院長を悩ます職員トラブル大研究 FBシェア数:90
    10. 2018年度ダブル改定の“真の主役”は「看取り」 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:22