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デキサート注射液1.65mg基本情報

後発品(加算対象)

一般名:デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液

製薬会社:富士製薬

薬価・規格: 56円(1.65mg0.5mL1管) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)詳しく見る

  • 抗炎症作用、免疫抑制作用などにより、アレルギー性疾患、自己免疫疾患、血液疾患などに効果をあらわす薬
副腎皮質ホルモン(ステロイド内服薬・注射薬)の代表的な商品名
  • プレドニン プレドニゾロン
  • メドロール
  • デカドロン
  • ゼンタコート

効能・効果詳しく見る

  • 眼科領域の術後炎症
  • 脊髄浮腫
  • 手術後の腹膜癒着の防止
  • 卵管整形術後の癒着の防止
  • Senear−Usher症候群
  • 亜急性湿疹
  • 亜急性甲状腺炎
  • 悪性リンパ腫
  • アトピー皮膚炎
  • アナフィラキシーショック
  • アレルギー性鼻炎
  • 一次性脳炎の頭蓋内圧亢進症状
  • 陰茎硬結
  • 潰瘍性大腸炎
  • 角膜炎の対症療法
  • 花粉症
  • 貨幣状湿疹
  • 眼筋麻痺の対症療法
  • 顆粒球減少症
  • 眼窩漏斗尖端部症候群の対症療法
  • 眼窩炎性偽腫瘍の対症療法
  • 肝硬変
  • 眼瞼炎の対症療法
  • 関節症性乾癬
  • 乾癬
  • 乾癬性紅皮症
  • 顔面神経麻痺
  • 癌末期の全身状態の改善
  • 気管支痙攣
  • 気管支喘息
  • 急性感音性難聴
  • 急性湿疹
  • 急性中耳炎
  • 急性白血病
  • 急性副腎皮質機能不全
  • 凝固因子の障害の出血性素因
  • 強皮症
  • 強膜炎の対症療法
  • ギラン・バレー症候群
  • 菌状息肉症
  • 外科的ショック
  • 稽留性肢端皮膚炎
  • 外科的ショック様状態
  • 劇症肝炎
  • 結核性胸膜炎
  • 血管運動<神経>性鼻炎
  • 結核性髄膜炎
  • 視神経の炎症性疾患の対症療法
  • 血清病
  • 結節性動脈周囲炎
  • 結節性紅斑
  • 結膜炎の対症療法
  • ケロイドの防止
  • 限局性腸炎
  • 抗悪性腫瘍剤投与の嘔吐
  • 抗悪性腫瘍剤投与の悪心
  • 抗悪性腫瘍剤投与の消化器症状
  • 虹彩毛様体炎の対症療法
  • 好酸性肉芽腫
  • 甲状腺中毒症
  • 甲状腺疾患の悪性眼球突出症
  • 強直性脊椎炎の四肢関節炎
  • 甲状腺<中毒性>クリーゼ
  • 強直性脊椎炎
  • 喉頭炎
  • 喉頭浮腫
  • 紅皮症
  • 紅斑症
  • 枯草熱
  • 昆虫毒
  • 細網肉腫症
  • 再生不良性貧血
  • 自家感作性皮膚炎
  • 耳管狭窄症
  • 視神経炎の対症療法
  • 視束脊髄炎
  • 湿疹・皮膚炎群
  • 紫斑病
  • 耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
  • 重症感染症
  • 若年性関節リウマチ
  • 重症の虫さされ
  • 重症消耗性疾患の全身状態の改善
  • 重症筋無力症
  • 小児喘息性気管支炎
  • 小舞踏病
  • 食道拡張術後
  • 食道の炎症
  • 脂漏性皮膚炎
  • 進行性壊疽性鼻炎
  • 神経皮膚炎
  • 進行性指掌角皮症
  • 尋常性天疱瘡
  • 侵襲後肺水腫
  • 尋常性乾癬
  • 新生児スクレレーマ
  • スチル病
  • 髄膜白血病
  • スチブンス・ジョンソン病
  • スプルーの全身状態の改善
  • 脊髄炎
  • 成年性浮腫性硬化症
  • 脊髄蜘網膜炎
  • 喘息発作重積状態
  • 接触皮膚炎
  • 喘息性気管支炎
  • 全身性エリテマトーデス
  • 全身性血管炎
  • 前立腺癌
  • 早期ケロイド
  • 増殖性天疱瘡
  • 大動脈炎症候群
  • 多発性筋炎
  • 蛇毒
  • 多発性硬化症
  • 多発性動脈炎
  • 多発性骨髄腫
  • ヴェゲナ肉芽腫症
  • 中毒疹
  • 直達鏡使用後
  • 椎間板ヘルニアの根性坐骨神経痛
  • 痛風性関節炎
  • 椎間板ヘルニアの神経根炎
  • 手指の皮膚炎
  • デューリング疱疹状皮膚炎
  • 天疱瘡群
  • 難治性口内炎
  • 特発性低血糖症
  • 難治性舌炎
  • 乳癌の再発転移
  • 妊娠性疱疹
  • ネフローゼ症候群
  • ネフローゼ
  • 粘膜皮膚眼症候群
  • 脳炎
  • 脳脊髄炎
  • 脳浮腫
  • 膿疱性乾癬
  • 肺線維症
  • 鼻茸
  • 非感染性慢性関節炎
  • ビダール苔癬
  • 皮膚口内炎
  • 皮膚筋炎
  • 皮膚細網症
  • 皮膚白血病
  • びまん性間質性肺炎
  • 副腎摘除
  • 副腎クリーゼ
  • 副腎性器症候群
  • 副腎皮質機能不全の外科的侵襲
  • 副鼻腔炎
  • フックス症候群
  • ヘブラ紅色粃糠疹
  • 変形性関節症
  • 放射線肺臓炎
  • 疱疹状膿痂疹
  • ホジキン病
  • 末梢神経炎
  • 慢性中耳炎
  • 慢性湿疹
  • 慢性骨髄性白血病の急性転化
  • 慢性リンパ性白血病
  • 網膜血管炎の対症療法
  • メニエル症候群
  • メニエル病
  • 網脈絡膜炎の対症療法
  • 薬剤アレルギー
  • 免疫性溶血性貧血
  • 薬疹
  • 輸血による副作用
  • 落葉状天疱瘡
  • ライター症候群
  • リウマチ性多発筋痛
  • リウマチ性脊椎炎の四肢関節炎
  • リウマチ性心炎
  • リウマチ熱
  • リウマチ性脊椎炎
  • リップシュッツ急性陰門潰瘍
  • リンパ肉腫症
  • 類天疱瘡
  • 慢性円板状エリテマトーデス
  • 臓器移植
  • 陰部湿疹
  • 化学物質アレルギー
  • 化学物質中毒
  • 外耳道湿疹・皮膚炎
  • 喉頭ポリープ
  • 喉頭結節
  • 耳介湿疹・皮膚炎
  • 組織移植
  • 鼻翼周辺湿疹・皮膚炎
  • 薬剤中毒
  • 鼻前庭湿疹・皮膚炎
  • 開口部糜爛性外皮症
  • 肛門湿疹
  • 関節リウマチ
  • 滲出性中耳炎
  • ぶどう膜炎の対症療法
  • 腐食性食道炎
  • 非感染性腱炎
  • 非感染性滑液包炎
  • 非感染性関節周囲炎
  • 非感染性腱鞘炎
  • 悪性型円形脱毛症
  • 非感染性腱周囲炎
  • 下垂体性慢性副腎皮質機能不全
  • 活動型肝硬変
  • 医原性慢性副腎皮質機能不全
  • 小児ストロフルス<重症例に限る>
  • 掌蹠膿疱症<重症例に限る>
  • 固定蕁麻疹<重症例に限る>
  • 原発性慢性副腎皮質機能不全
  • 尋常性乾癬<重症例>
  • 帯状疱疹<重症例に限る>
  • 続発性慢性副腎皮質機能不全
  • 多形滲出性紅斑<重症例に限る>
  • 扁平苔癬<重症例に限る>
  • 痒疹群<重症例に限る>
  • 蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>
  • ベーチェット病<眼症状のない場合>
  • 蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>
  • 外眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 眼窩の炎症性疾患の対症療法
  • 前眼部の炎症性疾患の対症療法
  • 内眼の炎症性疾患の対症療法
  • 眼筋の炎症性疾患の対症療法
  • 乳・幼・小児湿疹
  • 難治性腹水を伴う肝硬変
  • 胆汁うっ滞を伴う肝硬変
  • うっ血性心不全

注意すべき副作用詳しく見る

感染症骨頭無菌性壊死後嚢白内障紅斑誘発感染症関節の不安定化

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.用法・用量は次の通りである
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 1).静脈内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜6.6mg、3〜6時間毎
  • 2).点滴静脈内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜8.3mg、1日1〜2回
  • 3).筋肉内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜6.6mg、3〜6時間毎
  • 4).関節腔内注射:デキサメタゾンとして1回0.66〜4.1mg、原則として投与間隔を2週間以上とする
  • 5).軟組織内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜5.0mg、原則として投与間隔を2週間以上とする
  • 6).腱鞘内注射:デキサメタゾンとして1回0.66〜2.1mg、原則として投与間隔を2週間以上とする
  • 7).滑液嚢内注入:デキサメタゾンとして1回0.66〜4.1mg、原則として投与間隔を2週間以上とする
  • 8).硬膜外注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜8.3mg、原則として投与間隔を2週間以上とする
  • 9).脊髄腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.83〜4.1mg、週1〜3回
  • 10).胸腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.83〜4.1mg、週1〜3回
  • 11).腹腔内注入:デキサメタゾンとして1回1.65mg
  • 12).局所皮内注射:デキサメタゾンとして1回0.04〜0.08mgずつ0.83mgまで週1回(生理食塩液で4倍に希釈して用いる)
  • 13).卵管腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.33〜0.83mg
  • 14).注腸:デキサメタゾンとして1回0.33〜5.0mg
  • 15).結膜下注射:デキサメタゾンとして1回0.33〜2.1mg、その液量は0.2〜0.5mL
  • 16).球後注射:デキサメタゾンとして1回0.83〜4.1mg、その液量は0.5〜1.0mL
  • 17).点眼:デキサメタゾンとして1回0.21〜0.83mg/mL溶液1〜2滴を1日3〜8回(4〜16倍の生理食塩液希釈液を点眼する)
  • 18).ネブライザー:デキサメタゾンとして1回0.08〜1.65mg、1日1〜3回(生理食塩液で10倍に希釈して用いる)
  • 19).鼻腔内注入、副鼻腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.08〜1.65mg、1日1〜3回
  • 20).鼻甲介内注射、鼻茸内注射:デキサメタゾンとして1回0.66〜4.1mg
  • 21).喉頭・気管注入、中耳腔内注入、耳管内注入:デキサメタゾンとして1回0.08〜1.65mg、1日1〜3回
  • 22).食道注入:デキサメタゾンとして1回0.83〜1.65mg
  • 2.多発性骨髄腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法における用法・用量は次の通りである
  • 点滴静脈内注射:ビンクリスチン硫酸塩、ドキソルビシン塩酸塩との併用において、デキサメタゾンの投与量及び投与法は、1日量デキサメタゾンを33mgとし、21日から28日を1クールとして、第1日目から第4日目、第9日目から第12日目、第17日目から第20日目に、投与する
    • なお、投与量及び投与日数は、年齢、患者の状態により適宜減ずる
  • 3.抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)に対する用法・用量は次の通りである
  • 静脈内注射、点滴静脈内注射:デキサメタゾンとして、1日3.3〜16.5mgを、1日1回又は2回に分割して投与する(最大16.5mgまで)

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 感染症のある関節腔内
    • 動揺関節の関節腔内
    • 感染症のある腱周囲
    • 感染症のある腱鞘内
    • 感染症のある滑液嚢内
    • 急性化膿性眼疾患
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 結核性眼疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 真菌性眼疾患
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
    • ウイルス性角膜疾患
    • ウイルス性結膜疾患
    • コントロール不良の糖尿病

副作用

主な副作用

感染症骨頭無菌性壊死

重大な副作用

関節の不安定化紅斑後嚢白内障誘発感染症緑内障

上記以外の副作用

悪心アナフィラキシー意識喪失胃痛嘔吐眼圧亢進眼球突出関節痛顔面紅斑顔面蒼白筋肉痛痙攣血圧上昇血圧低下月経異常血栓塞栓症下痢眩暈口渇呼吸困難骨粗鬆症ざ瘡刺激感失神紫斑しびれ脂肪肝しゃっくり消化性潰瘍食欲亢進食欲不振ショック膵炎頭痛ステロイド腎症精神変調喘息発作を増悪創傷治癒障害続発性副腎皮質機能不全組織萎縮による陥没体重増加多幸症脱毛多毛窒素負平衡低カリウム性アルカローシス疼痛糖尿病発汗異常白血球増多発熱皮下溢血皮膚色素沈着皮膚そう痒皮膚菲薄化疲労感腹部膨満感浮腫不眠脊椎圧迫骨折満月様顔貌ミオパシー網膜障害胸やけ野牛肩脂肪織炎圧痛増悪消化管穿孔腫脹増悪精子数増減皮膚線条疼痛増悪皮膚脆弱化ひきつり感中心性漿液性網脈絡膜症ピリピリした痛み感染症増悪精子運動性増減上腕骨頭無菌性壊死長骨病的骨折大腿骨頭無菌性壊死うつ状態

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 感染症のある関節腔内
    • 動揺関節の関節腔内
    • 感染症のある腱周囲
    • 感染症のある腱鞘内
    • 感染症のある滑液嚢内
  • 原則禁止
    • 急性化膿性眼疾患
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 結核性眼疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 真菌性眼疾患
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
    • ウイルス性角膜疾患
    • ウイルス性結膜疾患
    • コントロール不良の糖尿病
  • 慎重投与
    • 感染症
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪塞栓症
    • 脂肪肝
    • 腎不全
    • 糖尿病
    • 慢性肝疾患
  • 注意
    • 薬物に過敏な喘息
    • 食物に過敏な喘息
    • 添加物に過敏な喘息
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 希望禁止
    • 幼児・乳児
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 希望禁止
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 多発性骨髄腫の高齢者で全身状態不良(65歳〜)
    • 多発性骨髄腫の高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱
カルバマゼピン 本剤の作用が減弱
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
アスピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
ワルファリンカリウム 作用を減弱
血液凝固阻止剤 作用を減弱
シクロスポリン 血中濃度が上昇
サキナビル AUCが低下
リトナビル AUCが低下
インジナビル AUCが低下
HIVプロテアーゼ阻害剤 AUCが低下
フェニトイン 血中濃度が上昇又は低下
経口糖尿病剤 作用を減弱
インスリン製剤 作用を減弱
アセトヘキサミド 作用を減弱
生ワクチン ワクチン由来の感染を増強又は持続
血圧降下剤 作用を減弱
利尿剤 作用を減弱
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症
フロセミド 低カリウム血症
フェニトイン 本剤の作用が減弱
エフェドリン含有製剤 副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下
サリドマイド 中毒性表皮壊死症<Lyell症候群>
エリスロマイシン 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
イトラコナゾール 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
マクロライド系抗生物質 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
アゾール系抗真菌剤 副腎皮質ホルモン剤の作用が増強
インドメタシン製剤 デキサメタゾン抑制試験を実施すると試験結果が偽陰性
種痘 神経障害
ワクチン 神経障害

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.静脈内注射:
    1).内分泌疾患:急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、甲状腺中毒症[甲状腺<中毒性>クリーゼ]、特発性低血糖症。
    2).リウマチ性疾患:*リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)。
    3).膠原病:*エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)、*全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)、*多発性筋炎(皮膚筋炎)。
    4).腎疾患:*ネフローゼ及び*ネフローゼ症候群。
    5).心疾患:*うっ血性心不全。
    6).アレルギー性疾患:気管支喘息、喘息発作重積状態、*薬剤アレルギー・*薬剤中毒、その他の*化学物質アレルギー・*化学物質中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病、アナフィラキシーショック。
    7).血液疾患:紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、再生不良性貧血、凝固因子の障害による出血性素因、顆粒球減少症(本態性、続発性)。
    8).消化器疾患:*潰瘍性大腸炎、*限局性腸炎、*重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)。
    9).肝疾患:劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)。
    10).肺疾患:*びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。
    11).重症感染症:重症感染症(化学療法と併用する)。
    12).神経疾患:脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いる)、*末梢神経炎(ギラン・バレー症候群を含む)、重症筋無力症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)。
    13).悪性腫瘍:悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、好酸性肉芽腫。
    14).抗悪性腫瘍剤投与(シスプラチンなど)に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)。
    15).外科疾患:副腎摘除、侵襲後肺水腫、外科的ショック及び外科的ショック様状態、脳浮腫、輸血による副作用、気管支痙攣(術中)。
    16).整形外科疾患:脊髄浮腫。
    17).眼科疾患:*内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、*外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合)、*眼科領域の術後炎症。
    18).耳鼻咽喉科疾患:*急性中耳炎・*慢性中耳炎、*滲出性中耳炎・*耳管狭窄症、メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴、進行性壊疽性鼻炎、喉頭炎・喉頭浮腫、*喉頭ポリープ・*喉頭結節、食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    *印:適応の*印の附されている注射部位又は投与法に対しては、経口投与不能時、緊急時及び筋肉内注射不適時でのみ使用できるものを示す(その事由がなくなった場合は、速やかに他の投与法に切り替える)。
    2.点滴静脈内注射:
    1).内分泌疾患:急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、甲状腺中毒症[甲状腺<中毒性>クリーゼ]、特発性低血糖症。
    2).リウマチ性疾患:*リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)。
    3).膠原病:*エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)、*全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)、*多発性筋炎(皮膚筋炎)。
    4).腎疾患:*ネフローゼ及び*ネフローゼ症候群。
    5).心疾患:*うっ血性心不全。
    6).アレルギー性疾患:気管支喘息、喘息発作重積状態、*薬剤アレルギー・*薬剤中毒、その他の*化学物質アレルギー・*化学物質中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病、アナフィラキシーショック。
    7).血液疾患:紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、再生不良性貧血、凝固因子の障害による出血性素因、顆粒球減少症(本態性、続発性)。
    8).消化器疾患:*潰瘍性大腸炎、*限局性腸炎、*重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)。
    9).肝疾患:*劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)。
    10).肺疾患:びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。
    11).重症感染症:重症感染症(化学療法と併用する)。
    12).神経疾患:脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いる)、*末梢神経炎(ギラン・バレー症候群を含む)、重症筋無力症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)。
    13).悪性腫瘍:悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、好酸性肉芽腫。
    14).次の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法:多発性骨髄腫。
    15).抗悪性腫瘍剤投与(シスプラチンなど)に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)。
    16).外科疾患:副腎摘除。
    17).皮膚科疾患:*蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>、*※乾癬及び類症[尋常性乾癬<重症例>、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、*粘膜皮膚眼症候群[開口部糜爛性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病<眼症状のない場合>、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、*天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear−Usher症候群、増殖性天疱瘡)、*デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、*※紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)。
    18).耳鼻咽喉科疾患:*急性中耳炎・*慢性中耳炎、*滲出性中耳炎・*耳管狭窄症、メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴、進行性壊疽性鼻炎、喉頭炎・喉頭浮腫、*喉頭ポリープ・*喉頭結節、食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    *印:適応の*印の附されている注射部位又は投与法に対しては、経口投与不能時、緊急時及び筋肉内注射不適時でのみ使用できるものを示す(その事由がなくなった場合は、速やかに他の投与法に切り替える)。
    ※印:※印の附されている適応に対しては、外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いることとされたものを示す。
    3.筋肉内注射:
    1).内分泌疾患:慢性副腎皮質機能不全(原発性慢性副腎皮質機能不全、続発性慢性副腎皮質機能不全、下垂体性慢性副腎皮質機能不全、医原性慢性副腎皮質機能不全)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、*副腎性器症候群、*亜急性甲状腺炎、*甲状腺中毒症[甲状腺<中毒性>クリーゼ]、*甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、*特発性低血糖症。
    2).リウマチ性疾患、結合織炎:関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)、リウマチ性多発筋痛、強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)。
    3).膠原病:エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)、全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、*強皮症。
    4).腎疾患:*ネフローゼ及び*ネフローゼ症候群。
    5).心疾患:*うっ血性心不全。
    6).アレルギー性疾患:気管支喘息(但し、筋肉内注射以外の投与法では不適当な場合に限る)、*喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)、*薬剤アレルギー・*薬剤中毒、その他の*化学物質アレルギー・*化学物質中毒(薬疹、中毒疹を含む)、*血清病。
    7).血液疾患:*紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、*溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、*白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、*再生不良性貧血、*凝固因子の障害による出血性素因、*顆粒球減少症(本態性、続発性)。
    8).消化器疾患:*潰瘍性大腸炎、*限局性腸炎、*重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)。
    9).肝疾患:*劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)、*肝硬変(活動型肝硬変、難治性腹水を伴う肝硬変、胆汁うっ滞を伴う肝硬変)。
    10).重症感染症:*重症感染症(化学療法と併用する)。
    11).神経疾患:*脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いる)、*末梢神経炎(ギラン・バレー症候群を含む)、*重症筋無力症、*多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、*小舞踏病、*顔面神経麻痺、*脊髄蜘網膜炎。
    12).悪性腫瘍:*悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、*好酸性肉芽腫、*乳癌の再発転移。
    13).外科疾患:副腎摘除、*臓器移植・*組織移植、*副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲、*蛇毒・*昆虫毒(重症の虫さされを含む)。
    14).産婦人科疾患:*卵管整形術後の癒着防止。
    15).泌尿器科疾患:*前立腺癌(他の療法が無効な場合)、*陰茎硬結。
    16).皮膚科疾患:*※湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部湿疹あるいは肛門湿疹、耳介湿疹・皮膚炎及び外耳道湿疹・皮膚炎、鼻前庭湿疹・皮膚炎及び鼻翼周辺湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しない)、*※痒疹群<重症例に限る>(小児ストロフルス<重症例に限る>、蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>、固定蕁麻疹<重症例に限る><局注が望ましい>を含む)、*蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>、*※乾癬及び類症[尋常性乾癬<重症例>、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、*※掌蹠膿疱症<重症例に限る>、*※扁平苔癬<重症例に限る>、*成年性浮腫性硬化症、*紅斑症(※多形滲出性紅斑<重症例に限る>、結節性紅斑)、*粘膜皮膚眼症候群[開口部糜爛性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病<眼症状のない場合>、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、*天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear−Usher症候群、増殖性天疱瘡)、*デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、*帯状疱疹<重症例に限る>、*※紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)、*新生児スクレレーマ。
    17).眼科疾患:*内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、*外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合)、*眼科領域の術後炎症。
    18).耳鼻咽喉科疾患:*急性中耳炎・*慢性中耳炎、*滲出性中耳炎・*耳管狭窄症、メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴、血管運動<神経>性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、副鼻腔炎・鼻茸、進行性壊疽性鼻炎、喉頭炎・喉頭浮腫、*喉頭ポリープ・*喉頭結節、食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    *印:適応の*印の附されている注射部位又は投与法に対しては、経口投与不能時でのみ使用できるものを示す(その事由がなくなった場合は、速やかに他の投与法に切り替える)。
    ※印:※印の附されている適応に対しては、外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いることとされたものを示す。
    4.関節腔内注射:
    リウマチ性疾患、結合織炎及び関節炎:関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)に伴う四肢関節炎、変形性関節症(炎症症状がはっきり認められる場合)、非感染性慢性関節炎、痛風性関節炎。
    5.軟組織内注射:
    1).結合織炎及び関節炎:関節周囲炎(非感染性関節周囲炎に限る)、腱炎(非感染性腱炎に限る)、腱周囲炎(非感染性腱周囲炎に限る)。
    2).耳鼻咽喉科疾患:耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    3).歯科・口腔外科疾患:難治性口内炎及び難治性舌炎(局所療法で治癒しないもの)。
    6.腱鞘内注射:
    結合織炎及び関節炎:関節周囲炎(非感染性関節周囲炎に限る)、腱炎(非感染性腱炎に限る)、腱鞘炎(非感染性腱鞘炎に限る)、腱周囲炎(非感染性腱周囲炎に限る)。
    7.滑液嚢内注入:
    結合織炎及び関節炎:関節周囲炎(非感染性関節周囲炎に限る)、腱周囲炎(非感染性腱周囲炎に限る)、滑液包炎(非感染性滑液包炎に限る)。
    8.硬膜外注射:
    整形外科疾患:椎間板ヘルニアにおける神経根炎(根性坐骨神経痛を含む)、脊髄浮腫。
    9.脊髄腔内注入:
    1).血液疾患:白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)のうち髄膜白血病。
    2).結核性疾患:結核性髄膜炎(抗結核剤と併用する)。
    3).神経疾患:脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いる)、末梢神経炎(ギラン・バレー症候群を含む)、重症筋無力症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)。
    4).悪性腫瘍:悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)。
    10.胸腔内注入:
    結核性疾患:結核性胸膜炎(抗結核剤と併用する)。
    11.腹腔内注入:
    外科疾患:手術後の腹膜癒着防止。
    12.局所皮内注射:
    1).泌尿器科疾患:陰茎硬結。
    2).皮膚科疾患:※湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部湿疹あるいは肛門湿疹、耳介湿疹・皮膚炎及び外耳道湿疹・皮膚炎、鼻前庭湿疹・皮膚炎及び鼻翼周辺湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与せず、局注は浸潤、苔癬化の著しい場合のみとする)、※痒疹群<重症例に限る>(小児ストロフルス<重症例に限る>、蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>、固定蕁麻疹<重症例に限る><局注が望ましい>を含む)、乾癬及び類症[※尋常性乾癬]、※扁平苔癬<重症例に限る>、※円形脱毛症(悪性型円形脱毛症に限る)、※早期ケロイド及び※ケロイド防止。
    3).耳鼻咽喉科疾患:耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    ※印:※印の附されている適応に対しては、外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いることとされたものを示す。
    13.卵管腔内注入:
    産婦人科疾患:卵管整形術後の癒着防止。
    14.注腸:
    消化器疾患:潰瘍性大腸炎、限局性腸炎。
    15.結膜下注射:
    眼科疾患:内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合)、眼科領域の術後炎症。
    16.球後注射:
    眼科疾患:内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合)。
    17.点眼:
    眼科疾患:内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ぶどう膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、眼科領域の術後炎症。
    18.ネブライザー:
    1).アレルギー性疾患:気管支喘息、喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)。
    2).肺疾患:びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。
    3).外科疾患:侵襲後肺水腫。
    4).耳鼻咽喉科疾患:血管運動<神経>性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、副鼻腔炎・鼻茸、進行性壊疽性鼻炎、喉頭炎・喉頭浮腫、喉頭ポリープ・喉頭結節、食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    19.鼻腔内注入:
    耳鼻咽喉科疾患:血管運動<神経>性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、副鼻腔炎・鼻茸、進行性壊疽性鼻炎、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    20.副鼻腔内注入:
    耳鼻咽喉科疾患:副鼻腔炎・鼻茸、進行性壊疽性鼻炎、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    21.鼻甲介内注射:
    耳鼻咽喉科疾患:血管運動<神経>性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    22.鼻茸内注射:
    耳鼻咽喉科疾患:副鼻腔炎・鼻茸。
    23.喉頭・気管注入:
    耳鼻咽喉科疾患:進行性壊疽性鼻炎、喉頭炎・喉頭浮腫、喉頭ポリープ・喉頭結節、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    24.中耳腔内注入:
    耳鼻咽喉科疾患:急性中耳炎・慢性中耳炎、滲出性中耳炎・耳管狭窄症、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
    25.耳管内注入:
    耳鼻咽喉科疾患:滲出性中耳炎・耳管狭窄症。
    26.食道注入:
    耳鼻咽喉科疾患:食道の炎症(腐食性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.用法・用量は次の通りである。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    1).静脈内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜6.6mg、3〜6時間毎。
    2).点滴静脈内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜8.3mg、1日1〜2回。
    3).筋肉内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜6.6mg、3〜6時間毎。
    4).関節腔内注射:デキサメタゾンとして1回0.66〜4.1mg、原則として投与間隔を2週間以上とする。
    5).軟組織内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜5.0mg、原則として投与間隔を2週間以上とする。
    6).腱鞘内注射:デキサメタゾンとして1回0.66〜2.1mg、原則として投与間隔を2週間以上とする。
    7).滑液嚢内注入:デキサメタゾンとして1回0.66〜4.1mg、原則として投与間隔を2週間以上とする。
    8).硬膜外注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜8.3mg、原則として投与間隔を2週間以上とする。
    9).脊髄腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.83〜4.1mg、週1〜3回。
    10).胸腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.83〜4.1mg、週1〜3回。
    11).腹腔内注入:デキサメタゾンとして1回1.65mg。
    12).局所皮内注射:デキサメタゾンとして1回0.04〜0.08mgずつ0.83mgまで週1回(生理食塩液で4倍に希釈して用いる)。
    13).卵管腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.33〜0.83mg。
    14).注腸:デキサメタゾンとして1回0.33〜5.0mg。
    15).結膜下注射:デキサメタゾンとして1回0.33〜2.1mg、その液量は0.2〜0.5mL。
    16).球後注射:デキサメタゾンとして1回0.83〜4.1mg、その液量は0.5〜1.0mL。
    17).点眼:デキサメタゾンとして1回0.21〜0.83mg/mL溶液1〜2滴を1日3〜8回(4〜16倍の生理食塩液希釈液を点眼する)。
    18).ネブライザー:デキサメタゾンとして1回0.08〜1.65mg、1日1〜3回(生理食塩液で10倍に希釈して用いる)。
    19).鼻腔内注入、副鼻腔内注入:デキサメタゾンとして1回0.08〜1.65mg、1日1〜3回。
    20).鼻甲介内注射、鼻茸内注射:デキサメタゾンとして1回0.66〜4.1mg。
    21).喉頭・気管注入、中耳腔内注入、耳管内注入:デキサメタゾンとして1回0.08〜1.65mg、1日1〜3回。
    22).食道注入:デキサメタゾンとして1回0.83〜1.65mg。
    2.多発性骨髄腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法における用法・用量は次の通りである。
    点滴静脈内注射:ビンクリスチン硫酸塩、ドキソルビシン塩酸塩との併用において、デキサメタゾンの投与量及び投与法は、1日量デキサメタゾンを33mgとし、21日から28日を1クールとして、第1日目から第4日目、第9日目から第12日目、第17日目から第20日目に、投与する。なお、投与量及び投与日数は、年齢、患者の状態により適宜減ずる。
    3.抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)に対する用法・用量は次の通りである。
    静脈内注射、点滴静脈内注射:デキサメタゾンとして、1日3.3〜16.5mgを、1日1回又は2回に分割して投与する(最大16.5mgまで)。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    悪性リンパ腫に対する他の抗腫瘍剤との併用療法においては、併用薬剤の添付文書も参照する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明):次のような副作用が現れることがあるので、症状が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    1).ショック、アナフィラキシー:失神、意識喪失、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等の症状が現れることがあるので観察を十分に行う。
    2).誘発感染症、感染症の増悪:誘発感染症、感染症増悪が現れることがある。また、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    3).続発性副腎皮質機能不全、糖尿病。
    4).消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎。
    5).精神変調、うつ状態、痙攣。
    6).骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死及び上腕骨頭無菌性壊死等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー、脊椎圧迫骨折、長骨病的骨折。
    7).緑内障、後嚢白内障:連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
    8).血栓塞栓症。
    9).喘息発作:気管支喘息患者で副腎皮質ホルモン剤の投与により喘息発作を増悪させたとの報告があるので、十分注意する。
    2.その他の副作用:次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).内分泌:(頻度不明)月経異常。
    2).消化器:(頻度不明)下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進。
    3).精神神経系:(頻度不明)多幸症、不眠、頭痛、眩暈。
    4).筋・骨格:(頻度不明)筋肉痛、関節痛。
    5).投与部位:
    (1).関節腔内投与:(頻度不明)関節の不安定化が起こることがあるので、このような症状が現れた場合には、投与を中止する(関節の不安定化は投与直後に患部を強く動かすと起こりやすいとされているので、関節腔内投与後は患者をしばらく安静にさせる)。
    また、関節腔内投与により、疼痛増悪・腫脹増悪・圧痛増悪が起こることがある。
    (2).筋肉内又は皮内投与:(頻度不明)局所に組織萎縮による陥没が起こることがある。
    6).脂質・蛋白質代謝:(頻度不明)満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝。
    7).体液・電解質:(頻度不明)浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス。
    8).眼:(頻度不明)中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出。
    9).血液:(頻度不明)白血球増多。
    10).皮膚:(頻度不明)ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・皮膚脆弱化、脂肪織炎。
    11).その他:(頻度不明)発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減及び精子運動性増減、しゃっくり、*刺激感(*ピリピリした痛み、*しびれ、*ひきつり感等)[*:静脈内投与した際に、発現したとの報告がある]。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施する。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.感染症のある関節腔内、感染症のある滑液嚢内、感染症のある腱鞘内又は感染症のある腱周囲[免疫抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    3.動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪する恐れがある]。
    (原則禁忌)
    1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.消化性潰瘍の患者[粘膜防御能の低下等により、消化性潰瘍が増悪する恐れがある]。
    3.精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪する恐れがある]。
    4.結核性疾患の患者[免疫抑制作用により、結核性疾患が増悪する恐れがある]。
    5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪する恐れがある]。
    6.後嚢白内障の患者[水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪する恐れがある]。
    7.緑内障の患者[眼圧が上昇し、緑内障が増悪する恐れがある]。
    8.高血圧症の患者[ナトリウム・水貯留作用等により、高血圧症が増悪する恐れがある]。
    9.電解質異常のある患者[ナトリウム・水貯留作用により、電解質異常が増悪する恐れがある]。
    10.血栓症の患者[血液凝固能が亢進し、血栓症が増悪する恐れがある]。
    11.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒を遅延する恐れがある]。
    12.急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある]。
    13.ウイルス性結膜疾患・ウイルス性角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患及び急性化膿性眼疾患の患者に対する眼科的投与[免疫抑制作用により、これらの症状が増悪する恐れがある]。
    14.コントロール不良の糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪する恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.感染症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪する恐れがある]。
    2.糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪する恐れがある]。
    3.骨粗鬆症の患者[骨形成抑制作用及びカルシウム代謝の障害を起こすことにより、骨粗鬆症が増悪する恐れがある]。
    4.腎不全の患者[症状が増悪する恐れがある]。
    5.甲状腺機能低下のある患者[血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい]。
    6.肝硬変の患者[慢性肝疾患患者では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい]。
    7.脂肪肝の患者[脂質代謝に影響し、脂肪肝が増悪する恐れがある]。
    8.脂肪塞栓症の患者[脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪する恐れがある]。
    9.重症筋無力症の患者[使用当初、一時症状が増悪することがある]。
    10.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用が現れることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
    1).投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しない。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行う。
    2).投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行う。
    3).連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う(離脱症状が現れた場合には、直ちに再投与又は増量する)。
    4).原則として眼科用に用いる場合には2週間以上の長期投与は避ける。
    2.副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎が現れることがあるので、本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意し、異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行う。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
    3.副腎皮質ホルモン剤の投与により、気管支喘息患者の喘息発作を増悪させたとの報告があるので、薬物に過敏な喘息、食物に過敏な喘息、添加物に過敏な喘息等の患者には特に注意が必要である。
    4.本剤の長期あるいは大量投与中の患者、又は投与中止後6カ月以内の患者では、免疫機能が低下していることがあり、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させる恐れがあるので、これらの患者には生ワクチンを接種しない。
    5.特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
    1).本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認する。
    2).水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行う。水痘又は麻疹への感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずる。
    3).水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意する。
    6.本剤と、ビンクリスチン硫酸塩、ドキソルビシン塩酸塩の抗がん剤併用療法では、次記の事項に注意する。
    1).ビンクリスチン硫酸塩・ドキソルビシン塩酸塩の抗がん剤併用療法は、中心静脈カテーテルを留置して行う必要があり、本療法を行う際には、感染症の合併に注意する。
    2).本療法を行う多発性骨髄腫の患者のうち、多発性骨髄腫の高齢者、特に多発性骨髄腫の高齢者で全身状態不良例では感染症の合併に注意する。
    7.強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率は、副腎皮質ホルモン剤投与患者で高いとの報告があるので、本剤を強皮症患者に投与する場合は、血圧及び腎機能を慎重にモニターし、強皮症腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意する。また、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
    (相互作用)
    本剤は、主に肝代謝酵素チトクロームP450・3A4(CYP3A4)により代謝される。また、CYP3A4の誘導作用を持つ。
    併用注意:
    1.バルビツール酸誘導体(フェノバルビタール)、リファンピシン、カルバマゼピン[本剤の作用が減弱することが報告されている(これらの薬剤はチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
    2.フェニトイン:
    1).フェニトイン[本剤の作用が減弱することが報告されている(フェニトインがチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される)]。
    2).フェニトイン[併用により、フェニトインの血中濃度が上昇又は低下するとの報告がある(機序不明)]。
    3.サリチル酸誘導体(アスピリン)[併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒を起こすことが報告されている(本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する)]。
    4.抗凝血剤(ワルファリンカリウム)[抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は血液凝固促進作用がある)]。
    5.経口糖尿病用剤(アセトヘキサミド)、インスリン製剤[これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている(本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する)]。
    6.血圧降下剤、利尿剤[これらの薬剤の作用を減弱させる恐れがある(機序不明)]。
    7.利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く>(トリクロルメチアジド、フロセミド)[併用により、低カリウム血症が現れることがある(本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある)]。
    8.シクロスポリン[副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告がある(シクロスポリンの代謝を阻害する)]。
    9.マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン)、アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール)[副腎皮質ホルモン剤の作用が増強されるとの報告がある(本剤の代謝が阻害される恐れがある)]。
    10.HIVプロテアーゼ阻害剤(サキナビル、リトナビル、インジナビル)[本剤のAUCの上昇あるいはこれらの薬剤のAUCが低下する恐れがある(チトクロームP450に対して競合する可能性があり、また、本剤がチトクロームP450を誘導することより、これらの薬剤の代謝が促進される可能性がある)]。
    11.エフェドリン[副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され血中濃度が低下するとの報告がある(機序不明)]。
    12.サリドマイド[海外において、多発性骨髄腫における本剤との併用により、中毒性表皮壊死症<Lyell症候群>が発現したとの報告がある(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用が現れやすいので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[新生児に副腎不全を起こすことがあり、また、血圧上昇、心筋壁肥厚を起こすとの報告がある、動物実験で催奇形作用が報告されている]。
    (参考)本剤(デキサメタゾンとして1日0.15mg)をマウスの妊娠11日から14日まで4日間にわたり筋肉内注射した試験において、口蓋裂の発生が認められている。
    2.本剤投与中は授乳を中止させる[母乳中へ移行することがある]。
    (小児等への投与)
    1.小児等の発育抑制が現れることがあるので、観察を十分に行う。
    2.長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状が現れることがある。
    3.小児等では、特に投与部位の組織萎縮<陥没>を起こしやすいので、筋肉内又は皮内投与はなるべく避ける。
    4.低出生体重児で、脳性麻痺、一過性肥大型心筋症が起こることが報告されている。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    1.インドメタシン投与中の患者にデキサメタゾン抑制試験を実施すると試験結果が偽陰性になるとの報告がある。
    2.副腎皮質ホルモン剤は、細菌感染症に対するニトロブルー・テトラゾリウム試験に影響を及ぼし、試験結果が偽陰性を示すことがある。
    (適用上の注意)
    1.静脈内投与時:静脈内注射により、血管痛、静脈炎を起こすことがあるので、これを予防するため、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射速度はできるだけ遅くする。
    2.筋肉内投与時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
    1).筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行う。筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。特に低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児には注意する。
    2).筋肉内注射時神経走行部位を避ける。
    3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
    4).筋肉内注射時、注射部位に疼痛、硬結をみることがある。
    3.アンプルカット時(アンプル製剤):使用にあたっては、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
    (その他の注意)
    副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチン(種痘等)を接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、なりゆき湿度、遮光、3年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、デキサート注射液1.65mg、デキサート注射液3.3mgは通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
    (保管上の注意)
    遮光。

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