基本情報

薬効分類

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤)詳しく見る

  • 抗ヒスタミン作用によりアレルギー反応を抑え蕁麻疹、花粉症、喘息などによる皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善する薬
抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤)の代表的な商品名
  • アレジオン
  • アレグラ
  • アレロック
  • レスタミン
  • ポララミン
  • クラリチン
  • デザレックス
  • ビラノア

効能・効果詳しく見る

  • アレルギー性鼻炎
  • 薬疹
  • 湿疹・皮膚炎群の急性増悪期
  • 湿疹・皮膚炎群の急性期
  • 蕁麻疹<慢性例を除く>

注意すべき副作用詳しく見る

感染症骨頭無菌性壊死ミオパシー急性副腎不全消化性潰瘍精神変調糖尿誘発感染症骨粗鬆症嘔吐悪心痙攣胃潰瘍過敏症

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1回5〜10mLを1日1〜4回経口投与する
  • 小児には1回5mLを1日1〜4回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、本剤を漫然と使用するべきではない

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 下部尿路に閉塞性疾患
    • 前立腺肥大
    • 緑内障
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症

副作用

主な副作用

感染症骨頭無菌性壊死ミオパシー急性副腎不全消化性潰瘍精神変調糖尿誘発感染症骨粗鬆症

重大な副作用

悪心胃潰瘍嘔吐過敏症痙攣血圧上昇血栓症下痢倦怠感骨粗鬆症後嚢白内障再生不良性貧血錯乱消化性潰瘍食欲亢進膵炎頭重感続発性副腎皮質機能不全体重増加糖尿病眠気腹痛不眠無顆粒球症誘発感染症緑内障感染症増悪うつ状態

上記以外の副作用

眼圧亢進感覚異常肝機能障害眼球突出関節痛顔面紅斑期外収縮協調異常胸痛筋肉痛月経異常血小板減少眩暈口渇光線過敏症ざ瘡紫斑脂肪肝焦燥感情緒不安食欲不振心悸亢進神経過敏神経炎振戦頭痛ステロイド腎症創傷治癒障害喘鳴多幸症脱毛多毛気道乾燥気管分泌液の粘性化前庭障害窒素負平衡鎮静低カリウム性アルカローシス低血圧尿閉排尿困難発育抑制発汗異常白血球増多発疹発熱皮下溢血ヒステリー皮膚色素沈着皮膚そう痒感皮膚菲薄化鼻閉疲労感頻尿頻脈複視腹部膨満感浮腫便秘満月様顔貌耳鳴胸やけ網膜障害野牛肩溶血性貧血脂肪織炎鼻乾燥精子数増減皮膚線条皮膚脆弱化中心性漿液性網脈絡膜症精子運動性増減上腕骨頭無菌性壊死大腿骨頭無菌性壊死

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 下部尿路に閉塞性疾患
    • 前立腺肥大
    • 緑内障
  • 原則禁止
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
  • 慎重投与
    • 肝硬変
    • 感染症
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 重症筋無力症
    • 腎不全
    • 糖尿病
  • 注意
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
フェノバルビタール 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
エフェドリン含有製剤 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
フェニトイン 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
バルビツール酸誘導体 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
リファンピシン類 副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱
ワクチン 抗体反応の欠如
種痘 抗体反応の欠如
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用を増強
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
サザピリン 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
アスピリンダイアルミネート 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
アスピリン 血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒
ワルファリンカリウム 作用を減弱
血液凝固阻止剤 作用を減弱
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
アセタゾラミド 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
トリクロルメチアジド 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
フロセミド 副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症
エタノール摂取 相互に作用を増強
中枢抑制剤 相互に作用を増強
経口糖尿病剤 作用を減弱
アセトヘキサミド 作用を減弱
インスリン製剤 作用を減弱
ベクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
非脱分極性筋弛緩剤 筋弛緩作用が減弱又は増強
パンクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
シクロスポリン 血中濃度が上昇
塩酸リトドリン ベタメタゾンの注射剤との併用により肺水腫
ソマトロピン 当該薬剤の効果が減弱
抗コリン作用を有する薬剤 相互に作用を増強
ノルエピネフリン 血圧の異常上昇
ドロキシドパ 血圧の異常上昇

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    蕁麻疹<慢性例を除く>、湿疹・皮膚炎群の急性期及び湿疹・皮膚炎群の急性増悪期、薬疹、アレルギー性鼻炎。

    用法・用量(添付文書全文)

    1回5〜10mLを1日1〜4回経口投与する。小児には1回5mLを1日1〜4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、本剤を漫然と使用するべきではない。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤は副腎皮質ホルモンをプレドニゾロン換算で、1mL中0.5mg相当量を含有するので、症状改善後は漫然として使用することのないよう注意する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査は実施していないため、発現頻度については、文献、自発報告等を参考に集計した(再審査対象外)。
    1.重大な副作用
    1).誘発感染症、感染症の増悪(0.1〜5%未満):誘発感染症、感染症増悪が現れることがある。また、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
    2).続発性副腎皮質機能不全、糖尿病(頻度不明)、急性副腎不全(0.1〜5%未満):続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、また、急性副腎不全が現れることがあるので、検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行う。
    3).消化性潰瘍(0.1〜5%未満)、膵炎(頻度不明):膵炎、また、胃潰瘍等の消化性潰瘍が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行う。
    4).精神変調(0.1〜5%未満)、うつ状態、痙攣、錯乱(頻度不明):うつ状態、痙攣、錯乱、また、精神変調が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が現れた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行う。
    5).骨粗鬆症、ミオパシー(0.1〜5%未満)、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死(頻度不明):大腿骨頭無菌性壊死及び上腕骨頭無菌性壊死等の骨頭無菌性壊死、また、骨粗鬆症、ミオパシーが現れることがあるので、検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行う。
    6).緑内障、後嚢白内障(頻度不明):連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
    7).血栓症(0.1%未満):血栓症が現れることがあるので、検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行う。
    8).再生不良性貧血、無顆粒球症(0.1%未満):クロルフェニラミン製剤では再生不良性貧血、無顆粒球症が現れることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する。
    9).幼児・小児の発育抑制(頻度不明)。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(5%以上又は頻度不明)発疹、光線過敏症等[症状が現れた場合には、投与を中止する]。
    2).精神神経系:(5%以上又は頻度不明)鎮静、神経過敏、焦燥感、多幸症、複視、頭痛、眩暈、耳鳴、前庭障害、情緒不安、振戦、感覚異常、ヒステリー、神経炎、協調異常、(0.1〜5%未満)不眠、眠気、頭重感。
    3).消化器:(5%以上又は頻度不明)口渇、胸やけ、腹部膨満感、食欲不振、便秘、(0.1〜5%未満)腹痛、悪心・嘔吐、食欲亢進、下痢等。
    4).泌尿器:(5%以上又は頻度不明)頻尿、排尿困難、尿閉、ステロイド腎症等。
    5).循環器:(5%以上又は頻度不明)低血圧、心悸亢進、頻脈、期外収縮[症状が現れた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行う]。
    6).呼吸器:(5%以上又は頻度不明)鼻乾燥及び気道乾燥、気管分泌液の粘性化、喘鳴、鼻閉。
    7).血液:(5%以上又は頻度不明)溶血性貧血、白血球増多、(0.1%未満)血小板減少。
    8).肝臓:(5%以上又は頻度不明)肝機能障害(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇等)。
    9).内分泌:(5%以上又は頻度不明)月経異常、糖尿等。
    10).筋・骨格:(5%以上又は頻度不明)筋肉痛、関節痛等。
    11).脂質・蛋白質代謝:(5%以上又は頻度不明)満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝等。
    12).体液・電解質:(5%以上又は頻度不明)浮腫、低カリウム性アルカローシス、(0.1〜5%未満)血圧上昇等[症状が現れた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行う]。
    13).眼:(5%以上又は頻度不明)中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出等。
    14).皮膚:(5%以上又は頻度不明)多毛、脱毛、ざ瘡、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒感、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・皮膚脆弱化、脂肪織炎。
    15).その他:(5%以上又は頻度不明)発熱、疲労感、精子数増減及び精子運動性増減、胸痛、(0.1〜5%未満)倦怠感、体重増加。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しない。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行う。
    2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    3.緑内障の患者[眼内圧の上昇により、緑内障が増悪することがある]。
    4.前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿困難、尿閉等が現れ、症状が増悪することがある]。
    (原則禁忌)
    1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪することがある]。
    2.結核性疾患の患者[免疫機能抑制作用により、結核性疾患が増悪することがある]。
    3.消化性潰瘍の患者[胃酸分泌の亢進、肉芽組織増殖抑制作用により、潰瘍が増悪又は治癒が遅れることがある]。
    4.精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪することがある]。
    5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫機能抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪することがある]。
    6.後嚢白内障の患者[水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪することがある]。
    7.高血圧症の患者[水及び電解質代謝作用により、高血圧症が増悪することがある]。
    8.電解質異常のある患者[電解質代謝作用により、電解質異常が増悪することがある]。
    9.血栓症の患者[血液凝固促進作用により、血栓症が増悪することがある]。
    10.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒(組織修復)が障害されることがある]。
    11.急性心筋梗塞を起こした患者[副腎皮質ホルモン剤で心破裂を起こしたとの報告がある]。
    (慎重投与)
    1.感染症の患者[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪する恐れがある]。
    3.骨粗鬆症の患者[骨形成の抑制、骨からのカルシウム排泄の増加により、骨粗鬆症が増悪する恐れがある]。
    4.腎不全の患者[薬物の排泄が遅延するため、体内蓄積により副作用が現れる恐れがある]。
    5.甲状腺機能低下のある患者[副腎皮質ホルモン剤の血中からの半減時間が長くなるとの報告があり、副作用が現れる恐れがある]。
    6.肝硬変の患者[代謝酵素の活性低下等により、副作用が現れる恐れがある]。
    7.脂肪肝の患者[脂肪分解・再分布作用により、肝臓への脂肪沈着を増大させ、脂肪肝が増悪する恐れがある]。
    8.脂肪塞栓症の患者[副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、脂肪塞栓症が起こるとの報告があり、症状が増悪する恐れがある]。
    9.重症筋無力症の患者[蛋白異化作用により、使用当初、一時症状が増悪する恐れがある]。
    10.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意する。
    2.本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用が現れることがあるので、本剤の投与にあたっては次の注意が必要である。特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
    1).本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認する。
    2).水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行う。水痘又は麻疹への感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずる。
    3).水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意する。
    4).投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行う。
    5).連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う(離脱症状が現れた場合には、直ちに再投与又は増量する)。
    3.副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがあるので、本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意し、異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行う。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.中枢神経抑制剤、アルコール[相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は、減量するなど慎重に投与する(d−クロルフェニラミンマレイン酸塩の中枢抑制作用により、作用が増強される)]。
    2.MAO阻害剤[相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は、減量するなど慎重に投与する(d−クロルフェニラミンマレイン酸塩の解毒機構に干渉し、作用を遷延化(増強)する)]。
    3.抗コリン作用を有する薬剤[相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は、減量するなど慎重に投与する]。
    4.ドロキシドパ、ノルアドレナリン[併用により血圧の異常上昇を来す恐れがある(d−クロルフェニラミンマレイン酸塩がヒスタミンによる毛細血管拡張を抑制する)]。
    5.バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール)、フェニトイン、リファンピシン、エフェドリン[副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には、用量について注意する(バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシンはP−450を誘導し、副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進される)]。
    6.サリチル酸誘導体(アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリン)[併用時に副腎皮質ホルモン剤を減量すると、血清中のサリチル酸濃度が上昇しサリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には、用量について注意する(副腎皮質ホルモン剤は、サリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度を低下させる作用を持っているので減量するとその血中濃度が上昇する)]。
    7.抗凝血剤(ワルファリンカリウム)[副腎皮質ホルモン剤が、抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には、用量について注意する(副腎皮質ホルモン剤は血液凝固促進作用がある)]。
    8.経口糖尿病用剤(アセトヘキサミド)、インスリン製剤[副腎皮質ホルモン剤が経口糖尿病用剤、インスリン製剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には、用量について注意するとともに、血糖値その他患者の状況を十分観察しながら投与する(副腎皮質ホルモン剤は、肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害することによる血糖上昇作用がある)]。
    9.利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く>(トリクロルメチアジド、アセタゾラミド、フロセミド)[副腎皮質ホルモン剤との併用により低カリウム血症が現れる場合があるので、併用する場合には、用量について注意し、カリウム排泄型利尿剤との併用時には、血清カリウム濃度と心機能のモニタリングが推奨される(副腎皮質ホルモン剤は、尿細管でのカリウム排泄促進作用がある)]。
    10.ソマトロピン[併用により、ソマトロピンの効果が減弱することがある(副腎皮質ホルモン剤がソマトロピンの効果を減弱させる、機序不明)]。
    11.シクロスポリン[シクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には、用量について注意する(本剤はシクロスポリンの代謝を阻害する)]。
    12.非脱分極性筋弛緩剤(パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物)[筋弛緩作用が減弱又は増強するとの報告があるので、併用する場合には、用量について注意する(機序不明)]。
    13.リトドリン塩酸塩[ベタメタゾンの注射剤との併用により肺水腫が現れたとの報告がある(体内の水分貯留傾向が促進される)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用が現れやすいので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(マウス)で催奇形作用が報告されており、また、新生仔副腎不全を起こすことがある]。
    2.本剤投与中は授乳を避けさせる[母乳中へ移行することがある]。
    (小児等への投与)
    1.幼児・小児の発育抑制が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状が現れることがある。
    (その他の注意)
    1.副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチン(種痘等)を接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。
    2.免疫機能が抑制されている可能性のある患者に対し本剤を投与する場合は、水痘、麻疹等に感染する危険性があり、感染した場合は医療機関を受診することを患者に伝える。
    (保管上の注意)
    遮光した気密容器。

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